まきこんのこの頃

まきこんのこの頃

女性にオススメの本 new



★エステの鬼 山田美保子 新潮社
 いろいろなエステを、ためされている山田さんの本。藤原美智子さんから直接にメイクしてもらったり、ダイエットのために自腹でありとあらゆるものに挑戦するその姿に脱帽。鈴木その子ダイエットと足のフット・リクレソロジーをやりたいと思ったのもこの本から。
 歯列矯正をしたいなとこの本を読んで、やりたいなあと思った。聖子ちゃんの美容に対する話も脱帽。

★やりたいことはやってみよう 水島広子 大和書房
 衆議院であり、お医者さんでもある水島さんの本。同年代ということもあり、さらっと読めました。結婚もされていて二児の母であり、議員でありとそのパワーはすごいなと思いました。本のタイトルどおり、やりたいことはやってみようという気持ちになりました。女性だからお茶くみをしなくてはならないということや、仕事が忙しいから、何もできないという考えはだめだということをわかりやすく書かれていました。(反対に男性だからという理由で、24時間働かされるということにも反論をされていましたが)また、三歳児神話が女性を辛くさせているとも書かれていました。三歳児神話は、軍国時代、高度成長のために男は外で働いた方が都合がいいために作られたということらしい。また、三歳児神話を元に仕事をやめてしまったために母親にかかるストレスが、うつ状態になって子供の悪影響を与えたり、逆に働くことによって仕事だからと子供と向き合わなかったことに問題があると、精神科のおいしゃさんらしいことを、きちんと書かれています。「女性の足をひっぱるのは女性」という言葉にも苦笑いをしてしまいました。いかに自分らしく、生きていかれるかということを課題に書かれていました。流産を2度経験されていたことや選挙でお金がかかるのはおかしいといわれたことなど、さらりと書かれていましたが、とても筋の通った人だなと思いました。

★おかしくってもダイジョーブ 香山リカ
 こちらも精神科のお医者様でおなじみの香山先生の本。(余談だけど、香山先生って本名じゃないよね。これって、リカちゃん人形と同じ名前なんだよなあ^^;)90年~94年に対してのことを綴っています。今となってはもう8年~10年前。そんなに前なの?という感じですが、皇太子さまが結婚した時の話や貴乃花が宮沢りえと破局した話などが載ってるので、かなり古く感じます。10年一昔とはよくいったなあとこの本を読んで実感。
 私自身が、子供を産んで一番忙しくしていた時期だったので、かなり忘れていることも多く、懐かしく読みました。香山先生事態、お医者さんであるのに、とても軽いエッセイをかく人なので、共感をもてます。東京ラブストーリーがヒットして、純愛を唱えていたり浅野ゆう子が30になるというネタ事態(ということは、浅野ゆう子は今は40すぎたんだな)なんだかすんごく遠い話しのような気がする。そう考えると、ちっぽけなことで悩んでいても、確実に日々はすぎていくんだなとこれを読んで実感した私でした。
★女の勉強術・生活術 南 和子 三笠書店
 女性が結婚して主婦になってからの学び方を書かれた本。目から沢山のうろこがでました。ブラウスを一枚買うお金があったら、その分を筆記用具にあてるというコメントは身につまされたし、他人の意見や占い、流行っているからという理由だけで勉強を始めてはいけない、自分の意思でやりなさいとの話は、自分のことを指摘されているようで、なんだか恥ずかしくなりました。主婦という職業をプロにする、訓練校の活用、放送大学で学ぶなど。ファイリングの仕方、机の活用など、先生が教えてくれているように書かれていて生きるヒントが沢山ありました。
★新・快適生活術 リンダ・コブ
 イギリスでハリーポッターを抜いて、ベストセラーになったという本の続編。ただ掃除をしてきれいにするというだけでなく、季節ごとにわけた掃除の仕方、日々の楽しみ方などが書かれていて、とても楽しく読めました。読み終わったあと、自分らしく家の収納や過ごし方を楽しみながらやればいいんだと、改めて教えてくえた本。できたら早く単行本にしてもらって、いつでも持ち運びできるサイズになったらいいなあと思ってますが。
★ブリジットジョーンズの日記
 映画で上映されたものと、ほぼ同じ内容。同年代の等身大の女性を描いていて、クスと笑ったり、あーあと思ったりちょっとむっとしたりと、同じような気持ちになって読みました。ただ、ちょっと幼いなあと思うところも。これって一昔前なら、10歳くらい若い子にあてはまってるような内容なのではないかな?と感じたから。
 ダイエットやタバコのすいすぎ、お酒の飲みすぎなどの評価を入れてるところがニクイ!軽めに読みたいという人にお薦め。
★松田聖子論 上野千鶴子
 松田聖子という生き方と山口百恵という生き方を通して、現在人女性を語っています。読んでいると、聖子ちゃんの自分探し的生き方は、現在女性の生き方を繁栄しているような気がしました。一見わがままに見える生き方も、今の女性なら誰でも共感できるのでは?と感じました。
 反対に、20年以上も前に引退してから、一切カムバックをすることもなく、だんなさんと子供を守っていきる百恵さんの姿は、昔の女性ならではと思いました。彼女みたいな専業主婦が増えたら、現在の子供ってもっとしっかりするのかも。でも、そうするとまだまだ男性社会から抜け出せないのかもしれないので、半々の今の世の中は、ちょうどいいもかもしれませんが。上野さんの観察力はかなりするどく、表にして聖子ちゃんと百恵さんの生き方を分析をしてしまってます。今度は安室なみえ的な生き方をぜひ書いてもらいたいものです。

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