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検査結果がよかったことで、つい気がが緩みがちになるところですが、ここからが肝心要だと思っています。過去、私の体重はまるで2サイクルエンジンのように増えるか減るかのどちらかで、一定の体重を維持するということがかないませんでした。ここ2ヵ月半の間は節制の甲斐あって、微減傾向で来れましたが、食事制限を緩めるとおそらくあっという間に反転してしまうと思います。思い返せば、一昨年ダイエットを始める前の体重は76kgでした。人間ドックの数値(このときも血糖値)が悪化したことがきっかけで、ダイエットを始め、4ヶ月ぐらいかけて68kgまで落としました。おかげで検査の数字はすべて正常値になりました。(これって今の状況にそっくりです。)それで食事制限を緩めたら、だんだんと体重が増えて、一年後には結局71~72kgにまで戻っていました。それでもまだこの時期の血液検査の結果は決して悪くはかなったのです。例の腸管出血で入院したのはまさにこの頃です。一週間の入院と食事制限で、体重は一挙に67~68kgまで落ちました。その状態をキープできればよかったのですが、やはり急激に体重が落ちたことに対して体が防御反応を示したのかもしれません。退院後2ヶ月もして体調がすっかり戻ると、今度はあまり経験したことのないような、まさに抗いようもないような猛烈な食欲に見舞われました。特に甘いものを体が強烈に求めるのが自分でも判りました。年末から年始にかけて、食べて食べて食べまくりました。そんなこんなで正月が過ぎる頃には再び72kgぐらいまで戻ってしまったのです。ところが、この時点の72kgと入院する前の72kgは中身が全然違うようなのです。筋肉が落ちて基礎代謝が減ったのでしょうね。今年受けた人間ドックの数字は、過去最高体重だった76kgの頃よりも悪いものでした。ダイエットしてはリバウンドするの繰り返しはよくないと言われますが、こういうことなのかと実感しました。私の体重は今68kg。キープすることはできなのであれば、いっそのことじっくりとダイエットを続けて、大学入学時の体重64kgをめざそうか、なんて考え始めています。ただ、今日の読売オンラインにも出てましたが、節制を続けるのって結構ストレスがたまるんですよねぇ。特に主食である炭水化物を極力摂らないのは、効果はてきめんなのですが、長年の日本人の食生活になじまないところもありますよね。メタボ対策続かない?「適切な食事・運動」減少http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130531-OYT1T00474.htm?from=ylist長く続けるにはどうしたらいいんでしょうかね。悩みは尽きません。
2013年05月31日
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前回の人間ドックで「糖尿病の疑いあり:3ヵ月後再検査」と指摘され、一念発起して節制に励みました。単にダイエットするだけではまたリバウンドして内容が悪化する(体重が減っているのに血糖値が上がる)のは目に見えているので、今回はなるべく運動をして筋肉をつけ、基礎代謝を上げることを心がけました。食事はとにかく野菜を多く採り、甘いものと炭水化物を控えるようにしました。そして2ヶ月ぶりの血液検査結果がコレです。まだわずかに中性脂肪が高いですが、前回300あったことを思えば御の字でしょう。脂肪肝が解消したのかGPTも正常値に戻りました。問題のHbA1cの値もクリア。ただ、空腹時血糖値だけは相変わらず基準範囲ギリギリです。朝食抜いたのに何故なんだろう?というわけで、ここで気を抜かずにしばらくこのペースでがんばりたいと思います。
2013年05月29日
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例年のこととはいえ、じんわりと汗ばむような陽気になってくると急激に赤ワインを飲む気が失せてきます。といってこのまま白や泡モノ三昧に突入かというとそうでもなくて、梅雨時のちょっと涼しい日などは再び赤が恋しくなるのですが。この日開けたのは近所のワインショップで購入したイタリアの泡モノ。値段は1000円ちょっととアルコール量を考えればビールにも比肩しうるコストパフォーマンスです。さて、お味のほうはどうでしょうか。中程度からやや淡い程度のイエローの色合い。フリザンテ(微発泡)とのことですが、かなり泡は出ます。二日目のスプマンテぐらいでしょうかね。香りは柑橘、グレープフルーツ、ミネラル、アカシアなどのさわやかなもの。飲んでみるとでフルーティフレッシュな果実味のアタック。酸もさわやかで、強すぎない炭酸がよいアクセントになっています。後味にはほのかな甘みと同時に苦味がキリリと加わります。深みのあるワインではありませんが、こういう銘柄を夏場に向けてグビグビとやるのもまた良しですね。今年の夏はこういう路線で行こうかな~。★★★☆楽天ではバッカスさんで1100円です
2013年05月26日
