真実

真  実





D V D 『 真  実 』
真実 DVD-BOX【楽天野球団】真実 DVD-BOX







ス ト ー リ ー

第1話 「学歴コンプレックス」
クリスマスが近づく初雪が舞う夜、ジャヨンとシニ、そしてヒョヌの三人は楽しくお酒を飲む。シニはジャヨンにこれまでのことを謝り、仲直りをする。三人は車に乗り、シニの運転で次のお店に向かう途中、交通事故を起こす。軽症で済んだシニは助手席で気絶しているジャヨンをとっさに運転席に移してしまう…。病院で目を覚ましたシニは警察の事情聴取で運転者はジャヨンだと嘘をつく。ジャヨンは植物状態、ヒョヌは重態だった……。そこから学生時代の回想が始まる。
同じ高校に通うジャヨンとシニ。ジャヨンは学校で成績トップの優等生。一方シニは国会議員の娘として何不自由ない暮らしだが、勉強ができないことがコンプレックスだった。親のプレッシャーが重く圧し掛かるシニは、ジャヨンにテストの答案を見せるよう強要する。娘の成績が上がったお礼にと、ジャヨンの家にはシニの親からごちそうが贈られ、シニの父の運転手をするジャヨンの父にはボーナスが支給された。カンニングは度々行われるようになり、その度にジャヨンの家の食卓にはごちそうが並んだ。悩んだ末にジャヨンはカンニングの事実を家族に打ち明ける。しかしジャヨンの母にとってはそんなことよりもごちそうやボーナスの方が重要だったのだった…
大学入試が迫ってきたある日、学歴コンプレックスを持つシニの母は、シニを名門大学に行くようにはっぱをかける。しかしシニは耐えきれずこれまでのカンニングの事実を打ち明ける。それを聞いたシニの母は驚くべき行動に出る…。


第2話 「替え玉受験」
母から替え玉受験を頼まれて猛反発するジャヨン。シニにキッパリと断るが、見返りのマンションにジャヨンの母は胸を弾ませる。そんな中、兄のヨンチョルが問題を起こし、ジャヨンは替え玉受験を引き受けざるを得なくなる…。そして大学入試当日。シニを装ったジャヨンは試験会場で中学の同級生、ウンシルと会ってしまい、危く感づかれる所だったが、必死に他人のふりをしてその場をごまかすのだった。
ジャヨンのおかげで大学に合格したシニは夢に見た大学生活をスタートさせるが、ジャヨンは予備校へ。ジャヨンの母は手に入れたマンションを賃貸に出し、ジャヨンの家族は引き続きシニの家の地下に住んでいた。浪人生活を送るジャヨンは、以前に不良に絡まれたところを助けてもらったスンジェと再会する。二人は仲良くなり、デートを重ねるように。
シニの誕生日パーティーの日、シニの家にはお金持ちの友達が大勢招かれる。その中にはシニが想いを寄せる財閥の御曹子、ヒョヌがいた。ヒョヌは車でシニの家に向かう途中、道路脇を歩くジャヨンに水を飛ばしてしまう。車から降りてジャヨンに謝るヒョヌ。そして同じ家の前に辿り着いた二人だが、ヒョヌはシニのパーティーへ、ジャヨンは地下の部屋へ入って行く…。
後日、ヒョヌはシニにジャヨンへのお詫びのプレゼントを託すが、シニはプレゼントをゴミ箱に投げ捨ててしまう。


第3話 「運転手の娘」
部屋の窓からジャヨンとスンジェの仲のいい姿を目撃したシニは、迷惑だとジャヨンに注意する。ジャヨンはいつもシニに邪魔されてばかりで腹立たしさでいっぱい。しかしジャヨンは貧乏でも夢に向かって頑張るスンジェの姿に共感し、二人の距離はどんどん縮まっていく。
予備校前のファストフード店でバイトする中学の同級生、ウンシルと偶然再会するジャヨン。ウンシルは大学入試の日のことをジャヨンに訪ね、ジャヨンは事情があって替え玉受験を引き受けたと打ち明ける。
幸せいっぱいのジャヨンとスンジェ。しかしある日、ジャヨンを国会議員の娘だと思っていたスンジェは事実を知り、態度を急変させる。スンジェからの連絡がぱたりと途絶え、心配になったジャヨンは職場に電話を入れて会う約束をする。待ち合わせの場所に向かったジャヨンは、スンジェと同僚の会話を偶然耳にしてしまい凍りつく…。


第4話 「三角関係」
スンジェと同僚の会話を耳にしてしまい凍りつくジャヨン…。スンジェは同僚に、国会議員の娘だと思って近づいたのに実はその運転手の娘だったと話す。ジャヨンは激しく傷つき、彼を忘れようと努める。落ち込むジャヨンをイ議員の補佐、ジュニョは兄のように優しく励ましてくれる。ジャヨンはスンジェを忘れるため、その間おろそかになっていた勉強に専念する。
ジャヨンは大学に合格し、晴れて大学生に。そして大学でヒョヌと偶然再会する。ヒョヌは何度もジャヨンをデートに誘うが毎回断られていた。生活が苦しいジャヨンはウンシルが働くレストランでアルバイトをすることになった。そこにヒョヌもジャヨン目当てにアルバイトとして入ってくる。二人が同じレストランで働くことを知ったシニは、ヒョヌを辞めさせようとしてお店で騒ぎ、止めに入ったウンシルとケンカになる。ヒョヌとウンシルは首になりジャヨンも店を辞める。そしてヒョヌにこれ以上つきまとわないでほしいと話す…。
スンジェは最近就職活動が上手くいかない様子。野心家で有能な男だが、学歴がないため希望の職業につけないのだった。そんなある夜、警備の仕事でシニの家の近所を巡回しているところ、門限を破って家に入れず、門をよじ登ろうとするシニを泥棒と勘違いし、取りおさえようとし…。


第5話 「新しい恋」
スンジェは、門限を破ったシニを家の中に入れる手助けをしてやる。昼食をおごれと言うスンジェに、シニは紙幣を地面に投げつけた。後日スンジェは、その金を返し、何かあったら連絡しろと名刺を渡すのだった。
バイト先を失ったジャヨンのために、ヒョヌは内緒で、いとこの家庭教師に彼女を推薦する。そうとは知らないジャヨンは、高額なバイト料が入り大喜び。しかしヒョヌの紹介だったことが分かり、「同情はやめて」とヒョヌに怒りを表す。ヒョヌは、「劣等感を捨てろ。素直な気持ちで人の気持ちが受けられないのか」とジャヨンに言い返す。 ヒョヌの言葉に反省し、彼に謝ったジャヨンは、初めて彼と心を通わせ、二人の交際が始まる。
一方、ジャヨンに嫉妬するシニは、ヒョヌが悪い女に入れ込んでいると彼の母親に吹き込む。母親にジャヨンとの交際を止められたヒョヌはシニを呼び出し、ジャヨンへの想いを告白。ショックを受けたシニは、飲酒運転で捕まり、父親から外出禁止を命令される。この騒ぎで「替え玉受験」のことを知った父親は激怒し、絶対に世間に知られてはいけないと妻にクギをさす。
何とか外出許可を得てヒョヌに会ったシニは、服装が派手だと言われ、彼好みになろうと服装まで変えて努力を始める。しかし、ある日窓の外を見たシニの目に映ったのは、ジャヨンの額にキスをするヒョヌの姿だった・・・。


第6話 「二人を引き裂いて」
ジャヨンとヒョヌが付き合っていることを知ったシニ。彼女はジャヨンを責めるが、ジャヨンはヒョヌを諦めることはできないと、きっぱりとシニに告げる。シニはジャヨンの服装や髪型を真似てヒョヌに会い、告白するが、彼から、シニは妹のような存在にすぎないと言われてしまう。シニは失恋の痛手から酒を飲んで夜の街をさまよう。そしてタクシーをめぐって男といざこざを起こしたところをスンジェに助けられ、家まで送ってもらう。
シニからヒョヌへの一途な想いを打ち明けられたヒョヌの母は、イ議員の力が不況に苦しむ夫の事業の助けになることを知り、ヒョヌとシニの結婚話を進めたいと考える。しかし、ヒョヌにきっぱりと拒絶され、逆にジャヨンとのことを認めてほしいと訴えられてしまう。
シニは自分に近づいてきたスンジェがジャヨンの昔の恋人だったことに気が付き、顔も見たくないと彼に悪態をついていた。しかし、何とかしてジャヨンとヒョヌの中を引き裂きたくて仕方ないシニは、一計を案じ、スンジェを呼び出して、二人の仲を引き裂くように依頼するのだった。


