初めて


リング



初めて先生と1対1(?)でいろんな話をしたのは中2のトキ。

それは アンサンブルコンテストの校内選抜 が終わった次の日だった。
私はその校内選抜で見事に 失敗 して、その直後、その場で大泣きしちゃったんだ。(恥
先輩になぐさめられながら、バカみたいに泣いてたっけ。
その日は後輩にも「元気だして下さ~い」なんて言われながら帰った。

そして次の日、
私は教室で、友達と何となくぼ~っとしながらしゃべっていた。
そしたら友達に 「D先生が呼んでるよ」 って言われた。

「?!」「私??」

教室のドアをみると、D先生が私の方をみて手まねきをしていた。
何が何だかわからないまま先生の方へ行くと、
D先生: 「な~に昨日はどうした~?後で僕のトコにおいで。少しお話しようか~」
なぁんて、からかわれながら言われた。
私: 「えっ?!あっはぁ・・・」
「じゃあまた後でね。楽しみにしてるから;笑」
また私をからかいながら、先生は隣の自分のクラスへ帰っていった。
「まぢかよ!!お話ってナニ?!説教??」
私はあせりながらも、ちょっと嬉しかったような気もする。。


そして、私は迷ったんだけど、先生のトコロへ行くことにした。
(↑失敗したワケだから、恥ずかしいってのも少しあったのです・・^^;)
先生のいる音準(音楽準備室)のドアをノックして、 「失礼しまーす」
なんて言って入ったら、生徒(部活の先輩だったカナ?)が何人かいて、
先生に 「ちょっとそこで待ってて」 って言われた。
部屋から出て待ってると、先生が出てきて 「レッスン室行こっか」 って先生。
「もうちょっと待ってて」と言われたから、私はイスを用意してレッスン室で待つことに。

待ってる間に昨日の事をイロイロ思い出してた。「あ~失敗したんだぁ私。」
なんて思ってたらちょっと切なく・・・、そしたら先生が急に入ってきて、
「悪い悪い!」
「あっいえいえ・・・(汗」
「な~に、昨日はどうしたの~?緊張してたんだ??」
なぁんて私の顔を見て笑いながら言った。
全然笑うトコじゃないのに、私もなんだかつられて苦笑い。

こんな感じで話しは始まって、それから家族のこと、私自身のことまで
どんどん話が膨らんで、本当にいろんなコトを話した。
あの時期、私は結構考えてるコトとか、友達に言えないコトがいっぱいあって、
頭の中が混乱?ってかいっぱいいっぱいなトコがあって、
先生に何でも相談できたら・・・ なんて考えてた。
かと言って、先生に何でも話せるワケでもなく、当たり障りのないコトを
ひたすら笑いながら話していた気がする。。。

でも話した後は、 何だかスッキリ って感じで、頭が軽くなった気がした(笑

それでも汚い私は、 「イイコ」って思われたい こうやっていつも先生と話したい
本当のトコロはどうでもイイ ただ先生に気に入られたい
そう思って、ただただひたすらしゃべり続けていた。
汚いトコロは隠して、弱いところをみせて、結局は見栄ばっかり。
そして私は空しくなる。。。これの繰り返し。
人間関係ってこんなもの?なんて考えて、少し寂しくなっていたりもした。
それは友達に対しても一緒だったけど、
先生の前ではほんの少し、仮面がとれた気がしたんだ。

初めて今まで自分考えていたコトを話した。
重い心の扉をほんの少しだけ開いて、少しだけ中をみせてしまった。
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こんなコト、今まで怖くてできなかった。しようとしなかっただけカモしれない。
ううん、私には、こんなコトをできる人が、誰一人いなかったんだ。
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その興奮で、
「この人ならわかってくれる。」
そんな気さえしてしまった。



先生はいつも、人をからかうような顔しかしないんだ。
私の話を聞いている時も、ひやかし半分でツッこんだり、ニコニコして冗談を言うだけ。
それがくやしかったり、嬉しかったり・・・

でも「ホントはおまえの言いたいことなんて全部わかってる。」
「そうやって大きくなっていくんだよ」って妙に大人ぶってみせたりする。

私は自分が先生にどんなふうに思われているか、それが知りたかったんだよ。
先生の事なんて半分もわからない。それでも先生に理解して欲しかったのかな。
ホントは自分でもよくわからない。




帰るときに、先生がメアドを書いた名刺をくれた。
「メールやってるんでしょ?何かあったらメールしてよ」
そう言われて嬉しかった。
自分のことをもっと話せる、もっと知ってもらえる。。。それが嬉しかった。


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