美しき日々

美 し き 日 々



愛し、憎み、夢を追い、傷ついた あのころ

抗えない運命に涙した あのとき

いま振り返ればすべて、美しき日々・・・



『美しき日々』は、2001年3月~6月(60分×24話)にSBS(ソウル放送)で放送された正統派ラブ・ストーリー。心に傷を負った4人の若者たちの様々な愛の形をダイナミックに描いた全24話の秀作ドラマである。










ス ト ー リ ー

第1回 「門出」
1975年レコード大賞。イ・ヨンジュンが社長の明音レコード社のヤン・ミミが有力候補とされていたが、ビクトリーレコードのティナ・ジョンが受賞する。 ビクトリーの社長イ・ソンチュンの裏工作を知ったヨンジュンは、ソンチュンと口論の末、撲殺され、事故死に偽装される。 そのことを知らないヨンジュンの妻ミョンジャは、息子ソンジェを出産する。 10年後、ミョンジャはソンジェを連れ、妻を亡くしたソンチュンと再婚。 だが先妻の子・ミンチョルとミンジハ、父ソンチュンと新しい家族に対し反感と憎悪の念を抱くのだった。 ソンジェはソンチュンと慰問に訪れた養護施設「天使の家」で、姉妹同様のヨンスとセナに出会う。 そして、さらに時は流れて・・・。



第2回 「誤解」
ビクトリー・レコードでのCD万引き事件によって思いがけず再開を果たしたヨンスとセナ。 しかし、驚きのあまり言葉を交わすことなくそのまま別れてしまう。レコード大賞の祝賀パーティーで、踊りながら人前で服を脱ぎ始めた若い女性をヨンスが制する。 その女性とは、ミンチョルの妹ミンジだった。ヨンスに感謝するミンチョル。ヨンスは社長の息子であるミンチョルのことを、幼い頃施設で出会ったソンジェと勘違いしていた。 ヨンスの何か物言いたげな眼差しに、ミンチョルはまんざらでない気持ちを感じ始める。 一方路上では、バイクに乗ったソンジェがセナと衝突。セナはソンジェに、インターネット上だけで曲を発表する謎の歌手ZEROへの憧れを話し始める。



第3回 「絆」
ヨンスはミンチョルに「妹を歌手にして欲しい」と懇願。ミンチョルは一度セナニ会うことを約束する。セナを救うには夢を叶えることしかない、とヨンスは考えていた。 街中の壁に落書きをしたことで警察に捕まったミンジ。絵を描くことは好きだが夢を持つ気はなく、そんなミンジをミンチョルは悲しく見つめる。 一方ソンジェは、周囲への気兼ねから音楽という夢をあきらめ、医者という家族の期待に沿う生き方を選んでいた。しかし、趣味としてすらも音楽に触れることは許されず、悲しみに沈むのだった。 ヨンスは、一緒に暮らそうとセナを訪ねるが、セナは聞かずに出て行く。ソンジェを呼び出したセナは「落ち込んだときに会う友達になろう」と提案、ソンジェも快諾する。



第4回 「新たな歩み」
セナに歌手になるチャンスを与える代わりに、住み込みでミンジの家庭教師になることをヨンスに提案するミンチョル。 ヨンスとミンチョルは「妹に対する深い愛情」を互いの心に見出していた。火事騒動でスナックを追い出されたセナは、ソンジェを呼び出して食事をおごらせる。 そこへビクトリー採用の連絡が入る。ヨンスとミンチョルの取引を知らないセナは「歌手になることに集中するためだから」とヨンスに自分の前から姿を消すよう言い放つ。 セナの採用を見届けたヨンスは、セナの世話を親友のナレに託し、家庭教師としてミンチョルの家へ入る。そこでヨンスは、イ家の複雑な家庭関係を知る。