第7話 「ジャヨンに近づくな」
シニにジャヨンとヒョヌの仲を裂けと言われたスンジェは、仕事を紹介してもらうという条件でシニの頼みを承諾する。 次の日、スンジェはジャヨンの大学をたずね、彼女にやり直そうと告げる。しかし、ジャヨンは好きな人がいるからもう会いにくるなと突っぱねる。その夜、シニはヒョヌの母と会い、ジャヨンが昔の彼と会っていると告げ口する。家に帰ったヒョヌに、ジャヨンのことをたずねるヒョヌの母。それを聞いたヒョヌは怒ってシニに電話し、彼女の悪口を言うなときつく咎める。
ヒョヌとジャヨンがコンサートに行く日。ヒョヌ親子はシニの家族と食事を一緒にすることに。ヒョヌの母は、ヒョヌに黙って彼をレストランへ呼び出す。食事のせいでジャヨンとの約束に遅れてしまったヒョヌ。食べ終わるやいなや、急いでジャヨンに連絡するが、彼女のポケベルが繋がらない。ジャヨンはスンジェから連絡が来ないように番号を変えていたのだ。それを知ったヒョヌは、ジャヨンには黙ってスンジェに会い、もう彼女に付きまとうなと警告する。スンジェは彼に、ジャヨンが好きなのは自分で、ヒョヌとはカネ目当てで付き合っているのだと言う。スンジェはあきらめるはずもなく、翌日またジャヨンに会いに大学へ。スンジェの暴言に怒ったヒョヌは思わず彼に殴りかかるが・・・。


第8話 「別れてほしい」
ジャヨンとヒョヌの通う大学キャンパスにスンジェが現れ、「ジャヨンはヒョヌの金が目当て」と言い放った。怒ったヒョヌはスンジェを殴り、顔面に重傷を負わせる。2人の絆が予想以上に固いことを悟ったスンジェは、ヒョヌを暴行罪で告訴。ヒョヌは留置場に拘束されたが、スンジェは示談の申し出に一切応じない。事件は、財閥の子息が起こした痴話ゲンカとして、新聞にスクープされてしまった。
ジャヨンはレストランでスンジェに和解するよう願い入れたが、ヒョヌと別れることが条件だと脅されてしまう。同じレストランの別テーブルで食事を済ませたシニとヒョヌの母。シニとスンジェの謀略により、ヒョヌの母親と初めて対面したジャヨンは、デート現場と誤解され、冷たくあしらわれてしまった。
暴行事件の原因がジャヨンをめぐるトラブルだったと知ったヒョヌの母は、ジャヨンを呼び出し、身分違いの交際から身を引くように説得。ジャヨンは2人の愛情と信頼関係を話しチャンスを願い出たものの、結局、身を引く約束をしてしまった。
暴行事件は示談が成立。事情を知らされず釈放されたヒョヌは、ジャヨンに会おうと電話をするが、何度かけても一向につながらない。ジャヨンと連絡がとれないヒョヌは、自宅前で彼女を待ち伏せ。夜の公園で、ジャヨンに優しく話し掛けるヒョヌ。しかし、ジャヨンは身分違いの交際はやめてスンジェとやり直したいと言い出し、一方的に別れを告げて去って行った。ヒョヌは突然の別離宣言に茫然とする。 大学主催の広報モデル・コンテストに応募していたシニは、見事に選抜され、珍しく父親から励まされた。
ヒョヌと別れたジャヨンは、彼のことが忘れられず何一つ手につかない。久しぶりに再会した親友ウンシルに事情を打ち明け、涙を流しながらヒョヌへの熱い想いを語ると、「1人で悩まずヒョヌに会うべきだ」と檄を飛ばされた。自宅に戻ると、ヒョヌからの留守電メッセージ。彼が自宅に来ることを知ったジャヨンは、すぐにスンジェを呼び出した。ヒョヌが到着寸前に目にしたのは、路上でスンジェに抱きつく彼女の姿だった…。


