全3件 (3件中 1-3件目)
1
ある日、ちょっとしたことで、スタッフとぶつかり、「これ以上はうちにいてもらわなくていい」という内容のことを言ってしまいました。 女性の社長が書いた本をかなり読んできたほうだと思うのですが、「わたしはうちにあわない人は辞めさせる主義」と書いた本が多かったように思います。それは上司としての自分の考えを理解し、同意できない部下に対しての考えのようでした。 それで私自身、女性社長というものは男以上に決断力があり、ずばり物をいい、「明日からもう来なくていいから」と冷たく突き放すことができる人が優れた指導者というイメージを持っていました。 しかし、20代の長女にその話をすると、「ママ、それはひどい。考えがあわないだけでやめさせるのはひどい。わたしならそんな上司のために働く気になれない」といいました。「あなたは若いからまだわからないのよ」とわたしは言いましたが、「自分から言い出さないかぎり、不意にやめろというのはひどい。わたしなら納得できないわ」といいます。「わたしの世代には上司の声は天の声。絶対的なものだったのよ。だから上司の眼鏡にかなわず、考え方の至らない人なら辞めさせてもしょうがないと思う」 そうは言いましたが、わたしはそのスタッフの言動に怒りはしたものの、自分のした決断が会社にもその人にも大きな損失になることをどう自分自身に納得させたものか戸惑っていました。 会社の成長という大きな目的のために、わたしもその人もがんばって来たのです。そして、会社のためにプラスになる人とわたしが判断して招き入れた人だったのです。 そのようにして招いた人をわたしは以前にもう一人辞めてもらっていました。 これで会社に損失を招いたのは二人目になってしまいます。わたしは自分のリーダーシップのなさにうんざりしていました。どうしてもっと人をうまく動かせないのか。会社のため、わたしのために進んで働こうという気持ちにさせることができないのか。夜もよく眠れなくて、脳みそを絞りきるようにずっと考え続けました。食欲もなく、お菓子ばかり食べていました。そうして考えに考えて、思いにいたったのは、会社で大切なことは上下関係ではなく、信頼関係ではないか、ということです。完璧にみんなが敬服する上司と、完全な人格の部下がいるのではなくて、互いに頼りあい、重んじあえなければ彼らは会社のためには働いてくれないのではないか、ということです。 家族のように意見を素直にいい、こちらもそれを受け止める寛大さ、ゆとりがないと会社は有機的に生き生きとは動かないのではないだろうか。 その人とぶつかるまでの会社の雰囲気を思い出していました。結論は、その人はまだ会社には必要な人材であり、自分はその人が会社に残るべきだと結論しました。邪魔なのはわたしのプライドだけだ、と。 会社というのは社長の言うことだけを都合よくきくロボットのような社員をたくさん集めればいいのではない。みんなが納得して、同じ目的に向かって団結して向かおうと気構えを持ってくれるように社長が空気を作っていかなければいけないのだ。「よし」とわたしはテーブルに手をつきました。今からそれをやってしまおう。わたしはオフィスに行き、浮かない顔をしているスタッフの顔を見て、「あなたがよければ、もう少し働く気はありますか」と聞きました。「もちろんです」とその人は答えました。そうして、わたしはひとつの壁を乗り越えた気がしました。
2008.11.30
コメント(2)

秋の花が見たくて、名古屋港にあるワイルドフラワーガーデン「ブルーボネット」にでかけて来ました。 学者をしている連れ合いは秋の学会シーズンに入ったので、発表やらなにやらで机にかじりついているので、私は正直言って花が恋しかったんです。 そしたら、「ちょっとめどがついたから花を撮りに行く?」と言ってくれたので、「やった~」とばかりにでけけて行ったんです。 週に1回は花を見ないと落ち着きません。生来の花好きですから。それに食欲の秋、なにかと食べ物に手が出てしまう。そのうえ、アルコールの方もわりといける方なので、万年ダイエット状態。食べること以外で気分転換しないともちません。セージやワイルドフラワーの畑が花盛りで、たくさん写真を撮ってきました。一部をご紹介しましょう。 上の鉢植えの赤いつやつやした実ですが、調べてみたところ、どうも「チェッカーベリー」のようです。クリスマスシーズン用の植物らしいですね。リンクを入れておきます。ご訪問の皆様が「なんだろう?」と気にしていらっしゃったので調べてみました。 なお、ブログ友達のぽんすけさんが「この実がたべられるのでしょうか」としきりに気にしていらしたのでそれも調べてみましたのでごらんください。「チェッカーベリーはたべられるのか」 もっと花の写真をごらんになりたい方はこちら
2008.11.15
コメント(4)
ハロウィンが終わりましたので、カボチャのデザインを終了し、秋らしい写真を使いました。衣替えです。この写真はイギリスで撮ったものなのですが、ちょうどスコットランドでは日本でいうと高山のようなイメージの歴史のある町スターリングの古い教会です。赤い実のなっているのはナナカマドなのかピラカンサなのかわかりませんが、わたしのブログ友達のsmultronさんやjojoさん(スウェーデン在住)ならご存知かも知れません。2回も乗り換えして、ずっと超狭いエコノミークラスの座席に座り続けたおかげで、もうしばらく飛行機に乗るのはいいや、と思っていたのに、マンションのバルコニーで洗濯物を干しながら着陸態勢に入ってぐんぐん高度を下げていく飛行機を見て、「また飛行機に乗りたいな~」と思ってしまうから恐ろしいものです。前に書いたかもしれませんが、わたしの父は戦後すぐ中部圏中心の小さな航空会社を立ち上げた経緯もあり、よく名古屋空港(今は常滑市のセントレアが主となりましたが、当時は小牧市に国内線、国際線もありました)に行きましたし、飛行機に乗るチャンスも多かったのです。 83を過ぎた今でも、「死んだら鳥になって1日中空を飛んでいたいものだなあ」と言っています。 それで飛行機は昔から大好きで、今でも着陸も離陸も水平飛行も大好きです。 そんな私が同じ空の関係の宇宙医学を研究する連れ合いと一緒になり、また長男が大学で宇宙物理学を志しているらしいのも何かの縁なのでしょう。
2008.11.01
コメント(6)
全3件 (3件中 1-3件目)
1


