トイレットペーパーは水に繊維状にっほぐれるが、ティッシュペーパーは耐湿性樹脂を使って水にほぐれにくい。トイレに流すと詰まる原因になります。 (流せるティッシュ)
チンパンジーのおしりは肛門がまる見えなのに人間のお尻は両側にふくらみがあり肛門はその奥に隠れています。
これは人間の2本足歩行に関係しています。直立姿勢を保つためお尻の筋肉が発達し内蔵を支えるため上体の下部にも筋肉がつきました。
人間以外のほ乳類は直腸の粘膜を少し外に出すことが出来、排便時直腸の粘膜を出し、排便後またもとどうりになるので、肛門周辺が汚れません。ところが上体下部に強力な筋肉がついた人間は、直腸の粘膜を外にだせなくなりました。肛門も奥にあるため大便がお尻につくようになり。その度ににお尻をふかなければならないのです。
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年位前から木材が使われるようになりました。建築木材に適さない木、製材の時に出る木のはしが原料のチップです。木材はリグニンという物質で多くの繊維が結びついています。木の繊維を取り出したものがパルプ。
「化学パルプ」…・木材に薬品と熱を加えて煮て、リグニンを溶かし繊維だけを取り出した。
「機械パルプ」……木材を機械ですりおろし繊維とリグニンが混じった状態でつくられる。
私たちが毎日普通に使っているふんわりやわらかいトイレットペーパー、それを使っているのは日本、アメリカ、カナダくらいだそうです。ヨーロッパは日本と比べてごわごわでガサガサしたものが多いようです。そして再生紙が一般的。日本の白くて柔らかい再生紙とちがい色も漂白されていないうす茶系、ロールの他シート状のもあるそうです。
外国に行く機会があったらトイレットペーパーを見てくるのもおもしろいですね。
日本で一日に消費されるトイレットペーパーの量はなんと地球24
周分という説もあるそうです。パルプを作る木材の成長は30~50年。木を切り続けていくとにより、地球温暖化、砂漠化の問題がおきています。これらを考えるとトイレットペーパーは純パルプでなくても、再生紙で十分役目をはたせると思います
牛乳パック、OA用紙など上質古紙1tから5万ロールのトイレットペーパーが出来るそうです。また古紙から再生紙を作るときは3
分の1のエネルギーですむそうです。
そして製紙材料のうち古紙が使われている割合は54%で一年間で東京ドーム170杯分もの紙が使われずに捨てられているそうです。
木材の代わりになる草から作られる紙としてケナフが注目されています。(草の全部がパルプの原料になる)
さとうきびの繊維で作る紙
もあります。