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10月からGo To トラベルに東京も加わることになり、都内も少しは人出が増えたように感じる。賛否両論あるけれど、私はこのGo To トラベル自体はいい施策だと感じている。詳細を改めて説明すると旅行代金の35%を割り引いて、それとは別に15%の旅行先で使えるクーポンをくれるという仕組みになっている。基本は宿やプランに対しての割引なのだが、JR東海ツアーズ経由で宿泊付き新幹線セットプランを申し込めば、新幹線代も安くなる。だけれど、これは始まってからIR東海ツアーズの窓口はものすごく混んでいて、なおかつ職員がまずトロくて要領を得ない人の確率が高いので(あちこちのエリアで会話したが、体感的には7割くらいはそうだった)、東京駅の場合、窓口でプランを組んでもらって安くするには3時間はかかるというお公家ぶりだった。これじゃぁ東京で待っている間に大阪に着いてしまいますよ、何のための新幹線だろう、ということで、諦めて素直に正規料金で新幹線に乗っていたりする(汗)私にとってお金は「時間を買う」ための手段なので、あまりにも非効率なことは好きじゃない。お金が浮くからと言って何時間も待つのは、バリューという言葉が意味する本質の部分じゃないと思っている。話を戻すが、このGo To トラベルという制度は日本人のデフレ体質に合っている。現金でもなんでも無期限だと「あとあとのためにとっておこう」というインセンティブが働きやすい国民気質なので、宿泊当日と翌日中に使わないと、15%相当の買い物クーポンの価値がゼロ円になる、というルールは、まったくもって国民の体質を理解したやり方だと思う。経済学の世界に似たような考え方があるのだが、これはゲゼルマネーと呼ばれている。ドイツの経済学者、シルビオ・ゲゼルは著書「 自然的経済秩序」 の中で、「自由貨幣」論を提唱した。これは時間が経てばたつほど、お金の価値が減価していくという貨幣。お金も老化をして、最後は消えていく方が、最終的にはカネを持った金持ちが損をするので、すぐにお金を遣ってくれるようにある、畢竟、経済が回りやすくなるという考え方である。Go To トラベルの源流はこれじゃないのかな、と感じている。日本にある特殊な制度、・株主優待が、日本人にこんなにウケ、かつ優待タダどりや、優待周辺の乞食プレーを尊ぶ個人投資家が多いのもうなずける。優待はたいていは期限があり、その前に「要らない優待はいつ金券ショップに売ったら高値になるのか」「期限が尽きる前に使い切ろう」となって、その個人投資家の生活態度は、優待を発行している会社にとって大きな「うねり」になる。円という通貨は、世界的にゴールドやスイスフランと同じような動きをするので、ゲゼルマネー化することはもはや不可能だが、政府の財政政策として、「ゲゼルマネー=地域通貨して減価する通貨」をすることは、景気刺激策としては有効なのではないかと感じている。
2020年10月14日
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約15年ほど続いているお金の勉強会、11月のサロンFUJIYAMAは、恒例のwww9945さんを講師に迎えた回になります。年1回ペースでお引き受けいただいており、だいたい10~11月に開かれることが多いのですが、今年もやります。ご本人が集中投資を検討している、または既に保有している銘柄をピックアップし、その(株価が騰がる)ストーリーや理屈を語っていただくという内容になります。「投資勉強会あるある」のオーソドックスな講演ですが、他所ではそれはやっていないようなので、希少性はあります。私の保有銘柄と異なり、株価が急騰するのではなく、じっくりとバイ&ホールドして2倍、3倍となる中小型株を発掘する能力にたけた投資家さんなので、初心者の方ほどお聞きになるとよいと思っています。魚(銘柄)ではなく魚の釣り方(銘柄選択)を学べる場なので、ご興味ある方はぜひお越しください。<11月サロンFUJIYAMA> 開催日:2020年11月14日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ407 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100講 師:www9945さん「2020年イチオシ注目!銘柄」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの鈴木さま&杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)3.懇親会参加/不参加かのご意向を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
2020年10月13日
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10月のしょっぱなから東証が売買停止になって「ん?」と思ったら、システム障害だという。「コンセントが抜けてた」という投稿もあり(冗談だと思うけれど)、大したことはないのだとわかって、ホッとした。株中毒の人にとってはいい「特別休」になったのではないだろうか。現物組は信用組と違ってこういう時ラクである。いつ復旧するかハラハラする必要もないし、頭を切り替えることもできる。専業で激しいポジションをとっていないのなら、こういう日はディスプレイとにらめっこするのを止めて、外を一日歩き回って気分転換したほうがプラスになると思う。おりしも、10月1日からネット証券の値下げ競争がまた始まって、SBI証券は「業界最安値」を謳いたいがために現物は約定代金100万円まで手数料無料とした(アクティブプランに限る)。制度信用も一般信用も上限100万円までそれぞれ無料として、全部足すと1日あたり、最高300万円手数料無料にしますから、信用口座開けませんか?という話である。ただ、その100万円無料に飛びつくと、100万円以上は100万円ごとに1278円かかる。注文ごとの手数料なら、約定代金150万円までは640円だから、倍近くかかってしまうことになる。私のようなひよこ投資家は、暴落時に投げたり時に大量に買ったりをしないといけないので、なんだか「100万円まで手数料無料」に飛びつくと、かえってトータルで高い手数料を払う予感がしているので、プランを切り替えず、無視したほうがよいかなと思っている。第一キーエンスとか、東京エレクトロンとか、値嵩株を持っているわけで。これを売るだけでも今までよりカネがかかってしまうし…。「目先の無料」はどうも「地獄への道は善意で敷きつめられている」という言葉を思い出してしまう。損な性格だなぁ。<お酒メモ>9月30日水曜日333 350ml缶1つ
2020年09月30日
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「四季報大株主降臨!」として先日ご案内しました10月のサロンFUJIYAMAですが、早々に募集上限の45名を超えてしまい、キャンセル待ちとなっていたので、急遽同じ会場の違う(大きめの)会議室に変更いたしました。これに伴い、あと20人くらいは参加可能ですので、ご希望の方はぜひお申し込みください。ところで、参加予定者の名前を見ると、講師をやって欲しいとお願いしているのに袖にされている方がちらほら…。……⊂(゚Д゚ ) なんでやねん!講師やってちょうだいよ!!それはさておき、ご興味ある方は以下よろしくお願いします。懇親会については残席がもうなくなりそうなのですが、ご希望の方はお問い合わせ頂ければ幸いです。(行き違いで懇親会満員でしたらお許しください)どうぞよろしくお願いいたします。<10月サロンFUJIYAMA> 開催日:2020年10月3日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ401→301&302 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100講 師:平松 裕将さん「大株主投資と株主権」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの鈴木さま&杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)3.懇親会参加/不参加かのご意向を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。 <お酒メモ>9月22日火曜日カタヒ ホークスベイ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 1本小布施 オーディエール メルロ 2019 赤 グラスで3つ弱
2020年09月21日
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最近ふらふらと株が騰がっているので「おかしいな」と思っていたら、連休中のNYダウが500ドル落ちて、ああやっぱりそうなのかな、と納得。でも、せっかくプラ転したばかりなので少し残念でもある。ただ、投資をやっていると「絶対」というのはないということが理解できるし、だんだんそれに対して狼狽しなくなる。「所詮そういうものだ」といい諦念みたいなものを感じる。菅総理が安倍内閣の官房長官時代に新元号「令和」を掲げて人気になった時、「持ち上げられればいずれ反動が来る」と言って、浮かれることはなかったというが、私も同意見である。相場と長く付き合っている人も同じような感想を抱くはずだな、と思う。「尻上がりによくなる」「自分の実力でこういう良いポジションに座れたのだ」といったおめでたい考え方にはとてもなれないのだ。それは菅氏も私も、形は違うが叩き上げで、叩かれてきたからこそ「性善説で世の中を見ることはできないし、信じられない」のである。だからこそリスクに対応するには、ということを常に考えるし、順風の時にも気を抜かない。というか、むしろそういう時のほうが落とし穴に落ちやすいので警戒する。ここしばらく細かく利益確定をして、少しキャッシュが増えている。新しい株を買おうにも、あまり「これ」というのがないので模様眺めだった。だいたいそういうテンションの時に無理に割安認定した株を買っても損することが多い。という矢先のNYの下げ。もうしばらく方向感を見ていようかな。<お酒メモ>9月21日月曜日キリン秋味 中瓶 半分ブルゴーニュ ピノノワール 2015 赤 ハーフボトルOEMのお酒 ひやあがり 純米大吟醸 (←不思議な名前だ…) 300ml瓶1つ同上・きもと純米 150ml
2020年09月20日
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ときどきやっている初心者向け無料投資セミナー「ひよこLOVE」を、10月3日のサロンFUJIYAMAの前に開催することになりました。講師は兼業投資家の「とりでみなみさん」です。今回のひよこLOVEでは、9月のサロンFUJIYAMAで「あやしい投資商品」の話で登壇いただいたのですが、そこで行った企業ビジネスモデル分析(要はどういう業態の会社が儲かりやすいかという区分の説明)で省略した解説に加えて、もう少し違うお話を交えて展開する予定です。サロンFUJIYAMAは会費2000円をいただいておりますが、こちらは無料です。こちらの無料セミナーだけ出ていただいて、サロンFUJIYAMAは出ません、という方でも大歓迎です。投資家のすそ野を広げたいだけなので、変な勧誘は一切ございません。配布資料の数の関係で、お手数ですが、参加される方は株式会社吉野エージェンシーの鈴木さま&杉本さま宛(info@hokenyoshi.jp)にメールにてお知らせください。<ひよこLOVE内容>講師:とりでみなみさん「そのサブスクリプションビジネスは本物?」時間:13時30分〜14時15分 場所:プラサヴェルデ401 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100サロンFUJIYAMAとその後の懇親会もまだ若干お席がありますので、ご興味ある方はお申し込みください(今回は吉野さんががんばってくあさって懇親会の人数の上限を増やすことができました^^)。どうぞよろしくお願いいたします。<お酒メモ>9月15日火曜日カタヒ ホークスベイ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 1/2本小布施 オーディエール メルロ 2019 赤 1/2本宗玄 八反錦ひやおろし原酒 2合
2020年09月13日
