子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

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2011.01.26
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カテゴリ: 北欧の児童文学
ムーミン谷の冬

毎日、寒いです。
インフルエンザにかかってからというもの、頭痛がしたり、胃が痛かったり、何となく体調のすぐれない日が続いています。

何もやる気が起こらず、最低限の家事だけして横になっていたら、ふと「 ムーミン谷の冬 」(作/トーベ・ヤンソン)が読みたくなりました。

ムーミンたちは、11月から4月まで、おなかにどっさり松葉をつめこんで冬眠します。
けれどもどうしたわけか、ムーミンだけ春がくる前に眠りから覚めてしまいました。

初めて見る冬の世界。
明るすぎる太陽の下には出てこないとても内気な生き物たちとの出会い。


この本の挿絵を見ると、ムーミンはたいてい、不安そうにしているか怒っています。

この世は陰と陽で成り立っています。
夏があれば冬もある。
昼があれば夜もある。
幸運があれば、不運もある。
健康なときもあれば、体調の悪いときもある。

春のにおいがしてきたある夜、ムーミンはこうつぶやきます。
いまこそ、ぼくはのこらず知ったわけだ。
ぼくは一年じゅうを知ってるんだ。
冬だって知ってるんだもの。

冬を知ってムーミンが成長したように、成長の糧として、世の中にある陰の要素を心安らかに受け入れられたらと思います。


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Last updated  2011.01.26 21:39:17 コメントを書く
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