アンティークな琥珀堂

アンティークな琥珀堂

ムラノ島


ベネチアンガラスのプレ-ト ORO -A A.プレート¥6000 ベネチアンガラスのプレ-ト ORO -B B.プレート¥6000 スリーポイントムリーナ ガラス箸置きフルカラーセット C.箸置き¥4200
夢見る振子時計 D.時計¥16000
シルバー925製ベネチアンガラスのスプーン E.銀のスプーン¥9000
ムリーナフレグランスボトル F.香水瓶¥20000



■ムラノ島
13世紀後半、ヴェネチア本島とは目と鼻の先のムラノ島で、ガラス産業は活発な生産活動を展開していました。
15世紀中頃にガラス職人アンジェロ・バロヴィエールは、水晶と見間違うほど透明で澄んだガラスを作り出すことに成功しました。 このガラスは水晶(イタリア語ではクリスタッロ)とよく似ていることから“クリスタッロ”と呼ばれるようになりました。
16世紀頃には、新しい技法やデザインが次々に開発され、ヴェネチアンガラスの名声が世界中に知れ渡るようになりました。 その特色として、素材の良さ・多彩な色・数々の新技法・優れた技術などがあげられます。
17世紀になると、技巧は極限にまで達して、バロックスタイル・ガラスと呼ばれる華麗なガラス器が作り出されました。
18世紀には諸外国のガラス産業の発達で、ムラノのガラス産業も、一時期とはいえ危機を迎えることになりましたが、鏡やシャンデリアなど、新しく見いだした分野で再び活力を取り戻しました。
しかし、1797年のナポレオン軍によるヴェネチア侵攻や、それに続くオーストリアの支配によって、ガラス産業は衰退の一途をたどっていきます。 が、このような困難な時代を経て、1800年の中頃には、産業に復興の兆しが見られ、失いかけた高度な伝統技術もよみがえりました。
そして、今もここムラノでは、古くからの手作り製法を色褪せることなく現在に伝え、伝統を守り続けています。

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