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副業らしい副業と言えば、私は「資産運用」しかない。ただ、副業は基本「やればお金をもらえる(プラスリターン)」になるが、資産運用の場合は、やり方でただ働きどころかマイナスになる年もある。今年の春先はコロナ騒動で一時期何年ものOL収入が溶けてしまい「アレー!!」となっていたが、やっとプラスに転じて、確定利益と含み益を考えると少々お小遣いが出る形となった。ただ、年末まではどうなるかわからないので、あまり意識しないでおく。私は資産運用の売買益(キャピタルゲイン)はあまり意識はしていなくて、基本、自分のお金のフローとしては、一応、会社勤めをしているので、OL収入+株式と債券配当金=1年間の総収入として捉えている。昨年の場合、だいたいOL収入が7割で、配当金が3割くらい。会社員としては給料はもう上がらないと計算しているので(期待もしていない)、この比率が5:5くらいになるといいなと思っている。そうなれば、辞める準備がいよいよ整うわけだ。そのためには、配当利回りをもう少し意識したほうがよいと考えている。ただ、高利回りの株は万年割安株で、株価が騰がらないことも多い。さらに不況となれば平気で減配してくるので、配当額の保障というのは確実ではない。体感的には、業績拡大が見込め、配当利回り2~3%前半の企業を保有していると、あまり悪い結果にはならない。なので、銘柄選択で配当利回りを見るときには、そこを意識している。先程掲げた定義での「総収入額」あれば、十分暮らせてはいける。会社を辞めて自営業もしなかった場合、収入は半分になるわけだが、今の総収入の半分くらいまでの金額を配当金として受け取れるのならば、(社会保険料や所得税負担は軽くなるので)何とか暮らしてもいける計算だ。兼業投資家で行こうと決めている人の場合、この1年間の総収入(10)=会社員収入(8)+株式と債券配当金(2)という8:2くらいの目算で、配当金受け取りが可能になれば、経済的なプレッシャーがだいぶ軽くなると思う。仮にだが会社員収入が470万円+配当金収入110万円=580万円となる。逆算すると3000万円程度の資産運用額で平均配当利回り3%ならば配当額は90万円となる。3%強の利回りの株を持っていれば計算上、達成できることになる。3%のいい株なんかそんなにないよ、と思う人もいるかもしれないが、実際は長く運用すると意外と保有株の平均利回りは高まるのである。なぜなら、株式運用をバイ&ホールドのスタイルでやった場合、長く持っている株ほど含み益が増え、分割や増配が続くので、元金に対しての利回りが7~8%になる株もごろごろ出てくるからである。私は元金300万円から株式運用をスタートしてそれなりの年数になるが、15年以上保有している株の利回りは年20%だったりもするから、あながち難しいことでもない。運用能力、とりわけキャピタルゲインを大きく稼ぐには、判断力や瞬発力、センスが要求される。私はその能力がないので、配当金をアテにした運用に逃げ込んでいるわけで。「どうも株で儲からないな」と感じる人は、配当利回り派(インカムゲイン)を意識した運用に変えるのも悪くないのでは?と感じている。<お酒メモ>9月13日日曜日宗玄 八反錦ひやおろし原酒 1合蒼空 キヌヒカリ おりがらみ 1合半9月14日月曜日赤武 純米吟醸 ひやおろし 1合ちょっと蒼空 美山錦 2合あべ 1合弱自然郷 純米吟醸 1合半
2020年09月12日
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久しぶりに四季報を開く↓カタリスト(触媒)が多く、個人投資家の間で名前の上がっていない銘柄を見つける↓年初来高値を更新中で「しめしめ」と思いながら買う↓買ったところが天井で、そこから20%下がる↓おかしいなと思って業績を再度確認するが、1Q、2Qも上方修正、コンセンサスよりも業績がよい↓首をひねって買い増しするが、株価はヨコヨコ↓ためいきをついて、天を仰ぐ。知り合いの投資家Aに弱音を吐く↓弱音を吐いた相手Aがその銘柄を買う↓「Aさんが私の保有する××株を買ったけど、その理由は…」と他の投資家Bにつぶやく↓他の投資家Bが目を輝かせて、その銘柄をパクる(←いまココ)↓オフ会でBがその銘柄について語って注目される↓なんとなく他の投資家も打診買いして、あちこちでその銘柄の分析がはじまる上記のような光景によく遭遇します(><)だいたい「いまココ」になると、株価が反転するんですが、今日のザラ場もまさに反転しています。この先、どうなるのかな。。
2020年09月11日
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10月のサロンFUJIYAMAの募集が始まりました。今回は5月にご登壇をお願いしたものの、自粛要請のために中止した投資家さんに、再度講演依頼をお願いしまして、お越しいただくことになりました。平松さんは、数社の大株主で、四季報でスクリーニングをかけるとお名前が出てくる投資家さんです。最近は大株主に名前が出てくる個人投資家は、一時期の一世を風靡した「村上ファンド」のような、グリーンメーラーまがいのアクティビストが増えたなぁという印象なのですが、平松さんは「対話を大事にしたい」と口にしており、それが建前ではないなと感じたものですから、ぜひお話をということでお願いした次第です。カネがある投資家が何を考えて、どんな企業を選んで投資をしているのか、投資対象に何を期待しているのか、という率直な話を聴ければと思っています。9月10日(木)夜から募集は開始されており、「申し込みました」という連絡をくださる参加者を拝察するに「おいおい、あなたも大株主欄に名前も出てくる人だし、聞く必要はないんじゃない^^;」と思う人尾ちらほらいて、にぎやかになりそうです。お話自体は「投資初心者でもわかるようにしてください」ということを伝えておりますので、講演テーマ自体は難しそうに見えるかもしれませんが、普段の語り口は非常にあったかい方なので、投資経験が浅い方でも、ご興味あればぜひお申し込みください。懇親会も密を避ける格好で実施すべく段取り中です。どうぞよろしくお願いいたします。<10月サロンFUJIYAMA>開催日:2020年10月3日(土)時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ401 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100講 師:平松 裕将さん「大株主投資と株主権」参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの鈴木さま&杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)3.懇親会参加/不参加かのご意向を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
2020年09月06日
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祭りのない夏が終わろうとしている。コロナでいろんなイベントが相次いで中止になっていたので、たまたま白神山地を訪れるために滞在した弘前の呑み屋街のデコレーションを見たときに、「なんだかお祭りみたいだな」と感じた。照明が提灯に似た円いフレームで、近くで見るとおしゃれなのだが、遠くで見ると夏祭りの屋台周りに飾ってある灯りのようにみえるのである。確かに呑み歩きは一種のお祭りのようなもので、私はいつも祭りの「ハレ」の状態を愉しんでいるのかもしれない。世の中の景色とうって変わって、日米市場は過熱感が出て、まさに「夏祭り」だ。日本ですらバフェット指数がこのところ120となった。100を超えたら過熱のサインだから、まだごく初期だが。コロナ対策の巨額の財政出動で、大規模な資金が日米市場に流入したため、という分析が9月7日付の新聞に書かれていたが、今回の資金流入がバブルだとすると、大きなドカン(不況)前の最後の株高ということになる。なんとかいいところで株を粛々と一部売却して、現金にしないといけないなぁと思っている。でも、いつもできないんだ、これが。期間は不透明だが、1920年代の状況と似ているなと感じていて、その見立てが正しいのならば、長くて2年、短ければ半年くらいで終わってしまうなぁというのが率直な感覚。なにせ今回は「事(こと)が起こる前に大規模な手当てをした初めてのケース」で、世界各国のGDPに対する赤字比率は第2次世界大戦時を上回っている。少々長いタームで、経済分析をしないといけない状況に来ていると思う。<お酒メモ>9月1日火曜日小布施 ドメイヌソガ ソービニヨンブラン 白 グラスで1つ蒼空 美山錦 1合蒼空 こうじましまし 半合荷札酒 黄色ラベル 半合楽器正宗 純米吟醸 1合弱参乃越州 半合9月3日木曜日小布施 ドメイヌソガ ソービニヨンブラン 白 グラスで3つ蒼空 キヌヒカリ おりがらみ 1合半9月4日金曜日村祐 特別純米 1合弱開運 ひやおろし 2合半レモンサワー 缶 グラスで1つボルドーワイン 赤 グラスで1つヱビス 缶 250mlくらい9月5日土曜日アサヒスーパードライ 瓶 グラスで3つ白隠正宗 純米吟醸原酒 2合魔王 ロックで1つモルドバワイン ブラン 白 グラスで3つ林酒造の白ワイン グラスで1つボルドーワイン 赤 グラスで1つ恋熊 (日本酒) 2合弱ディアブロ チリカベ 赤 グラスで1つ9月6日日曜日開運 ひやおろし 3合半9月7日月曜日カタヒ ホークスベイ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 1/2本小布施 2e セパージュヨーロピアン 2018 赤 グラスで3つ
2020年09月03日
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8月31日付の大量保有報告書で、バフェットの投資会社のバークシャー社が、日本の5大商社(伊藤忠、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅)を5%相当ずつ保有したということがわかった。え…(;・∀・) 私8月中旬までに丸紅(8002)をせっせと売り切っていたんですけど…。決算発表後、変に勢いよく上がるから変だな~と思ってたんですけれど…。……。……。_| ̄|○ バフェットが、私の売り板を喰っていたようである(ToT)記憶によれば、バフェットは日本株は投資対象として考えていない、とたびたび発言していた。ただ、近年は以前の彼の投資ルールから少し外れてきていて、旅行業界の株の買いとか、金融株に手を出すとか、いわゆる「らしくないこと」をしていた。商社もこの流れなんだと思う。やや意気消沈しているところに「この十数年のバークシャー社は、S&Pのパフォーマンスに劣後しているから気にしなくていい」というメールももらって、いじけないように努力している(笑)ただ、バフェットらしくないなと思うのは、バークシャー社が今回購入した5社について「このうちの1社は9%台まで買い増しする」というクイズのようなものを出していること。これって、あまり品のよろしくないカタリストだなと思う。本人はもういい齢だし、年齢は人間を変えてしまうこともあるから、「昔はすごかった人」という位置づけで考えていればいいのかもしれない。ただ、丸紅を売って買ったアルテリア・ネットワークス(4423)、KDDI(9433)は、含み損でして(´Д⊂ヽ やっぱ失敗トレードだったかな。。ということで、久しぶりにヘタレポートフォリオTOP10。<ポートフォリオTOP10> ※時価総額順。2020年8月31日現在、ザラ場1位 東京エレクトロン(8035)2位 ワークマン(7564)3位 東京海上HD(8766)4位 トランザクション(7818) 5位 綿半HD(3199)6位 LIXILグループ(5938)7位 ウェザーニューズ(4825)8位 シーティーエス(4345)9位 A&D(7745)10位 情報企画(3712)最近買い増ししたものはTOP10には一切なく、上記のうち8位からは保有資産の桁がひとつ落ちるという感じ。だいたいいつもは桁が変わるのは5位前後なので、通常よりは上位に時価総額が集中している傾向があるなぁという印象です。パフォーマンスは昨年末比トントンというところです。丸紅売ってなきゃプラ転だったのに(←まだ言ってる)。<お酒メモ>8月31日日曜日ギネス 生 4パイントネッビオーロ100% イタリア 赤 グラスで2つイタリア 白ワイン グラスで3つついつい盛り上がって呑み杉 (*ノ∀ノ)
2020年08月31日
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久しぶりに資産の計算をした。今年は日経平均と同じくらいのパフォーマンスで、マイナス3~4%のあたりをうろちょろしている。過去の日記を読み返してみたら昨年の2019年は自分の資産が40%くらい増えたそうで、日経の上昇率が18%程度だったらしい。おかげさまで毎日を濃く過ごさせてもらって、9カ月前のことは何年も前のようなことに感じるので、よく覚えていないのである。だいたいの個人投資家、特に億り人は血眼になって資産を頻繁に計算している印象があるのだが、彼らは「株オタク」なわけであって、全員が必ずしもそうする必要はない。付け加えて言うと、マネー誌に似たタイプだったり、いつも同じ億り人ばかりあれこれ相場や銘柄について語っているが、あれはマネー誌の企画が枯渇していて、かつ人脈を広げることを「なぁなぁ」にして怠っているから、金太郎飴になっている側面もある。企画依頼をすれば取材相手が二つ返事でOKが出る、つまり記者が楽をしたいからそういう人選になっているわけで、読者のニーズや相場に必ずしもフォーカスしているわけではない。多弁な投資家だったりすると書き手側はより負担が減るわけだ。今年、日経平均などのインデックスに劣後している投資家さんが、相も変わらず登場しているのも、そういう部分があると感じている。「この芸人を出しておけばとりあえず視聴率(売り上げ)が稼げるからOK」みたいに考えているのではないだろうか。相場にはリズムがある。四季に例えれば、それぞれの季節で儲かりやすい人という偏りは必ず存在する。今の相場の季節で儲かっていない、リズムを捉えきれていない人の記事を、有名個人投資家だからといって鵜呑みにしたり、信奉してはいけません( -_-)きれいごとや美しい銘柄のストーリーを語っていても、その人自身の運用手法が美しくて再現性があるとは限りません!TwitterやSNSなどでの本人情報も話半分(以下)で聞いていたほうが、ノイズにならなくていいと、個人的には思っている。私の場合、減らないようにすればいいや、日経平均よりも少しは成績がよいといいなくらいにしか思っていない。我ながら雑な運用だなと感じているが、常に「株のことばかり考えている=運用パフォーマンスがよくなる」わけでもないというのも、はっきりと言える。これくらいの突き放した距離感で資産運用してもいいのかな?と開き直ってもいる。なぜなら、前ほど数字その他も一所懸命追わなくなったが、それでも何とかなっているからだ。体感的には「70点をとれれば十分」な運用をしているが、残りの30点のうち何点か積み上げるのに、自分の余暇の半分以上の時間を充てるのは非効率だと思う。「投資にどれだけ自分の人生のリソースを割くか」を考えながら、資産運用とほどほどに付き合ったほうが、人生充実すると思う。信用取引しなくても、20年くらい時間をかけられるのならば、誰でも億り人にはなれます。