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人工クモ糸繊維の量産化成功 鶴岡のスパイバーhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130524-00000571-yamagata-l06これって画期的ですよね~。送別会やら壮行会やらで深酒が続いて、疲れ気味です。この日は新橋のはずれにある「ピッツェリア・ドォーロ」に行きました。カジュアルな店ですが料理も美味しいし、ワインのリストもなかなか水準が高く、新橋界隈ではお気に入りの店のひとつになっています。http://r.gnavi.co.jp/g045000/?no=」グラスでスパークリングを飲んだあと、ボトルで下記のボトルを注文。ソアーヴェ・クラシコ・カルヴァリーノ09(ピエロパン)セパージュはガルガーネガ約70%、トレッビアーノ30%。シャバシャバワインの代名詞のように言われるソアーヴェですが、作り手を選べば飲みごたえのあるものを楽しめます。アプリコットや白桃、白い花、ミネラルなどの香り。飲んでみると果実味に厚みがありながらも締まりのある構造を感じます。もう少し酸や果実味が前面に出てくるイメージでいたのですが、ビンテージの特性もあるんですかね。どちらかというとストイックな印象で、後半にはキリリとした苦味があって味わいを引き締めています。満足度の高い一本でしたが、雑然としたピッツェリアでカジュアルなピザに併せるワインとしてはややオーバークオリティだったかなという感もなきにしもあらず。シャバシャバの安白が懐かしくもなりました。。実はこのあと、グラスで飲んだ「本日のおすすめ」の赤が思いがけず美味しかったのですが、名前をメモ利忘れました。モンテプルチアーノだったまでは覚えているのですが。
2013年05月25日
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たまたまいつもの別のルートをウォーキングしていて見つけました。池尻大橋の駅からR246に沿って三軒茶屋方向に数分歩いたところにあります。本店は山梨のようですね。http://www.sendainatto.jp/http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131705/13046921/中にはイートインもあって、8種類の納豆を食べ放題の納豆定食とか、納豆ドーナツなども売られています。とりあえず定番(らしい)この店のブランドの小粒納豆を買ってみましたが、くせがなくて美味しかったですよ。他の商品もいろいろ買って試してみようと思います。
2013年05月24日
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これまで使ってきたスピードマスター・デイトの文字盤が老眼でどうにも見づらくなった話は前に書きました。それで、今度はとにかく視認性のよいものを、ということで選んだのがコレです。オメガ・スピードマスター・ブロードアロー1957。またまたオメガにしてしまいました。視認性云々というなら、そもそもクロノにせず、3針タイプにしておけばよいのに、という話もありますが、そこはまあこだわりの世界です。さすがにこの針なら寝床で見間違えることもありません。夜光塗料もよく効いてます。直径42ミリ、重さ180グラムとかなりかさばりますが、まあこれぐらい存在感があってもよいのかなと。白(というかアイボリーの)文字盤に深いブルーのインデックスがなかなかオシャレです。見た目若すぎ?いやまあ、自分を鼓舞する意味も込めて、あえて若向きの時計を買いました。
2013年05月22日
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このVTのフーリエ村名、3本購入できたと思ったら真夏に常温で送られてきたという話は前に書きました。これらのボトルの顛末は次号のRWGのコラムにまとめて掲載するつもりですが、40度の熱を浴びたわりには3本とも比較的まっとうな状態をキープしていました。だったら健全なものはどんな具合なのだろうと開けてみたのが今回のボトルです。10年のフーリエはまったくもって入手困難。我が家にも手持ちのボトルはほとんど残されていないので、本来ならこんなタイミングでは開けたくなかったんですけどね。。抜栓してみると、ん?、これって健全なボトルですよね?結構コルクの上のほうまで染みこんだ跡があるんですけど…。コルクを見て一瞬心配になりましたが、グラスに注いでみて健全であることを確信しました。カシスやブラックチェリーなどの果実、スミレ、それに赤身肉や毛皮のような還元的な香りがグラスから漂ってきたからです。味わいは、やはり熱を浴びた配送ボトルとは違うなと思わせるなめらかさがあります。酒躯全体が丸い感じで舌の上をとおりすぎるテクスチャーにまとまりがあります。果実味には旨みが乗っていて、思いのほか今でも美味しく飲めるところは熱浴びボトルとも共通点を感じますが、フィニッシュのなめらかさや余韻の長さ、全体的なミネラル感などはやはりこちらの健全なボトルのほうがずっと上です。まあインポーターも購入先も異なるボトルなので、参考程度にしかなりませんが、こうして健全なボトルを飲んでしまった後では、やはり今まで飲んだ熱浴びボトルには相応の傷跡があったのだなということをあらためて思い知らされました。ということで詳細はRWG誌を読んでいただくとして、あらためて10フーリエ、美味しいですね。村名でいいから追加購入したいんですけど、10VTに限っては本当に全然出てきませんね…。
