ねえ、今日ね・・・・

ねえ、今日ね・・・・

アコードワゴン


「最初に長さを聞く人ってめずらしいな」
「え?、、そうですか?」

 その車はアコードワゴンだった。グレーの車体。車内は綺麗に片付けられていて、後部座席にはパッチワークの手作りそうなクッションが二つあった。
 当時私もワゴンに乗っていた(今もワゴンだけれど)。
「うちもワゴンなんで、、(笑)。なかなか、、長いって感じが有って狭い駐車場なんか車庫入れが大変で(笑)」
「どのくらいの長さなの?」
「多分4m90弱じゃかったかな、、」
「これのとあまりかわらないよ」
「そうなんですか?」

 その車はアコードでも一番のグレードの物だった。そしてOPで付けれられる物は全てついていた。乗り心地もとてもよく、いつしかそのサイドシートは私の指定席になった。アコードは私を色々な所に連れて行ってくれた。そして、わたしがいつもマンションの窓から見送っていたのもアコードワゴンだった。

 そんな彼が結婚し、仕事で私と再会した時彼は「シビック」に乗り換えていた。車内はとても同じ人の物とは思えないくらいシンプルで、ナビも付いていなかった。しかし後部座席にはあの、パッチワークのクッションが乗っていた。(やっぱりこれはあの彼女が作ってくれたものだったのね。今の奥さんが、、か)

 今年我が家も2台有った車を1台は売り、1台は兄弟に譲り、車を買い変えた。。そしてその車のカタログの中で最高のグレードにOPを付けたいと言ったものを全部付けた。その車の乗り心地は、アコードに勝る。しかし、アコードの思い出は私から消える事は無いだろう。ちなみに今の車の車長は4m75位だ(笑)。


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