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パリ旅行記 1~5 不思議のメダイ
序章 不思議のメダイ 2010-01-24 不思議のメダイ効果? 2010-01-25
序章
2010-01-24
■不思議のメダイ
今日フリマに行ってぶらぶら見ていたら、十字架とかメダイを売っている人がいた。
私はキリスト教徒では無いのですが、結構十字架のアクセサリーとか好きなので
そこで並べられた品を見ていました。
私が気になった十字架は左右上下の長さが同じなアイアンクロスのような物で
合成のオパールらしきものがはめられていました。
いくらか聞くと3000円とのこと。
もう一つ似たデザインの気になる十字架もあったのでその時は買わずにフリマを
一周しながら考えてみました。
でもやっぱり気になって戻って来て見ていたら、売っている人が少しならまけてくれるか
又は、3000円の十字架に安い300円とか500円の商品を3つ付けてくれると言われて
私は3000円の十字架に3つおまけを付けて貰うことにしました。
そうしておまけを選んでいると、これは不思議のメダイになっていると説明された。
不思議のメダイ???Σ(!? ̄Д ̄)
初めて聞いた言葉に頭をひねる私。
なんかそれを付けると幸運になるらしい。
あ~十字架やメダイはもともとお守りの意味もあるしそれの特に効果がある物かと納得して
3つを選びました。
一番左のが3000円のイスラエルのシルバーの十字架
左から2番目のがカナダ、ケベックのバラの形のペンダントヘッドで中が不思議のメダイになってます
左から3番目の物はカナダ(以下略)の天国の扉を開ける為の鍵で不思議のメダイのデザインです
左から4番目というか、右端の物がカナダ(以下略)の十字架で不思議のメダイ模様です。
いや~面白い物が色々ありますね~。
天国の鍵を持っていればいつ逝っても安心ですね~。
そうしてフリマの帰りにブックオフに寄ったら時間限定で半額になるセールやっていて
ちょうど欲しかったマンガが105円で2冊あったのでそれを買った。
2冊で104円だった。素晴らしい。
210円のはずが105円になると思っていたのに104円!1円安い!!
これも不思議のメダイの効果?
でも家に帰ってネットで調べたら本物というか発祥地はフランスの教会
パリの奇跡のメダイ教会【CHAPELLENOTRE DAME DE LA MEDAILLE MIRACULEUSE】らしい。
カナダのケベックの物だということだからフランスのメダイ程の効果は無いのか?
まあおまけで貰った物だし過度な期待をしちゃ悪いのかも。
でもやっぱり幸運になれるお守りって聞くと嬉しいな~。
2010-01-25
■不思議のメダイ効果?
昨日フリマで思いがけず不思議のメダイを手に入れた私。
しかし、その不思議のメダイはカナダのケベックから輸入した物らしい。
ネットで調べたら、不思議のメダイの発祥はフランス、パリの
奇跡のメダイ教会【CHAPELLENOTRE DAME DE LA MEDAILLE MIRACULEUSE】らしい。
なのでパリに行って直接買いたいな~と思った。
フランスといえば、以前からルルドの泉に行ってみたいと思ってたしルーブル美術館もあるし
ベルサイユ宮殿もあるし。
でも今一人産休でいないから仕事休めないよねと思っていました。
それが今日上司の方から2月なら仕事少ないから休んでもいいと言ってきた。
Σ(!? ̄Д ̄)何このタイミング!!
不思議のメダイが私を呼んでいるのか?
何か嬉しいけどちょっと怖いような気もします。
あまり効果があると代償として大変な物を要求されそうで。
考え過ぎかな。
■パリ旅行記 1~5 2010-02-17~2010-02-21
2010-02-17
■パリ旅行記 1
不思議のメダイのお導きかしょぼくてしょっぱい人生を送っている私が何故か
おフランス
に行ける事になりました。
いや~人間長生きしてみるもんだね~。
でも何かいい事がありすぎるともう先が長くないんじゃないかとか考えちゃう。
初日は飛行機で移動するだけで終わりです。
飛行機は日本航空でした。
前の座席の背にテレビが備え付けられていて観光案内とか映画とか見れるんですよ。
凄い!!(*゚▽゚)こんなにサービスのいい飛行機に乗ったこと無いよ~。
流石日本の飛行機は違うな~。
ただ、赤字問題でごたごたしている今ここまでお金の掛かったサービスは無くてもいいのではないだろうか?
