佐原張り子(千葉)



 ここの代表作はだるまなのですが、真空成型の大量生産品と違いあくまで手作り、昔ながらの製法を守っているため、量産が出来ず、注文に間に合わない事も多いとか。

 作者は鎌田芳朗さんで、だるま以外の型も精力的に作られており、招き猫も種類色柄共に多種多彩、これ土人形とは違い型の自由度の高い張り子の魅力といえるでしょう。

 作風は、実に素朴、大つかみな形、大胆な色使い、どれをとっても温かみを感じさせる物です。土人形では見られた技巧的な、工芸的な作風は張り子ではあまり無い様に思われます。

 写真の招き猫も、実におおらか、顔立ちも漫画にならない程よい簡素化が出来ており、しっかりと味わいを残しつつ、シンプルです。
 おそらく、顔が書き込まれるまで、これが招き猫だとは誰もわからないのでは、、と言うほど大体な形と言うのも珍しい物です。


佐原張り子(千葉)


 洗練されない魅了いっぱいの佐原張り子、いつまでもこのまま、あり続けることを望む物です。

 福次のレア度☆☆ 、関東で知られているのでしょうか?
 地元でも知られていないと言うことの多い郷土玩具の世界、佐原張り子がどの家にもおられる様になると平和な時代が来る様な気がする逸品です。


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: