しまねこしねま

今月見た作品2002.8

2002.8 鑑賞作品



8月中に観た映画です。わかりやすく★表示しました。

映画館でみたもの映画アイコン ビデオ・DVDやテレビでみたものビデオアイコン

●シッピング・ニュース ★★★☆☆ビデオアイコン
2001.アメリカ/◎監督...L.ハルストレム 
◎出演...ケビン・スペイシー、ジュリアン・ムーア、ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット
◎STORY...娘を残して妻は放蕩のあげく死んでしまい傷心のクオイルは両親が死んだという知らせをもってきた叔母と共に、家族のルーツのある島へいき船に関するコラム「シッピングニュース」を書くことになる。
◎ニューファンドランド島の自然がすごくきれいだ。この美しさは「サイダーハウス・ルール」「ショコラ」を撮ったハルストレム監督ならでは。圧倒されます。

●息子の部屋 ★★★☆☆ビデオアイコン
2001.イタリア/◎監督・主演...ナンニ・モレッティ
◎出演...ラウラ・モランテ、ジャスミン・トリンカ、ジュゼッペ・サンフェリーチェ
◎STORY...裕福な精神科医ジョバンニはある日事故で息子を失う。悲しみと後悔に打ちひしがれる家族は、息子にガールフレンドがいたことを知る。自分の部屋でくつろぐ息子。家族の知らない人生。
◎ここにでてくる父親は息子とのジョギングの約束をキャンセルし、その当日息子が死んだためにそのことをずっと後悔することになる。人生には「あのとき・・していたら」というボタンのかけちがえのようなことは数かぎりなくある。一瞬一瞬が決断の繰り返しだし、それが命につながってしまうこともある。でもそういうことはくよくよ考えてもしかたないことだ。今できることをしよう。今見えるものを見よう・・インテリアかっこいいです。

●アメリ ★★★★★ビデオアイコン
2001.フランス/◎監督・主演...ジャン・ピール・ジュネ
◎出演...オドレイ・トトゥ、マチュー・カソビッツ、ドミニク・ピノン、イザベル・ナンティー
◎STORY...冷淡な父と気難しい母の間に生まれたアメリは大人になっても空想の世界にいた。だれかを喜ばせるにも仕返しするにも一工夫しなくては気がすまない。そんな彼女がスピード写真コレクターの青年に恋をし、それが実れば空想世界から抜け出せると信じた。
◎みてみれば、その魅力はわかるはず。もし小物やドールハウス、遊園地、ケーキ、アンティークの家具、散歩、古着、そんなものが好きなひとだったらまちがいなくハマるんじゃないだろうか~。オドレイ・トトゥ、ずっとこのヘアスタイルでいてほしかったなあ~

●ケイブマン ★☆☆☆☆ビデオアイコン
2001.アメリカ/◎監督・主演...キャシー・レモンズ
◎出演...サミュエル・L・ジャクソン、アン・マグナソン
◎STORY...世捨て人の天才ピアニストが不思議な力を駆使して殺人事件の真相を暴く。天才と狂喜の間に生きる男が見た超現実は、真実の扉を開く鍵であった・・・
◎なんとなく事件自体がもひとつぱっとしないというかなあ、嫌悪感のある事件。あんまりおもしろくなかったの!

●バンディッツ ★★★★★ビデオアイコン
2001.アメリカ/◎監督...バリー・レビンソン
◎出演...ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェット、トロイ・ガリティ
◎STORY...直情型のジョーと神経質なテリーは一緒に脱獄、銀行の支店長宅に夜訪ねていって翌朝一緒に出勤して金を奪うという「お泊り強盗」として有名になる。そこへ退屈な主婦ケイトとジョーのいとこでスタントマン志望のハーヴィーが加わり4人で強盗を続けるがケイトがジョーとテリーの2人を愛したことで関係が崩れはじめる。
◎「レインマン」の監督さんなんだそうです。期待はまあまあ・・というとこだったがおもしろかった。日記に感想あり。

●ビッグ・リボウスキ ★★★★☆ビデオアイコン
1998.アメリカ/◎監督...ジョエル・コーエン
◎出演...ジェフ・ブリッジス、ジョン・グッドマン、ジュリアン・ムーア、スティーブ・ブシェミ、ピーター・ストーメア
◎STORY...デュードはボウリングだけは愛する、無職のだらしない男。同姓同名の大富豪にまちがえられてギャングの襲撃をうけたことから事件が始まる。
◎シネマ雑記に感想あり。ヨカッタよ。


●ブラッド・シンプル/ザ・スリラー ★★★☆☆ビデオアイコン
1999.アメリカ/◎監督...ジョエル・コーエン
◎出演...ジョン・ゲッツ、フランシス・マクドーマンド、ダン・ヘダヤ
◎STORY...アメリカ南部の田舎町を舞台に、悪徳私立探偵に狙われた3人の男女の恐怖を、斬新なタッチと映像テクニックで描く。1984年に発表された「ブラッドシンプル」を全編再編集ブラッシュアップ。
◎フランシスがどうもかわいいな~と思ったらそっか、これはかなり昔の映画なんですね。