とか考えたけど、貧乏性の私は寝る時間を惜しんで映画をみました。
先ず、マイケル・ジャクソンの『THIS IS IT 』
THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション
いいですね~特にマイケルのファンでも無いのですが、いいということは分かりました。
しかも才能あるのに謙虚で他の人に気を使ってるのが分かって尚更好感が持てました。
『20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗』
本格科学冒険映画 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗(初回生産限定)
1、2章はみていて最終章だけみてなかったのでみられてすっきりしました。
しかし、『ともだち』切ないな~まあともだちと名乗ってる時点で切なさを感じていたけど。
『カールじいさんの空飛ぶ家』
【先着購入特典付き】カールじいさんの空飛ぶ家
最初のカールじいさんの人生の回想の部分で泣けました。
そこだけで映画になるような・・・と聞いていたのですが、本当にそうだと思いました。
『かいじゅうたちのいるところ』
かいじゅうたちのいるところ-オリジナル・サウンドトラック
オリジナル・サウンドトラックしかありませんでした。
まだDVDは発売されてないのかな?
姉と母に相手にされなくて家を飛び出た少年が船でたどり着いたところにはかいじゅたちがいて
少年がかいじゅう達の王様になったんだけど・・・という話でした。
次に『サロゲート』をみたのですが、最後までみれませんでした。
一旦アムステルダムで乗り換えです。
オランダに初めて来ちゃったよ~。
空港にチューリップの切花や球根、他の植物の種や切花が売られていた。
しかし、日本と比べて特に安くは無かった。
温室栽培とかで高いのかそれともいつもこれぐらいの値段なのか。
乗り換えした飛行機は1時間ちょっとでパリに着きました。
近いな~。
ヨーロッパの多くの国々が同じ大陸にあることを実感しました。
到着したのは19時。
現地スタッフにホテルまで送ってもらいました。
もう暗いので何処にも行かずに休みました。
2010-02-18
■パリ旅行記 2 モンサンミッシェル
パリに着いて1日目はモンサンミッシェルに行く予定でした。
日本でネットからモンサンミッシェルに行くバスツアーに申し込んでいた私は
待ち合わせ場所のパレ・ロワイヤル広場に朝の7時までに行かなくてはいけなかった。
なので朝の6時にホテルを出たのですが、暗い。
外はまだ夜のように暗いんです。
メトロに乗って待ち合わせ場所に行くつもりでした。
幸いホテルから歩いてすぐの所にメトロの駅が有りました。
しかし簡単にメトロに乗れるかと思った私は甘かった。
駅は無人でした。
どうにか頑張って券売機で地下鉄の回数券を買おうとしたのですが、
コインしか入れられないようになってるんですよ。
昨日の晩にパリに着いた私達は持って来たユーロをまだ一切使っていませんでした。
なので持っているのはお札だけです。
慌てて券売機の周りに両替機が無いかうろうろしてみました。
お菓子の自動販売機があるのでそれでお金がくずせるかもと思って近づいて行ってみると、
やっぱりコインの投入口しかない0(>_<)0 。
フランス人はお札を使わずに生きているのか?
