ひだまりももカフェ

ひだまりももカフェ

'04入院原因はコイツ。(後)



何の後遺症も起きず幸運なものだ、と思っていたのです。
けれど、外目に気づかないところで起きていた後遺症こそ、「臓器癒着」だった。

臓器を手術などで切除したりつないだり、とにかくさわれば、多少なりと炎症が起きます。
それらを体内に広げないよう、患部周辺から臓器が膜を張りだす。

それが臓器癒着です。

人間の体に備わった、勝手に行われる「自然治癒」の一部とも取れます。
もちろん大手術をしてもこの癒着が起きない人もいるそうですが、たいていの人に多かれ少なかれこの症状は見られるそうで、
入院前に私もその点を指摘され、膜がひどいようなら開腹手術もありうる、といわれていたクチです。
このときは幸い腕のよい外科の先生がいらして、内視鏡で済みましたが。

当然病気ではないので、張り出していても痛みはなく、レントゲンなどでも生涯見つかることはないでしょう。
けれど、運悪く他の病気を引き起こす可能性は大いにあると思います。
私もその一人ですから。

私は女なので、子宮も卵巣も卵管もあります。
それらが腸には邪魔で邪魔でしょうがなかった。
その結果があの7cm近いニセ腫瘍。
しかも、再発性の高い癒着というものは、取り除いてもだいたいまた張り出すそうで、
事実また私のハラの中で性懲りもなく腫瘍が成長中だと発覚。
「はぁ~~またですかぁ~~( ̄□ ̄;) 」←すでにもうあまり恐怖はない。
経過健診を余儀なくされております。

術後の説明で、この膜はまた半年もすれば張り出すだろうし、
実は子宮と膀胱もべったり癒着しているけど、
それは現代医学では剥離がとても難しいので、そのままにしているという事実を知らされ、
「ほぅ、大変なことがおきていたもんだな。」
と人事のように説明を聞いていました。

膜だけなら良かったのだけど。

この子宮と膀胱の癒着により、子宮の大幅な収縮はとても危険なのだそうで、
自動的に妊娠はしないほうが良いということなのだそう。
さらに、ニセ腫瘍により妊娠自体もしにくい。
さらにさらに、妊娠できたとして、生む際に帝王切開はとても危険。
(分娩方法なんてその時にならないとわかんないのに~~汗)

要するに、ほとんど次の命を私が授かることはないということですね。
子供を熱望したことはないけど、
私は5歳にして自分の命と引き換えにものすごい代償を払ったということ。
まぁ、当時の私に決定権は無いに等しいし、生きるために仕方なかったんでしょうけど。
将来子供がどうこうということじゃなく、
その代償のあまりの大きさに、その夜病室で少し泣きました。

でもね、お見舞いに来てくれた親戚の方が、
「昔も今回も、命が助かったんだから、それがなによりよ。生きててナンボなんだから。」
といってくれたことで
「確かになぁ。ありがたいよなぁ。」
と妙に納得しました。

昔、あの小さな病院の先生が少しの変化に目を留めなかったら、
私はその半年も持たず亡くなっていたというのだから。

・・・・・きわどい。危ない。本当についてるかも、私。

======================================================================================

そんなこんなで、今回の入院、となったわけです( 長かったですね・・・)。
ちなみに、昔の入院当時の日付や、状況はすべて私の記憶。
子供の記憶って、妙なことをずっと後まで覚えているものですね。
誕生日に先生からチョコもらったのまで覚えてるもの(笑)。

先天的なものが元凶となると、私のような健康オタクがどれだけ健康に人一倍気を使ってもかなうわけが無いのですが、
極力かからなくていい病にはもうかかりたくない。

今回の入院は、健康オタク魂に再度火をつけた事件でした。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: