何を選ぶのかは違って来ます。
夏は麻の襦袢や着物が優れていると言う方は随分おられます。
価格の事、肌さわりの事など、何を優先するのかでその素材は決まります。
自分は特殊な体質です。
東京の生まれ育ちですが、子供の頃から冬は凍傷に悩まされ、極度の低体温と冷え性です。
それは命にかかわるほどで、人には想像できないものです。
毎日が冬山で遭難したようになります。
冬は外に出られず、夏のクーラーは冷凍室のよう。
一般的に開発された冬の素材、ヒートテックなどは、体温のある人の為に作られたもので、
体温の低い人にとっては何の効能もありません。
自分の体温を閉じ込める物で、体温の低い人を温める効能はありません。
また、携帯カイロも同様。
自分が使うと冷たくなり、決して暖かくはなりません。
一度湯たんぽの上にのせ、暖かくしてから使わないと発熱しないのです。
ですから、夏の素材も植物の物は基本的に普通の人のような感触はありません。
夏でも動物素材の物を選びます。
夏の襦袢は天然繊維の麻も、化学繊維の爽竹も、着用してみました。
最終的に、動物繊維の絹にたどり着きましたが、絹の襦袢はペタっと肌につく感じがあるので、
絹の紋紗(本藍)を探していただきました。
通気性も良く、程よく汗を吸い、放出する。
そして、クーラーの中では体温の調整をしてくれます。
藍染なので、透ける着物の時は、爽竹にしたり、麻にしたりと使いわけています。
冬は藍の絹の襦袢が定番です。
肌と一体化し、体温の調整をしてくれます。
藍の襦袢はほとんどの呉服店は持っていません。(売れないので作りません)
知り合いの呉服店があったら、頼んでおいて、気長に待つのが良いでしょう。
現代の人が忘れてしまった肌の感覚。
着物に限らず、自分の体の声を聴き、何が自分に合うのか。
ありふれる情報の中から、何を選ぶのかは、自分次第だと思う。
何故着物業界はポリの半衿? 2026.05.06
片身替わりの着物 2026.04.29
雨の日の着物 2026.04.08
PR
Calendar
Keyword Search
Freepage List
Free Space