っていうか、商売してるならお釣りぐらい用意しろよ~やる気あるのか ?( ̄△ ̄#)
などと憤っても仕方が無いので急いでホテルに戻りフロントでお札を両替してもらいました。
で、どうにかメトロに乗ることが出来ました。
散々苦労してどうにか買った回数券(カルネ)で地下鉄(メトロ)に乗って
悩みながらも乗り継ぎして集合場所にどうにか辿り着きました。
広場のどこら辺が集合場所か分からなかったのですが、日本人らしき集団がいたので分かりました。
バスに乗って凱旋門の横を通ってモンサンミッシェルに向かいました。
このツアーにはモンサンミッシェルの他にも田舎町にも行く事になってます。
先に田舎町に行きました。
小さいけど可愛い町でした。
鳥の鳴き声が3種類以上聞こえてきました。
フランスには鳥がたくさんいるようです。
しかも丸々としてよく太っている。
ここまで来るまで外の風景は北海道のようでしたが、北海道よりも農作物が豊富なようです。
北海道ではあまり鳥を見かけませんでした。
その後、名物料理のオムレツを食べに行きました。
ふわふわでした。
そして遂にモンサンミッシェルに行きました。
モン・サン=ミシェル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
■モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)とはフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ
小島に築かれた修道院である。
カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、1979年「モンサンミシェルとその湾」として
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、1994年10月にはラムサール条約登録地となった。
■モン・サン=ミシェルの歴史 [編集]
この島はもともとモン・トンブ(墓の山)と呼ばれ先住民のケルト人が信仰する聖地であった。
708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使・ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」
とのお告げを受けたが、悪魔の悪戯だと思い信じなかった。
再び同じ夢を見たが、また信じなかった。
ついに3度目には大天使はしびれを切らし、今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、
オベールは稲妻が脳天を走る夢を見た。
翌朝、オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が開いていることに気づいて愕然とし、ここに至って大天使ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を作ったのが始まりである。
966年にはノルマンディー公リチャード1世がベネディクト会の修道院を島に建て、
これが増改築を重ねて13世紀にはほぼ現在のような形になったものである。
中世以来、カトリックの聖地として多くの巡礼者を集めてきた。
百年戦争の期間は島全体が英仏海峡に浮かぶ要塞の役目をしていた。
モン・サン=ミシェルの入り口には今もイギリス軍が捨てていった大砲とその弾が残っている。
門の中に入るとイギリスが百年戦争の時に置いて行った大砲がありました。
あ~これが『ブログのような竹林2号機』2009/06/20(Sat)の
『モンサンミッシェルとフランス』に書いてあった
『イギリスのでかい置き土産を玄関に置いておくフランスが好きです。 』ってこの事か~。
しかし本当に何でこんなの展示してあるんだろう?
戦争の悲惨さを後世の人々に伝える為か?
ん~でもなんかそんな重苦しさは感じられないような気がするのは気のせいか?
階段を登って行くと雨が降ってきて大変でした。
階段を登りきる前にダンヌジャルクの像がありました。
彼女は今でもフランスの英雄なんだね。
修道院の中は40分くらいで見て回れるくらいでした。
修道院なので華やかさも無く寒そうな石造りの間が続いてました。
その間に雨が上がってました。
バスの中でガイドさんが今日の天気は「降ったり止んだり曇ったりだそうです」と言っていて
冗談かと思っていたのですが、本当でした。
修道院の中を見終わって外に出て階段の横にあるお店を見て回ったのですが、何か鎧とか剣とか
ドラゴンとかファンタジーのゲームかマンガに出てきそうな物が売られていました。
←日本刀までありました
ええ~?外国人のモンサンミッシェルのイメージってファンタジーなのか?
まあ天使のお告げで造られたってところからしてファンタジーか。
ブログのような竹林2号機に書いてあったクレープを食べてみました。
塩キャラメルのクレープです。
日本のクリームやフルーツ入りのクレープに比べると質素ですが、美味しかったです。
ある店には鶏の絵がたくさんありました。
ああフランス兄さんの鶏への愛がよくわかります
ここに来る前に行った町でも鳥の置物とかあったし、フランス人は鳥が好きなのかな
日曜日にはシテ島で小鳥の市があるそうだし(日曜日に行きました)。
門の外に出ると、虹が掛かっていた。
残念ながらモンサンミッシェルと一緒に写せる方向ではありませんでした。
モンサンミシェルからバスで帰ってきてのですが、途中休憩の為に寄ったサービスエリアの
自動販売機でオニオンスープを買ったのですが、とても美味しかったです。
塩味に飢えていた母も喜んでいました。
しかしサービスエリアから出てバスに乗り込もうとしたひょうが降ってきました。
フランスの天気ってどうなってるんだ~。
フランス天気変わり過ぎ。
このバスツアーの間だけで雨→曇り→雨→晴れ→ひょうだし。
それともここだけが天気が変わりやすかったのかな?
その後パリではここまで天気が変わったりしなかったし。
帰りは朝の集合場所ではなくタクシー乗り場の近くで降ろしてくれました。
タクシーに乗ろうとしたのですが、母はドライバーが黒人なのは怖いとか言っていたのですが、
順番で年配の黒人ドライバーに当たったのですが、母も諦めてそのタクシーに乗りました。
フランス語が話せないのでホテルの住所が書いてある旅のしおりを見てもらいました。
飛行場からホテルまで送ってもらう間にフランスでの過ごし方についての注意を教えてもらったのですが、タクシーでホテルの名前を言っても同じ名前のホテルがいくつもあるので住所を伝えなければどこのホテルだか分からないとの事。
・・・私にとってフランス人って個人主義だというイメージだけど、オリジナリティには拘りは無いのか?
