新妻の根性♪

File.5★新妻の根性~It’s a Jamaican Style!~★

♪ためになるジャマイカ観光事情(ほんまかいな)♪

これからジャマイカにでも行こうかというかたのお役にたてれば幸いでっす。
ちなみに登場する会話は一応全て英語ですのでご了承くださいませ!!

めでたく結婚式を終えたなおまん7と
そのぽんは新婚旅行へ旅立った。
なおまん7の憧れの地、ジャマイカと二人の
思い出のニューヨークである。
最初に着いたジャマイカの美しいこと!!
ホテルは「カップルズオンリー」でうるさい
がきんちょの姿もなく殆どが白人のお年より
がバカンスでのんびりしているような
ゆったりと時間が流れる所である。
広い敷地に孔雀がたわむれ、プライベートビーチにはおしゃれな
デッキチェアがずら~~と並びマリンスポーツはやり放題!!
そんな中わさわさと動き回るのは日本人の新婚カップルだけ。
なおまん7&そのぽんもじっとしてはいられず数組のカップルの中
でも一番活発に行動していた。ホテルから出て町を散策することに
して「コンウォールビーチ」に行ったり「スーパーマーケット」に行っ
たりと活動開始である。ジャマイカフリークの友人からおみやげと
してスパイスやホットソース(からいソースね)を頼まれていたこと
もあり、足をのばして観光客があまり行かない街中へと踏み入った
のだった。それも「徒歩」で・・・。ジャマイカはNYのように撃たれる
とか刺されるとかの危険より「たかり」が多いので有名である。

フツ~のおっさんが「おりゃ~ボブ(ボブ・マーリー)と友達じゃけ
このミサンガ買って~な~!」とかフツ~の乗用車が「わしゃ~
タクシーばってん、乗っていかんとね~~」なんて声掛けられる
のは日常茶飯事なのである。クラフトマーケットは民芸品を作り
ながら即売する観光客相手の「村」みたいな所だがそこでも
押し売り状態・・・。そのぽんは長い髪を細かいみつあみにして
もらったのだがその間待ってるなおまん7が格好の餌食となった。
おば~さんがにじり寄ってきてさかんに日焼けしているなおまん7
の肌を気にしていたかと思うとやおら、「アロエ」を取り出し「こりゃ、
利くで~~こりゃ利くで~~」と念仏のようにぶつぶつ言いながら
なんと 口でアロエをくちゃくちゃ、かみしだいてなおまん7の腕
にぬりたくった
ではないか!!これには閉口してそこらへんに
いくらでも生えてる「アロエ」をとりあえず2本も買っておば~さんには
ご退場願った次第である。(でもこのアロエほんと利くんだ~これが)

そんなこんなで擦り寄ってくる「たかり」を
振り払いつつ珍道中を繰り広げながら
なおも歩を進め「スーパー」をやっと探し
当てたときは随分遠くまで来てしまって
いた。おめあてのスパイス&ソースは
なかなか見つからない。そこへ一人の
屈強な ジャメイカン が声を掛け
てきた。「ヘ~~イ!!お二人、
何探してはるの~?」・・・もちろん
「結構ざんす」状態で”NoThankYou"をいいまくったがしぶとくあきら
めない。で、「探し物さ!」と言うと「俺んち店やっとるさかい、案内
しちゃるで~~」とすごんできた。

