禁煙生活のお話その2

禁煙歴:2009年2月17日~本日まで継続中・・・(本日は2012年6月7日)

皆さんも、煙草を初めて吸った日の事は、多分覚えておいでではないでしょうか。それほどに煙草を吸うという行為は、強烈な肉体的な刺激を伴った経験ですよね。私の家は親父もお袋も姉も兄も家族全員が愛煙家でしたので、たばこに対する違和感などは全くございませんでした。親父に煙草を買いに行かされた時、たばこ屋のガラス棚のなかに置いてあったいろいろな煙草のデザインに、なんとなく心を惹かれたことを思い出します。 光、ゴールデンバッド、SHINSEI、いこい、チェリー、朝日、エコー、わかば、などが記憶の底から甦ってきます。

煙草を初めて吸った日の事を思い出していますと、記憶の中から煙草のある様々な光景が甦ってきます。今でも覚えている、子供の頃の煙草にまつわる光景は、きざみタバコをキセルに詰めて吸っている親父の姿です。傍らには煙草盆がありました。吸い終わったあと、煙草盆の灰入れの角にキセルをコンコンと打ちつけて、中の灰とカスを落とすのです。懐かしい昭和の光景です。いたずらをするとそのキセルで頭をごちんとやられることもありましたから、キセルを持った親父からは少し離れていたものです(笑)。

あの時代のほとんどの人はフィルターなど着けずにたばこを吸っていましたが、とにかく元気でしたね。自家で作った、野菜が中心の食生活で、肉などはめったに食べませんでした。時々食べる事ができた肉はクジラ肉で、我が家では牛や豚などはほとんど食べた事はありませんでした。当時のことを思い出しますと、現在の病人の多い社会状況は、煙草が原因と言うよりは現在の食生活が原因ではないのかなという気がしてきます。

煙草を初めて吸った日のお話をしようとして、話が別の方向へ行ってしまいましたね。ですが、実はこれも私が偶然に実践していた禁煙方法の要素の一つでもあるのです。吸っている段階では愛煙家でもある私たちですが、煙草をやめようとするときに、愛煙家には肩身の狭い世間の風潮もあり、煙草を嫌いになろう嫌いになろうとしていませんか。その方法ですと煙草をやめることは苦行のようになってしまい、反作用で逆に吸う本数が増えてしまう事になりかねません。嫌いになろうとするのではなく、煙草にまつわる楽しかったことなどを思い起こしながら、煙草そのものに関して常に意識的になる習慣を作ることが大切です。 今日はこの辺で


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