黒人ドライバーはきちんと仕事をしてくれました。
母はあれこれ言っていたのにタクシー代が日本よりも安い事にすっかり気を良くしていました。
(|||_ _)なんて現金な・・・。
2010-02-19
■パリ旅行記 3 不思議のメダイ聖堂
モンサンミッシェルに観光に行って帰って来たので今日から本格的にパリ観光する予定です。
朝5時30分に起きて1時間で外出の用意して6時30分にホテルのビュッフェで朝食を食べてリュクサンブール公園に行きました。
鳥がいっぱいいました。
しかも丸々太っている。
太った鳩などは日本でも見かけますが、初めて太ったカラスを見ました。
やっぱりフランス人鳥が好きなのかも。
公園内にはたくさんの彫刻があるのですが、目当ては自由の女神像の原型になった彫刻です。
かなり探しましたが、見つけました。
パリにはもう一体自由の女神像があるようです。
そちらはフランス革命の記念にアメリカから送られた物で川のところにあります。
私は移動する車からしか見れませんでした。
つまりフランスとアメリカはお互い自由の女神像を送りあったって事らしい。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
自由の女神像
アメリカ合衆国ニューヨーク州にあるものが最も有名であるが、パリや
像の作者フレデリク・バルトルディの故郷コルマールをはじめ、ポワチエや
サン=テティエンヌ、アングレーム、ボルドーなどを含めフランス各地に点在している。
アメリカでは各地の博物館にもレプリカが収蔵されているほか、各地の広場にも
自由の記念碑として女神像が建てられている。
日本では東京や青森県おいらせ町にレプリカが存在する。
世界各地のテーマパークや遊園地にもアメリカの象徴物として自由の女神像のミニチュアが
設置されているほか、商店やホテルの看板として使われている自由の女神像は枚挙に暇がない。
ニューヨークの自由の女神像
ニューヨークにある自由の女神像は、アメリカ合衆国の独立100周年を記念して
フランスより贈呈され、1886年に完成した。
アメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴であるとともに、世界各地からやってくる移民にとって
新天地の象徴ともなっている。
パリ
フランスのパリにある自由の女神像は、フランスがアメリカに自由の女神像を送ったことの
返礼として、パリに住むアメリカ人たちがフランス革命100周年を記念して贈ったものである。
セーヌ川のグルネル橋のたもとに位置し、高さは11.5メートル、重さは14トンと、
ニューヨークにあるものより小さめである。
1889年11月5日に除幕式が行われた。
同じくバルトルディの設計によるもので、除幕も彼の手によって行われた。
左腕に抱える銘板には、フランス革命のきっかけとなったバスティーユ牢獄襲撃が起こった
1789年7月14日の日付が刻まれている。
公園の横にはソルボンヌ大学があります。
ソフトバンクのCMに出てくる白い犬のお父さんが留学していたソルボンヌなのかな。
次はパリに来るきっかけになった不思議のメダイ聖堂へ。
公園から歩いたのでちょっと迷いました。
しかし、ボン・マルシェという歴史ある有名デパートの裏という事だったので歩いていた日本の方にボン・マルシェの場所を聞いて辿り着く事が出来ました。
教会内
↓
勿論、メダイを買いました。
聖堂を後にした私は再び地下鉄(メトロ)でオルセー美術館最寄り駅に行き、
オルセー美術館でミュージアムパスを買い、入場しました。
ほとんど並ばずに入場できました。
そうしてオルセーで有名絵画や彫刻、工芸品を見ました。
工芸品ではやっぱり鳥が描かれているものがたくさんある気がしました。
やっぱりフランス人は鳥好き?