2020年08月21日
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9月サロンFUJIYAMAの募集が始まりした。 今回は、4月に登壇予定だった兼業投資家のお二人に「あやしい投資商品」についてお話いただきます。定額課金制のトールゲートやサブスクリプションといったビジネスモデルは利益率が高くなり、投資対象としては非t上に魅力的ですが、業態や経営者によっては「詐欺的な株や投資商品」になりかねず、それが明るみになると、投資家は「大損こく」はめになります。「やばい会社」「臭い投資商品」をどう見分けるかのコツなどについて、メディア登場回数も多い億り人のお二人にお話しいただこうという企画です。 前回8月同様、新型コロナ感染者増加を受けて、懇親会は今のところ「なし」となっていますが、もし行う場合は別途ご連絡させていただきます。よろしくお願いいたします。 【9月サロンFUJIYAMA概要】 開催日:2020年9月5日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ 402 静岡県沼津市大手町 1-1-4 電話:055-920-4100ゲストスピーカー:さとりんさん、とりでみなみさん(兼業投資家) テーマ:「あやしい投資商品」 会 費:2,000円(現地にてお支払い下さい) 定 員:45名 ※会場からの要請で人数を制限しています。ご参加される方は、株式会社吉野エージェンシー鈴木さん/杉本さん(info@hokenyoshi.jp)へ1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)をお知らせください。宜しくお願い致します。<お酒メモ>8月19日水曜日蒼空 特別純米生原酒 2合弱8月20日木曜日カタヒ ホークスベイ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 1/2本蒼空 雄町 特別純米生原酒 1合
2020年08月16日
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7月11日にお知らせした11月までのサロンFUJIYAMAですが、11月の日程が変更になりましたので、以下ご案内します。広い会場がとれなかったんです…すみません。【サロンFUJIYAMA講演予定】●9月5日(土)さとりんさん&とりでみなみさん(兼業投資家)「あやしい金融商品」●10月3日(土)平松裕将さん(個人投資家)「株式投資と株主権」●11月14日(土)www9945さん(専業投資家)「今年の注目株」いずれも14:30~16:30。会場は沼津駅前のプラザヴェルテかさんさんホールの予定です。9月については、サブスクリプションのビジネスモデルで会社をやっている会社などのお話や、金融詐欺的な投資商品について触れるそうなので、「いつも変な株をつかんじゃう人」「投資は初心者」と思う方にとってはフィットする内容なのかな、と思っております。サロンFUJIYAMA&懇親会のお申し込みは開催日の約3週間前から受け付け、先着順となります。12月の講師もそろそろお声がけしたいのですが、この時期、コロナ騒動の第2波で騒いでいるような予感がするので、なかなか早めに手当てができていないのが実情です。最近、役人たちに結構会っているのですが、それぞれの意見や立場で言うことがまちまちなので、どうなるのか、なかなか判断がつかないです(^^; <お酒メモ>8月4日火曜日スペインワイン 白 ブラン系のぶどう グラスで3つ
2020年08月02日
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8月サロンFUJIYAMAの募集が開始になりました。今回は、3月に登壇予定だった個人投資家・ブラックロックKさんの講演になります。世界各国に投資し数百銘柄を保有、主に公共セクターに投資しており、「グローバル国際分散投資」をしている方です。数年ぶりの講演になりますが、銘柄選択や保有比率のコツなどについてお話しいただこうと思います。東京都での感染者増加を受けて、懇親会は今のところ「なし」となっていますが、もし行う場合は別途ご連絡させていただきます。よろしくお願いいたします。【8月サロンFUJIYAMA概要】開催日:2020年8月1日(土)時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ 407 静岡県沼津市大手町 1-1-4 電話:055-920-4100ゲストスピーカー:ブラックロックKさんテーマ:「グローバル株式国際分散投資」会 費:2,000円(現地にてお支払い下さい)定 員:45名 ※会場からの要請で人数を制限しています。ご参加される方は、株式会社吉野エージェンシー鈴木さん/杉本さん(info@hokenyoshi.jp)へ1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)をお知らせください。また、株式会社吉野エージェンシー沼津営業本部(沼津駅南口)に、サロンを併設しました。講演前後の休憩場所としてご利用ください(無料です)。できたばかりで、大変居心地よいです^^https://www.yoshinoag.co.jp/houjin/shop/numazu <お酒メモ>7月16日木曜日(一白水成 鑑評会出品酒 大吟醸 おちょこ半分/蒼空 美山錦 2合 の続き)東洋美人 純米吟醸 3合弱7月17日金曜日496 IPA 生 グラスで5つ
2020年07月17日
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含み損のままで株を保有する、いわゆる「塩漬け」投資家は、想像している以上に多い。もともと自分は損切りができる性質(ただし、損切りラインのプラスマイナス許容範囲は通常よりも幅広いと思う)なので、塩漬け投資家を見ていると「なんで損切りしないんだろう」と不思議に思う。そこで、損切りできない人が損切りするにはどうしたらいいか、方法を考えてみた。とどのつまり、「損切りしてもよい」という動機付けをさせればよいのだと思う。それには以下2つの方法がよいのでは?と感じた。その1:利益確定して儲けたら、含み損の銘柄で損切りを検討する株は損益(儲けた金額と損した金額)通算し、プラスだった場合のみ、儲けた分から「20%+復興税」を徴収する。ということで、儲かった分だけ、含み損の銘柄を売ってしまえば「20%+復興税」分の税金を払わなくてよいことになる。含み損の銘柄が優待銘柄その他で、保有を止めるのが惜しいのであれば、売った値段と同じ金額で買い戻す(クロスする、という)ことをすればよい。こうするとポートフォリオから、金額が青くなる(マイナス)表示がどんどん減っていく。その2:古い保有株で損しているものから損切りする「塩漬け」とは文字通り「古くてしなしなになっている」ということである。SBI証券なんかは買った順番にポートフォリオの一覧が作れるので、上の方から見て「含み損が大きくて、長く持っている株」を一度損切りしてみることをおすすめします。「長く持っていて含み益が出ていない=銘柄選択や買いタイミングの失敗」である確率が高いので、まずそういう株を損切りしてみて、手元に新しい株を買うことのできる「現金買い付け余力」を手にして、自分がどういう心理状態になるのかを試してみるといいような気がする。私の場合、損切りすると気持ちが「スッ」となるので、案外嫌いじゃないです。でもあまりそういう状況にはなりたくないですけど(^^;
2020年07月15日
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過剰におびえている人が思ったよりも多いことのほうが、個人的には恐怖である新型コロナ。その第2波が来るとすれば寒くなってからなかぁ、などと予想している。また「自粛云々」という話が出て、サロンFUJIYAMAのスケジュールが狂うと、お越しになる方も講師も困るので、年内の11月までのラインアップだけ以下先にお知らせしたいと思います。【サロンFUJIYAMA講演予定】●8月1日(土)ブラックロックKさん(個人投資家)「グローバル国際分散投資」●9月5日(土)さとりんさん&とりでみなみさん(兼業投資家)「あやしい金融商品」●10月3日(土)平松裕将さん(個人投資家)「株式投資と株主権」●11月7日(土)www9945さん(専業投資家)「今年の注目株」いずれも14:30~16:30。会場は沼津駅前のプラザヴェルテかさんさんホールの予定です。懇親会は8月より再開予定。FUJIYAMA&懇親会のお申し込みは開催日の約3週間前から受け付け、先着順となります。宜しくお願い致します^^
2020年07月11日
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極力売買をしないために、証券口座は2つしか持っていないのだが、そのうちのひとつ「SBI証券」は、50銘柄以上になると次のページに飛ばねばならず、一覧性が悪くなる。ということで、常に50銘柄以内に収めるように努力しているのだが、今年に入ってから2銘柄ほど増えてしまって現在52銘柄。これが非常に見にくいのである。数カ月前から「ポートフォリオの入れ替えをしたいな」と思っていたまま、やっていなかったこともあって、少し入れ替えをすることにした。具体的には、まず既に収益目的としての役割は終え、数単元しか持っていなかった銘柄や、優待がもらえるからいいや、ということで小口でしか持っていなかった株を切る。そのうえで、できたキャッシュで、これから株価上昇が期待できる保有株に買い乗せしていこうと思っている。ついでに、時価総額ベースでポートフォリオ10~20位くらいで、直近であまり株価が反応してくれないものについては、リバランスしていくつもり。今日は今年に入ってから組み入れたアルテリア・ネットワークス(4423)を少し買い増しした。保有割合的にはまだほんのちょっとなので、あと3倍くらいは買わないとポートフォリオ10位以内にはならない感じ。ただ、この株は足が遅いので、ゆっくり買ってもいいのかなと思っている。オールドエコノミーを取り扱う会社よりも、半導体や5Gなどに関連するハイテク株比率を増やしていくつもりである。世の中の流れが完全にそうなので、割安云々というより、市場拡大が見込める産業への投資を増やした運用にする、ということです。
2020年07月04日
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私は株式相場を四季に例えることがあるのだが、それぞれの季節に調子がよい(度が過ぎると「調子こく」)になる人のタイプを観察していて、自分が感じている季節感と齟齬がないかどうかを確認している。 基本「株式の4つのサイクル」といわれるものを春夏秋冬に置き換えているだけなのだが、 春…金融相場 夏…業績相場 秋…逆金融相場←一般的に金利引き下げがサインといわれている冬…逆業績相場としている。コロナ禍で巨額の財政出動を世界各国が行った結果、今は冬(不況)がかなり短くなって、いきなり春が来た、という感じである。もしかしたら冬なのかもしれないが「暖冬」という感じで春に向かっているような気がする。 虫がもぞもぞと地面に這い出して来る時期を「啓蟄」というが、市場でも啓蟄が起こっている。コロナで在宅勤務&自粛で、することがなく、カネでも増やすかということで、イナゴがたくさん株式市場に表れてきた。 「最近株を始めました」という人は、手っとり早く金を儲けたい。しかも投資において覚えることが多くいうえに、自分の資金をそれなりに投下してトレードするから、脳汁が出て興奮している。前のめりになっているから、ちょっと儲かると図に乗って、より値動きの激しい株を選好するようになる。そうすると流動性の低い小型株で、ちょっと有名な投資家が保有している銘柄を聞くと、闇雲にそれを買う。ということで、小型株好きで、億り人が語る気持ちのいいストーリーの株に人は集まる。イナゴタワーの完成である。そういう株が最近騰がっているから「ああ、春だなぁ」と思う。だけれど、小型株は流動性が低い。小型株の投資家で億単位を運用している人は、威勢のいいことを言うだけ言って、それに踊らされたひよこの個人投資家たちがその株を買い、流動性(自分の持ち株をいっぺんに処分できるくらいの買い板)が一瞬集まった瞬間に、売り切る。そして後でネットやSNSで「売りました」となる。理由なんて後付けでいくらでも書ける。そういう手法があまり通じなくなくなってくるのが「夏」「秋」だ。これは収益が伸びている会社で、変化率が大きいところが注目される。私はこういう株を多く持っているので、パフォーマンス的には「秋」が一番成績が良くなりやすい。いまはSNSなどをたまに見ると、明らかに春だ。ならば、小型株に張ったほうが儲かるかもしれないとは思いつつ、投資において「流動性」(売りたいときに売れる)を大事しているので、手を出さない。 春は短い。しかも春に騰がる株は春に処分しないと、次の春がくるまでずっと待たなければならない。売れないのである。これは非効率だし、売れなくて塩漬けになった株をポートフォリオに入れておくのは気分が悪い。 早く夏にならないかなー。
2020年06月28日
