9/7(前編)・さては一鞍


昨日は流石に疲れたか、グッスリ汗掻いて(エアコン消してたので)イビキぐうぐう
で寝ていた様だ。

先ずは朝食ってんで、ポコポコとビレッジの中を歩いて行き、指定のメインホール横
レストランへと。当然ビュッフェ(バイキング)スタイルだが色々と品揃えがあって
腹一杯楽しめる。うむ~、ちと野菜が足りないのは否めないとこだが。
ばくばく喰って、さっさと用意だ用意、馬乗りだよん。これが今回の主目的。

記念すべき?第一回目はAM11:00から一時間の予約。ビーチの傍に立つテント横に数頭
繋がれていてマッタリしている。
観光乗馬って要素も大きい様で、拙者らの如くキュロット穿いてブーツにチャップス
にマイヘルメットなんて気合いの入った格好しとる奴はおらん。まぁ当然か。
みんな水着やら短パンやらでリゾートの格好してるプールサイドをこの格好でトボトボ
抜けていくと、結構「なんだろ?」って目で見られてるみたい。拙者は全然気になら
ないけれど。だって普段のクラブ往き来もこの格好で平気だし。

さて今日のお相手は、えと、名前は何だっけ、真っ黒なアルゼンチン産駒♂だそうで
名前聞いたけど憶えられましぇ~ん。
連れは鹿毛に模様の入ったポニーくん(ポニーでは無い)で、ガイドのおっちゃん
入れて三頭でポコポコと。
横に台もあるのだが、「そんな格好してるなら出来るやろ」とばかりに、係のにい
ちゃんが飛び乗れと言う。久しくやってない飛び乗り、出来るかな。
あらよっと、まぁ鞍がウエスタンみたくツノが生えてて掴まりやすいし、鐙が長め
なのもあってすんなりと。

ちう事で連れが乗って鐙合わせて貰ってる間に、勝手に浜辺出てポコポコ速歩やって
みる。うん、ちゃんと脚に反応するねぇ。(後で訊くと、この子はブリもウエも
出来て、ポロにも出られるっちゅうなかなかの御仁なのだった。)
海岸で一人ふらふらしてる内に合流、三頭で速歩・軽速歩でビーチを進む。
うーん、延々速歩かよぅ。飽きて来たので勝手に駈歩出したりする。
波打ち際をタッカタッカ、楽しぃ~っ。これこれ、これなのよねぇ。
蒼い海、どこまでも続く白い海岸、波打ち際を白馬で颯爽と駆け抜ける。黒いけど。

途中で砂浜に累々と木が倒れている場所に遭遇した。砂浜の木が波に洗われて倒れた
感じで、何となく映画「史上最大の作戦」(ノルマンディー上陸作戦だったっけ?
ジョンウェインが出てた"D-Day"って奴)の海岸のシーンを連想させる。
速歩で木を避けて走るが、一部は横木跨ぎになったり、超低障碍飛越?になったり。
こりゃ面白い~。ただ何故かここはアブだらけで、馬くんがイヤイヤするのが困る。
拙者も何カ所か喰われちまったよ。(帰国した今、未だに座を持って腫れてるし。)

ちっちゃな入り江を渡り、向かいにある何とかパーク(名前聞いたけど忘れた。
つかマレーの名前って憶えられないぞ)に馬で乗り付ける。
今日は日曜なので、現地の人やらが沢山居る所へいきなり海岸側から「ぬっ」と馬
が現れたもので、結構注目を浴びる。悪くない感じねぇ\>見られるって。
日本で言えば「海の家」の様な売店の横から公園を出て、ここから暫くは舗装路を
ぱっこぱっこ速歩で。軽速歩も良い加減ダルくなって来たが、舗装路で駈けると
肢を痛めかねないだろうからと我慢我慢。
すれ違う車に乗ったガキんちょ共の視線を感じるぜ。

2キロ程行った所で道をそれ、今度はブッシュをガサゴソ。大した木が生えている
訳では無いが、時々顔を避けないと「ぺしっ」と枝でしばかれたり、下手すると
ラリアート喰らわされそうである。変な痒い虫は居ないだろうなぁ。

往路の「ノルマンディ」と入り江を迂回した形で、再度浜辺に出る。
よっしゃ行け~。「ハイッ」とウエスタンばりに声駈けると、すかさず「あらよっ」
とばかりにぴゅーっと駈歩。こりゃまた楽しぃ~っ。ちらっと後見ると、連れも
満面ニコニコで駈歩させてる様だ。よしよし。

あっちゅう間に時間終了、元の場所にぽっこぽっこ走って戻る。
強い陽射しの下、汗はタップリ掻いたが、風が吹いていたのでそれ程の疲れは無し。
馬くんたちは次のお仕事に出掛ける。って言ってもお散歩モードなので、沈静化には
良かろうて。


さてさて、今日はここネクサスを後にして、ネットで「乗馬はここっ」と書いてた
「シャングリラ・ラサリア」に乗馬しに向かう。
最初は「ゲスト(宿泊客)だけっ」て断られたのだが、連れの執拗な、いゃ精力的な
メール攻撃、じゃ無くてお願い交渉が功を奏して、「じゃあ今日の夕方と明日の午前
乗せてあげる」って事になったのだ。
→結局は「通うの面倒だ」「時間に急かされるのイヤ」「どんなとこか見てみたい」
てのがあって、一泊することになったのだが。

一泊分の荷物と乗馬道具を別の鞄に詰めてタクシーでネクサスからシャングリラへ。
タクシーって言っても、またもや例のボルボで、また同じおっさんの運転かよ。
RM60ってのは少しボッてる気もしなくは無いが、まぁこんな物でしょ。
途中「アレがキタバル山だぜっ」と説明してくれる。標高4,101mだかの高い山、頂上
にはミッキーマウスの耳の様な小さな出っ張りが二個。
「あの頂上って行けるの?」と訊くと丸二日掛かるとか。一日目は5時間登坂して
ビバーク、翌朝3時間で頂上だとか。まぁ富士山みたいなものですか。

30分ほどで到着、やはりここも売りが「ゴルフ」リゾート。
タクシーを降りてレセプションに向かうと、銅鑼?を「ごわぁ~ん」と鳴らされて
ガムランの生演奏(ってったって一鎖だけだが)でお出迎えってか。

ロビーのソファに腰掛けて、ウエルカムドリンク(ライムジュース、これがスッキリ
してて旨い!)を啜りながらエントリーカードに記入する。何と受付嬢が「さゆり」
さんと言う日本人の方で、元々日本の某リゾートで働いていたが、一月前にこっち
に来たそうである。
部屋は321号室。まぁ普通のホテルルームなんだが、ネクサスの離れから見たら見劣り
するのは否めないとこである。
因みに今日は台湾人の団体さんが泊まるとの事。何かヤな予感…。


で続く。


[こっそり]
マレーの通貨はリンギットでRMと標記する。国家統制でマレー国外での換金が出来
ない事になっているそな。
少し(かなりか)前にデノミが行われ、RM100→RM1とされたそうだ。
現在の実質レートではRM1=\\31~\\33程度か。



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