オルセーを見た後、歩いてセーヌ川に架かった橋を渡り、チュイルリー庭園の中を歩いて
オランジュリー美術館へ行きミュージアムパスで入場。
部屋一面のモネの睡蓮を見たりして又チュイルリー庭園を歩いてルーブル美術館へ行きました。
↓カルーゼル凱旋門とその向こうには有名なルーブルのガラスのピラミッド
この凱旋門は有名なエトワール凱旋門ではありません。凱旋門は複数あるようです。
普通に入場すると並ぶ事になるとガイドブックに書いてあったので地下から
ミュージアムパスで入場しました。
全く並びませんでした。
ルーブル美術館が大きい美術館なのは知っていたのですが、思ったよりもずっと凄かったです。
モナリザの絵が思っていたよりずっと小さい事にびっくりしました。
しかし展示作品の数が半端じゃない。
この日は金曜日だったのでルーブル美術館は21時45分まで開いているらしい。
私の計画ではギリギリまで見ていようと思ったのですが、体力の方がもたなくて
最後まではいられませんでした。
知らなかった。美術鑑賞には大変な気力、体力が必要な大仕事だったんですね。
疲れてもう見れないと思ったのでホテルに帰ろうとしたのですが、出口が分からない。
出られなくて困りました。
日本に帰宅後、ダ・ヴィンチ・コードを読んだら
ルーブルでは泥棒を締め出すのではなく中に閉じ込める『封じ込め警備』の手法を採り入れている
ってのがあったけど・・・そのせいなのか?
仕方なく一旦地下鉄(メトロ)の駅に行ってから外に出てタクシーに乗りました。
この時の運転手はフランス人かどうかは分からないのですが、白人でした。
運転中にケータイで話し始めてず~~~と話したまま運転していました。
母は怖がって降ろしてもらおうかと言い始めました。
私も事故を起こさないかどうか不安でした。
しかもパリの中心部から車やタクシーで宿泊するホテルに帰ろうとするとダイアナ(元妃)が
事故死したトンネルも通るんですよ。
でも何と言って降ろしてもらえばいいのか分からなかったし一応帰り道は昨日と同じだったし
大丈夫かな~と不安がっている間にちゃんとホテルに着きました。
彼がフランス人かどうか分かりませんが、フランスでは黒人の方が真面目に働いているようです。
そのせいかよく働いている黒人を見ました。
そして観光客がよく来る有名な教会の前や電車の中などにはフランス人か移民か分かりませんが
お金を恵んでもらおうとする白人がいました。
フランスどうなってるんだろう?
黒人の方が安く雇えるから黒人を雇う為にフランス人の失業者が多いとかそういった事情か?
フランス人はプライドが高く労働環境や条件が気に入らないとすぐストするしで
雇い主にとっては黒人雇った方がいいって事なのか?
母はず~~と日本食が食べたいと言っていてホテルの前の日本食レストランに行こうと言い出しました。
私は特に日本食が食べたいとは思ってなかったのですが、長時間ルーブルに付き合わせたので
その日本食レストランに付き合うことにしました。
私はビビンバを頼み、母は寿司を頼んだのですが、ご飯はタイ米のような細長いお米で
母は不味いから食べて~と音を上げてました。
それでも私は別に驚きはしませんでした。
ある程度こうなる事を予想していたからです。
オーストラリアから帰る飛行機の中で出されたご飯はパサパサなうえに味がしませんでした。
日本ではあんなご飯を食べた事はありません。
それに比べるとまだここのご飯は食べられました。
そんな事があったのにここに入る事にしたのは母に付き合うという事の他に
世界三大料理の1つフランス料理がある食にこだわるフランスで店を出していて
ある程度テーブルが埋まってる店なのでそこまで不味い物ではないのでは?と期待したからです。
世界三大料理出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世界三大料理(せかいさんだいりょうり)は、中華料理、トルコ料理、フランス料理のこと。
しかしオーストラリアから帰る時の機内食のご飯程ではありませんが美味しくありませんでした。
ホテルに戻ってからの母の驚きの言葉。
(#ノー_ー)ノあんたと一緒だとセーヌ川の岸辺を歩く事も出来ない!!
Σ(!? ̄Д ̄)って今日セーヌ川の岸辺歩いただけじゃ無く橋でセーヌ川を渡って
オルセー美術館からオランジュリー美術館に行ったんじゃん!!
(-'д-)母は一体この旅を何処まで理解しているんだろう?