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コロナ騒動がピークだった3~4月にかけて騰がった、リモートワーク関連や巣ごもり消費の株がこのところ軟調である。「ひと相場終わった」とは思うのだが、コツコツこれらを買っていくのもいいかな?と考えている。なぜなら、新しい感染症は大体第3波まで流行期があり、うち、第2波が一番罹患者が多い。初夏になってから急速に新規感染者が減ったのは、自粛のおかげではなく、ただ単に暖かくなってウイルスの動きに影響が出てきているからなのだと想像している。となると、セオリーとしては秋口から第2波となり、そうすればまた巣ごもり関連の株が盛り返してくるのでは…という皮算用をしているわけだ。相場格言で「麦わら帽子は冬に買え」というものがあるが、これと同じで、どうせ必要になるものは、需要が減退しているときに安く入手しておくのが利口なのかな、と思っている。短期間で資産を増やすために、株と長時間にらめっこするより、今は身の回りにある自然や音に身を浸して感じてみたり、楽しい仲間と会ったり、ゆったりと時間を遣いたい。そうやっていると自然と自分と他人との境目が次第にわからなくなり、ついには一体化した瞬間というのが時折訪れることがあるのだが(これは一種の瞑想なのかもしれない)、そのときに「ポン!」と出てきたアイデアは、うまくいくことが多い。いま、一度終わったテーマ株を買う、というアイデアもそういうふとした日常の瞬間に思ったことで、その直感に従ってみようかなと感じている。そういえば今日(29日)のお昼に外でものすごい爆音がして慌ててベランダに出ると、やたら速度の速い飛行機が連なって飛行していた。思ったより間近だったので「なんだ?」と驚いたのだが、あとでブルーインパルスだと知ったのだった。平和のカーニバルにかい間、遭遇したことを幸運に思った。
2020年05月28日
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個人投資家オフ会にあまり行かない私。誘っていただけるのは嬉しいけど、私がオフ会に行っても、あまり株談義をしないので、株話をしたくて集まっている人たちからすれば「あいつ、何だよ」になってしまうんだと思う。「将来の年金を自分で作る」ということをベースに資産運用をはじめたわけで、その目的がある一定以上達成された(あるいはされつつある)現状、今以上に株にのめり込むということはないような気がする。投資家オフ会を頻繁にする億り人というのは、とどのつまり趣味自体が株で、趣味でお金が増えるからなおよい、ということでさらに深耕していく(いい悪いかは別にして)。残念ながら、私の趣味は株じゃない。一所懸命好きになろうと思ったが、お酒とか坐禅とか温泉とか文鳥いじりとか、そういうものと同じくらいにハマれないのである。すみません。来週から6月になる。緊急事態宣言も解除になったし、6月は勉強会付きお食事会の「株わさび」をやろうと思っているのだが、テーマを「株中毒じゃない人の資産運用」というものにしようかと考えている(日程決まったらご案内します)。ほどほどに運用して、ほどほどに儲ける。増えたお金の一部で、ときどきささやかなぜいたくだったり、思い出に残ることをする。それでいいのではないかというゆるーいスタンスだ。とはいえ、まぁ、適度に負けず嫌いなので、日経平均くらいの運用パフォーマンスが出るといいなと思う。反面、最近上昇相場になって、株クラスタの人たちの鼻息が荒くなるのを見ていると、正直少々食傷気味だ。前はそういう人を見ていてほほえましかったり、観察の対象として興味深かったのだが、相場を一巡り、二巡りしていくうちに、好奇心が薄れてきている。「人間というのは学んでも学んでも変わらない」「自分が満足するお金を得たときにその人間の本性が出る」ということを見てきた。だから喰い飽きたのかもしれない。私、枯れちゃったなー。<お酒メモ>5月27日木曜日ギネス 生 3パイント半キリンIPL 生 ちょっと蒼空 美山錦 1合弱あべ おりがらみ おちょこで2つくらい自然郷 2合半
2020年05月26日
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運用上手な投資家さんで遊んでくれる人の中に、自分が注目している株と同じ株を見ている人がいる。性格が似ていれば注目する銘柄が似通ってくるのは当然なのだが、面白いことにその人は正反対の意見で見ているのだ。「オリエンタルランドのチャートよさそうだから騰がりそうですね」「カラ売り中」「ワークマン、今買って放置しておけば騰がるかも」「買ったけど下がったから投げた」(その後騰がる)という具合。直近では「オラクル、カラ売りしてるけど何であの株騰がるの?」「いまコロナ禍もあって受注バンバン入ってそうだから売るのやめたらいかがですか?「最近エムスリー値ごろ感ありますね」「あ、それ今カラ売りしています…」……(^^;こんな感じなのだが、興味深いのは私よりも全然運用金額が大きくて投資が上手なのに、意見が割れるときにはだいたい私の意見のほうに相場が流れることが多い。決して私が「当たっている」ということを主張したいわけではないのだが、そういう傾向を見ていると、相場ってやっぱり多種多様な人がいて醸成されているのだなと感じるのである。自分で相場に対峙して、張るのも大切なのだが、投資家さん同士でコミュニケーションをとる機会があるのならば、こうやって「自分と似ている人」「そうでない人」と会話をして、たいていどちらに流れるかで、直近の相場観を構築するのも悪くない方法だと思う。できれば、似たような銘柄を持ち寄って、その相場について語り合うよりも、自分と違うタイプの人との会話が持てるといい。小型株やマザーズばっかりいじっているのならば、大型株やインデックスをいじっている人と。現物オンリーの投資法ならば、信用取引をする人と。信用買いばかりするのならば、カラ売りが得意な人と。集中投資している人は、分散をかけても同じパフォーマンスが出ている人と。こんな風にして自分の運用を相対的に観ることも、また相場と上手に付き合うコツだと思う。同じタイプと付き合ってても、羊かいなごになるだけ、です。
2020年05月23日
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3カ月お休みしていたサロンFUJIYAMAですが、静岡県の緊急事態宣言は解除されたので、6月6日にサロンFUJIYAMAを開催します。再開できたことをとても嬉しく思います。講師はここ数年、年1回お願いしているユーラシアの風さんです。ロシアをはじめとするユーラシアの情報に精通されており、著書やメディア露出などもされている方です。原油価格が一時マイナスになるなど、素っ頓狂なことが平気で起こる昨今、今回のテーマは石油市場の話とあって、本当は多くの人にお越しいただきたかったのですが、会場の方針で、30名限定の募集といたします。既に受け付けは始まっておりまして、あと若干名という感じですが、ご興味ある方はぜひお越しください。なお、残念ながら今回は懇親会はございません。よたよたと再開しますというのが、正直なところで、一気に「密」な状態にもっていって起こるかもしれないリスクなども考えた結果です。講演前後に、ぜひおひとり、または少数の方々で沼津を堪能していただければと思います。7月は懇親会も復活したいですね^^<6月サロンFUJIYAMA概要>日時:2020年6月6日(土)時間:14:30 〜16:30場所:プラサヴェルデ407 静岡県沼津市大手町1-4-4 電話:055-920-4100講師:ユーラシアの風さん「プーチンのロシアと石油市場」参加費:2,000円(当日お支払い下さい)定員:30名※アルコール消毒、マスクを着用を推奨して開催します。休憩時間を多くし、喚気をよくするよう努めます。その他、会場の管理者が定める事項によりご協力をお願いします。お申込み:参加希望の方は、株式会社吉野エージェンシーの勝又さん(info@hokenyoshi.jp)へ以下の内容をメールにてご連絡ください。 1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)※会場の都合上、定員になり次第〆切させていただきます。ご希望の方はお早目にお申込みいただきますようお願い致します。会場の都合上、先着順にいたしますので、ご希望にそえない場合もあることをご了承ください。
2020年05月21日
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決算シーズン真っ盛りで、決算を予測してスイング投資をする「決算プレイ」を愉しんでいる人も多いかと思う。ただ、テクニカル系の相場巧者の話を聞いていると、ここ数年は「決算またぎはしない」「決算プレイの意シーズンはそのまま持ちっぱなしで放置する」という意見が多い。これは、いろんな投資ツールが出てきて、決算予想が簡便になったため、ボラティリティ(変動幅)が大きくなって、投資スタイルが乱れやすくなっているせいなのかもしれない。今年の決算シーズンの相場を見ていると、予想していたこととはいえ、「ファンダが機能しない」と感じる。コロナ禍で減益発表する企業は全体の95%程度を占めているし、今期予想を出さなくてもよくなったので参考にする大きな指標が失われている。出してくれる企業もあるが、シブい数字を出せばそこだけは投資家が反応する。「読み」をするための手掛かりが少ないんである。ドラッグストアなどはいい決算を出しているところが多いが、スギ薬局など、株価はすでに「行ってこい」のところが多い。短期トレーダーが一勝負し終えたせいで株価が落ち着いてしまったのかもしれない。ファンダ派はここで「そうはいっても、マスクだ衛生用品だで、ドラッグストア隆盛は続く」と考える。私もそう思ったのだが。某所でワインを舐めていたら、背中からこんな声が聞こえてきた。「4月の月次は何とかなったけれど、もうマスクとか在庫もあるし、アルコール除菌なんかもタブついていて○万本も残っるよ。だから店舗に押し込めない。とりあえず4月の勢いが若干残っていたから5月は(売り上げは)何とかなるけど。来月以降はへこむよ、何を納品していいか頭抱えてる」いやー、ぶっちゃけてるなぁ。そっちの業界の人だちなんだなということがものすごくよくわかる。久しぶりに耳がダンボになってしまった(笑)ということで何が言いたいかと言うと、目先は「投資軸を長く考えて国策や時流に乗った銘柄をコツコツ買って気長に持つ」「とにかくテクニカル指標だけで売買する」の二択なんだなと思う。ただし、テクニカルはの猛者たちが「決算シーズンはトレードを避ける」と口をそろえているので、テクニカルでの売買は6月に入ってからでいいのでは、ということになる。つまり、今は「お休み」していましょう、ということになる。手持ち株でPF上位の株の決算がいくつか残っている。もし思ったよりもいい決算で、株価もそういう反応をしたら、部分的に利益確定して、手持ち枚数を減らしてもいいかなと考えている。<お酒メモ>5月15日金曜日ゴーストランナー ジンファンデル100% ナパワイン 赤 2/3本而今 酒未来無濾過生原酒 2合亀泉 高育63号 おちょこで1つ
2020年05月16日
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母の日に何もしてやれないので、とりあえず母に電話した。「10万円の給付金が足りないから、もう少し給付してほしいの」とせがまれる。だいぶ前から私は両親兄弟家族の「お財布」なのだが、こうあからさまだと、もう仕方ないなぁと思う。みんないい年齢だから、言っても直らないからだ。人間は変わらない。年を重ねるほど変われない。GW明けから政府の10万円の給付手続きが本格化した。窓口に人が殺到し、なかには6時間待ちというニュースもあり、「だから3密の定義とか場所ってどこなのよ」とツッコミたくなる今日この頃である。いの一番にマイナンバーカードなどで「申請しました!」という態度も立派だと思うが、金がある人はゆっくり順番を待っていればいいと思う。億り人とかで「早くも10万円ゲットして、株に突っ込んで回転率を上げます。利金を増やします」ということに血眼になっていることを祈る。スマートじゃないかもしれないが、役所の窓口に行くしか手段のない困っている人から給付されるといいと思っているので、(もはや不要不急のマスクと一緒で)のんびり申請のお便りを待ちたい。ところで、以前、経済政策には金利などをいじる「金融政策」と、公共事業などの「財政政策」の2つがあると書いたが、今回の10万円の給付金は久しぶりに「財政政策」の範疇に入るやり方だ。しかも大衆の目にはもっとも理解しやすい方法である。企業や自営業といった法人や既存の法律スキームを介するやり方ではなく、直接国民に対する政策だからだ。「わかりにくいけど対応はやってるよ」では、大衆の心は動かせない。たまには卑近、つまりベタな方法でわざわざ提示していかなければ、民主主義下での権力の維持は難しいのである。母親が言う。「もう10万円くらいくれないかしら?スーパーとか行ってもモノの値段がすごく高くて、相変わらずすっからかんになってる棚も多いの」でもね、という。「お母さんはね、ずっと前から金融政策で10万円以上の恩恵を受けてたんだよ」理屈だけで言えば、金融政策は市中のお金をじゃぶじゃぶにしたり金利をいじる作業である。ものすごく単純にかつ悪く言えば、基本、「借りる」人と、投資している人がまず恩恵を受ける政策だということだ。母の資産で株を10年以上前から運用しているが、結構な利回りというか、何倍にもなっている。年に受け取る配当金も年金に比べて少なくない額である。彼女は昔から政府の政策で国民の平均以上のお金を得ていたというわけだ。これに対して財政政策は事業を増やして、最終的には雇用や需要を増やすことで景気浮揚を狙う。乱暴にいうと金融政策は「カネ」を刺激するものであり、財政政策は「人」を刺激する側面が強いように思う。これまでは「カネいじり」が日本の政策の中心だった。それは財務省が財政政策、とりわけ財政出動を嫌がっていたから、政治は「カネ」のほうしかいじることができなかったわけである。でも、それがコロナでなし崩しになってしまい、久々にやった「財政出動」は、結果的に今までやってきた金融政策に比べて安い金額で、国民を大いに刺激した。しかも生活困窮者に30万円ではなく一律10万円。これほど「見た目に公平」な財政政策があるだろうか。下手にカネをケチろうとしたことで、公明党を怒らせ、最終的に10万円案を呑み込んだ財務省を見て「あーこれはやっちゃったな」と私は思った。「無知だからうまく掠め取ればいい」と財務省が思い、カモにしていた国民を起こしてしまったからである。パンドラの箱は開かれたのだ。平成時代、いや失われた30年+αがやっと動き出す。動く矛先がいいか悪いかはわからないけれど、こういう時代に生まれてきたことが嬉しい。珍しい体験ができるからである。そういう意味で、おりしもコロナは共産主義の中国産だから、革命ウイルスだと言っても過言ではない。人間の身体に作用して、人を死に至らしめるよりも、人間そのものの生活や経済に刺激を与えるのだから、感染症ではなく、これは社会的ウイルスという側面が強いように思う。
