Sweet Baby

ついに出産!(長文)


夜中2時頃、腰と子宮口と肛門の辺がぐおーーーっと内側から押されるような感じで、もうじっとしてられないくらい痛くなってきて、たまらずナースコール。
助産婦さんと一緒に分娩室へ。
子宮口の開きは、それでもまだ5cm。
つらいつらい・・・。
分娩台にのって診察されているうちに、陣痛の波は次々とやってくる。
最初はあお向けになっていたけど、腰が割れるように痛かったので横向きになる。
陣痛の波がくるたびに、助産婦さんが腰を押して呼吸法をうながしてくれる。
す、すごい・・・、本当に少し楽になる。
っていうか、それをしてくれなきゃ耐えられないくらい。

3時過ぎぐらいに
「ダンナさんよびましょうか?」
と、電話してくれた。
到着してすぐに分娩室にはいってきたダンナの
「おお~、だいじょうぶかぁ~~?」
というノンキな声に
「・・・いいよ、外で待ってて・・・」
だってホントにいてほしくなかったんだも~~ん。
ダンナも嫌だろうし、それどころじゃなかった。
今思えばホントいなくてよかった。
あんな姿見られたくないし、ダンナもあんな長時間耐えられる訳ない。うん。

なかなか赤ちゃんが降りてくる感じがしない。
横向きだと力の入れ方がわからない気がしたので
「この体勢が一番おりてきやすいんですか?」
と聞く。
「よつんばいになってみる?」
と言われ、なってみる。
そういえば産院でみたビデオの人もよつんばいで出産してたなあ~、と思う。

大きなクッションを前に置かれてしがみついてイキム。
痛みはどんどん強くなるものの、なかなか降りてこない。
「しゃがむ感じにしてみて」
と言われ、しゃがむ感じでイキム。
少しおりてきた感じがした。(あくまで感じw)
「この体勢が降りてきやすいみたいね」
と言われ、さらにイキム。

その間、
「もうひとり陣痛中の人がいるから」
と、30分おきに心音をはかりに行ってしまう助産婦サマ。
「イヤイヤーー!1人にしないでーーーっ!(泣)」
と、泣きつきたいのをグッとガマン・・・。
それでも情けない顔と声で、
「は、はやく帰ってきてくださいね~~~(泣)」
と、力なく懇願・・・。
助産婦さんが側を離れる素振りを見せただけで訴えるように、
「き、きた~~~。きましたぁ~~~~(陣痛が)」
と、呼び戻してた・・・。
お恥ずかしい・・・(照)

しゃがむ体勢でかなりおりてきたものの、イキんでもイキんでも頭がみえてこない。
「もうすぐですか?進んでますか?まだまだかかりますか?」
の質問を繰り返しながら、波が来るたび力いっぱいイキム。
人生のうちでこんなにも汗かいたことないってくらい汗をかく。
髪の毛も、泳いできたんか?ってくらいビショビショ。
さらに、いままでだしたことのないような声がでる。
「フーーッ、ウンッ」の「ウンッ」って力をいれて、と言われ、最初は力のいれ方がいまいち解らなかったけど、だんだんとわかってきた。

ピークの午前6時頃、なんと分娩室に陣痛中の次の人がはいってきた!
「えーーーっ、うそーーん!はいってくるのーーー?!こんな時にーーーっ?!」
と思ったけど、もうそれどころじゃない。

イキんでイキんで、もう大分頭見えたんちゃう?って思った頃やっと、
「ピンポン玉くらい頭みえてるよ。もう触れるよ」
と言われ、
「ま、まだピンポン玉なん・・・?!」
と、ちょっとショックで力が抜ける・・・。
「さわってみる?」
と言われ自分で触ってみると、なんかつるっとしたものに触れた。
「こ、これ頭ですか?」
と、なんか不思議な気分。

一気に力いれたら裂けるから、ゆっくりゆっくり・・・と最初は恐る恐る力をいれていた。
でも最後には
「もう裂けてもいいから早くでてーーーっ!(泣)」
って思いっきり力をいれた。
そうじゃないともう足がガクガク震えだして、よつんばいの体勢に限界がきてた。
「もう今日はいいです。ここまでで。」
「続きは明日します。」
って、言えるもんなら言いたかった。
(ムリやけど真剣に思った)

頭が見え初めてから
「波がおさまってる時は力ぬいてねー。あかちゃんに酸素送ってあげなあかんから」
って言われて必死で力ぬいたら、でてきた頭がすーーーっとひっこんでいくのがわかった。
助産婦さんの誘導のもと、
「フーーーッ、ウンッ」
を何度も何度も繰り返す。
汗だくで必死な私と冷静で涼しい顔の助産婦サマ・・・。
なんと対照的な・・・。