2010-02-20
■パリ旅行記 4 ヴェルサイユ
今日も朝の5時30分に起きて出かける用意して6時30からのホテルのビュッフェで
食事してからいつものように地下鉄(メトロ)で出かけました。
最初に行ったのはヴァンヴの蚤の市です。
アンティークの掘り出し物とかあるかな~と思っていたのですが、実際はボロ市といったかんじでした。
驚いたのは雨が降ったりしていたのですが、平気で本を濡れるままにしてるんですよ。
あああああΣ( ̄ロ ̄ll)結構古くて厚い高そうな本なのに~~~~。
という光景があっちにもこっちにも。
フランス人本の扱いに拘らなさ過ぎるよ~。
結局蚤の市では何も買いませんでした。
迷いながら地下鉄の駅に行き、そこから高速郊外鉄道(RER)でヴェルサイユへ行きました。
昨日買ったミュージアムパスで入場出来るのでチケット買う手間は無かったのですが、入場するのに並びました。
中は豪華ではあったのですが・・・(-_-)。
結構小さい。
いえ、最初にヴェルサイユに来ていればそんな事を思わなかったと思うのですが、
あの巨大で豪華なルーブル美術館に行った後だとちょっと小さく思える。
ヴェルサイユ宮殿にがっかりしたくない人はルーブル美術館より先に行く事をお薦めいたします。
ヴェルサイユからパリに戻って来てシテ島に行きました。
先ず、あのノートルダムの鐘で有名なノートルダム大聖堂へ行きました。
DVDディズニー ノートルダムの鐘
大きな教会でステンドグラスのバラ窓が見事でした。
中は撮影禁止だと入り口のところにイラストの表示があったのにデジカメなどで撮影してる
東洋人がいっぱいいる・・・。
日本人じゃ無いと思いたい。
次にサント・シャペルに行きました。
ここもステンドグラスが綺麗でした。
次にコンシェルジュリーへ。
ここは14世紀から牢獄として使われていたところです。
マリーアントワネットも投獄されました。
つまり、今日はマリー・アントワネットが人生の絶頂期を過ごしたヴェルサイユと
転落後人生の最後を過ごしたコンシェルジュリーを見た事になります。
マリー・アントワネットの独房も再現されてます。
見張りが2人いたようです。
プライバシー無いな~(>ω<。)。
救い(?)はマリー・アントワネットが投獄された時もう37歳のおばさんだったって事くらい。
ノートルダム大聖堂は上にも登れるので並んでみようとしました。
行列の最後尾に行こうとしたら、変な人がいきなり追いかけてきてギャーと驚いちゃいました。
それを見て並んでる人達は笑っていました。
よく見ると、怖い顔のゴムのお面をした男の人でした。
ノートルダムの鐘の醜い鐘つき男カジモドのつもりだったのかも。
しばらく並んでいたのですが、全然列が動かないのでとりあえず諦める事にしました。
シテ島から出る2階建て観光バスが停まっているのが見えたので旅行社から無料乗車チケットを
貰っていたので乗ることにしました。
2階建てバスに乗るのは初めてなので2階に乗ったのですが、屋根が無いので寒い。
寒いだけではなく気を付けてないと街路樹の枝に当たる。
なのでオペラ座の傍で停まった時に降りました。
オペラ座の周りは色々な店が建ち並ぶ一大商業地区なのですが、
そこで見慣れた看板を発見。
ユニクロがありました。
中に入ってみたら人が大勢入っていてレジの前には行列が出来ている。
ユニクロ、パリで大うけのようです。
実際パリに来るまで、おフランスというとファッションショーのようなきらびやかな衣装を着て
香水の匂いをさせた人が街を歩いてるのかと思っていたのですが、実際は結構地味だし
香水の匂いにも気付きませんでした。
まあ、高級レストランとかオペラ座とかそういった所に一切行ってないせいかもしれませんが。
オペラ座から地下鉄(メトロ)でアベス駅へ。
ここで階段で上に登って外に出ようとしたのが間違いだった。
登っても登っても続く階段。
エレベーターに乗るべきだったと後悔しても遅かった。
外に出るだけで疲れました。
しかし疲れるのはここからだった。
地図を見ながら坂道が多いこの街を歩いたのですが、いつまで経ってもたどり着けない。
どうやら迷ったようです。
結局、別の地下鉄(メトロ)の駅、ブランシュまで歩いてしまいました。
そこで又地下鉄でアベス駅へ行って今度はエレベーターに乗って地上へ。
又しても迷いそうになって歩いていた人に道を聞く。
ちゃんと親切に教えてくれました。ありがとう。
フランス人思ったより親切だよ。
かなり階段を登って行ったのがモンマルトルのサクレ=クール大聖堂。
でも目的はサクレ=クール大聖堂ではありません。
エスパス・モンマルトル・サルバドール・ダリというダリの美術館です。
しかし、ここでもどこにあるのか分からなくて場所を聞きまくりました。
たいてい『ダリ』で分かってくれました。
皆親切に教えてくれました。
ようやく着いたのですが、本当に分かり辛い場所にありました。
着いた時。5時30分であ~6時までだったらもう入場できないかもと焦ったのですが、
6時30分までということだったので助かりました。
ダリの美術館を出た後、アベス駅へ戻ろうとしてまた違う地下鉄駅に行ってしまった。
やっぱりモンマルトルって苦手です。
地下鉄で凱旋門へ行きました。
凱旋門で階段を登って屋上の展望台へ。
ちょうど展望台にいる時にエッフェル塔がキラキラと輝きだした。
どうやら正午らしい。
毎正午から5分くらいエッフェル塔の照明がキラキラと点灯するんです。
クリスマスツリーのようなエッフェル塔が見れました。
そうして今度はそのエッフェル塔へ行きました。
エッフェル塔に登るのにチケットを買わなければいけないのですが、かなり並びました。
チケットは3階と2階までのものと階段で登るチケットがありました。
どうせなので3階に行ける13ユーロのチケットを買おうと母と話し合って決めました。
ようやく私達の番になってチケットを買おうとしたら、母が「じゅうさんユーロ、ツー」と言いました。
チケット売り場の店員は何階?と聞いてきたので。
私が「スリーフロアー」と言ったらそれでちゃんと通じたのかチケットを買えました。
母はじゅうさんユーロって言ったんだから3階に決まってのにと不満そうに言うので
じゅうさんって日本語だよと教えてあげました。
しかし私も母の事言えません。
スリーフロアーとか言ってるしそれ言うならサードフロアーだったんじゃ・・・(^◇^;。
まあ通じたからいいか。
っていうか、ここフランスなのによく私の拙い英語が通じたな~。
しかしここからが大変だった。
入場するのに又並び、エレベーターに乗るのに又並び、先ずは2階へ。
2階は吹きさらしでした。
さ、寒いよ~~~~。
風邪をひきそうだ。っていうかこれは絶対具合悪くなる人間いるだろう。
しかも3階に上がる為に又エレベーターの列に並ばなければいけないんです。
寒い中並んでいて唯一良かった事はとっても綺麗な女の子がいて並んでいた間
その子を見れたことです。
モデルとかアイドルのように綺麗でした。
どうにかエレベーターに乗って3階へ行くとそこは吹きさらしではなかった。
それだけの事がすっごくありがたい。
←エッフェル塔からの眺め
帰りも2階へのエレベーターに並んで、2階から地上までのエレベーターに並び地上に戻ってきました。
エッフェル塔の前の道にタクシー乗り場があるのでそこからタクシーに乗ってホテルに戻りました。
今回のタクシー運転手は黒人でした。
携帯で話し出すことも無く運転してくれました。
やっぱり黒人の方が真面目に仕事してるんじゃ・・・という疑念が浮かぶ。
ホテルに着いて夕食どうしようかという事になって母は地下鉄の駅に行く途中にある
スーパーのような店を見てみたいといい始めた。
観光で連れまわした私は母の言う通りにしてあげました。
しかし、店に行ったら、日本食もあるレストランがあったんです。
そこでメニューを見て動かなくなった母。
エッフェル塔で体が冷え切っていた私は震えながら早くホテルに帰りたいと思
いながらも嫌な予感がしてきてました。
メニューの前で停止してる母にレストランの店員が声をかけてきました。
これでこのレストランに入る事になりました。
母が寿司の『かえで』を頼みました。
そうして出てきた寿司はサーモンの寿司でした。
しゃりはタイ米のような細長い米ではありませんでしたが、硬い。
水が足りないのか?ともかく硬かったです。
フランス人は寿司はしゃりが命という事を知らないようです。
またしても口つけてすぐ私に食べてと言い出す母。
頼んだのが一つで良かった。
食べ終わると、ウエイターが美味しかっただろ?というように親指を立てて笑いかけてくる。
一応それに笑顔で答える私。
しかし私の頭の中にはしゃりが・・・という気持ちでいっぱいでした。
そうしてウエイターが何か言った。
私が聞き取れなくてえ?と首を傾げてるうちに母が断ってました。
後で聞いたらコーヒーを勧めていたようだ。
寿司を食べた後にコーヒー・・・( ̄ー ̄ ;)。