2020年05月10日
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ワークマン(7564)は3月の月次時点で、30カ月連続で前年同月比を更新している。消費税増税、暖冬、コロナ禍という立て続けの苦難の中で、何食わぬ顔で好調を維持している。アパレルが不況に陥る中、ホルダーとしては本当に驚異である。でもなんでだろう?と考えていた矢先、zoom会議をしていてその理由がわかった。在宅で会議に参加している人の服を見ると、アウトドア系のファッションをしている人が多いのだ。モンベル、コロンビア、パタゴニアなどもいるが、「あ、これワークマンだ!」という服も多い。仕事はすれど在宅なので、公私兼用、若干カジュアルな服というと、このあたりのアウトドアファッションがちょうどいい、と考える人が多いのだろう。買い物に行くのにも便利だし、撥水加工してあるし、値段の割にはカメラを通すとそれなりにちゃんとして見える。素材自体が窮屈ではないのも利点だ。サラリーマンの休日出勤に着ていくような「準既製服」的な需要が、コロナ騒動で爆発的に増えている。これも月次が好調の理由のひとつなんだと感じた。逆に言うと、スーツとかフォーマルの服主体のアパレルは苦しくなるだろう。私も春秋用のロングコートは、急に在宅勤務要請の回数が増えたことから、結局1回しか袖を通さなかった。タクシーなどの移動も増えたので、ロングコートはしわになってしまう。なので、上着はカジュアルで移動するのに楽なものばかり着ていた。同じように考えて服を変えている人が多いのかもしれない。もともとの作業着需要についても、在宅には切り替えられない作業であることから需要は落ちづらいし、こりゃ、まだまだ強いかなぁ。。
2020年04月25日
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5月のサロンFUJIYAMAですが、講師の平松さんと主宰者の吉野さんと話し合った結果、残念ながら中止することにいたしました。給付金1人10万円とトレードオフの関係なのでしょうが、緊急事態宣言による外出自粛要請が特定地域から全国に拡大されたことで、「自粛」を唱える人が増えることが予想されます。また自粛期間は5月6日までとのことですが、10万円にしたことで政府も「5月6日からさらにあと2週間」ないし「1か月」といってくることが容易に想像できるのです。直前の中止をすると、参加者に迷惑がかかってしまうので、早めの中止を決めました。平松さんには、大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、あたらめて登壇していただきたいと思っておりますので、ご意向を伺うつもりです。オンラインでやっては、という声もありますが、そもそも営利目的ではないし、投資仲間とリアルに触れ合うが「サロン」の主旨ですから、ネット経由というのは前向きには考えていません。時代がそういう(=非接触)流れになるのは理解していますが、「だからその流れに従う」のではなくて「本義としてどういう立ち位置でサロンFUJIYAMAをやりたいか」ということが大切だと思っています。「なんとなく流されて漫然と生きる」ではなく「主体的に行動する」ことが、生きていく上で一番大切なことだからです。私は人間関係が原因で3年ほど前に体調を崩し、死ぬのかなと思うくらいひどい目に遭いました。そのときにサロンFUJIYAMAを「お休みしたり、止めてもいい」「雅が来なくても講師を引き受けるから休め」と何人にも温かい言葉をかけていただきましたが、無理をしても続けたいと思ったので、今日ここまでお手伝いを続けてきました。非接触の時代にはなるでしょうが、そのときに人は「ぬくもり」を恋しがるでしょう。いまの若い世代は非接触の進行に早く順応するでしょう。けれど、人間は肉体と思考というハイブリッドな性質を持つ生き物です。身体性から受け取るものを私は大切にしたい。思考主体のコミュニケーションはAIとあまり差がないからです。人間の利点を放棄し、「人間の疎外」を産む社会になる未来は見えているのですが、私はそれに極力抗いたいのです。それが人間として生きる意味を見出すことにつながると思っています。今日の日記の後半は、わけのわからないことを書いてるな、と思う方も多々いらっしゃるとは思いますが、これは自分の持つ哲学なものなので、ご容赦頂ければ幸いです。<お酒メモ>4月17日金曜日蒼空 美山錦 3合ちょっと赤武 2合半
2020年04月18日
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昨日7日の安倍総理の非常事態宣言の会見で、富士フイルムHD(4901)の「アビガン」を治療薬として、既存の備蓄70万人分から130万人分増やして200万人分にするという発言があった。その予算に割り当てられたのは137億円。単純計算で治療薬1人分で1万円ちょっと。これを材料として富士フイルムHDが上がる、と思う人は「計算」ができていないと思う。チャートやテクニカル指標でモメンタム投資する人はいいけれど、ファンダから考えたらこの銘柄はもうコロナ銘柄としては材料出尽くしで終わっていると思う。先日出た四季報の春号によれば同社の2021年3月期予想売上は2.5兆円。これに137億円売上が乗っかることでの増益幅を考えると、「薬にもならない」ことは容易にわかる。むしろ大企業がゆえに、ほかの事業ポートフォリオの減益を考えると、利益に対するインパクトはあまりない。むしろデンカ(4061)のほうが時価総額2000億円台と、中型株としてそこそこいいサイズの会社なので、アビガン相場をいじるのなら、こちらのほうが現実的だと思う。思い出されるのは、ゴールドラッシュの時に一番値上がりしたのは金鉱株ではなく、その鉱山を掘るために従事する人たちの作業着を作るリーバイスだったということ。その連想で私は2011年3月の震災後に復興関連の建設株ではなく、ワークマンを買った。結局20倍以上でいったん売却した(今は買い戻してポジションはある)。そのセオリーで考えれば、コロナ=感染症=新薬というのは、まさにゴールドラッシュの金鉱株であり、311の建設株ということになる。これを買うのは賢明ではないのだ。今回の富士フイルムHDは、相場の中で特に思惑で動く「バイオ銘柄」の範疇に入るので、無視するに限る。むしろ、いま買うのは、リーバイスやワークマンに該当する企業なのでは、と考えている。人間は思い込みが過ぎたり、ある1点のものに囚われすぎると現実を見失う。恐怖に駆られればなおさら冷静な判断ができない。私はコロナウイルスよりコロナ騒動の自粛圧力で経済が落ち込むことのほうが、損失がでかいし、どの人たちの生活にも深刻な影響を与えると思っている。自粛が長引けば、深刻な影響はもっと長くなると想像している。健康は大切にするが、過度に防御はせず、免疫獲得のほうを志向するし、いちおう個人投資家のはしくれなので、お金を大切にすることも考えたい。というわけで「自」らは「粛」々と相場に向き合って、まずは損失を少しずつ小さくすることを心掛けたい。やるならこっちの「自粛」ですね。
2020年04月08日
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諸般の事情で先ほど4月サロンFUJIYAMAの中止が決定しました。3月に引き続き、直前のご報告で申し訳ございません。主宰者や15周年記念ということでの登壇をしてくださる講師とも相談した結果ですが、全員がやりたいと思っている中、中止となった理由に「こんな状況でFUJIYAMA開催をやるのはいかがなものか」というクレームが入ったことがあります。非常に断腸の思いです。正直、そういう意見を言う方はお越しにならなければいいだけのはずです。会の開催自体に社会正義を振りかざして圧力をかけて止めさせるやり方は、非常に不愉快です。会の事務局にクレームを入れた方がこのブログを読んでいるのでしたら、そのことだけは強く申しておきます。そもそも静岡での感染者数が少ないこと、いま経済がおかしくなっているときに投資家が市場で死なないための演目も含め「必要かつ緊急」の話をするつもりであったこと、会場で参加者同士の距離を2メートル空ける(1.8メートル程度でよい、がガイドライン)、アルコール消毒などの準備なども行う予定でした。何より手配をする方々や、懇親会のお店にも経済的な打撃を与える行為です。いくつかの自治体の首長が外出自粛といっていますが、在宅勤務、いや就業時間外でも、自粛以上に生活の手足を縛られている人が増えており、コロナよりも精神的や肉体的に健康を脅かされている割合が強くなっています。日本は同調圧力が強い社会ですが、いたずらにその圧を利用するのはどうかと思います。5月は必ず開催したいと思っています。また主宰者にクレームを入れた方が誰なのかをヒアリングして、場合によっては直接お話ししたいと思います。<お知らせ>先日の株わさびで交通ICカードの忘れ物がありました。お心当たりの方はご一報ください。
2020年03月28日
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インドやハワイ、バンコクなど、あちこちでロックアウトと呼ばれる「外出禁止令」「集会の中止」が始まっている。日本は東京オリンピックをどうしてもやりたかったため、これまでは「ゆるい封鎖」しかしていなかったけれど、手続きを踏んで東京オリンピックを1年中延期することで話がまとまった、というのが今日までの話。で、ここからはあまり楽しくない話なのだが、東京都は感染者数が減ってもヨコヨコでも、非常事態宣言とロックアウトをやるんじゃないかと思っている。理由は簡単で、都知事が目立つことと横文字が大好きなご婦人だから。いつもイベントがないと生きていけない体質のように見受けられる。高らかに宣言すればマスコミも殺到するし…やりそうなんだよなぁ。金曜日の夜に宣言、となれば週末のTVも彼女の映像で独占できるしなぁ。そうならないことを祈りつつ、今週28日の勉強会付きお食事会「緊急株わさび」の講演資料を作っている。おかげさまで20人近くの参加希望もいただいてまして、残席わずかです。テーマは「暴落時のお作法」その他を私、雅がお話しし、今回のコロナショックで維持率がやばくなってジェットコースター的スリルを味わったとりでみなみさんの「信用取引の掟と教訓」の2本立てです。以下再掲いたしますが、あと3名程度お申し込みがあれば、締め切り前に募集を締め切ります。クラスターになってもよくないので…よろしくお願いいたします。【緊急株わさび概要】 日時:3月28日(土)16:00~18:00 勉強会、18:00~懇親会(約2時間程度) 場所:都内山手線の内側のいつものお店 会費:8000円お申し込み:雅メールアドレス、slowlysheep●yahoo.co.jp(●を@に変えてください)までお名前と携帯連絡先をお知らせください。携帯番号は道に迷われる方や、当日の遅刻や急ぎの事態の際に連絡をとるときのために伺っております。お申し込み締切:3月26日(木)→お店の仕入れの都合も鑑みて<お酒メモ>3月24日火曜日キリンクラシックラガー 瓶 コップで2つ幻舞 無濾過生原酒 半合グリド甲州 白 ハーフボトルイタリア 赤 ハウスワイン グラスで2つ荷札酒 1合楽器正宗 緑ラベル 半合
2020年03月25日
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最近なんだかんだで出歩かずに家に引きこもっている。3連休もどこにも出かけず、料理と洗濯に明け暮れた。シーツからタオルから、1日4回も洗濯機をかけ「洗濯女」と化していた。唯一出歩いたのは買い物。スーパーや八百屋をめぐって気づいたのは生鮮食料品の特売や値引きが格段に増えた。野菜の値段が安いのは暖冬の影響、輸入食料品の特売は円高によるものだろうが、きのこが総じて安い。個人的には「きのこは景気の橋頭堡」、つまり炭鉱のカナリアとしてウォッチしている。というのも、きのこはその性質から自給率が高い品目のひとつだが、景気が悪くなると低カロリーで腹持ちが悪いから、家計から真っ先に切り捨てられる。その昔、雪国まいたけ(今は上場廃止)とかホクトは景気に先立って下方修正を出した。特に雪国まいたけは万年有利子負債が多く、根性で経営をやっているきらいがあるので、月次売上が悪くなりそうだと、特売で日銭を稼ごうとする。景気が悪くなると、きのこ>野菜>高級肉・魚の順に安くなる、というのが体感だ。ただ、現在唯一のきのこ株、ホクトを見ればわかると思うが、10年チャートでほぼレンジ相場。株価をみて景気の先行きを見るのではなく、あくまで店頭のきのこ価格が大事だということに注意して欲しいです^^<お酒メモ>3月19日金曜日小布施 6号酵母 ドメイヌ池田の美山錦 マグナムボトル 生 3合半3月20日土曜日小布施 6号酵母 ドメイヌ池田の美山錦 マグナムボトル 生 1合半宗玄 生原酒 金ラベル 3合3月21日日曜日宗玄 生原酒 金ラベル 2合コレッツィオーネチンクアンタ 赤 イタリア +3 ハーフボトルたかたのゆめ IPA 小瓶1つ桜酵母入りビール 小瓶1つ
