モーツァルトへの旅

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真珠の部屋

花珠真珠.

珠の内側からにじみ出るピンク・グリーン・ブルー等の干渉色が、厚巻きの花珠真珠の

特徴です。



 真珠関連のサイトを見ていると、”花珠真珠”の言葉が目につきます。本真珠のなかでも、

200個から一個程度しか取れない最高品質の真珠のことを呼ぶそうです。

大きさ、色、照り(光沢)、表面の滑らかさ、丸み、巻き(真珠層の厚さ)、そして傷の有無

によって決められるそうで、次のような基準が定められています。

品種 : アコヤ真珠(アコヤ貝からとれる真珠。和珠、本真珠ともいわれる)
サイズ : 6.0mm以上
ボディーカラー(値) : 54.7%以下(ホワイト系)
てり(値) : 6.0以上(単色系)
きず : 頭上部にきずなし
面 : 平滑
かたち : ラウンド~セミラウンド
まき : 0.4mm以上
その他 : 耐久性に影響を与える「加工きず」の存在は一切不可

 この基準は、民間の真珠研究機関

「真珠科学研究所」http://www.sinjuken.co.jp/index.html

小松博所長 東京都台東区上野3-20-8 小島ビル3階)

が定める基準です。同研究所は、ミキモトの研究員だった小松所長が1987年に設立した民間

の研究機関ですが、遺跡の発掘地から出てくる真珠らしきものの鑑別にもたずさわる(福井の

鳥浜貝塚、北海道の茶浄貝塚等)など、公的な仕事にもかかわる世界でもほとんど唯一の真珠

研究団体だそうです。


淡水パール

真珠関係のショップを見るたびに、「淡水パール」の文字が躍っているのに気づきませんか。

文字通り、淡水で作られる真珠(パール)。

それにしても、何という安さ。アコヤ貝の本真珠が、8ミリクラスの大粒のものになれば、少

なくとも10万円は下らないのに、淡水パールには1000円単位のものも珍しくありません。


海のアコヤ貝から採れるのがアコヤ本真珠。湖のイケチョウガイやカラス貝など、淡水系の貝

から採れるのが淡水パール。養殖の際に基本的には核を入れないので、真円にはならずライス

型やドロップ型、ポテト型などになるようです。最近は、養殖技術の進歩のせいか、8ミリを

超える大型の淡水パールも出回っているようですね。オレンジ、紫、ブルーなど、色彩のバリ

エーションが豊富なのも特徴です。


使っている人の声を見ると「普段使い」「大粒のわりにお得」などが目立ちます。色ムラや傷

があっても気にならない人が多く、手軽な「おしゃれ感覚」で利用される”商品”、というと

ころでしょうか。


真珠にはこのほかに、オーストラリアやインドネシア、フィリピン、ミャンマーなどで採れる

シロチョウガイ(白蝶貝)由来の「南洋真珠」、おもにタヒチや沖縄で産出するクロチョウガ

イ(黒蝶貝)、さらには、香港、台湾、インドネシア、奄美大島のマベ貝由来の「マベ真珠」

というのもあるとか。

 当然ですが、真珠の世界は、奥が深いですね。ここから先は、また次の機会に。


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