2013年05月21日
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会食などでたまたま飲んで印象に残ったワインを備忘録を兼ねて記しておきます。ボジョレー・ヴィラージュ05(ジャン・クロード・ラパリュ)いやあ、これウマイです。ビックリしました。品種を告げられずに飲んで、しかもボトルがボルドータイプだったので、いったい何なのだろうと。改めて、しっかり作られたガメイはすばらしいですね。★楽天でジャン・クロード・ラパリュを検索★同時に飲んだシチリアのネレロ・マスカレーゼの01年も美味しかったです。生産者失念。マランジェ10(ダヴィッド・モロー)三茶のワインバーでグラスワインで出ていたので注文してみたら、想像以上に美味しくて思わず2杯飲んでしまいました。肩肘張らないナチュラルな作りで闇雲に濃いわけでなく、それでいて旨みとエキス分がたっぷり。ラシーヌさん扱いで状態も良好。自分でも買い足したいと思わせる作り手です。★楽天でダヴィッド・モローを検索★
2013年05月18日
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このところずっと、居間のPCの脇にこのパンフレットがこれみよがしに置かれているのですが、ウチの家族って私にそういう嗜好があるとでも思っているのでしょうか??いや、たしかに深夜アニメとかラノベとか嫌いじゃありませんが、それと紐付けられるのはさすがに飛躍しすぎじゃぁ…。#ちなみに今期の深夜アニメの中では「はたらく魔王さま!」、「彗星のガルガンティア」、「レッドデータガール」が面白いと思います。モスの「菜摘バーガー」。って、これをハンバーガーと呼ぶのを躊躇する私がいます。写真でおわかりのとおり、バンズの代わりにレタスでパテを挟んでいます。まあでもこういうものを商品化してしまうモスの飛ばしっぷりは好きです。聞けば以前も売られていたことがあって5年ぶりの再発売だとか。血糖値の関係で炭水化物を控えなければならない私にはうってつけのメニューだったします。食してみると…、これが案外イケるのです。サンチュを巻いた焼肉に近いイメージでしょうか。食べにくいですけどね。
2013年05月15日
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イタめしのデリバリーを頼んだので、ワインもそれにあわせてイタリアものを開けてみました。シルヴィオグラッソのノーマルバローロ。クリュのバローロでは、ブリッコ・ルチアーニと チアボ・マンゾーニが有名。2000年よりアンドレ、プリコッティが新たに加わりました。 クリュバローロには新樽が使われますが、ノーマルのバローロは1年樽と2年樽を半分ずつ使用とのことです。このボトル、購入したのはかなり前になります。といっても、セラーで熟成させたというよりは飲む機会がなかったというのが本当のところです。バローロは好みなんですが、アルコール度が高い上に、総じて価格も高いので、我が家の日常の晩酌のお供としてはハードルが高いのです。というわけでシルヴィオ・グラッソ。開けたては香り控えめ。黒い果実やスパイス類、タバコ、タールなどの重めの香りで、味わいも土っぽくどんよりとして冴えない感じでした。開けたタイミングがあまり機嫌のよくない時期だったのか、それともこんなものなのか。あまり期待もせずに小瓶に残して翌日開けてみたら、これが想像以上によくなっていて驚きました。香りは明らかに初日より華やかになり、味わいも初日のぬかるみに足をとられたような重たさが後退して、バランスよくなってきました。初日は早めに抜栓しておくかデキャンティングすればよかったのかもしれませんね。この生産者のノーマルバローロは価格も控えめなので、今度は少し新しめのビンテージを試してみようかと思います。★★★
2013年05月14日
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先月末のことなので古新聞になってしまいましたが、近所の信濃屋にチーズを買いに行った(ここはピエ・ダングロワが安いのです)ついでに、日常用のワインを2本ほど買ってきました。ミットナット・フレール・リースリングバルベラ・ダルバ2009(マッテオ・コレジア)マッテオ・コレジアは今晩このあと開けようと思ってます。ミットナハト・フレールは奥さんが日本人のようですね。http://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1000080これからの季節、アルザスの白や旨安スパークリングを少し仕入れておこうと思います。