第5回 「母の面影」
ビクトリーでのレッスンに励むセナ。しかし、安ホテル住まいと貧乏がたたって倒れてしまう。 セナの病室で顔を合わせたヨンスとソンジェ。ヨンスはソンジェがセナの彼氏だと思い込み、関係を問いただす。 セナから「ヨンスは裏切り者だ」と聞いていたソンジェも、ヨンスのことを快く思わないのだった。 自分のアパートでセナの面倒を見ることになったナレ。ナレには「一流のマネージャーになりたい」という夢があった。 一方、ミンチョルとミンジの母親の命日に、父がレコード業界のパーティーを開き、その席で財界人の令嬢と見合いをさせようとしていることを知り、怒りを感じたミンチョルは、ヨンスを伴い会場へ現れる。



第6回 「運命」
セナに目をかけている作曲家のチョンフンは、自分の後輩でビクトリー・レコード社長の次男であるソンジェを紹介する。 セナはあの時の施設に来た男の子がソンジェであることを知り、自分とソンジェの出会いに運命を感じ始める。 一方のソンジェは、自分に絵をくれた女の子がヨンスであることを知り、急速にヨンスへの思いを募らせていく。 ヨンスはミンジの絵の才能を引き出すため、街で似顔絵書きをさせる。初めて自分でお金を稼いだミンジは、ミンチョルにプレゼントを買う。 ミンジの屈託のない笑顔にミンチョルは、礼としてヨンスに小切手を渡すが、ヨンスは受け取らない。 ミンチョルはヨンスに、そのお金で自分の似顔絵を描くよう依頼する。



第7回 「ZEROの正体」
ZEROを誘き寄せるための記事を出し、少女チェウンの病室の前でZEROを待つミンチョル。 そこへソンジェが現れる。先輩に会いに医局へ行く途中だと言うソンジェだが、ミンチョルの胸に疑念がよぎる。 結局、ZEROに会えなかったミンチョルは、ヨンスを誘い朝の河原へ。ヨンスの都合などお構いなしに誘ってくるミンチョルに、ヨンスは戸惑う。 遊園地で行われるイベントに、前座として出演が決まったセナは張り切る。ソンジェはヨンスを誘い会場へ。 しかしセナは、ライバルのクムスクの陰謀にあい、初ステージは苦汁をなめることとなった。 絶望に底に突き落とされたセナに、ソンジェはヨンスの背中を押す。初めは抵抗するセナも、やがてヨンスの腕で泣きじゃくるのだった。



第8回 「嫉妬」
ミンチョルはZEROに関する質問をソンジェにぶつけ、「ZEROは捕まえたも同然、あとは待つだけだ」と思わせぶりな発言をする。 一方、レコーディングの決まったセナは、いっしょに祝ってもらおうとソンジェをビクトリーに呼び出す。そこへヨンスも駆けつけるが、ソンジェを好きなセナはヨンスを牽制、ヨンスは居づらく席を立つ。 企画室で仮眠しているミンチョルを見かけたヨンスは傍らへ。その時、ミンチョルがヨンスに渡した携帯が鳴る。相手がソンジェと知り激昴するミンチョル。 ヨンスは鳴きながら立ち去る。その様子を見ていたソンジェはミンチョルを非難、自分のヨンスに対する思いを告白する。



第9回 「恋の芽生え」
ミンチョルに連れ出されたヨンスは、車を降り一人ソウルへ戻ろうとするが、立ち去りきれずミンチョルと一夜を過ごすことに。 二人きりの幸せな時間。ヨンスはミンチョルを好きだという自分の気持ちに素直になると、ミンチョルに告げる。 一方、約束の場所に現れないヨンスを心配したソンジェは、一晩中ヨンスを探し回り、翌朝戻ってきたヨンスに愛を告白。 ミンチョルの言動は、ソンジェへの嫌がらせのためヨンスを利用しているだけだと言う。 ヨンスとソンジェの間柄を不審に思ったセナは、挨拶を口実にチョンフンを伴い社長宅へ。そこへヨンスとソンジェが帰宅する。