2020年03月21日
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飲食店の需要喚起&しけた世の中の空気を払拭しようということで、3月28日(土)16時より、勉強会付きお食事会「緊急株わさび」をすることになりました。テーマが複数あり、どれにすべきか、複数の演目でやろうか悩んでいるのですが、以下のようなものを考えています。【テーマ】・「暴落時のお作法」…今回のコロナでの暴落を踏まえ、急落時にどう対応すべきか(講師は1~複数を予定)・「生活防衛と投資」…資産配分(アロケーションの考え方とドローダウンに強いポートフォリオの考え方)その他、・急遽延期になったサロンFUJIYAMA3月講師のブラックロックKさんにお越しいただいてこちらで代講していただくということも考えております。ご本人にまだご相談しておりませんので、「代講」希望の方はその旨参加お申し込み時に書いていただけると幸いです。山陽地方に住んでいる方から「株わさびやってほしい!行くので!」とリクエストがあり、それがまた背中を押してくださった格好になっています。直前のご案内で恐縮ですが、ご検討よろしくお願いします!たくさんのご参加お待ちしております^^【緊急株わさび概要】日時:3月28日(土)16:00~18:00 勉強会、18:00~懇親会(約2時間程度)場所:都内山手線の内側のいつものお店会費:8000円お申し込み:雅メールアドレス、slowlysheep●yahoo.co.jp(●を@に変えてください)までお名前と携帯連絡先をお知らせください。携帯番号は道に迷われる方や、当日の遅刻や急ぎの事態の際に連絡をとるときのために伺っております。お申し込み締切:3月26日(木)→お店の仕入れの都合も鑑みて<お酒メモ>3月18日水曜日蒼空 美山錦 2合仁井田本家 めろん3.33 1合あたごのまつ ピンクおりがらみ 2合半楽器正宗 純米 1合弱白ワイン グラス半分くらい
2020年03月19日
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3月14日に東京の標準木の桜が咲き、平年より早い開花宣言となった。濃い目のピンクの花をつける早桜は数日前の雨で大分弱り、ホワイトデーには散り始めていた。みぞれまじりの雪を見ながら「ホワイトデーだから白い雪と桜を舞い散らせたのかな」と柄にもないことを思いながら、なじみの豆腐屋へ。こちらでもマスクがなく、製造上困っていて「マスク10枚でいいから欲しい」と言われたので、急いで家に帰って100枚持っていった。これもある種の「財政出動」だなと思いながら、凍りつきながら届ける。吐く息が白く、耳もキンキンして死ぬかと思った。そういう週末を潜り抜けて、とりあえずデッドキャットバウンス(?)している東京株式市場。たまにプラスの日があったほうが精神にはよい。いいタイミングで4月サロンFUJIYAMAの募集もはじまった。今回はサロンFUJIYAMAをはじめて丸15周年の記念会になります。兎にも角にも、お越しいただくみなさまと、主宰者の吉野さんによってここまで来ることができました。御礼申し上げます。以下ご案内になります。もともと「あやしい投資商品」ということをテーマにして、サブスクビジネスなどの話をとりあげようと思ったのですが、コロナ騒動&暴落を経たいま「上場銘柄ほぼすべて」「銘柄を推す株式評論家」など、世の中にはあやしいものてんこ盛りなので、何をとっても「あやしい」のですが、気分転換を兼ねてお越しいただければ幸いです。【4月サロンFUJIYAMA概要】日時:2020年4月4日(土)14:30~16:30場所:プラサヴェルデ401 静岡県沼津市大手町1-4-4 電話xxx-xxx-xxxxx講師:とりでみなみさん&さとりんさん「あやしい投資商品」会費:2,000円(現地にてお支払い下さい)ご参加のお申込は、株式会社吉野エージェンシー勝又さま(info●hokenyoshi.jp ※●を@に変えてください)へ以下の内容をご連絡ください。 1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)3.懇親会の出欠(今回は通常ルールと異なりますので、下記ご了承ください)※会場の都合上、先着順で受け付けておりますので、ご希望にそえない場合もあることをご了承ください。懇親会ご希望の方は先着順にお請けしますが、前回3月が急遽中止になったため、3月懇親会入金済みの方を優先とします。ご参加の皆様には、別途お振込のご案内をお送りいたします。
2020年03月15日
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資産1億円以上を「億り人」というのなら、1億円すっ飛ばした人は逆億り人だなぁ、などと思った。昨日3月16日時点で「億り人陥落しました」という話をちらほら聞き「それは逆億り人。なかなかできないことだから、(リバウンドしたら)あとでいい思い出になるはず」と励まし(?)た。自分の場合、2008年のリーマンショック時は、時価での資産総額はショック前より50%程度毀損したので、今回も半値程度までは覚悟していた。そうするとなけなしの金でも冒頭の金額くらいは平気で飛んでいく。それを覚悟して、リーマンほどいかないように運用すればよい、という程度で考えていた。そういうことは起こり得ることだもの。人生には3つの坂がある。上り坂と下り坂と、ま「さか」だが、予見しえない「まさか」だけは回数少なくていい。だけど、私の場合は結構あるんだよなー「まさか」が(^^;人間の心の振幅をゴハンにして神様がこの世の中が成り立たせているのなら、なかなかビビらない自分にはあえて強烈な「まさか」を与えているんじゃないかとすら思ったりする。話がかなりわき道に逸れてしまったが、今日17日前場時点で一時プラ転したものの、すぐにマイ転した。東京市場に関して言えば明らかにマーケットは日銀の金融緩和という従来どおりのボールではなく、消費税減税という政策提言を催促しているように見える。トランプが強引にFRB理事長にクビをちらつかせて利下げさせた強引な手法を見て「(マーケットの動きを通じて)こういうことが国の政策にも通じる」ということを、人が知ってしまったし、そのやり方は他でもできると、他国にも認識させてしまったように思える。もともと買い方と売り方の思惑で株価は上下する。だけれど今回のトランプの動きをマーケットが学習してしまったのか、結果「見えざる手」ではないが、「マーケットとしてはこういう政策を取って欲しいのよ」という、ある種の「意思」を持った株価の値動きをしているように見える。通常、マーケットは感情と勘定でシンプルに動くが、感情に理屈を与えてしまったような動きである。卑近な例えだが、傲慢な男が「このブスとはつきあいたくない。ミスコンで優勝経験のあるOLと付き合いたい」と、具体的にわがままを言っているような感じなのだ。誰とでもいいからとにかく女と付き合うという欲望を満たすでいいじゃない、といいたくなるのだが。それはまるで出来の悪いAIみたいで、薄気味悪い。まだまだ底値を模索する動きが続きそうに見えて嫌だなぁ。こういう「陥落者」が続出する相場は1)底だと勘違いし、調子こいて手元現金を株に「財政出動」させない(反転をきちんと確認してから行う)2)年間予定配当総額の7~8割を計算し、その分の金額だけクロス取引をして実現損を出す3)サラリーマンなら入金投資法の拡充を検討する(ただし生活を貧しくして心を失わない程度に)4)今回の場合は権利取りが近いので、優待株を1単元ずつ落穂拾いしていくというのが無難かなと思う。特に2)については、来年の確定申告時に配当金と確定損を相殺すると配当総額の20.315%が還付金として返ってくるので、配当が年100万円入るとしたら、20万円ちょっととなる。これは少なくない金額だ。また、「年間予定配当総額の7~8割」と書いたのは、景気衰退期は減配が続出する。目減り前提でのざっくりした目安である。私はまだ1)しかやっていないが、2)3)は一応準備しておこうと思う。陥落ではなく「歓楽」する人が早く増えるといいな。<お酒メモ>3月13日金曜日小布施 日本酒 6号酵母(新政酵母)生 通常マグナム 2合宗玄 生原酒 金ラベル 1合半3月14日土曜日宗玄 生原酒 金ラベル 4合コレッツィオーネ チンクアンタ イタリア赤 +3 ハーフボトル3月15日日曜日たかたのゆめ(岩手県一関市クラフトビール) IPA 小瓶1つ3月16日月曜日ジンファンデル アメリカ赤 グラスで1つジンファンデル+カベルネ+テンプラニーニョ+マルベック アメリカ赤 グラスで1つ
2020年03月14日
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株が毎日面白いように下げている。麻痺しているわけではないのだが、20年くらい相場をやっていてこういう暴落を何回か見ているので、「慣れ」はある。投資家としてどう生き残るか、みたいなナルシストな気分にはちっともなれない。こういう相場でそういう「語り」をするのは性格に合わない。お金はタワマン1つくらいは吹っ飛んでいるのだが、生活を変える気ははい。家を買っておけばよかった、とも思わない。「必要のないものは持たない」でいいので強がりではない。むしろ昨日は友人たちとワインを抜き、楽しく会食をした。こういう社会的混乱でも、身体は健康で、普通に会って、普通に会話できる友人がいることが、どれだけかけがえのないことか。私は恵まれているなと思う。金銭に換えられない資産を持っているのだから。株が!金が!と恐怖心に支配される時間はムダなので、暗い社会の中でも、喜んだり笑ったり、感じ入るものを見つけ、それに感謝して日々を過ごしている。神様とか宇宙みたいなものが、人間の心の振幅(恐怖とか不安というマイナスエネルギーと、歓喜や希望というプラスのエネルギー)を原資にして動いているのならば、私みたいな人間は「使えない」存在なんだろうな、などと思う。お悟りをひらいた人が生まれ変わることがないのは、そういうプラマイのエネルギーを生み出す電池でなくなったから、神様的には「廃品」という判断があって、そうなるのだと、どこかで感じている。今日も株は下がっている。資産が飛ぶことよりも、歴史的瞬間に立ち会えたことに興奮している。こういう機会を見ることで、相場に対して耐性ができるんだろうな、と思う。今朝は前場で一時、1990年4月以来、金額ベースで約1830円下げた。そんな中、友人から>人生で初めてダブルインバースのストップ高を見ることが出来るかもしれないのでワクワクしています(笑)というメールがきて、「だよな~」と思った。相場を張るのではなく、相場に付き合って愉しむ人はこういう感覚なのです^^ただ、数字で見てみると日経平均の下落率ベースでは、今日の前場最安値は11.1%下落なので瞬間ベースで歴代3位である。参考までに以下に記しておきます。【日経平均歴代下落率】順位日付終値前日比(円)下落率(%)1位 1987年10月20日21910.08-3836.48 -14.92位 2008年10月16日8458.45-1089.02 -11.4 ←ここの次3位 2011年3月15日8605.15-1015.34 -10.64位 1953年3月5日340.41-37.81 -10.05位 2008年10月10日8276.43-881.06 -9.66位 2008年10月24日7649.08-811.90 -9.67位 2008年10月8日9203.32-952.58 -9.48位 1970年4月30日2114.32-201.11 -8.79位 2016年6月24日14952.02-1286.33 -7.910位 1971年8月16日2530.48-210.50 -7.7毀損したPFの修復には相応の時間はかかりますが、まぁじっくりやっていきます。むしろ、「何とかショック」の時に猛烈に仕事が忙しくなって稼ぐタイプなので、社会に対してできることをしっかりやります。兜の緒を締めなきゃ。やるべきことやっていれば結果はついてくる。<業務連絡>www9945どの、twwter見ました。>そ言えば、「何がパンディミックだ!そんないまさら次郎なこと言って。パンでも食ってろ!」と、口の悪い投資家が酔っ払って逆ギレしてました。あのですね、私そういいましたが口悪いですかねー(^^;あと「パンデミック」です。コロナでコロコロ死ぬようなタマじゃないわ!と発言したことも記憶しております。逆ギレじゃなくて巡航運転でございます。また悪態つきたいです(^^)<お酒メモ>3月12日木曜日ソアベクラシコ 白 グラスで2つシャトーポールマス 赤 1本弱ふるさと納税のキャンペーンでアイスクリームが当たった。嬉し(*^^*)
2020年03月13日
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東日本震災からちょうど9年。相場は同じくらい荒れ荒れですが、昨日も今日も株を少し買っています(^^;昨日はホロン(7748)を買って、今日はA&D(7745)を買い増し。親子上場を落ち穂拾いしています。ということをリアルタイムで投資家さんにメールで書いていたら「元気だねー」と言われました。はい、元気です(*^^*) 下落相場にはメンタルは強いんです。そう考えると、3年近く前に1カ月で7kg痩せて不眠症になったのはよっぽどだったんだなーと思う。
2020年03月08日
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ご連絡が遅くなりまして恐縮ですが、新型コロナウイルスによる国内の混乱により、3月7日のサロンFUJIYAMAは中止いたします。「多分やると思う」と以前ご案内していましたが、数日前に静岡でも感染者が出たということもあり、主宰者の吉野エージェンシーさんのお立場を考えると、その中で強行開催することはかなり難しいと判断しました。お詫び申し上げます。講師のブラックロックKさんは数年ぶりの講演とあって、気合の入った内容はさることながら、時機に適ったテーマを考えていたはずなので、スケジュールを確認したうえで、近いうちに登壇をお願いしようと思っております。引き続きサロンFUJIYAMAをどうぞよろしくお願いします。
2020年03月01日
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しばらく更新が滞っておりまして、大変申し訳ございません。相場が大変だから逃げた、ではなく、相場もロクにできないほど、仕事その他で移動しております。こういうときに専業投資家の「兼業投資家は気楽だよね。固定給や本業収入があるから」という戯言を必ずと言っていいほど耳にするのだけれど、そういう発言をする人はいずれ淘汰されるものだと思っている。専業には専業の、兼業には兼業の「長所と短所」があるわけで。上昇相場で相場に増える回数が自由な専業と、会社の会議だ、アポイントだ、で自由が効かない兼業では、投資スタイルにもよるけれど、パフォーマンスに差異がどうしても出る。サラリーマンはきついレバをかけていられないですし。だから、下落相場で多数の投資家がしんどい思いをしているときに「夏にいい思いをしていたキリギリス専業」が今さら兼業に向かってうだうだ言うのは「ふざけるな」という気持ちがある。「24時間やりくりして、少ない給料で働いてるんだよ」と面と向かって言いたいくらい…というか、私の性格なら本気でやるだろうなぁ。これだから独り身なんだろうなぁ(笑)最近は仕事が立て込んでおりまして酒量も減っています。そのせいか、4合呑まないうちに酔う日もあって、自分でも少し前まではよく呑んでたなと舌を巻くばかり。本当にどうしたんだろ。ということで、落穂拾いのような形にはなりそうですが、つらつら更新していこうと思います。
2020年02月29日
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今日も株を数枚だけ切った。毎日、切っては違う株を買い、ということをしているのだが、そろそろそれもお休みしてしばらく静観しようと思う。3月のSQまではまだまだ予断を許さない状態だからだ。普通5営業日連続でこれだけ下がったら、来週は反転するだろうと思いたいのだが、過去に相場はそういう期待を何度も裏切ってきた。なので、死なない程度に相場を張るのが大事。といっても私は現物運用だから、そういう点では追証→退場はないのでお気楽なものである。いや、それでも日経平均以上には喰らってるので、大変なんですよ。ひとつどうしようか悩んでいるのは、当座預金に眠っている虎の子の現金を崩すかどうか。崩すとしたらいつ崩すのがベストか、ということ。資産の約10%程度は常に現金としてとっておいてあるのだが、これに手をつけるべきか悩んでいる。twitterで割とタフな個人投資家さんの発言が止まってきた。もう少しでいったん「雨」は止みそうかな。下げトレンドかどうかは別として。<お酒メモ>2月27日木曜日スパークリングワイン グラス1つピノグリ NZ 白 ハーフボトルキャンティクラシコ イタリア 赤 ハーフボトルジンファンデル アメリカ 赤 グラスで2つ
2020年02月28日
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ちょっと今回の相場はリーマンショック時よりも複合要因が多く、だらだら続きそうだと思っている。いくつかの要因は昨日の日記に書いたが、体感的には個人投資家のマインドセットが悪いことも懸念要因だ。下げを「慈雨」と捉えている人がまだ多いうちは、真綿で首を絞めるような状態に陥るかもしれないし、第一twitterなどで「阿鼻叫喚→声も上がらない」という状態になるまでは底打ちにならない。人の不幸を楽しんでいるわけではないし、私も喰らっているが「前の下げもそうだったよなー」と思っている。リーマンショックや東日本震災後にINした個人投資家も多いから、仕方ないのかもしれない。…ってリーマンから12年経ってるから、うーん、私も齢をとったものだ(笑)とりあえずリーマンショックのときは年間パフォーマンスを辛うじてヨコヨコ(に、ちょいプラス)で終えたが、当時は大きな下げが2カ月に渡って4回あった。これで多くの投資家が死んだ。私は下げにくい株を切って、業績がいいのにモメンタムで下げすぎた株を丁寧に拾ってリバウンドをとったが、これは短期決戦の手法であり、今回は逆に下げすぎた株で(コロナ禍により)業績の見通しの悪くなりそうなを早めに切って、今下げをこらえているストック型の企業を少しずつ拾っている。小型は優先的に切りたいが、流動性もあるから中型株中心に切っているのが現状だ。私の酒の呑み方みたいに、だらだら長引きそうだから。
2020年02月27日
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「SARSの時と同じですぐに相場は戻りますよ」という個人投資家さんの意見を聞いて、「それは違う」と思ったけれど指摘しなかった。以前よりは大人になれたのだろうか。その人は10-12月期GDPが、前期比▲1.6%で年率▲6.3%換算という話を出したけれど、それはすぐに戻る、といった。どこに根拠があるのかは皆目見当がつかなかった。今回の下げは厄介だ。複合要因がありすぎる。経済が大きなリセッションになるときの条件として「複数のマイナス要因が重なること」というのがキーになるが、今回はそれに該当すると思う。・消費税10%による買い需要の鈍化・コロナウィルス騒動による経済活動の停止、パニック・長短金利が逆転する逆イールド発生が発生してから6カ月が経ったこと・都心部マンション新規契約率の70%割れが続く・財政出動の見込みが立たない(政権支持率が高めなのでしない)ちょっと考えてもこれだけある。いや、普通に考えて相場は売りなのだから、ポジション変えておけばよかった(笑)。欲が勝ったんですね。
2020年02月26日
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令和最初の天皇誕生日込みの3連休。最後の日は祝日で月曜日。だからNY市場のダウ1031ドル安を受けて、日本株は週明けを迎えた。月曜日は戦々恐々としている個人投資家のコメントがネットで飛び交っていた。ブラックマンデーと比較していたコメントもあったけれど、正直アホかと思った。ダウは3万円直前だったのだから、%で見れば大したことはなく、3.56%でしかない。大きく書き立てて恐怖感を煽るのは本人が悦に入っているからだけれど、ネガティブな心理に支配される人がかわいそうだと思った。少し前に空手の有段者が「60近くになってようやく身体の力を抜くことを覚えた」と仰っていた。合気道を習いはじめたことで、今までとは違う身体の使い方を知っての発言だった。合気道の面白いところは他の武術とは異なり、向かってくる他人の力を利用して相手を倒す。いわゆる「省エネ」な柔術だということだ。仕掛けるのではなく、仕掛けられたらどう対処するか、ということに主眼が置かれている。合気道の有段者曰く「身体の力を抜くということは、即ち身体全部が等しく集中しているということ」らしいが、言い換えると「基本は既にできており、起きたことに自然と対処できる準備が整っているから、気負いがない」という意味なのではないかと思った。私は人生の半分くらい坐禅をしているのだが、坐って呼吸を整えているときに重要なのは、「(おへその下の)丹田に集中できているか」の一点だ。それができていると、他の四肢からは力が抜けていて、坐っている自分の姿が正三角形か二等辺三角形になっているのがイメージできる。そして丹田のところが重心になっている感覚がする。以前、住職が「心が乱れたり緊張しているときには、坐禅の呼吸を思い出して息を吐きなさい」と言って、それ以来実践しているのだが、何か突然の出来事があって動けないときには、まず息を大きく吐くようにしている。次いで、吸って吐いてのバランスが取れているかを意識する。そうすると心も身体も弛緩して、冷静に考えるとことができるような気がする。今日の相場を見ていてもそうだった。確かに資産のほとんどを株にしているのだが、そもそもよく考えると「前にもあったこと」だし、2008年9月のリーマンショックの翌月は日経平均が断続的に1000円安になる日が3営業日あった。当時の日経平均の高さといまを比較すれば、1000円安があってもそう大したことがない。下がるのは残念だが、戦慄するほどの悲鳴に付き合うほどでもない。相場だって上げ下げという呼吸をするのは当たり前で、粛々と対処すればいいのではないだろうか。では、なぜ多くの個人投資家が雄たけびをあげるのか。それはリーマンショック後に市場に参加していて、こういう経験が少ないからなのではないだろうか。「まさか」の下落に備えたポジションを考える必要がない相場だったからなのかな、と思う。頭の中に野村克也OSがあるせいかもしれないが「野球は0点に抑えれば絶対に負けない」を相場に応用すれば「負けにくい試合をするために、暴落に強いポートフォリオを作る」が最善だと考えている。時価ベースで上髭天井の資産総額を狙うのではなく、むしろ52週移動平均線を割らないようにする、みたいな感じにする運用を私はしていきたい。この考えは変わらない。そのためには力を抜いて相場を見る、張ることが重要なのだろう。
2020年02月24日
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新型肺炎発症者が国内でも増えて、投資勉強会やセミナーの中止案内がちらほら出ていますが、一応サロンFUJIYAMAは続行いたします(今のところ。強行はしませんが、多分続くとは思っています)。国内でもパンデミックの様相を呈してきましたが、政府の動きは海外、国内ともに日和見で、首都圏に勤めるビジネスマンはコロナウイルスに日和見感染しそうです。シャレで言ってるわけではないのに、シャレにならないです(汗)政府に公衆衛生や感染対策を真剣にやってもらうため、個人的に一番よい方法としては、自民党の支持率と安倍総理の支持率を比較する調査をマスコミがやって、「自民は横ばいかそれ以上だが、安倍さんの支持率は低下」というデータを繰り返し示すこと。こうすると、党内で安倍おろしが始まるので、ポスト安倍候補もきちっと声をあげるだろうし、安倍さんにも緊張感が走るのではないか。結局外側からプッシュしてあげないと何にもやらずに、野党も与党も桜を見る会の論議を延々とやるだけなので、呑気な議員さんたちに示す必要はある時期に来てるんじゃないかなと思う。と、話がずれにずれましたが、冒頭お知らせしましたように、3月サロンFUJIYAMAは開催予定です。国際分散投資についてのアロケーション(資産配分)やその意義についての話になろうかと思います。2019年10-12月期GDP速報値が大幅マイナスとなり、年率換算でマイナス6.3%と、リーマンショック時のマイナス5.4%を超える異常事態。新型肺炎で景気減速は確実なことから、日本株だけが世界で取り残される可能性も否定できません。どう資産を分散させるか、ということを考える大事な時期に来ていると感じます。以下よろしくお願いします。開催日:2020年3月7日(土)時 間:14:30~16:30場 所:プラサヴェルデ402 静岡県沼津市大手町1-4-4 電話:xxx-xxx-xxxxx講 師:ブラックロックKさん「グローバル株式国際分散投資」会 費:2,000円(現地にてお支払い下さい)ご参加されるかたは、株式会社吉野エージェンシーの勝又さんinfo●hokenyoshi.jp(●を@に変えてください)へ以下の内容をご連絡ください。 1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)3.懇親会への出欠 費用:6,000円※会場の都合上、定員になり次第〆切させていただきます。<お酒メモ>2月16日日曜日モンテプルチアーノ ダブルッツォ 赤 イタリア 1本弱小布施 日本酒 1号酵母 1合
2020年02月16日
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最近むちゃくちゃ仕事が忙しい。だいたい「忙しい」と言っている人はたいてい暇人なので、本当は歯くいしばってそんなことを言いたくはないのだが、本当に自分の時間がないのである。食事時間削って倒れて寝ている。さすがに具合が悪くなって金~日にかけて26時間寝た。おいおい。会社員生活をそこそこやってきて、よくわからないくらい忙殺されている時期は、だいたい相場で○○ショックみたいなものが起こる。消費税10%となった10-12月期GDPの速報が内閣府から出たが、前期比▲1.6%で年率▲6.3%換算になる。うーん。高齢世帯が増えて消費が鈍っているとか、台風の影響とかいろいろ理由は言っているが、これはリーマンショックの時期のマイナス幅を余裕で超えている。新型肺炎の影響で1-3月期の最悪っぷりは容易に想像できるし、政府は数字のつじつま合わせに奔走している場合じゃないと思う。東京オリンピックの中の人も「中止の話はない」と言っているけれど、そういう判断をしたくないから粘っているだけで、トップのほうでは既にあまりいい話にはなっていないかもしれない。そもそも米国からチャーター機がやってきて、クルーズ船にいた米国人を日本から帰国させる決定を下したけれど、このニュースは「東京が武漢扱い、日本が中国扱いされている」ということ。それに気付かないってどうかしているから、霞ヶ関の友人をとっつかまえてちょっと言わなきゃいけないなと思っている(けれど時間がない ><)。呑気という言葉すらもはや使ってはいけない、逼迫した状況だということを認識して、早めに手を打たないといけないのに、国のお偉いさんは誰も責任とりたくないからリスクとらないんだろうなぁ、と頭のどこかで言っている。小型株からずるずると落ちている。日本株も手仕舞わないとだめかなと思い始めている。<お酒メモ>2月14日金曜日サッポロラガー 中瓶 半分勝沼シュールリー シャルドネ 白 ハーフボトル蒼空 美山錦 2合楽器 本醸造 お燗 半合荷札酒 1合
