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November 2, 2008
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カテゴリ: 私の本棚



大崎善生さん著  「タペストリーホワイト」


タペストリーホワイト

1970年代 札幌
時代は学生運動も終焉に近づいた頃


勉強一筋だった姉が、音楽を聞くようになり
一人の男性を好きになり、東京へ行き、学生運動に走る。
内ゲバに巻き込まれた姉は無残な死を遂げる。


〈Will you love me tomorrow?〉
〈 明日もあなたは私を愛してくれているのでしょうか?〉

妹、洋子は姉が残した恋文を頼りに
遠藤という男を探す為、東京の大學へ行く。

その東京で出会った初めての恋人をも、姉と同じ内ゲバで亡くしてしまう。



私は大崎善生さんの文章が好きで
どの本を読んでも、何か心に残る一説がある…。

"一枚の大きなタペストリーを織り上げていくこと"
生きるということはそれに近いものなのかもしれない。
一本、一本の糸が縦横に絡まりあい、何らかの模様となっていく。
絵柄に大きな役割を果たす色もあれば
小さなアクセントであるがなくてはならない糸もある。
そして、中にはないほうがいいという糸も絡まっている。
  本文より…



姉が残したメモ用紙の言葉
"タペストリー
人生が一枚の壮大なつづれ織りのようなものだったとして、
あなたのタペストリーに私の糸が、私のそれにあなたの糸が、
たとえ1本でもいい、絡み付いていたら、どんなに私は幸せでしょう。"

それを最後まで姉の恋文の相手(遠藤)が持っていた事に
心が救われた気がした。



姉の部屋から流れるレコードの曲。

 It's too late


You've got a friend


Will You Love Me Tomorrow?

                   ~ Carole King ~








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Last updated  November 2, 2008 07:41:07 PM
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Re:タペストリーホワイト(11/02)  
rosenavy  さん
こんばんは☆
大崎善生さんの著書について、今まで全く知りませんでしたが、hamchanさまの紹介文で拝見すると、心の琴線に触れる言葉が書かれていますね。

学生運動*まだ私は子供だったので、詳細はわかりませんが、激しい行動が幾度も起こっていたようで、浜田省吾さんも折に触れてお話されていたと・・・

人生とは一枚の布を糸で織り上げていくことにも似ているんですね。
私の今までの人生、どんな色の糸で何色の糸が絡んだ人生なのか、考えちゃいました。

曲も歌声も哀愁を感じてしまいました♪ (November 2, 2008 09:04:38 PM)

Re[1]:タペストリーホワイト(11/02)  
hamchan21  さん
rosenavyさんへ
こんばんは☆
今日の記事、コメントが難しいでしょう?
大崎善生さんの小説は、切なくて悲しいものが多くて。
別れとか死とか…。そこに入り込んでしまう私はやはり暗いのかも。
「パイロットフィッシュ」という小説で大崎善生さんを知り
ほとんどの著書を読みました。
少しHな場面もあるのだけど、私は大好きな作家さんです。

学生運動は、浜省さんの本にも書かれていましたね。
けど、学園闘争は何も残さず、そんな日々の結果として
何事にも無関心で無感動な世代を生み出して行ったのだと書かれてありました。

人生って出会ったものや出会った人達で出来ている。
まさにタペストリー(つづれおり)のようですね…。
自分で書いておいて、コメ返も難しいですw
(November 2, 2008 10:41:11 PM)

Re:タペストリーホワイト(11/02)  
むう1975  さん
普段、犬関係の本以外は一切読まないので大崎善生さんという方を知らなかったんだけど、ちょっと切ないお話ですね。

私のタペストリーには今後どんな模様が描かれていくんだろう?!
(November 2, 2008 11:23:12 PM)

Re[1]:タペストリーホワイト(11/02)  
hamchan21  さん
むう1975さんへ

昔は何冊も読んでたんだけど
最近は読まなくなりましたね…。
でもこの作家さんの本は好きで
ほとんど読破しました。
根が暗いんでしょうか。切ないものばかりを探して読む傾向があるみたい。

人生をタペストリーに例えると
10年以上も一緒に暮らしていくワンコとの生活も
きっと縦糸横糸に編みこまれていく大切な出会いなんだと思います。
(November 3, 2008 12:57:38 AM)

Re:タペストリーホワイト(11/02)  
ひれん さん
〃学生運動〃〃内ゲバ〃懐かしいですね。
と、言ってもリアルタイムで知っているわけじゃないけれど、
子供の頃に、何となく目にしてきたものだよね。
あの当時の学生達は何を求めて生きていたのか?
未だに私には理解できないものがあるけれど、
どこか、青春と言う言葉では足りない気がします。

(November 3, 2008 01:04:40 AM)

Re:タペストリーホワイト(11/02)  
あっちゃん さん
私はひたすら明るいエッセイ物を
読むことが多いので
大崎善生さん・・・、初耳です。
また本屋で立ち読みしてみますね。
最近図書館にも行けないし・・・。
(あくまで買うことの選択肢はないです!!)

タペストリー・・・。
そろそろクリスマスのタペストリー出して
飾ろうかな、面倒だけど・・・。(ズボラ) (November 3, 2008 08:42:06 AM)

Re[1]:タペストリーホワイト(11/02)  
hamchan21  さん
ひれんさんへ

うちにテレビがやって来たのは遅くて
私が小学2年の時でした。
浅間山荘事件をきっかけに父がテレビを購入したのです。
だからその事件以前の事は知らなくて…。

まだ日本人が熱い心を持っていたと言うけれど、
血を流す暴力事件は見たくないです。
(November 3, 2008 12:52:08 PM)

Re[1]:タペストリーホワイト(11/02)  
hamchan21  さん
あっちゃんさんへ

あっちゃんは明るいエッセイ物が多いんだね。
私は物悲しい小説を好んで読むかも…。
この本は、近くにくる移動図書館で借りたもの。
私も本を買うのは勿体無くなっちゃった。

大崎善生さんを読むのなら、「パイロットフィッシュ」がお勧めですが
やはりこちらも暗い…。
私のもう一つのブログの題名になってるの。

クリスマスのタペストリー。
私も以前作ったものがあるぅ!今年は出してみようかな。
見せ合いっこする?
(November 3, 2008 12:55:45 PM)

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