第10回 「失意」
ミューズ・レコードの新社長ヤン・ミミことヤン・ギョンヒの過去を調べたミンチョルは、一枚の写真に驚く。 そこには明音レコード社長イ・ヨンジュンの葬儀に参列する身重の未亡人ミョンジャの姿があった。 ミンチョルはミョンジャを呼び出し、ソンジェの父親は誰かと問いただす。 一方、CDデビューをクムスクに先んじられ、落ち込んだセナはビクトリーを辞めるといいだす。セナが心配なヨンスは、ソンジェにセナを励まして欲しいと懇願する。 再びソンジェを訪ねたミミは、ソンジェが実はZEROであることを知っていると告げる。そのことに驚いたミンチョルは、ZEROの正体がチョンフンだと公表する。



第11回 「対立」
母ミョンジャから実父イ・ヨンジュンの存在を知らされたソンジェは、ヨンジュンを知っているというミミの元を訪れる。 ミミの恩師の息子であるソンジェに目をかけると同時に、ビクトリーのミンチョルを挑発。 ミンチョルはソンジェとミミの関係を知り、次第にソンジェの存在に脅威を感じ始める。ミンチョルはヨンスを喜ばそうと、セナとビクトリーの専属契約書を作成。 さらに、ミンジに自分の交際相手としてヨンスを紹介すべく、3人で食事をセッティングする。旅に出るというソンジェを見送りに、駅まで同行したヨンス。 ミンチョルとの約束の時間を気にするヨンスに、ソンジェは今夜だけ一緒にいて欲しい告げる。



第12回 「暴露」
ソンジェのために自分との約束を反故にしたヨンスを許せないミンチョル。とり付くしまも与えないミンチョルに、ヨンスはすべてをあきらめ、家を出ることを覚悟する。 一方、セナは実力を試すべくミューズのオーディションに出場。ミミはセナにかつての自分を重ねる。 ミミはソンジェに、ヨンジュンの息子として曲を提供するよう話を持ちかけるが、ソンジェは「自分の父は今の父一人だけ」と断わる。 荷造りを終えたヨンスに、ソンジェは送別会と偽りヨンスをヨイドの桜並木に連れて行く。 ソンジェはミンチョルに「ヨンスを迎えに来なければ、ヨンスをあきらめたと思い、これからはためらったりしない」と告げ、桜並木でミンチョルを待つ。



第13回 「確執」
ミョンジャからソンジェ出生の真実を聞き出したミンチョルは、ソンジェへの誤解が解けると同時に、自分とミンジの人生を狂わせたソンチュンへの憤りを強める。 セナはミューズ歌謡祭でグランプリを受賞。深夜、ビクトリー・レコード店内でお祝いのパーティーが開かれる。 ヨンスはソンジェとミンチョルを会わせるが、ソンチュンの所業を一人知るソンジェはわだかまりを拭えない。 一方、ヤン・ミミは、ソンジェがセナのデビューに協力しなければ、セナのグランプリは白紙に戻すと言い放ち、ZEROの正体を知ったセナは、「私にはソンジェしかいないの!」と必死にすがりつく。 また、ソンチュンは、ヤン・ミミに利用されているだけで、すべて誤解だとソンジェに告げる。



第14回 「新人対決」
ミンチョルは、ソンジェがミューズ・レコードでセナのプロデューサーになったことを知り、ヤン・ミミと手を切るようソンジェに忠告する。 一方ヨンスは、誕生日にふさぎ込んでいるミョンジャを励ますため、プレゼントを贈ることをミンチョルに勧め、ソンジェにはミョンジャに会いに帰ってくるよう電話する。 美大受験に向け、予備校通いを続けるミンジに安心するミンチョルとヨンス。 セナもデビューに向け順調に進んでいることから、ヨンスは自分も復学に向けて準備を始める。 ミンチョルとソンジェは、それぞれクムスクとセナのプロデューサーとして対決、激しい情報戦を繰り広げる。 先制攻撃を仕掛けるミューズは、セナのCD発売に先立ち、船上コンサートを開くと公表する。



第15回 「断絶」
ヤン・ミミはソンジェがZEROであることを発表。ソンジェもそれを認め、ミンチョルとの対立姿勢を一層強める。 ヨンスとミンチョルの仲を知ったソンチュンは、ヨンスに家を出て行くよう命じ、その夜、ヨンスはミンジの制止も聞かず家を出る。 追ってきたミンチョルにヨンスは「これ以上あの家でプライドを傷つけられるのは我慢できない」と訴え、ソンジェはヨンスを守ってやれないミンチョルをなじる。 翌日、ミンチョルはヨンスをホテルの一室に連れて行き、プロポーズする。 一方、セナは歌手として順調なスタートをきり、ナレはビクトリーを辞め、セナのマネージャーとなる。 そのころ、ミンチョルの元にビクトリー制作のアルバムの違法コピーが出回っていると警察から連絡が入る。



