Spice Of Life #2

Spice Of Life #2

その後。。。



それが術後5日目のこと。午前10時半ごろから痛みがどんどん強くなっていき、様子を見てもなかなか痛みが引いていく気配はありません。
とりあえず処方されていた麻薬入り鎮痛剤を2錠飲んでパパに電話。

30分で戻ってきてくれたのですが、その間は痛みで立ち上がることもできず横になってもがいている感じ。

パパが来て安心したものの、痛みはまだ引く気配なし。
産婦人科の先生に連絡しても休診日なのでなかなかつながらない。

その後トイレでドバッと出血。先生に報告すると「痛み止めを飲んで様子を見てまだ明日痛むようなら診察に来て。何か子宮から出るときは痛いからね。」という指示。

その後またトイレで出血。私的にはもう死ぬんじゃないかと思った。。。(;ω; ))オロオロ (( ;ω;)オロオロ

そしてまた痛み止めを飲む。。。。

そのまま横になって休んでいると、薬のせいで異常なほど眠たくなってくる。

子供のお迎えはパパに任せて、一旦寝ることにする。パパも仕事へ戻る。

術後5日目にしてこの痛みと出血は絶対おかしい!!って思いがどんどん強くなって眠りたくても不安で眠れない。

もう一度パパに戻ってきてもらおうと思いラボに電話しても子供のお迎えに行ってしまいつながらない。。。。llllll(-ω-;)llllllガーン…
・・・うち、携帯ありません・・・

そうこうしている内に布団の上でまた大量出血。生理用のパットじゃ事足りず、着ている洋服も、布団にも血が広がっていくのを見て「ヤバイ!!」と思う。

眠気で意識が朦朧としている中、近所の友達にすぐ来て欲しいと力を振り絞って電話。

している間にもそのまま目が閉じてしまいそうだったので最後の力で911に電話。

「もしもし、どうしましたか?(英語)」
「&{;+‘@:-*,#%&|#$+!!!」
「あなたどこの人?何人?」
「Japanese!!!!」
「ちょっと待って、日本語ね。」
・・・なにやら誰かに電話を回してる感じ。でもずっと電話はつながってて保留とかにはなりません。安心。・・・・
「あなた、どこに住んでるの?名前は?(たどたどしい日本語)」
「えっとー。。。#$+*+`@%&|\(英語と日本語が混ざって何だか分からなくなってくる。」
・・・電話しておいた友達参上。電話を代わってくれる。・・・
QQ車を向かわせたということで一旦通話終了。
友達には早速病院へ行く準備をしてもらう。

きっとアメリカのこと、今日中に家に帰されるだろうとふんで、お財布と保険証、下着に着替え、上着、それから靴!!!を準備してもらう。

そう、QQ車に乗るとき忘れてはならないものが靴。重症の場合は別ですが、すぐ帰されそうなときは靴を忘れずに。帰りに裸足で帰ることになりますので。。。

大学時代、一人暮らしをしていた友達が生理痛と気づかず激しい腹痛が襲いQQ車を呼んで病院に行き、座薬を入れてもらって完治。帰りに靴が無いことに気づき、そのまま病院のスリッパを履いて帰ってきた。。。という語り草になっている話があります。
アメリカは病院にスリッパありませんからお気をつけて。。。

続く。。。


そしてQQ隊2名+アパートの門番さん我が家へ到着。
・・・QQ隊員さん、布団の上も普通に土足で上がってきます(命には代えられない)・・・
事情をまた片言の英語で話す。(え?話せてたのか?)

普通QQ車を呼んでも自分でER(病院)の指定はできません。が私は5日前に手術を受けていたというので家から一番近いその病院へ行くことになりました。

気になるQQ車の中は物が全て棚に収納され、意外とガランとした印象。それにアメリカンチックに冷房ガンガンかと思いきやむしろ蒸し暑い感じ。

よく耳にする話し、ERに行ってもなかなか診察をしてもらえず、かなり待たされることが多いといいます。でもQQ車を使ったからかしら?すぐにカーテンで仕切った個室のベッドに行き、バイタル測ったり問診したり。そしてその病院の医師による診察。

それからはかかりつけの産婦人科医を呼びましょうということで小一時間ほど点滴( 全開・・・体冷えまくり )をしながら横になって待つ。

先生が到着すると診察。
・・・げげっ、何でまたこんな物が子宮から出てくるの?!・・・
っていう組織が取り出される。そして先生一言。。。

「Perfect!!」

パ パ パ 、パーフェクトって?!え゛え゛~・・ (;´д`)ご、ごないだの手術は一体なんだったんですか~?!
結局これって自然流産してんじゃん。。。

って感じで診察というか処置終了。
「もう帰っていいよ (。・ω・。)ノ 」と先生。

その後また最終バイタルチェックなんかしてると血圧が妙に低い。
88/54とか。上の88なんか赤色で点滅してるし。
病院の看護婦さんは「これじゃ、帰せないわ。」
ってことでしばらく病院で休む。
でも上が90台後半になってきたので「もう帰りたい。」と伝える。
普段からそんな感じの血圧なことを言うと素直に帰してもらえました。

は~、なんか色々あって大変だったなぁ(*´д`*)~З
でもそろそろ普通の生活に戻っていかなくっちゃね☆

☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆ special thanks ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚

☆電話で駆けつけてくれた友達&ご主人、おこちゃま
☆破綻しかけの生活を救ってくれた友達&ご主人、おこちゃま
☆たくさん情報収集してくれて、メールや電話で励まし続けてくれた友達&ご主人、おこちゃま
☆HPを読んで心配してくれた方々
☆日本にいる友達
☆同じ流産の経験をされた方々からの温かいメッセージ
☆仕事を休みがちだったパパをフォローしてくれたラボの方々
☆日本にいる家族、パパ、うちの子



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