第9話 「傷心」
ジャヨンはスンジェと抱き合う姿をヒョヌに見せ、ヒョヌを遠ざける。思いが断ち切れず苦しむジャヨンとヒョヌ。 シニは大学の宣伝活動の顔となるモデルに選ばれ、その撮影の場でテレビ局の監督と知り合う。シニはテレビ局でリポーターとして働けることになった。 ヒョヌの家はチェソン・グループの再興のために、シニの父に助けを求める。 シニとの取引で就職したスンジェは会社に出社するが、与えられた仕事が希望したマーケティングの仕事ではなく、警備の仕事だと知り怒る。怒ったスンジェに困ったシニは、母にスンジェを異動させるように頼み、父には車をねだり買ってもらう。
新入生勧誘用のポスター撮りの現場にヒョヌが現れ、シニはヒョヌと食事に行く約束を取り付ける。レストランでジャヨンと別れたヒョヌに優しい言葉をかけるシニに、ヒョヌの心も少し和らぐ。 ヒョヌの母のギャラリーのパーティにシニの両親が訪れ、そこでシニとヒョヌの婚約の話が持ち上がる。その話を聞いて喜ぶシニ。
思いを抑えられずヒョヌに電話をしたジャヨン。何も言わない電話をジャヨンだと察したヒョヌは、ジャヨンの部屋に駆けつけて窓を叩くが、ジャヨンは泣きながらも答えようとしない。翌朝の朝食時に、ジャヨンは、休み中にカンヌンの叔母の家に行きたいと言い、父の了承を得る。 シニはジャヨンを呼び出してヒョヌと婚約したと伝え、ジャヨンがヒョヌとよりを戻さないよう、釘をさす。一方ヒョヌは父親からシニとの婚約の話を聞き、拒否するが聞き入れられず悩む。
ジャヨンに会おうと家庭教師先のチンテ家を訪ねたヒョヌは、自分の母がジャヨンをクビにさせたことを知って母に詰め寄り、さらに母がジャヨンと会った事を知る。ヒョヌはジャヨンに会ってそのことを伝え、ジャヨンの本心を聞き出そうとするが、婚約のことを知っているジャヨンは、お金目当てだったとだけ告げて去ってゆく。 スンジェは異動の知らせを受け、再び会社に赴くが、仕事が倉庫の在庫管理だと知り激怒する。マーケティング部門に異動させないと、ヒョヌにすべてを話すとシニを脅迫するスンジェ。その現場を、シニを訪ねてきたヒョヌが目撃し、真相を知るのだった。


第10話 「替え玉の事実」
ヒョヌは、偶然シニとスジョンの話を聞き、シニがスジョンに頼んで自分とジャヨンを別れさせたのだと知る。 真相を知らないジャヨンは、自分がヒョヌのそばにいてはまた彼に迷惑をかけると思い、休みのあいだソウルを離れ、小さな漁村に住むおばの家で過ごそすことにする。そこでヒョヌに対する思いも断ち切ろうというのだ。
ヒョヌに企みがバレたと知ったシニは、スジョンにマーケティング部の管理職のポストを約束する代わりに、ジャヨンにまだ未練があるフリをするよう彼に頼む。そしてジャヨンを見つけ出してヨリを戻すよう説得し、自らもジャヨンの行方を探す。
ジャヨンの母は、行き先を口止めされていたにもかかわらず、シニの頼みを断りきれずに行き先を教えてしまう。シニはすぐさまスジョンに連絡し、ジャヨンに会いに行けと言う。ジャヨンの母は、ジャヨンの親友ウンシルにも行き先を教える。ウンシルはすぐにヒョヌに住所を教え、必ず彼女を連れ戻すようにと励ます。ヒョヌはジャヨンに会いに行き、シニこそ彼女を陥れた首謀者だと告げる。そして自分たちは愛し合っているのだと諭す。しかしジャヨンはそれに応えず、ただ帰ってほしいとだけヒョヌに告げる。


