小幡土人形(滋賀)



 小幡人形の起こりは、享保年間(1716~36)飛脚であった初代安兵衛が伏見の製法を学んだのが始まりといわれ、明治期の六代目、七代目が最盛期で、大正の頃は伏見の亜流として「伏見人形」として売られていました。

 戦後、名工八代目文蔵氏により再開された制作は、独自の工夫と彩色で新型の制作され、小幡土人形が確立されます。

 現在は九代目、細井源悟さん制作されています。

 写真の猫は高さ約16cm伏見系の顔立ちですが、型抜きでない後付けで焼き上げた、首輪と、両手が、伏見にはない自由さ奔放さをよくあらわしています。


小幡土人形(滋賀)


 ぶちの位置も固体ごとに違いますので、素朴な手作り感が息づいています。当代も先代に劣らぬ名工に違いありません。
 型も多く基本の伏見系を土台にのびのびとした作風は独自の世界を作り上げており、その人気も分かる気がします。

 猫以外でも人気が高く、好事家好みの隠し絵物などもあるようです。
 ふくじのレア度☆、先代のもなどはかなり高価になっておりますが、当代のもは比較的安価であると思います。



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