アトリエ5号星地区

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■大阪シャレ言葉


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今回は大阪弁って、やっぱしええ言葉やネぇ~っておハナシです。
題して『大阪シャレ言葉』のはじまり、はじまり。パチパチパチ。V(^0^)v

まずは、比較的良く知られている「今日の勘定は血みどろやで」
って言うと「頭割り。・・つまり割り勘」の事なんですよね。

落語にも出てくる、商売人の会話で
「お客さんどないです?」
「妹の嫁入りやねぇ。」(姉(ネェ)と相談。値ェ)
で、結局何も買わずに客が去ると…
「赤子のションベンみたいな客や」(ヤヤコ(赤子)しぃ…。)
「夏の蛤みたいで 身ィ腐って貝腐らん(見ィくさって買いくさらん)」

などなど、いっぱいあるんですよね。
「坊主の張り付け」=「高く付く(お金が高くつくの意味です)」
何故か? 坊主は頭がつるつるなのでよく「たこ坊主」と言います。
昔の張り付けは高い所に縛られて、槍で突かれましたよね。
だから「たこが高い所で突かれてる」をもじって、たこつく、たこつく。
たこうつく…。ばんざ~い!v(^0^)v

そのほかにも…。
「まったく雨降りの太鼓やで」(ドンと鳴らん、どうもならん)
「うどん屋の鰹やで」(ダシぬかれた(先を越された)
「五合(ごんご)徳利で」(一升(一生)つまらん)

こんなおハナシは「黒犬のおいど」(尾も白うない(面白うない))でっか?
それにしてもシルフちゃんは「なんて牛のおいど(尻)」なんやろ。(モ~の尻、物知り)
はっはっはっは。きゃはは。(^J^)

■巻き寿司、丸かじり。きゃはっ!

関西の節分は とっても面白い。何せ、巻き寿司を丸かじりするからやねん。
それも家族全員が揃いも揃って、恵方と呼ばれるその年にまことしやかに
決められた方角に向かって。
しかも食べている間は一切口を開くことは御法度。それどころか万が一その掟を破ろうものなら、勘当され、いずれは親子の縁まで切られると言う…(笑)
まぁそれは、幾分、オーヴァーな表現ではありますが…。喋っては駄目よ!なんですね。
但し「アハハ…」と笑いながら食べるのはOKらしい。(「がはは」は下品なので駄目)
う~む。まるで青春ドラマの世界みたいやねぇ。(どこがじゃ~。)

ウソや思ってるでしょ? 実はコレが関西では常識なんよ。やらない人は一人もおらんちゅうくらい
ほとんどの家庭で行われている節分の行事なんだわ。
しかも新聞に今年の恵方は○△×(北北西とか…)とか出たりするんよね。
真北とか真南ちゅうのはなく、南南西だとかヘンに細かい設定なのが実に胡散臭いでしょ(笑)

でもねっ!?こんな習慣は、昔はなかったんよ。
少なくともシルフちゃんのお子ちゃまの頃は…。
でっ調べてみました。この妖しげな風習について。

そもそも事の起こりは、豊臣秀吉の家臣だった堀尾茂助吉晴が,節分の日に
巻き寿司(のようなもの?)を食べて出陣し,その戦いに大勝利を納めた話
に由来するらしく,また,イワシ(これも丸かじりしたり玄関に吊す)については,“ドラキュラにニンニク”のたとえ
みたいに,鬼が嫌う匂いがイワシらしく(なんでやねん),厄払いを意味する類のようである。

1977年に大阪海苔問屋協同組合が節分のイベントとして道頓堀で実施した
のをマスコミが取り上げ、早速全国のお寿司屋さんがそれに便乗して
全国的に広まったというのがことの真相のようでございます。

巻き寿司を丸かじりするのは「福を巻き込む」からで「縁を切らないために
包丁を入れない」ということで、まるごと食べることになったとのことです

サンタクロースの赤白ルックがコカコーラの陰謀なら、節分の巻き寿司は
さしずめ海苔問屋の陰謀にほかならなかったわけでございます。
だれひとりとして、理由も知らずに節分になると無言で巻き寿司を食う。
困ったもんじゃよのう。

もっともシルフちゃんはず~っと以前から、節分の巻き寿司は、丸かじりせず
包丁で切って食べてましたとさ。(このバチアタリもの)

だって、こんな非合理的なこと出来るわけないでしょう。(^J^)

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