しまねこしねま

ことばのはこ


本や歌の歌詞などから気に入ったことばを集めてみることにしました。


だいじなのは変わってくこと
変らずにいること。

●「遠く遠く」(槙原敬之)より



人というものは、あっけなく死んでしまうものだ。
人の生命というのは君が考えているよりずっと脆いものなんだ。
だから、人は悔いの残らないように人と接するべきなんだ。
公平に、できることなら誠実に。そういう努力をしないで、
人が死んで簡単に泣いて後悔したりするような人間を僕は好まない。

●「ダンス・ダンス・ダンス」(村上春樹)より



言葉にならないものを大事にすればいいんだ。・・・
時間が経てばいろんなことがわかるよ。
残るべきものは残るし、残らないものは残らない。

●「ダンス・ダンス・ダンス」(村上春樹)より



季節のない街は解説を必要とする作品ではありません。
こころ滅びる夜にゆっくりと読まるべきものの一つですが、
文章の背後のそれほど遠くない場所につつましくかくされたものを読みとる静かな眼、
この世のにがさに多少なりとも訓練を受けたことのある人なら
誰にでもわかる作品と思えます。

●開高健による「季節のない街」(山本周五郎)解説文より



それから君は今、君の親戚などの中に是といって悪い人間はいないようだと云いましたね。・・・・
平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。
それがいざという間際に急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。
だから油断ができないんです。

●「こころ」(夏目漱石)より



ありふれた時間が愛しく思えたら
それは"愛の仕業"

●「Sign」(Mr.Children)より



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