第16回 「婚約の日」
ソンジェは、ミンチョルとの婚約をやめて欲しいとヨンスに懇願するが、迷いのないヨンスはきっぱり断わる。 ソンジェを心配してやってきたセナは、ヨンスにすがりつくソンジェの頬を叩き、思いをぶつける。 一方、違法コピーの犯人であることをミンチョルに突き止められたポンダルは、25年前の事件をちらるかせソンチュンを脅す。 ミンチョルは、ソンチュンがなにかとポンダルをかばい、多額の退職金まで払ったことに疑問を持ち、ポンダルを詰問。 ついに事件のことを聞き出す。信じられないミンチョルはソンチュンに問いただし、その狼狽ぶりから事実と確信する。 婚約セレモニーの礼拝堂。ヨンス、ミンジ、セナ、ナレ、そしてソンジェがミンチョルの到着を待つ・・・。



第17回 「絶望」
ミンチョルに突然の別れを告げられ、ショックを受けたヨンスは、泣きながら別れないと訴えるが、ミンチョルは冷酷に突き放す。 一方、ソンチュンはポンダルを追放し、ミンチョルの疑念を晴らそうとするが、ポンダルはソンチュンとの会話を密かに録音し、ヤン・ミミの元へ持ち込む。 ミンジは、外国へ旅立つ準備を進めるミンチョルとヨンスがもう一度話し合えるよう、二人をカフェに呼び出す。 しかし、ヨンスが何を言おうとミンチョルの決意は固く、絶望したヨンスは倒れてしまう。ヨンスを訪ねたソンジェは、アパートで一人倒れているヨンスを見つけ、病院に運び込む。 ナレから連絡を受けたミンチョルも病院に駆けつける。



第18回 「苦悩」
ソンチュンが自分の実の父親を殺害したことを知ったソンジェ。ミンチョルはミンジだけには黙っていてくれとソンジェに懇願する。 ミンチョルが別れを告げた理由を悟ったヨンスは、ミンチョルについて行くと訴えるが、ミンチョルはすべてを忘れたいと拒絶する。 一方、ソンチュンはソンジェを呼び出し、疑惑を否定するが、激しく憤ったソンジェは、ソウル地検に訴状を提出し、ミョンジャに真実を告げる。 ミンチョルとミンジの出発の日、ポンダルは記者会見を行って事件を暴露し、ミンチョルの家にマスコミが押しかける。 まだ何も知らないミンジを連れ、空港で搭乗を待つミンチョルは、ヨンスに最後の電話をかける。 そのヨンスはナレに連れられ、空港に来ていた。



第19回 「崩壊」
ミョンジャが自殺し、ソンジェは真実を話したことを後悔。ソンチュンは意気消沈し、酒に溺れる。 ビクトリー・レコードは株が暴落、所属歌手も続々と移籍し、倒産に追い込まれる。 すべてを失ったミンチョルは、ミンジとソンチュンを連れアパート暮しを始め、一から事業を起こすために奔走するが、なかなか投資相手が見つからない。 疲れきったミンチョルは、ヨンスの姿を求めて絵画教室の近くを訪れてしまう。 一方、ソンジェは医大時代の先輩から、ヨンスに再検査が必要だと連絡を受け、不審がるヨンスに健康診断と嘘をつく、検査入院を承諾させる。 そのころ、歌手として順調な日々を送るセナの元に、かつて面倒を見てくれていたスナックのマスターホテが現れる。



第20回 「嘘」
検査の結果、ヨンスが慢性骨髄性白血病だということが判明。ソンジェはその結果を内緒にするが、病院を訪れたヨンスは病気のことを知ってしまう。 しかも、身寄りのないヨンスは骨髄移植の適合確立も低いのだった。途方にくれるヨンスは、ミンチョルの元を訪ね、「今日だけ一緒にいてください」と強引に誘う。 いつもと様子の違うヨンスが気になるミンチョル。ヨンスを送った帰り道、偶然出くわしたソンジェに、ヨンスに何があったのかと問いただす。 そんな時、「衝撃の過去 未成年でマスターと同棲」というセナの記事がインターネットで流れる。 ヨンスの病気のことを知らないセナは、ヨンスに苛立ちをぶつけてしまう。そして、ヨンスは旅行に出かけると書き置きを残し、姿を消す。



第21回 「告白」
突然倒れたヨンスを、ナレとミンチョルは病院へ運び込む。しかしミンチョルは、ミンジからソンチュンが倒れたとの知らせを受け、ヨンスの容態がわからないまま自宅へ戻る。 ミンチョルと入れ替わりに駆けつけたソンジェを、ナレは激しく問い詰め、ヨンスの病名を知る。 一方、スキャンダルで仕事を干されたセナは、怒りに任せてホテの店へ居座る。困ったホテから連絡を受けたヨンスは、ナレと一緒にセナを連れ帰る。 そんなヨンスに、ソンジェは自分の体を最優先に考えるよう懇願する。 ヨンスが心配なナレは、ミンチョルの事務所開きのお祝いにヨンスを連れて行くが、ヨンスはミンチョルの顔を見るなりその場を逃げ去ってしまう。 ナレは迷った末、ミンチョルにヨンスの病気のことを告げる。



第22回 「結婚」
やさしく接するミンチョルに、重荷になりたくないというヨンスだが、ミンチョルはどんなことがあっても一緒にいたいと訴える。 ミンチョルの熱意にヨンスは心を癒され、二人で病気と闘うことを決心。治療を始めたヨンスを見届けたソンジェは、改めてミンチョルにヨンスを託す。 ヨンスは闘病の傍ら、ミンチョルと普通の恋人同士の生活を送り、笑顔を取り戻していく。 しかし、セナがついにヨンスの病気のことを知ってしまう。ショックを受けたセナは、ヨンスに対し気持ちを怒りでしか表せないのだった。 ミンチョルはヨンスに再びプロポーズするが、ヨンスはもしも自分が死んだらと考えると決心がつかない。 ヨンスの気持ちを察したナレはミンジと一緒に、二人に内密で結婚式の準備を始める。



第23回 「再出発」
結婚式を終え、ミンチョルとヨンスは新婚旅行へ旅立つ。ヨンスの身体を心配するナレは、ミンチョルの部下のキュソクを連れて同行する。 しかし、ヨンスは旅先で体調を崩してしまう。体調不良を隠そうとするヨンスに胸を痛めるミンチョルだが、気づかないふりを装い、優しく強くヨンスを抱きしめる。 新婚旅行から戻ったヨンスは、住み慣れたナレの部屋をあとにし、ミンチョルの家族と新しい生活をスタートさせる。 だが、二人にはヨンスの病気のことはまだ打ち明けられていなかった。 そのころ、ソンジェはヤン・ミミからミューズ・レコードを託され、新社長に就任。セナの再起をかけて、新たな挑戦を始める。



第24回(最終回) 「奇跡」
ヨンスは、病状が悪化し、面会謝絶となってしまう。助ける道は骨髄移植しかない。 ミンチョルたちは移植の可能性を求めて、骨髄検査の協力を広く呼びかける。そんなある日、骨髄検査を受けたセナに適合の可能性があるとの結果が出る。 大喜びしたナレは、ヨンスを励ましたい一身で、うっかり検査のことをしゃべってしまう。 将来の希望を語るヨンスだが、もしも適合しなかったらと考えるとミンチョルは素直に喜ぶことが出来ない。最終検査の結果、セナの骨髄が適合しないことが判明。 ヨンスに辛い事実を告げなければいけないミンチョルを思い、ソンジェは胸を痛める。しかし、数日後、ミンチョルは思いがけない知らせを受ける。 日本の骨髄バンクから移植可能との連絡が入ったというのだ。






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