Fresh times

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第十一話 ~星の真相~





彼は、冒険をしていて気がついたことがあった。

それは、この星にあったといわれる文明は、非常に高度だったということである。



なぜなら、星には、信号機や商店などがそのままの形で残されており、しかも、信号機は、その動きを止めてはいなかった。

千年たっても壊れない信号機なんてあるのであろうか。



他にも、彼の脳では理解できないような、様々な機械製品が埃も被らず、あたかも一瞬前まで使っていたかのように残されていた。



なぜこの星は滅びたのだろうと、彼は疑問に思った、敵が攻めてきてもこの科学力なら倒せそうなのに。



噴火などで滅びたのだろうか?それならこのように、そのままの形で町が残っているはずは無い。



いくら自問自答しても答えは出てこない。



まぁ仕方ないと思い、彼は冒険を続けることにした。



すると、一軒の家を見つけた、普通の家だったが、どこか惹かれるところがあった。

彼はそこに入ってみた。

中は、地球の家と類似していて、非常に住みやすそうであった。

中を良く見渡すと、テーブルの上に手紙のような物があった、そこには



「ここへ来た旅人に告ぐ、すぐに立ち去ったほうがいい。

なぜなら、私達のように、不幸な目に会うからだ。

私達は科学に依存する生活をしていた、世の中の全てが科学によって支配されていたといっても過言ではない。

私たちが気づいた頃には、もはやこの星は脱力感でいっぱいだった。

科学進歩により、仕事を必要とすることも無く、何もしなくても生きていける状態だったからだ。

いつのまにか、この星の生命は、移住してしまった、科学に支配されるのが怖くなったのだ。

私も今から、新天地を求め旅にでる

旅人よ、この星の科学に支配される前に帰ってくれ。」



この星は、滅びたのではない、滅ばせたのであった。

彼は、早急に立ち去ることにした。

第十一話   完



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