雪月花

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アブラハム4


アブラハムの子を妊娠したハガルはがぜん威張りだすわ、



サライをバカにするわでいじめました。



もしかして、同じオアシスに住む仲間の奴隷女達もサライいじめに



参加しかたもしれません。



こうなると、学校のいじめと見た目は変わらないかも。



若い女奴隷達にいじめられるサライばあちゃん。



辛く、苦しい日々が続いて、耐えられなくなった、



サライは奥の手を使います。



つまり、一族の族長、アブラハムになんとか、



助けてもらおうと考えたのです。



泣きついて、



「アブラハム、こんなに辛いのだから、なんとかして、



あのハガルをこのオアシスから追い出して砂漠に



放り出してちょうだい。」


さあ、困ったアブラハム。


お腹に自分の子を妊娠したハガルを水も食べ物もない砂漠に放り出すと



ハガルは死んでしまう。そうなると、お腹の子供も死ぬ。



それはあまりにも残酷だ。



しかし、サライの辛さも身近に見て、よくわかっている。



なんとかしなければ、長年連れ添ったサライの信用を失い、嫌われる。



お腹の子を妊娠したハガルを大切にするか、長年連れ添った



サライを大切にするか。



二つに一つ。行くも地獄、戻るも地獄。



アブラハムは一族の大問題で悩んだあげく、なーんにもしない。



何も、対策をとらない。という結論になり、



責任をサライに押し付けます。



「あのハガルははもともとおまえのものだ。好きにするがいい。」



さあ、はりきったサライ。今度は長の年月の恨みはらさで


おくものかと



今度はサライが奴隷女ハガルをいじめにかかります。



正妻の逆襲。



サライはもうよぼよぼのおばあちゃんだから、



体力、腕力はありません。



きっと、サライの武器は言葉というイメージがあります。



嫌みとか悪口とか。



ついに、負けたハガルは妊娠中でありながら、



サライ、アブラハム夫婦のいる



オアシスから砂漠に逃げ出します。



ここで、サライ、ハガルの一回戦。サライの勝利決定☆

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