●アウトブレイク(TV/吹替) ★★★★☆ビデオアイコン
1995.アメリカ/◎監督...ウォルフガング・ペーターゼン
◎出演...ダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ、モーガン・フリーマン、キューバ・グッディングJr
◎STORY...アフリカの小さな村に派遣された陸軍伝染病医学研究所のサムは、苦痛にうめきながら死んでいく住民を目にする。カリフォルニアの町でも同じ病気が大量発生。ところが陸軍から持ち出された未知の血清がこのウイルスに効果があるという。世紀末的新型ウイルスの脅威と軍の機密をめぐるサイエンススリラー。
◎日記に感想あり。おもしろかったです。

●チャーリーズ・エンジェル(再) ★★★☆☆ビデオアイコン
2000.アメリカ/◎監督...マックジー
◎出演...キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、ビル・マーレー
◎STORY...1970年代に大人気だったTVシリーズを人気女優トリオで映画化。シーンごとに衣装をチェンジするコスプレ映画にして、必殺カンフー連発、能天気なギャグも満載で楽しめる!
◎楽しいです。へんに気取ってない、狙ってないとこがいいと思います!スカッと笑えちゃう。

●楽園をください ★★★☆☆ビデオアイコン
1999.アメリカ/◎監督...アン・リー
◎出演...トビー・マグワイア、スキート・ウーリッチ、ジョナサン・リス・メイヤーズ
◎STORY...1861年。南北戦争勃発寸前のミズーリ、ドイツ系青年ジェイクは親友の父が北部系ゲリラに殺されたのをきっかけに、南部系ゲリラに入隊。南北の間で板ばさみになりながら誇り高くいきた青年たちの群像。
◎アン・リーの映画はほんとに映像に品があります。美しい。人柄とか趣味のよさがうかがえるなあ~。
でもストーリーがちょっと高潔すぎるのかしら・・途中で眠くなっちゃって~


●アメリカン・スウィートハート ★★★☆☆ビデオアイコン
2001.アメリカ/◎監督...ジョー・ロス
◎出演...ジュリア・ロバーツ、ビリー・クリスタル、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ジョン・キューザック
◎STORY...映画女優の姉グウェンの姉の付き人を務めるキキは、姉と別居中の義兄エディに密かに好意を寄せていた。映画の宣伝マンになきつかれ、渋る姉をひきつれて2人の最後の共演作のジャンケット取材に参加したキキだが・・・
映画業界の裏側で働く普通の女性が恋の力で成長していくサクセス・ストーリー。コンプレックスを持つ妹をジュリアが、ワガママな姉をキャサリンが好演。
◎アカデミー賞授賞式でかなりビリー・クリスタルには慣れているんだな~と実感。昔ならさほどおもしろいと感じないかもしれないけど笑っちゃう。この映画ではプロデュース、脚本(共作)もてがけている。これだけキャストが豪華だと楽しいね!この他にもクリストファー・ウォーケンもひとくせある役で登場。ちょっと注目なのはキキは昔デブだったという設定。回想シーンではほんとにかなり太ってます。

●D-TOX ★☆☆☆☆ビデオアイコン
2002.アメリカ/◎監督...ジム・ギレスピー
◎出演...シルベスター・スタローン、トム・ベレンジャー、チャールズ・S・ダットン、クリス・クリストファーソン
◎STORY..."D-TOX"とは、かつて軍の極秘指令基地として存在した地下要塞。ロッキー山脈の雪深い地に人知れぬまま存在し、現在は、ごく少数の警察幹部だけが知っているシークレット・エリア。狂信的な思想により警官ばかりを殺害するという、"ハンニバル・レクター"と並ぶ残虐な知能犯に、真っ向から精神と肉体の限界をかけて立ちはだかるのは、スタローン扮するFBIの敏腕捜査官ジェイク・マロイ。
愛する者を失い、時が流れても尚、心の深い傷を癒せないマロイは今、D-TOXにいた。そこには、他に優秀であるが故に精神のバランスを失った危険な者など、各国の9人の警官たちが収容されていた。 そしてまたこの"D-TOX"でも、一人、また一人と警官が殺害され、あの忌わしい猟奇的な殺人事件が、繰り返されようとしていた・・・・。
◎「セブン」(サイコスリラー)+「ダイハード」(ポリスアクション」というのが売りらしい。でもスタローンにいまひとつ元気ないというかんじ。やっぱ永遠のタフガイというのはムリがあるかも。話も陰気くさくてなんだかみてておもしろくないよ~クライマックスはけっこうはらはらします。