数分後・・・情けなくもセールストークに屈した二人はヤンキー色漂う
ジャメイカン(なんじゃ、そりゃ)の後をとぼとぼと歩いていたのだった。
風景はどんどん下町っぽくなってゆく。細い道をくねくね歩く!!!!
そのぽんの脳裏に新聞をにぎわす二人が浮かんだ。「新婚カップル
ジャマイカで行方不明!!」「不明の新婚カップル遺体で発見!!」
あ~~ なおまん7&そのぽん絶対絶命~~!! しかしそのぽんは街の風景を見るのが大好き!電車でも車でも外を
眺めていてあきない性格なのだ。「せっかくこの兄ちゃんについて歩く
ならガイドさせたれ~~~」てな具合で左右に展開する珍しい建物や
露店のことを訪ね始めたのだった。「ね~!あの子達かわいい服着て
いるけど、学校の制服なの?」とか「この建物はな~に?」とか質問
攻撃に転じたのだ。さらに歩き、地理感覚が麻痺したところで市場
らしき場所に着いた。なんとも素朴なマーケット(市場)で木製の
大きな三角柱にフルーツを盛り付けたり、野菜を盛り付けたりこんな
状況じゃあなければ結構イイ感じのところだ。
兄ちゃんはその中の一角に二人を連れていきおもむろに「ココがウチの
店やねん。で、これが約束のスパイスやで!」と言って、なんと 「とう がらし」 を差し出したではないか・・・!!な~にがスパイスだよ!
ちゃんと説明してあったが最初からたかるつもりの奴に何言っても仕方
ないからそのぽん、めいっぱいいばりつつ「あっそ!!でもこんなんじゃ
しょーがないからこっちのバナナいただくわ!これならホテルで食べら
れるからね!!」と言い放ちお金を出した・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし財布の中には小銭しかない!
そのぽんは財布を見せながらにっこり笑って言った。
「あ~~今ねえ買い物してきちゃったからお金これしかないんだ~
ホテルに帰ればあるんだけどな~ココどこかわからないし・・・兄ちゃん
ホテルまで連れてってくれない?そしたら多めにはらってあげるからさ
あ~~」と・・・・。兄ちゃんはお金が思ったよりずっと少なくしか巻き上げ
られなかったのでその話にすぐ乗った。で「タクシーね!!」とか言いな
がら見事に前述したような白タクをつかまえてきたのだ。でもこの際
白タクだろうがトラックだろうが贅沢は言ってられない。五体満足で
生きて帰ることが先決である。ホテル名を告げるとしばらくは相変わ
らずあやしげな所を走っていたがやがて確かに数時間前二人が徒歩
で楽しく歩いていた道に出た。そのぽん心の中で『よっしゃ~~!!
作戦成功!ここまで来ればもう大丈夫だ!』と叫んでいた。作戦とは
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実はそのぽんお金はたっぷり持っていたのである。しかしお金だけ
取られてホッぽり出されてはたまらないし、とにかく「タカれれば」いい
彼らには「馬の鼻先ににんじんぶらさげて走る状態」になってもらおう
と思い、わざとお札だけバッグの底板の中にそ~~~っと隠してあった
のだ。このときなおまん7が大金を持っていなかったのも幸いした。
どこの国でも買い物のとき大蔵省(今は違うね)となるのは「嫁」である。
このときのそのぽんの機転&勇気は映画「007」や「ダイハード」などに
大きく影響していると伝えられている。あ!「ミッションインポッシブル」
もね~~~(しつこい??)

ひやひやの車の旅も終盤を迎えめでたくホテル
のゲートが見えてきた。外からの車は必ず止め
られるので滞在者パスを提示する。警備のおっ
ちゃんは「あ~~やられちゃったね~~」という
顔をして車中をのぞきこんだ。ま!いいか!
ホテルにもどればこっちの方が優位なのだ。
ロビーに兄ちゃんを待たせ、そのぽんは部屋
に(一応)お金を取りに戻ったが癪に障るので
キャッシュではなくトラベラーズチェックをヒラヒラ
させながら「ごめんね~これしかないからあああ」と言い放ち去ろう
とした。そのときの兄ちゃんの情けない顔といったら・・・・・「わい、両替
できへんねん、これ両替したってや」と弱々しく言うので、そこで結局
「払わない」ことにすることもできたのだがあとで「お礼参り」とかされると
コワイのでフロント脇の両替所でこれみよがしに両替したお金をたたきつ
けて兄ちゃんを帰したのだった。

無知で無謀なバカップルではあるが今でも語り草となる楽しい思い出で
ある。このときのそのぽんの腹のすわりっぷりはいまだに伝説として
語り継がれている。



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