そこは日本茶を出して欲しかった。
2010-02-21
■パリ旅行記 5 ノートルダム大聖堂
今日は最終日で飛行機の時間は15時30分ですが、3時間前には空港に行っておいて下さいということなので観光できるのは午前中だけです。
朝食をホテルのビュッフェでとってたらホテルを出て右側に朝市(マルシェ)がやっているという話を聞き、母と見に行きました。
このカニは半分で日本円で千円くらいするのですが、とっても美味しかったです。
フランスで食べた物で一番美味しかったのはこのカニかも。
母は昨日で疲れたので観光は私だけ行ってくれという事だったので私だけシテ島に小鳥の市を見に行きました。
小鳥の市は小さい市なのですが、小鳥が中心のペットショップのような店が5、6軒出ます。
カナリアが多いようです。
シテ島まで来たからには昨日諦めたノートルダム大聖堂の高層部分へ行く為に並びました。
高層部分が開かれる時間前だったのにもう10人くらい並んでました。
時間になって中に入ったのですが、昨日なかなか列が動かなかった訳が分かりました。
中は細い階段がらせん状に続いていて登るのに時間が掛かる。
しかも階段が1つしかないので行きの人間が全員上がってから下りの人間を階段に通すというようにある程度人が集まってから係員が無線で連絡を取り合って階段に通してもらうというようになってます。
←登ったところからの風景
ノートルダムの鐘
ノートルダム大聖堂の鐘の音は・・・あまりいい音ではありませんでした。
思ったより時間が掛かってしまったので急いでホテルに帰りました。
ホテルをチェックアウトして空港に急ぎました。
しかし、これが大変だった。
地下鉄から高速郊外鉄道(RBR)に乗換えるのですが、乗るのはB線なのですが、母がD線だと言い始めたんです。
ここで母に押し切られたら終わりだと思った私は、とりあえず駅に降りてガイド本の路線図を見せて説得しました。
ようやく納得してくれて乗り換えの駅に向かいました。
しかしようやく着いた乗り換え駅で切符を買おうとしたら窓口に駅員がいない。
切符が買えないじゃないか~~~!!!|||(~□~;)|||
焦ってうろうろした挙句、売店に東洋人の店員がいたので日本人かもと思って話しかけたのですが、日本人じゃありませんでした。
でも切符を買いたいと言ったら駅員がいる所を教えてくれました。
ありがとう。無事帰ってこれたのは彼女のおかげです。
しかし窓口で切符を買おうとしたら、又お札が使えないΣ( ̄ロ ̄ll)。
ってパリ市内の地下鉄じゃないんで結構な値段なんですよ。
そんなに小銭を溜め込んでるわけ無いだろ!( ̄△ ̄#)
小銭が無いと困ってると、仕方ないと諦めてくれたのかお札を受け取ってくれました。
パリの鉄道、お札を使えるようにしてくれ~~~~((_ヾ(≧血≦;)ノ_))。
そのような困難を乗り越えようやく空港に到着。
で、又迷いながらもどうにか出発ゲートにたどり着いた。
しかし、飛行機に乗ってもすぐにフランクフルトで乗り換えでした。
フランクフルトで乗り換えチケットをもらう為に日本航空の窓口で日本人スタッフに対応してもらったのですが、分かりやすくて感動しました。
凄い分かりやすいよ。
分からない単語が一つも無いよ。
ひとしきり日本語に感動して空港内の店を見て回りました。
ドイツといえばビールにソーセージだと思って楽しみにしていたのですが、
空港内の店がマクドナルドにスターバックスそれに又しても怪しげな日本料理屋。
全然ドイツらしくない店ばっかり。
ソーセージが見当たらない。
一応軽食とか食べられるところに入ってビールを頼んだ。
あと軽く食べる物を探したらサンドイッチのような物があった。
パニーニらしい。
パニーニ・・・何でパニーニ?パニーニってイタリア風サンドイッチでしょ。
ここはドイツじゃないのか?
でもこのパニーニの中にソーセージが入っているかもと思って買ったのですが、中にソーセージは入ってませんでした。
でもパニーニがポテトチップと一緒に出てきた時、イモだ~。
イモに囲まれたイタリアちょっと萌えとか思ってしまいました。
しかし、あの出てきたビール美味しかったけどちゃんとドイツの物だったんだろうか?
その後ちゃんと飛行機に乗って日本まで映画をみたりしてました。
『サロゲート』の続きに『今度は愛妻家』と『チャーリーとチョコレート工場』をみました。
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