スマイルドラちゃんの徒然なるままに

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配管の中はどうなっているかなぁ~?



配管に手を入れる


お湯が送られてくる配管パイプの中は、ぬるぬるしていないか?
これも雑菌やレジオネラ属菌汚染の、ひとつの目安になります。

前回もお話したように、できるだけ温度の低い温泉のほうが、お湯の入れ替わり
も良くて、良いのですが、薄めない! 沸かさない! 循環させない!温泉ほど
給湯配管とかにレジオネラ属菌の繁殖の可能性が高く、その目安となるのが配管
内側のぬめりの有無です。

ぬめりができると、それはバイオフィルムと呼ばれる生物被膜で、アメーバーとか
が付着して層を重ねてできあがったものです。

このアメーバーの中でレジオネラ属菌は増殖し、ある密度を超えると死亡事故ま
で引き起こす危険な状態を引き起こすのです。

浴槽の中を清掃すれば、レジオネラ属菌は繁殖しないと思われていますが、そう
ではありません。 貯湯タンクの中や、給湯配管の中の清掃と殺菌ができてない
と、すぐにぬるぬるが発生し、レジオネラ属菌汚染が始まるのです。

いちどぬるぬるが発生し、バイオフィルムの生物被膜ができると、もはや薄い
塩素殺菌0.4~0.5ppm程度では死なないくらいに強固な壁ができるのです。

お湯の注ぎ口に、暗緑色や黒い海苔状のものが付いているのも要注意です。

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