2013年05月11日
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仕事の会食でしこたま焼酎を飲んで帰って、少し気分が悪いまま寝てしまったら、例によって荒唐無稽な夢を見ました。夢の中で私はインドに駐在になっていました。仕事の内容は別荘を販売するというもので、中古の別荘をバラシて日本から輸入するという、夢の中でしかありえない商売でした。別荘の展示場で客と待ち合わせをしていると、そこにクマがぞろぞれと何匹も現れて、家の周りを囲まれてしまいました。インドなのに、ツキノワグマでした。最初のうちは家の戸締りをしてやりすごそうとしていたのですが、いかんせん中古のボロボロの建物です。クマたちが壁をガツンガツンとたたくたびにミシミシと音を立て、今にも踏み込んでこれらそうな勢いでした。間一髪、なんとか家の外に逃げ出し、外に投げ捨ててあった自転車をこいで逃げたのですが、クマたちはものすごい勢いで追ってくるのです。いかん、ダメだ、追いつかれる…。ゼエゼエ息を切らしながら、必死になってペダルを漕いでいるところで目が覚めました。まだ夜中の2時半でした。そこからしばらく寝付けずマイりましたよ。家族にこの話をしたら、「50近くになって、よくそんな想像力豊かな?夢を見られるわねぇ。」と失笑を買いました。どなたか夢判断してください。(笑)いかんいかん、写真に自分の手が写ってしまいました(^^;。ドゥーツ、いいですよね。際立って個性的というわけではないのですが、中庸を得た香味で安定感があります。白い花やほどほどのクロワッサン香。さわやかさと適度なコクとのバランスが絶妙。味わいの後半にややクドさというか甘ったるさを感じますが、許容範囲内です。これが3K台で買えるといいのですけどね。円安が定着してきて、またシャンパーニュ値上がりしそうですね。★★★☆★楽天でドゥーツを探す★
2013年05月09日
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GW後半はこのところサボり気味だったジョギングに興じました。写真は私の定番ジョギングコースである目黒川緑道。環七からR246まで往復するとちょうど6キロぐらいになります。この季節はツツジが綺麗ですね。
2013年05月07日
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ゴールデンウイークに飲んだワインは3本。表題のグロフィエのほか、前エントリーのオーレリアン・ヴェルデ、もう一本ジャン・ガローデの05ポマール・ノワゾンを開けたのですが、これが痛恨のブショネでした。どうしようもないほど酷いブショネではなかったので最後まで飲みましたが、いい感じに熟成して官能的な香りも出ていたので、ホントにもったいなかった…。まぁブショネばかりはどうにもなりませんね。さて、このグロフィエの07ジュブレはリカワさんのオークションで落としたもの。たぶん本数あわせに落札したのだと思いますが、こういう銘柄ってちょっと贅沢な家飲みの際に活躍してくれます。ちなみにグロフィエといえば、シャンボールミュジニーの大ドメーヌですが、村名シャンボールってリリースしていないんですよね。ということは、きっちりボンヌマールとオードワとサンティエ、それにアムルーズにしか畑を持っていないということなんでしょうか。多少あってもACブルに回してしまっているんですかね。1級の若木で村名をリリースするとかしないんでしょうか?それはともかく、こちらは07年とあってちょうど初期の飲み頃にさしかかっていました。黒い果実のコンポート、スパイス類、コーヒー、それに獣系の香りも。味わいはまだ樽の要素がかなり溶け込み、なめらかかつクリーミーになっています。村名格としては十分すぎる凝縮感がありつつ、エレガントな酸もあってバランス良好。グロフィエは早いうちに飲むと樽の要素ばかり目だってしまいますが、多少でも寝かせるといろいろな表情をみせてくれるようになりますね。★★★★★楽天でグロフィエを検索する★
2013年05月06日
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奈良の二日目。親戚の入院している病院は、近鉄奈良駅から3つめの「学園前」というところにあります。駅から病院までは歩いて7~8分というところでしょうか。街並みはまだ新しく、いかにも新興住宅街という感じ。この先、たぶん自分の一生で訪れることは二度とないであろう街です。なんの変哲もない風景もそう思うと貴重な記録。病院からはタクシーで2時間弱。GWとあって道路が混んでいるかと心配しましたが、まあ思ったほどではありませんでした。親戚宅まで送り届けて、一緒に昼飯を食べて、家の中のかたづけを少しばかり手伝ってミッション・コンプリート。帰りの新幹線は上りとあってガラガラでした。なんだかんだで帰宅したのは19時を回っていました。まる二日費やしましたが、私自身もよい気分転換になりました。
2013年05月04日