かなり頭がでた(と思われる)頃、プチッと音がして破水された。
「あー、まだ破水してなかったんやー」
と思う。

何度も何度も
「フーーッ、ウンッ」
を繰り返してる間、何度も何度も心音をとる。
時々場所が悪いのか聞こえなくなり、ものすごく不安で怖くなる。
考えたくないけど、
「あかちゃん苦しすぎて死んじゃってたらどうしよう」
と思ってしまう。
怖い、怖い!
時間がかかりすぎてる!
あせるあせる。

ひっきりなしにくる陣痛のたび、身体を震わしながら力いっぱいイキム。
そしてやっと
「頭でるからもう力ぬいていいよー」
と言われる。
「そ、そんな急にぬけませ~~ん・・・」
と思いながら力をぬく。
(ぬけてたかどうかわからないけど)

そ、そしたら、ついに・・・!!!

焼け付くような痛みに
「痛い!痛い!」
と訴える私に
「今でてくるから痛いけどガマンしてねー」
と冷静に言われて、でてまいりました・・・!!!

ズルッッと頭が・・・!
「頭でたよー」
続いて肩、ズルズルッと一気に身体が・・・!!!
生暖かい羊水と血にまみれて・・・!!!

でてきた瞬間、ゴボゴボッという泣き声らしき声が聞こえた。
その後、元気な激しい泣き声に変わった。
その泣き声を聞いた途端、
「あーーー、生きてる!元気やった!」
と、ホッとして涙があふれた。
泣き声を聞くまでは、本当に怖くて不安でしかたなかった。

へその緒がついたまま、股の間から赤ちゃんをまわして見せてくれる。
大きな(小さな・・・?)血まみれの赤ちゃんが火がついたように激しく、手足を動かしながら泣いていた。
「これがあたしのあかちゃん」
誰にも似ていない我が子を見て涙が止まらない。
しゃっくりあげて泣く。

「ダンナさんはいってもらいますか?」
って聞かれたけど、あまりにも血まみれなので
「ちょっと血ダメなんで・・・」
と言うと
「じゃ、きれいにしてからにしましょか」
と言われた。

「へその緒切りますか?」
と聞かれたけど、どう考えてもハサミをにぎる力は残ってなかったので首をふる。
「胎盤もすぐでそうやね。もう1回よつんばいになってくれる?」
と言われ、よつんばいになる。
へその緒を引っ張ると、ズルッと胎盤がでた。
気持ちいい~~www
スッキリw

そのままの体勢で血とかふかれた。
足のガクガクがもう限界超して、座り込んでしまいそう・・・!
あお向けになった後もまだ震えは止まらない。

あかちゃんをきれいにしてくれる看護婦さんが
「おもっ」
って言いながら体重を量ってくれる。
「3946g?!」
と、びっくりしたような声が聞こえる。
隣にいた助産婦さんと私がびっくりして聞き返す。
「3946g?!そら時間かかるわ!」
と助産婦さんが笑う。
私も泣きながら笑う。

聞き間違いじゃないよね?
先生のウソツキーーーッ!
37週で2700gで標準やって言ったやーーん!
3週間で1200gも増えるかーーー?!
って思った・・・。

そんなことをしてると助産婦さんに
「もう外みんな集まってますよー」
と言われる。
「ん?もう?」
どうやら生まれてすぐにダンナがうちの実家に電話してくれたらしい。
それにしても早い・・・w

ダンナと家族にお披露目された後、もどってきておっぱいを吸わす。
寄り添わして乳首を口に当てると、吸い付いてきた。
思ってた以上に強く吸ってくる。
(まだなーーんもでないけど)
す、すごい・・・!
不思議不思議!!

その間に先生が、寝起き顔のボサボサ頭でやってきて会陰縫合をしてくれた。
日曜の朝7時すぎやもん・・・当然寝てたよね・・・。
先生ってたいへんね・・・w
ずいぶんいっぱい縫われた気がする・・・。
ますいもチクチク痛いけど、あかちゃんはおっぱい吸ってるし、
「痛い!」とも言えないしガマンした。

その後、看護婦さんが身体をふいて新しい入院着に着替えさせてくれ、病室に寝たまま運ばれた。

部屋ではダンナと家族があかちゃんを抱っこして待ってた。
なんかホッとして再び泣けてきた。
おかあさんになったとこなのにね・・・w




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