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2008年05月24日
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カテゴリ: 読書記録

ゴールデンスランバー

 本屋大賞に山本周五郎賞も受賞した伊坂作品です。

 新鋭の総理大臣がパレードの最中にラジコンヘリの爆弾で死亡します。元宅配便運転手、青柳雅春がその犯人とされ、マスコミは大騒ぎ。当の本人にはまったく根耳に水のできごと。学生時代の友人が「おまえ、オズワルド(ケネディ暗殺の犯人にされた男)にされるぞ」と言い残し、自動車ごと爆破されてしまいます。青柳は濡れ衣を背負ったまま、逃げることを決意します。

 これまでの伊坂ワールドとは一味違っていると思うのは、かなりリアリティがある作品ということですね。情報管理社会のおいては、ありえない事件ではないと思わされます。

 こういう若い人から絶大な支持を受けている作家が、国家とか権力とかいうものに対峙する作品を書くということはとても頼もしいと思いました。伊坂氏が書くと、こんな設定でもお洒落なんですね。

 青柳は『陽気なギャング・・・』たちのようにかっこよく逃げ切っているわけではありません。何をやっても国家権力が先手を打ってきて、命からがらの逃走劇です。そんなときに助け舟を出してくるのは「裏家業」の人々と昔の友人たち。とくに元恋人の樋口晴子とその娘の活躍が大きいのでした。

 500ページの大作ゆえか、いつものようにすべてのピースが嵌まるというわけにはいかなかったようですが、飽きさせずどんどん読ませます。青柳ってほんとにいい人なんです。そのお父ちゃんにも泣かされます。

 題名の『ゴールデンスランバー』はBGM効果として何度も登場します。ビートルズのアビーロードの中にあった曲です。「黄金のまどろみ」だそうな。毎晩疲れていたのでお話は面白いのだけれどまどろんでしまったのは、このBGMのせいか?なんてね。

 それにしても例によって登場人物がはっきりと描き分けられていていますねえ。この人物の印象付けの技量はぴか一だといつもながら感心します。

 さて山本周五郎賞もとったことだし、いよいよ直木賞も目前に迫ってきましたね。まあすでに超売れっ子ですけどね。 





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最終更新日  2008年05月24日 14時57分08秒
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