2020年02月15日
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ソフトクリームの優待券目当てで私は2012年からミニストップの株を1000株だけ鬼ホールドしている(^^;若い頃はアイスクリームをアメリカ人みたいにペロッと食べていた。アイルランドを放浪しているときに、スーパーで1Lの四角いバニラアイスを買って、ドミトリーの机で端からスプーンで一気呵成に食べていたら、一緒にいたつれあいが「それ、本当に食うのか?」とドン引きしていた。もちろん完食してその後夕飯を作って食べた。今と違ってあの頃は大食いだった。懐かしいなぁ。それはさておき、ミニストップは6カ月毎に20個分のソフトクリーム無料券が届くので、年換算で40本。「君は食べきれるか?」と勝手にキャッチコピーをつけている株主優待である。もちろん食べきれないので、半分くらいは人にあげてしまう。ところが昨日、久しぶりにミニストップに立ち寄ったら、エライびっくりした。・ソフトクリーム(バニラ)・ベルギーチョコソフト・ベルギーチョコソフト贅沢クランチショコラver.・フォンダンショコラ・アップルパイソフト・バスク風チーズケーキソフトと6種類もある…(・・;いずれも優待券が使えるらしい…どうなってるんだ!!!バニラとチョコと、贅沢クランチショコラver.しか食べたことがなかったので、試しているうちに今回の優待はペロッと食べきってしまいそうである(^^)業績はパッとしないが、スイーツで生き残り戦略をかけて舵を切っているとしたら、それはそれでいいのかもしれない。頑張れミニストップ!! ずっとアホールドするぞ~(笑)<お酒メモ>2月5日水曜日コレッツィアーノ チンクアンタ+3 赤 ハーフボトル小布施 日本酒 6号酵母 2合バナナ香が例年よりも強く、ぺろんとした舌触りで今年は出来がよいです^^宗玄 生原酒 金ラベル 1合
2020年02月06日
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『ルパン三世』アニメの最高傑作として名高い『カリオストロの城』。宮崎駿監督作品でもあることから、エンディングも含め、彼らしい仕上がりだなとは思う。だが、あの作りは宮崎作品に通低する「女に対する幻想」みたいなものをひしひしと感じるので、ちょっとツッコミを入れたい気分もある。それはさておき。ちなみにカリオストロとはそもそも、歴史上、詐欺師として有名な人物。錬金術師とか医者、はたまた霊媒師などいろんな肩書きを持っていたが、どこまで本当なのかは定かではない。ただフリーメイソンだったのは確かだった。ここからが本題。かなり話が与太ってしまったが、カリオストロに似た語感で「カタリスト」という言葉がある。ご存知の方も多いと思うが「触媒」と訳される。何かが動意づくときのトリガーになる材料のことで、株式用語でもよく用いられる。私が銘柄選びをするときに、何を基準にしているかといえば、「カタリストの多さ」である。「決算で上方修正が出そうだから」「配当が高いから」「株主優待があるから」「チャートの形がいいから」「事業の柱にこれからの成長分野があるから」…人はいろんな理由をつけて株選びをするけれど、これはみんな「カタリスト」である。ポーカーをやっているときに、自分が待っている手札で、なるべくチャンスが高いカードが最初からあったほうが有利に決まっている。人がエースやジョーカーを捨てないのは当然で、それはオールマイティ=カタリストが多いからなのである。銘柄選びでは「決算が良いに違いない」の一択ではなく、いろんな目的を持って市場に参加するトレーダーたちの心に刺さるような、複数の材料のある株を選ぶようにする。畢竟、カタリストの数にまず着目して銘柄を選ぶので、セクターに偏りがなくなっていく。バリューもグロースも、ハイテクを始めとする半導体から小売まで入り乱れるため、私の銘柄の方針が「さっぱりわからない」という人が多いのだが、そういうわけなのである。マイポートフォリオは『カリオストロの城』ならぬ「カタリストの城」なのである。
2020年02月05日
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「株価の数字だけを見て割安か、割高か判断してはいけない」というのは少し株をかじっている人が、初心者に株の説明をするときによく言う話。要は株価が100円だとか、1単元が10万円以下で買える株だから安い、というのは間違いですよ、というオチで、そこから「株は時価総額と利益を見て判断しなさい」という話に移るのがセオリーだ。だけれど、そうやって初心者に手ほどきをするような立場の個人投資家さんが、このところの相場で「NYダウが600ドル下がったから(日経平均も連動してそれ以上に下がる)」とか、数字を引き合いに出しているのに違和感を感じている。新型肺炎が流行る前まで、NYダウは3万ドルを窺う水準まで来ていた。金額でみれば大きいと思うかもしれないが、600ドルの下落はたかが2%程度である。日経平均はこれまでNYダウよりも弱く、むしろ先行して下落していたので、下値余地は限定的なんだと思って考えを述べたのだが、億単位で運用している人もあんまり信じてくれなかった。初心者に「数字で判断しないで」と諭している貴方はどこへ行ったの?といいたくなるけれど、まぁいいや。ただ、億単位ではなく、もう一桁大きく運用している人たちに話をすると割と「600ドル安」は静観しているようだった。「だよね」と答える投資家もいた。彼らは日経平均やコモディティなどの指数でトレードすることが多いし、そこそも指数で相場を見ている。個別株の業績だとか、トレードで扱っているTOPIX指数だの金だのプラチナだのといったものはあくまで数字であって金額としてみていない。だから%で見ている。そう見たほうが冷静に動けるから正解だ。%で見ると600ドルは現在のNYドルに対して2%ちょっとの下落だから、まぁそのくらいだよね、という結論になるわけだ。ちょうど2年前くらいの2008年2月6日に日経平均が1日で1071.84円下がって21610.24円でひけた。ザラ場では一時1600円下がった。前日が22682.08円だったから、4.96%下がったわけだ。これくらいなら「日経平均1000円安」と、金額で見ても相当だなと思うかもしれない。指数だって5%近く下がったからインパクトはある。何がいいたいかというと、タイトルどおり「価格で見る、%で見る」ことが肝要なんであって、ことさら精神的にマイナスになるやり方で、相場を捉えないほうがいい。夕刊紙の見出しだったら大げさに書いたほうがいいけれど、これは自分の金と心の修養だと割り切って、淡々と売買を心がけたほうがよいと思う。<お酒メモ>1月31日金曜日香るエール 生 ジョッキ1つイタリアワイン サンジョベーゼ 赤 ハーフボトル2月1日土曜日アサヒスーパードライ コップ1つ久保田 千寿 吟醸生原酒 半合新潟 生酒 半合山形正宗 おりがらみ 1合弱 上喜元 おちょこで2つギネス 生 2パイントアイリッシュコーヒー ちょっとキャンティ 赤 グラスで1つ半缶ビール(サッポロと一番搾り) 計200mlくらい2月2日日曜日生ビール コップで1つシードル 生 コップで2つ
2020年02月01日
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サロンFUJIYAMAの講師を依頼するお手伝いをしているのだが、いつも心がけていることは、「1年通して聞きにきてくれた人が飽きないようなラインアップにする」ということ。有名個人投資家の銘柄推しばかりだったり、どこかで似たような演目ばかりになったりしないように気をつけている。静岡県で開催しているし、地の利はない。ならば他ではできないことは何かということを考えて提案しないといけないなと思っている。だから、株の話だけでなく、時々はコモディティだったり、国際情勢、国の財政、はたまた税金の話など、目先を変えて企画をたてるようにしている。株話も小型株の買い一辺倒だけでなく、それ以外のテーマでも開催するようにしている。テクニカルやシステムトレードもテーマにするし、みんなが大好きなファンダメンタルズの話もたまにはやる。矛先を変えて視点が変わることで、受講者本人が思い込んでいたこと(囚われ)から離れられる可能性が高まるからだ。ずっと長期投資をやっていたけれど、イマイチ投資でリターンを上げられていなかった参加者が、サロンFUJIYAMAで短期トレードの話を聞いて、ためしにやってみたら、急に儲かるようになった、という話を以前聞いたことがある。私はにんまりした。それぞれの特性を知るためには、やっぱりいろんなテーマで勉強会をやったほうがいいのだなと改めて感じたのだった。ところで、相場の先読みをして講師依頼をしているわけではないのだが、15年近く講師の依頼をやっていて気付いたのは「その時期に相応しい講師がやってくる」ということだ。2月講師のの森永康平さんにしたって、7年ぶり?8年ぶり?だろうか、久しぶりにお願いをしたのだが、初めから「売り」をテーマに話して欲しいと頼んでいたら、現在の相場はこんなことになっている。新型肺炎に地震、異常気象、グレタのぐれた環境発言などで、混沌とした状況になっている。以前も原油やエネルギー業界について話してくださいと頼んだときに、やはり原油が高くなり、不思議なものだと思った。まだここではアナウンスしていないのだが、7月は金(ゴールド)について貴金属アナリストの亀井幸一郎さんに講師を依頼した。金が7年ぶりの高値を抜いてきているし、これはもしかしたら7月には何かそれに相応しいことになっているのかな、などと思う。根拠はないのだが、昔からいろいろなものによく当たる人生を歩んでいるので、その法則がきっちり発動されているのかもしれない。<お酒メモ>1月27日月曜日サッポロラガー 瓶 グラスで1つ半紀土 おりがらみ 1合弱澤屋まつもと おりがらみ 1合弱奈良萬 おりがらみ菊姫 山廃おりがらみ 半合三千盛 おりがらみ 半合上喜元 おりがらみ 半合十四代 生 純米大吟醸 おちょこで1つ蒼空 1合半水割り グラス1つ
2020年01月28日
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キャピタルゲインよりもインカムゲイン重視の私の欠点は、「つい配当利回りを意識しすぎてしまうこと」。あまりにも配当が高いと、万年割安株でなかなか株価が騰がらないことが多いので、その手の銘柄の保有ウェイトはそこそこにすべきということは、相場を見ていて痛切に感じている。なのだが、今朝は昨日の酒の残りが頭にあったようで、ついつい東京海上(8766)をまた買ってしまった。大型株の割にはこつこつ株価は騰がるし、配当も3%台後半で、確かに優良なのだが、あまりに保有するとポートフォリオのパフォーマンスの伸びは鈍化するので、もうこれ以上買うのは止めようと思っている。主力の東京エレクトロン(8035)に次いで、とうとうポートフォリオ第2位になってしまった。。だいたい3年で2倍になる株を探している私だが、そういう株の平均配当利回りは、(その株の)エントリー時で1~2%台が多い。3%以上だとなかなかきつい、というのが体感だ。1%以下の場合は、噴き上がる確率は高いが、株価の動きが激しいので、ゆっくり持つのはメンタルが重要になってくる。それはそうと、キャッシュポジションが大分減ってきたので、残りはデイトレや短期のスイングでもやってみようかな(←らしからぬ邪心)。<お酒メモ>1月23日木曜日ハートランド 中瓶1つ白ワイン イタリア グラスで3つ赤ワイン イタリア グラスで2つ自然郷 2合 荷札酒 1合半
2020年01月24日
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常々私は「株をやる」ではなく「株を嗜(たしな)む」と言うようにしている。この意味するところは「株は普通のギャンブルではない」ということを暗に主張しているわけだが、さりとて株の運用をすることを「カッコいい」とはちっとも思っていない。むしろ泥臭いものだと感じている。だから、株を海外旅行だの、音楽鑑賞だのと同じように、お洒落な趣味として考えている人がいるとしたらちょっと違和感を覚える。もちろんどう捉えるかはその人の自由なのだが、お金を原資としてそれを動かす以上、お洒落気分では済まされないし、仮にファッションとしてやるんだったら、(お節介ながら)10万円台とか、本当にやけどしない範囲でやったほうがいいと思う。お金持ちの趣味ならば、ファッションで株をいじるのは構わないけれど、それでもカッコいいものではない気がする。私は株式投資は、どこか「人の一生を見る」のと同じニュアンスを感じている。そういう視点からだと株=人生を伊達で行くっていうのは、かなり難しいことなんじゃないかと感じるのだ。まぁ、バイオ株とか人気株を買って10倍(テンバガー)にした話とかを表面的に読めば「わー頭いい、すごい、カッコいい」となるのかもしれないが、運用をそれなりにやっている身としては、そんな単純な話でもないんだけどなぁと思ってしまうのだった。
2020年01月19日
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