●エネミーライン ★★★★☆ビデオアイコン
2001.アメリカ/◎監督...ジョン・ムーア
◎出演...オーウェン・ウィルソン、ジーン・ハックマン、G・マクト
◎STORY...混乱のボスニア、偵察に出た機がうちおとされ、航行士は敵から逃れて救助場所に行こうと必死の逃亡を試みる。彼は、軍隊とは名ばかりの生ぬるい勤務にあきあきして辞表を出し、まもなく除隊しようとしている大尉だった。
◎話が単純でわかりやすく、ストーリーを追うストレスがなくていい。攻撃や爆発もかなりダイナミック。ぜひなるべく大きい画面&5・1chサラウンド鑑賞をオススメ。映画らしい映画です。それにしても、こういう救出モノって好きですね~。卑怯な敵に立ち向かう・・・どこまでも勇敢で、こういうのがアメリカでテロ以来流行っているのかななんて。基本的に好きそうですが。おもしろかったけど。

●セイ・エニシング ★★☆☆☆ビデオアイコン
1989.アメリカ/◎監督...キャメロン・クロウ
◎出演...ジョン・キューザック、アイオン・スカイ、ジョン・マホニー、ジョーン・キューザック
◎STORY...キック・ボクシング好きのロイドとハイスクール一の美人で秀才のダイアン。高嶺の花とからかう友人をよそに、ロイドのアタックでパーティに誘い、つきあうようになる。
◎かなり古い作品であった。DVDだと「新作」の文字に惑わされて錯覚してしまう。ヒロインはなつかしのリー・トンプソン似の、高校生アイドルってかんじの人だ。ダイアンはすごい秀才なので、自分の初体験の心理状態をすごく客観的に分析して整然と親に語るシーンが印象的だ。アタマがいいってこういうことなのね、と思う。軽くみるにはいいかんじかな。

●耳に残るは君の歌声 ★☆☆☆☆ビデオアイコン
2000.イギリス・フランス/◎監督...サリー・ポッター
◎出演...クリスティーナ・リッチ、ジョニー・デップ、ケイト・ブランシェット、ジョン・タトゥーロ
◎STORY...ユダヤ人のスーザンは難民となりイギリス人として育った過去があった。そして幼い頃アメリカに渡った父の歌ってくれた子守唄だけは忘れていなかった。パリのオペラ団で働きジプシー青年に惹かれるが、ナチが進軍、スーザンは父の写真をたよりにアメリカへ渡る。
◎冒頭他で流れる歌たぶん「真珠とり」という歌だったと思うが、これは昔もっていたオルゴールの曲で個人的にとてもなつかしくて、それはとてもよかった。あとは父とのエピソードにしても、ナチの件にしても、チェーサーとのことにしても全部話が希薄なかんじがしてなんとなくものたりなかった。クリスティーナ・リッチ、脱ぐとスゴイ!ちょっとダイエットしたほうがよかないですか?それとケイト・ブランシェットが三輪明宏にみえてしかたがなかった。

●プリティ・プリンセス ★★☆☆☆ビデオアイコン
2001.アメリカ/◎監督...ゲーリー・マーシャル
◎出演...ジュリー・アンドリュース、アン・ハサウェイ
◎STORY...ミアは人前でスピーチすると緊張して吐いてしまうような内気な女子高生。そんな彼女の前にヨーロッパから祖母がきて自分は女王で、ミアは唯一の王位継承者だと告げる。かくして王女になるレッスンが始まった。
◎「みにくいアヒルの子」というかんじ。ヘアメイクの手によってみがきあげられた彼女はとっても美しい。でもまあ、ふつうの女子高生としてなら前のままの方がチャーミングかも。

●サンキュー、ボーイズ ★★★☆☆ビデオアイコン
2001.アメリカ/◎監督...ペニー・マーシャル
◎出演...ドリュー・バリモア、スティーブ・ザーン、ジェームズ・ウッズ
◎STORY...15歳にして妊娠、結婚、出産を経験し作家になる夢を実現させた女性の半生を描いた実話。
◎ペニー・マーシャルはとても好きな監督のひとりだ。「ビッグ」「プリティリーグ」にみられるように映像や音楽の使い方がとてもあたたかで後味のいい作品を撮る人だ。この作品では家族愛、友情、嫉妬心などが丁寧に描かれている。親友がいっしょに妊娠したというのはビバリーにとってラッキーだったろう。どんななぐさめの言葉よりも、その人が自分と同じ境遇になったということはなにより支えだったはず。人間ってそんなもんだと思う。それからロクデナシなんだけど気のやさしいダンナ、レイがなんともいえずよかった。

●陽だまりのグラウンド ★★☆☆☆ビデオアイコン
2001.アメリカ/◎監督...ブライアン・ロビンス
◎出演...キアヌ・リーヴス、ダイアン・レイン
◎STORY...ダフ屋稼業や賭けで借金をつくりゆきづまった男が、報酬のため少年野球のコーチを引き受ける。治安の悪い有色人種の居住地区にあるチームで、波乱ののちにチームがまとまったところにある事件が。
◎なんとなくさっぱりまとまってしまっていて、強烈にうったえてくるものがなかったように思う。野球のシーンが淡白だったからか、コーチと子供たちの心の結びつきを強調するわけでなく、かといってコーチの心境の変化といってもそんなに劇的にかわったようにも見えないし。なんか、ものたりない、というかんじだった。




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