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06年までラシーヌが入れていて、いわゆる「新ブルゴーニュ」ともてはやされた作り手です。最近はあまり見かけませんが、私自身、今まで飲んだところでは好印象を抱いています。このボトルはずっと寺田倉庫に入れていて、先日引き取ってきたばかりのもの。抜栓すると、コルクが上まで全くしみていないのに驚かされます。さすがラシーヌさんですね。加えて寺田倉庫の温度管理がきちんとしていることも実証されました(笑)。というわけで、期待をこめてグラスに注いだのですが…。う~む、香りが馬小屋系です。いわゆる厩系の臭いって、なにが原因なのかと長年疑問に思っていました。いろいろ聞いて回ったり調べてみた結論としては、香りというのはさまざまな要素のハーモニーであり、異臭が新たに付け加わったのではなく、香りのバランスが崩れた結果、この手の臭いが強調されてしまうのであろうということ。でもって、香りのバランスが崩れる原因としては、ひとつにはコンディション不良により健全なアロマがスポイルされてしまっているケースがありますが、もうひとつは醸造段階での雑菌混入などがあるのでしょう。今回のボトルは、稀に見るような良好なコルクからもわかるように、コンディション不良とは考えずらいものがあります。そうなるとやはりなにがしかの菌が悪さしている、ということなんでしょうね。味わいはいたって健全。やや土っぽさが強調されすぎているキライはありますが、酸はなめらか、タンニンもよくなじんで熟成の初期段階の飲み頃といったところでしょう。いいワインだと思いますが、今回のボトルは香りが返す返す残念でした。★★★
2013年05月03日
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また奈良に来ました。踵の手術で奈良市内に入院中の親戚が明日退院するというので、私がアテンドすることになったのです。奈良まで来てどこも観光せずに帰るのはなんとなく損したような気分なので、駆け足で法隆寺まで出かけることにしました。さすが「世界最古の木造建築物」だけのことはありますね。建物から放たれる重厚かつ厳粛な雰囲気が素晴らしい。中学の修学旅行以来の訪問でしたが、年を経て訪問するとまた違った印象を持つものですね。それと意外だったのが境内の広さ。夢殿まであんに遠かったんですね。実家の母や子供たちを連れてこなくてよかったと思いましたよ。歩いて数分のところには藤の木古墳もありました。のどかな田舎道。明日は午前中に親戚を迎えにいって、そのまま神戸まで同行する予定です。GW初日とあって道路の渋滞にはまらないかが不安ですが…。
2013年05月02日
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最初に断っておくと、この時計は手放してしまって、すでに手元にありません。先日、新しい時計を買う時に、オメガ・スピードマスター・デイトと一緒に下取りに出してしまいました。下取り価格は3万円でした。23年前に買った最古参の時計を3万で手放してしまったというのもなんだかもったいない気はしますが、保有していてもいかんせん装用する機会がないし、正直あまり愛着もなかったので‥。この時計をみると「シンプル」という言葉の難しさを感じます。購入当初はまさにシンプルで美しいと思っていたのですが、今見ると、どうにも「そっけない」、「味気ない」という感想になってしまうのですよね。私自身の感性の変化かもしれません。世の中のトレンドが変わったのかもしれません。あまりにシンプルな文字盤とあいまって、33mmというケースサイズとクォーツならではの薄さがどうにも貧相に見えてしまうのです。今はもっとダイアルが大きくて存在感のある時計に惹かれます。(その点、現行のポートフィノはイイですね。)冠婚葬祭、特に葬儀の時によいかなと思って、最近は職場の机の引き出しに入れっぱなしにしていたのですが、葬儀の機会がそうそうあるわけでもなく、あっても結局普段使っていた銀文字盤のオメガをそのままはめて出かけてしまっていたので、ここ数年使用する機会はほとんどゼロでした。ちなみに葬儀の際の腕時計のマナーですが、ネットで検索すると、金(ゴールド)が入っていなければよいという説もあれば、そもそも腕時計自体していかないほうがいいという説もあって、定説はないようですね。華美でさえなければそれほど目くじらをたてられるものでないのでしょう。IWCのポートフィノは私が20代のころ結構流行りました。この時計はまだ渋谷のセンター街にあったさくらやのウオッチ館で11万で購入しました。機械式だと15万前後だったと思いますが、クォーツだったので、割と安かったのだと思います。一度だけオーバーホールに出した(と言うか、電池交換を頼んだら半ば強制的にOHに回された)ところ、5万円もかかって、なんでクォーツでそんなに高いんだと憤った記憶があります。なんでもIWCのこの型は、年数が経つと裏ブタのネジのところが錆びて、そこから汗が入ってオシャカになってしまうことが多いのだとか。同じものをお持ちの方はご注意あれ。
2013年05月01日
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