主治医への想い
主治医への思い。看護士さんからすずの担当の先生が今年度一杯で移動になるかもしれない・・
なんて話を聞いた。
今のところまだ確実な話ではないらしいが、恐らく間違いないんじゃないかと私は思った。
以前先生は私に「私たちには転勤があるんですよ」って話してくれたから。
いつかそういう日が来る。
それは分かっていたけれど、正直かなりのショックを受けてしまった。
２００３年５月、すずは生まれた。
Ｎ先生との出会いはこの日から始まった。ドクター・カーに乗ってやってきたＮ先生。
産院で主人からたまに渡されるすずの様子をめもった先生からの手紙は
死ぬほど嬉しかったな。。。
先生にとってすずは特別ではない。
だけど、他の子と同じように愛情を持って関わってくださった。
そして小さなこの命を救ってくださった。
まだ我が子を受け入れることのできなかった私にとってこの事が
どれほど励みになったか、力になったか・・・
言葉では言い表せません。
心臓の手術後は元気になって、小児科にお世話になることも少なくなりました。
だからたまの検診で先生にお会いできる日は本当に楽しみでした。
すずもまた、先生が大好きで先生に会えるのを楽しみにしていたようです。
私やすずにとっては先生は特別で、思い出すだけでも涙が出るような思い出も
飛び上がって喜ぶような思い出もぎっしり詰まってます。
私たちのこと、すずの病気のこと、ダウン症のこと、転座のこと・・・
色々なことを理解していただいてただけに、先生の移動は本当に残念なことです。
先生にはこれから先今以上にいい医者になってほしい。
「腕」がいいだけじゃなくて広い意味でいい医者になってほしいな・・・
生意気ながらそんなことを心から願っています。
そして今まで言うことのできなかった感謝の言葉。
先生、本当に今までお世話になりました。
すずが今こうして元気に過ごせているのは先生のおかげです。
心からお礼をいいます。ありがとうございました。
そして、これからも見守っていてください。
その後、色々相談したい事もあり小児科を尋ねました。
その時正式に「転勤になりました・・・」と告げられちゃった（泣
でもね、先生は時々ここを覗いてくださっているらしい。
ＨＰを通じて、私が今まで考えてきたことや思ってきたことが少しでも通じたのかも！そう思うととても嬉しかったです＾＾
すずが生まれてきて初めて私にくれた先生との出会いを、一生忘れることはないと思う。
先生に出会えて、本当に本当によかったなぁ・・・。
次回、最後の診察を楽しみにしてます♪
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