すももの病気と仲良く生きる!

すももの病気と仲良く生きる!

私が好きな“お話”①盲目の犬“ダン”

ホワイトプー
心に残っている“お話し”です。


“ダン”感動の実話です。

段ボールに入れられた子犬が、川を流れて来ます。通りがかった小学生の女の子数人が
その子犬に気が付きました。でも自分たちでは助けられないので、自分たちが住んでいる
団地の自治会長のおじさんに助けてくれるように頼みました。
その子犬は助かりましたが、様子がヘンです。箱から出すと、同じ所をグルグルと回って
います。どうやら目が見えていないみたいです。

女の子達が住んでいる団地では、「動物は飼えない」と言う決まりがありました。自治会長さ
んは、その事を子供達に話すと子供達は
「目が見えない人は、盲導犬に助けて貰えるのに、目が見えない犬はどうするの?」この言葉
にうたれた自治会長さんは、団地に住んでいる人達を何とか説得して、団地の片隅で飼う事、
子供達が責任を持って世話をする事、を守れるなら飼っても良いと言う事になりました。

自治会長さんが犬小屋を造ってくれて、名前は団地で飼うので“ダン”に決まりました。
やがてダンは、団地の人気者になっていきました。子供達も交代でちゃんと世話しています。
自治会長さんも毎日様子を見に行きます。でも、ダンは目が見えないので同じ所をグルグル
回り続けます。それでも、みんなに見守られて幸せに暮らしています。

ダンを始めに見つけた子供達が、この話を紙芝居にしました。するとどんどんこの話が広まっ
て、小学4年生だったか道徳の教科書に載る事になりました。

     -----------------------------

動物虐待のニュースが流れる中で、こんなにステキな話を知って、心が温まりました。
目が見えない事は悲しい事だけれど、団地のみんなに出会えた事はダンにとって幸せだった
と思います。これからもみんなに、かわいがって貰ってね。


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: