sweet better~エレメンツ

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クリスチナ女王



この映画自体を手にしたのはたまたま。もともと私はとても
クラシック映画が好きなので(20~50年代)久々にクラシック映画を
見たいとビデオ屋でみつけたこの作品。

スウェーデンの女王・クリスチナがスペインの特使と恋に落ち、
女王を捨てるまでの話。

といっても昔の映画なので、昔の映画ってなんか舞台劇と似ていて、
今と違って人物の心情とかをじっくり、っていうよりは
なんか状況描写でさっぱりしてるのよ。

だから物語自体はまあふつーに見て、ってカンジだけど
私はクリスチナのキャラクターがものっすごく好きでしたね。

父親に男のように育てられ、成人しても常に男装。

性格は明確ではっきりしていて、かつ国民に対しての思いやりも
忘れず誇り高い。そしてなにより素晴らしく美や詩について
造形が深い。

あ~こういう人めっちゃすき!そしてグレタ・ガルボのクールな
顔立ちがきれいなんですが、その中でも恥ずかしがったり
「ははっ」と声を出して笑う姿がクールっぽい外見を妙に裏切って
かわいいんですよ~~

今こんなに素敵な人いないだろうなぁって感じで。
クラッシックのよさは今は存在しえない品格やオーラを持った人間が
いるところですよね。

ラブリーはおすすめです!ちょっとマニアックだけど…(セレクトが)


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