子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2012.11.08
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カテゴリ: 北米の児童文学
のっぽのサラ (北米の児童文学)

近頃の読書と言えば、農業や田舎暮らしの知恵関連の本がほとんど。
娘とおやすみ前に読むほかは、物語を読んでないな~読みたいな~と思い、図書館へ行ってきました。

長篇のモノを読む時間はないので、短くて良質な物語を…と探していると、見つけました。
のっぽのサラ 」(作/パトリシア・マクラクラン)。

かなり前に評判になっていましたが、読んだことはありませんでした。
こんなに薄い本だったんですね。

ママが死んで、 アンナ ケイレブ と3人で草原の家に暮らしていました。
パパは新聞に広告を出して、子どもたちの新しいママになってくれる人を探します。
そして、遠い海辺の町から サラ がやってきます。

胸が揺さぶられるような感動物語ではありません。
でも、読んだ後、心がじんわりと温かくなるお話です。

特に、故郷から遠く離れて暮らす私には、サラの気持ちがわかりました。

4人は楽しく暮らします。
アンナとケイレブはサラが大好きになり、ずっとここにいてほしいと心から願います。
けれど、サラは海が恋しくてたまらないのです。

お隣の マギーおばさん
「さびしいんでしょう」
と言われて、サラの目に涙があふれました。
「わたしもね、ときどきテネシー州の山が恋しくなるもの」
「わたしは海が恋しいわ」
サラがぽつりと言うと、マギーおばさんが言います。
「いつだって、恋しいものはあるものよ」
「どこに住んでててもね」

生きるって、こういうことなんでしょうね。
いつだって、どこにいたって、恋しいものはある。
人間が「今、ここ」しか生きられないからには。


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Last updated  2012.11.08 14:55:37
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Re:のっぽのサラ(11/08)  
やまんばや  さん
さびしいというより、恋しいというほうが
今のやまんばには共感できるなって思いました。
この気づき、ありがたいです。(^J^) (2012.11.08 21:30:47)

Re[1]:のっぽのサラ(11/08)  
やまんばさん
>さびしいというより、恋しいというほうが
>今のやまんばには共感できるなって思いました。
>この気づき、ありがたいです。(^J^)
-----
そうなんですよね。
「さびしい」んじゃないんです。
ただ「恋しい」んです。 (2012.11.19 11:52:37)

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