「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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お勧め漫画(の一部)
掲載誌:月刊少年ジャンプ→ジャンプスクエア
作者:浅田弘幸(「I'll」等)
主人公:ラグ・シーイング(男、第1話:7歳→第2話以降:12歳)
夜が明けることはなく、首都上空の人口太陽だけが輝く国、アンバーグラウンド。そこには国民の大切な「テガミ」とそれに込められた「こころ」を届ける国家公務員「BEE」―通称テガミバチがいた。
「テガミバチ」ゴーシュ・スエードが今回運ぶことになったテガミ、それは人間、ラグ・シーイングで、依頼主はラグが幼い頃連れ去られた(とラグは思っている)母親、アヌ・シーイングだった。
目的地「キャンベル・リートゥス」を目指す二人。しかし行く手には「こころ」を持たない「鎧虫(ガイチュウ)」という強力な生物が立ちはだかる。
銃などの通常の武器では決して倒すことができないという鎧虫だが、ゴーシュはテガミバチが持つ対鎧虫用の銃、「心弾銃」を使い鎧虫を倒す。
・・・まあ1話最序盤のあらすじとしてはこんな感じでいいんでしょうか。この後、ラグはゴーシュへの憧れや母親に会いたい気持ちからテガミバチを目指すわけです。テーマは「テガミ」と「こころ」。
アンバーグラウンド国は下等階級が住む「ヨダカ」、中産階級の「ユウサリ」、上流階級の「アカツキ」(この3つのネーミングも独特の世界観で人口太陽との距離を表しており良いです)と分かれていて、このあたりも話を発展させるキーポイントになるかと。
鎧虫を倒す「心弾銃」ですが、これは使用者の「こころ」を込めて発射するもので、これを受けた人間は使用者の記憶に触れます。主人公ラグの心弾「赤針」はものに込められた「こころ」をテレビのように表示することができます。
暗い夜の世界、主人公の母親は誘拐されている、など決して明るいとは言えない世界観ですが、それでも他の漫画を超越した温かみを持ちえているのは、それぞれのキャラクターの「こころ」が直接伝わってくるような描写の力でしょう。本当に今までにないほど温かい雰囲気の作品で、正直これは実際に読んでもらわないと絶対に伝わらないと思います。
また、キャラクターも、浅田先生が意識してるかはわかりませんが、主人公のショタ少年ラグ、ヒロイン?のロリ少女ニッチ、妹のシルベット、太ったコナー(笑)とまあいろんなタイプがいるのでそういうのが好きな人も是非。俺なんかは別にロリショタ妹属性に興味はないんですがw
そしてこの漫画を語る上で欠かせないのが浅田先生の素晴らしい絵。
公式サイト
のトップの絵とか
コミックス1巻の表紙
とか見てもらえればわかるとは思いますが。
漫画の中に登場する「こころの欠片」の描写とか凄いです。一つ一つ浅田先生の手描きだそうで。
えー長くなりましたが
マジでお奨めです!!
デスノートとかジョジョ(これらも個人的には同じくらい好きですが)みたいに人を選ぶ作品でもないので。
<<<以下追記>>>
この漫画の紹介や感想で、「手書きのテガミでなくメールなどの安易な手段が用いられている今だからこそ~」といった文章を散見しますが、
俺としてはこの読み方は間違いだと思います。
なぜならこの漫画での「テガミ」とは「こころ」がこもった贈り物全般を指しており、それは「手紙」という形式には拘らないものであるからです。
「こころ」がこもっていさえすれば、メールであれ手紙であれ、みんな大切な「テガミ」。
この作品におけるテガミの定義を考えると、そういうことだと思います。
「DEATH NOTE」
掲載誌:週刊少年ジャンプ
原作:大場つぐみ
作画:小畑健(「ヒカルの碁」等)
主人公:
夜神月
やがみライト
(男、第1部:17歳→第2部:23歳)
「名前を書かれた人間は必ず死ぬ」という死神のノート。
そんなファンタジーな設定を根幹に持ちながらも、「死刑」の是非や善悪の基準、正義とは何か、といった、現代社会において我々が真剣に考えなければならない難しい問題をも示唆しています。
しかし一方では週刊少年誌という土壌で描かれたこともあり、そういった哲学や精神論の部分よりも、
むしろ「このノートで世界を変えてやる!」と神気取りの主人公「夜神月」と、その神との戦いを楽しむかのような天才探偵「L」の頭脳バトルの部分に焦点が当てられており、
そのおかげでバトルものとして少年漫画らしい取っ付き易さを達成しています。
そして戦いには必ず勝者と敗者が生じるわけですが、この漫画においても最終的に勝者と敗者に分かれはするものの、どちらが考え方として正しかったのか、という部分には一切触れておりません。
ファンブックでこそ作者の一個人としての意見が述べられてはいますが、それを押し付けるようなことは一切ありません。
つまり何が正しくて何が正しくないのか、ということは最終的には「自分で決めること」であるということです。
思えば連載当時も月派とL派に分かれて大分口論をしました。
お互い「普通に考えて○のが正しいだろ」というような考えを持つことも多かったですが、そのような状況が起こるということ自体がこの作品が、そしてこの世界が一筋縄ではいかないことを示しているのではないでしょうか。
戦って自分の中の真理を探究するために、是非一度読んでもらいたい漫画です。
<以下、以前書いたお粗末な紹介文。参考までに。>
DEATH NOTE
いろいろ好きな漫画はありますが、そのなかでも群を抜いて好きです。小畑健さんのネ申のような画力と大場つぐみさん(ガモウひろしだと言われてます)のこれまたネ申のようなネームが合わさって最高の漫画になってます。主人公とライバルの善悪が曖昧になってるのもまた。逆の立場ながらどこか似たところのある二人のたいけつが描かれています。(ちなみに二人の名前もそれを象徴しているようです。ライトの頭文字をRとするとL(左)⇔R(右)となりますが、Lとすると両方ともLとなります。)
ポケットモンスタースペシャル
ポケモンらしからぬシリアルなストーリー展開が魅力。伏線の張り方もなかなか。
遊戯王
ギャグ漫画として読んでみるとこれが笑える。「ワハハハハ!!これがオレのオベリスクだ!!!」「オレを殺すなら・・・カードで殺せ!!」「カードで死ぬなら本望だ」などなど、数々の名言を残した社長さんが大好きです。
テガミバチ
月刊少年ジャンプで連載中。
国民の大切な「テガミ」、そしてそれに込められた「こころ」を届ける仕事、「テガミバチ」の物語。
読んでいると非常に心が温められます。
ドラゴンボール
説明不要。
最近はヒカルの碁のほったゆみさんの新作「ユート」とかも注目してます。
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