第11話 「もう離れない」
ソウルに戻ろうというヒョヌの熱意に負け、ジャヨンはヒョヌとやり直すことを決意する。より一層ヒョヌとの愛を深めたジャヨンは、シニに会い、もうどんな妨害にも屈しないと宣言する。ジャヨンの宣戦布告にシニは呆然。レポーターの仕事も手につかない。その夜、一足先にヒョヌにジャヨンを連れ去られたスンジェは、シニを訪ね、これからどうするのかと問う。その問いに、シニはふたりを引き裂くのに失敗したのはスンジェのせいだと彼を追い返す。
一方、ヒョヌは何とか父を説得し、ジャヨンに会ってもらえることになった。その前に彼女の親に挨拶しに来たヒョヌ。ジャヨンの家に向かう彼の姿を見て絶望したシニは、母親に今までの悪事のすべてを打ち明け、助けを求める。シニの母は、ジャヨンの母をお金でつってヒョヌをあきらめさせる作戦に出た。シニの母の言葉に言いくるめられたジャヨンの母は、ジャヨンを説得するが、彼女は頑なに拒否する。
そしていよいよジャヨンがヒョヌの両親に挨拶する日。なすすべをなくしたシニは、スンジェを呼び出しジャヨンには負けたと告げる。約束を守れというスンジェの要求に、シニはマーケティング部の主任にはできないという。彼女の言葉に激怒したスンジェは、挨拶に向かうジャヨンを無理やり連れ去り、暴行を加えようとするが…。


第12話 「すべてを謝罪します」
ジャヨンはヒョヌの両親と会う約束をスンジェに妨害される。自分を襲おうとするスンジェに、「女を踏み台にしてまでのし上がりたいなら、そうすればいい。でも自分の彼への気持ちまでは踏みにじれない」と言うジャヨン。その言葉で、スンジェは彼女を無傷で帰す。
ヒョヌはジャヨンの様子がおかしいことに気が付き、シニがスンジェに何かやらせたのではないかと思い、激怒する。ヒョヌは、ジャヨンが約束に場所に来られなかった理由をシニから両親に説明させようとするが、ジャヨンは自分に任せてくれと言う。しかしジャヨンはヒョヌの母親に事情を説明しに行くものの、冷たい態度を取られてしまう。結局、ジャヨンはシニに、ヒョヌの両親の誤解を解かなければ、替え玉受験の件をバラすと迫る。恐れたシニはヒョヌの母親にそれまでの悪事を告白する。 ジャヨンは再びヒョヌの両親に会うチャンスをもらった。非の打ち所がないジャヨンを見て、ヒョヌの両親は二人の結婚を認める。
一方、ヨンチョルは念願の店を開くはずだったが、店舗の契約で詐欺に遭っていたことがわかり、落ち込む。そしてスンジェは、イ議員が手配した暴力団に暴行され、手切れ金を投げつけられる。
父親から、替え玉受験が外部に漏れないようにジャヨンに謝罪しろと言われたシニは、ジャヨンを呼び出して謝る。ヒョヌも加わり、三人で楽しく酒を飲んだ帰り道、シニが運転する車が事故を起こした。男性がひかれ、ヒョヌもフロントガラスから外に投げ出される。ジャヨンも意識不明。そしてシニはジャヨンを運転席に運んだ…。


第13話 「真実は闇の中へ」
事故後、病院へ運ばれたシニ、ヒョヌ、ジャヨンの3人。シニは軽傷で済んだが、ヒョヌとジャヨンは意識不明の重体になってしまった。警察の取調べに対してシニは運転していたのはジャヨンだと答える。イ議員は娘の起こした事故の真相を隠し通そうとするが、シニは不安を隠しきれない。一方でヨンチョルはジャヨンが運転していたと言う事に疑問を持ち始める。
そして車にひかれた被害者が死亡した。そんな中、スンジェが事故現場での全てが映っているビデオをネタにシニ一家を脅す。スンジェはこのビデオを餌に会社で昇進しシニとの結婚も図ろうとする。ジャヨン一家はシニの家を出て小さなお店を始める。シニはいつ真実がばれてしまうかと不安におびえ幻覚まで見るようになってしまった。そんなシニを見たスンジェは病院に忍び込みジャヨンの人工呼吸器を外してしまう。


第14話 「塗り替えられた真実」
皮肉なことに、人工呼吸器を外されたためにかけられた電気ショックで意識を取り戻したジャヨンは徐々に回復し、自分が殺人の罪をかぶせられていることを知る。ヒョヌが証人だと言うジャヨンに、彼も意識不明の重体だという事実が知らされる。彼女はすぐにヒョヌの見舞いに行きたかったが、自らの回復を待つように説得された。 シニとスンジェが乗る車に、突然ジャヨンから電話が入る。事故の真相を問いただされて動揺する2人。シニの一家4人とスンジェは、事故直後のウソを貫き通すことにした。しかし、強気だったシニは、真実が暴露される恐怖に襲われ始める。
ヒョヌは生死の境をさまよい、容態は予断を許さない状況が続いていた。退院したジャヨンはヒョヌの病院を訪れたが、事故をおこしたのはジャヨンと思い込まされている彼の母から「2人の仲を認めたことを後悔している」と言われてしまう。ヒョヌと過ごした幸せな時間を思い出し、涙を流すジャヨン。しかし彼女はシニを訪ね、ヒョヌの意識を取り戻して、必ず真実を暴いてみせると宣言した。 事故直前に3人が過ごしたカフェ・バーの従業員が、運転者がシニだったことを認めた。ところが、ジャヨンがジュニョを伴って確認に行くと、その従業員はなぜか姿を消してしまっていた。ジャヨンはジュニョのサポートを得て、再捜査の陳情書を作り、ヒョヌの回復を願って病院に通い続けた。
シニの父親、イ議員が立候補する市長選挙が始まった。スンジェはシニとの婚約をイ議員に迫る。一家の弱みを握られたイ議員は婚約を承諾し、真実が収録されたビデオテープの原本を渡すように願い出た。追い詰められたシニは意気消沈。しかし、スンジェの心の中ではシニに対する本当の愛情がめばえ始めていた。彼は訪ねてきたシニに想いを告げて、2人は一夜を共にする。
ヒョヌの回復を祈るジャヨンの姿を見て、ヒョヌの母は自らの誤解を謝罪した。危険な状態を脱したヒョヌは奇跡的に意識を取り戻す。大喜びでヒョヌの病室に入ったジャヨンは、彼から「あなたは誰?」と聞かれて言葉を失った・・・。


第15話 「記憶喪失」
ヒョヌは意識を取り戻すが最近の記憶を喪失していた。もちろんジャヨンの記憶も・・・。そんな中、事故の証拠ビデオと引き換えに、スンジェはシニとの婚約を取り付ける。スンジェが本気なのに対し、気が重いシニ。しかし無事市長に当選したイ議員は、陰でスンジェを始末させようとする。
一方ジャヨンは自分の酸素マスクをはずした人物がスンジェであることを突き止め、退院したヒョヌは久しぶりに帰った自分の部屋で、何気なく見たビデオに映るジャヨンと自分の姿を見て、ジャヨンとの関係を初めて知ることに。なかなか記憶を取り戻せずに苦しんでいたヒョヌだが、ある瞬間にジャヨンとの記憶を取り戻し・・・。


第16話 「真実を求めて」
ヒョヌは遂に記憶を取り戻す。ジャヨンと二人で、何とか事故の再調査をしてもらうように動くが、シニの父親がソウル市長に当選したばかりで事態は甘くない。ヒョヌはシニに会って自首を勧めるが、父親を思うシニにきっぱりと断られる。そこでヒョヌが最後の手段として考えたのはインターネット。まずマスコミ各社の掲示板に匿名で事件の真相を書き込み、世間の反応を見ることにする。
シニは、「シネマガイド」での活躍を認められ一人で新番組の司会をすることになる。しかし、4日もパク・スンジェと連絡がとれずに不安な日々を過ごしていた。久しぶりに現れたスンジェは、シニの家族の前で、イ議員の策略で殺されそうになったと暴露する。そして、仕返しに事故の真相を世間にばらすと言い残して去った。ショックを受けたシニは、スンジェの元へ急ぎ、父を許してほしいと頼む。そして自分にはスンジェが必要だと告げる。
しかし、証拠のテープは既に、ヨンソクの手から新聞社とジャヨンの元へ送られた後だった。新聞社のテープはスンジェが取り返したものの、ジャヨンの手には届いてしまう。そしてヒョヌとジャヨンは、この映像をインターネットで流す。 インターネットを通じて世論が高まり、検察庁が動き出す。逃げるシニはスンジェと一緒に別荘に隠れる。その間、イ議員は身柄を拘束され取調べを受けることに・・・。こうして動かぬ証拠と証言で遂に真実は明らかになった。 シニを愛するスンジェは懸命に彼女の力になろうとする。しかし、シニは生きる望みを失い、遂に二人で川の底に身を沈める。父親に残した手紙には、父を愛する娘の気持ちがつづられていた。
事件が解決し、真実を取り戻したジャヨンとヒョヌは、晴れて留学の旅へと出発するのだった。






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