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ガチガチの蝋封で抜栓に結構苦労しました。中心が黒々とした濃いルビー。香りは黒い果実やスパイス、土っぽさ、それに酵母からか還元香か、ややワイルドなクサいニュアンスや饐えたようなニュアンスもあります。味わいは自然派らしくなめらか。瑞々しい果実味と豊かな酸、それに穏やかなタンニンのバランスが良好で、グイグイ杯が進みます。調べてみると、「ユンヌ・トランシュ」はジャンボンの中では買いブドウで作られるラインのようですね。フィリップジャンボン入門用ワインというところでしょうか。小瓶に残した二日目も落ちることなく美味しく飲めました。★★★
2013年09月30日
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名醸造家として知られ、バローロボーイズのメンバーでもあったマッテオ氏が2001年に開墾中の不慮の事故で帰らぬ人となったのは衝撃的なニュースでした。以来、夫人のオルネッラ女史を中心にラ・スピネッタのジョルジョ・リヴェッティの手助けのもと、ドメーヌを切り盛りしているようです。グラスに注ぐと濃厚なルビーの色調。そして今時珍しいぐらいの派手な樽香。アメリカンオークでしょうか?バニラやファンデーションのような香りが全開です。飲んでみるとバルベラらしく酸は強めなもののタンニンは穏やかで、濃厚な色調に見合わぬサラリとしたテクスチャーが魅力。アルコール度は高めで、フィニッシュにかけてアルコールと果実のニュアンスが鼻に抜けます。これで2K台というのはなかなかCPが高いといえますね。個人的にはもう少しアルコール度が低めのほうが飲みやすいですが…。★★★
2013年09月29日
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結構出物がありましたね。すぐに売り切れてしまいましたが‥。とりあえず私が買えたのはいかのような品です。*シーザーさんで。シャンボール・ミュジニー・VV2011(ユドロ・バイエ) 3,300(円) シャンボール・ミュジニー ・レ・シャルム2011(ユドロ・バイエ) 4,500(円) *ファインワインさんで。コート・デュ・ローヌ・シャトー・ド・フォンサレット・レゼルヴ98(シャトー・ラヤス) 5,750(円) ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・プリュリエール10(フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノー)4,100(円) ゲヴュルツトラミネール・ジュビリー06(ヒューゲル)851(円) ポンソとコシュデュリは買えませんでした。残念。ユドロバイエはちょうど11VTを買おうと思っていたところだったので、安く買えてラッキーでした。
2013年09月27日
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この夏は1000円未満の安泡をしこたま仕入れてガンガン飲んできました。玉石混合ではありましたが、この価格帯でも日常飲みには十分なものがあったのが嬉しい誤算でした。最近は「ボジョレープロジェクト」のあおりで、あまり出番がなくなってきました。涼しくなってきたこともあり、セラーのストックを減らすべく以下のボトルを続けて開けました。これらは例の○本○千円セットではなく、個別にリサーチして購入したものです。いずれも決定版とまではいいませんが、値段を考えれば掛け値なしにお薦めできるものだと思います。カヴァ・ブリュット・ナチューレ(カステル・ド・ラ・コマンダ)香味に複雑さや奥深さはありません。800円台のカヴァにそこまで求めようというのは酷というもの。しかしながら、安泡にありがちな雑味感や妙な甘ったるさがなく、シンプルながらも端麗辛口の泡を楽しめるのはイイです。実売800円ということで、これを二日にわけて飲めば、ビールと張り合えるCPですね。カンパッソス ブリュット ナチューレこちらもナチューレということでキリリとしまった味わいが魅力。上の銘柄に比べるとやや果実の甘みが前面に出るところもありますが、それでケバくなったりしないところには好感がもてます。二日目のほうがより落ち着いてよい感じになりました。この二銘柄、いずれもヴェリタスさんの実売価格は800円台。夏場にグビグビ飲むのにはこれで十分です。来年の夏もまた仕入れようと思います。【よりどりセール】【6本ご購入で送料無料】【よりどりセール】【6本ご購入で送料無料】カバ ...価格:898円(税込、送料別)【よりどりセール】【6本ご購入で送料無料】【よりどりセール】【6本ご購入で送料無料】カンパ...価格:898円(税込、送料別)
2013年09月26日
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ヴェリタスさんのピオーネ、ついポチッてしまいました(笑)。先日クロフトの63年を開けたので、補充のために購入しました。コックバーン(コバーン)の63年と、リブザルト。リブザルトの方はかなり安く買えました。最近オールドビンーテジがやたらと市場に出回っているようですね。
2013年09月25日
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ソムリエ認定試験時にポートの樽熟期間についてビンテージ2年、レイトボトルドビンテージ4年、それでコルヘイタが7年以上とか覚えた記憶があります。当時は訳もわからずオートマチックに覚えていましたが、要するにコルヘイタというのは「収穫年表示のトゥーニー」ということなんですね。レンガ色がかった濃いめのガーネット。赤と黒の中間ぐらいの果実のシロップ煮、キャラメル、ドライイチジク、ツンとくるアルコール臭。飲んでみると、アルコール度が高い(20%超)甘い中にしっかりした酸があって、いくらでも飲めてしまいそうな危うさがあります。チョコレートなどの甘いものと併せてもよいし、反対にブルーチーズなどと併せるのも面白いですね。抜栓してからも日持ちするので常備しておくのでよさそうだと思う一方で、血糖値が高めの私にはこの手のデザートワインは禁忌といえそうです。★★★★
2013年09月22日
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2008年に若き当主ジュリアン・スニエ氏が32歳で設立した新星ドメーヌ。スニエ氏は20歳からワイン業界に入り、フランス、ポルトガル、ニュージーランドなどで経験を積んだ現場主義者。フランスではブルゴーニュのドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエやドメーヌ・ニコラ・ポテルなどで、アルザスではドメーヌ・アルベール・マンで修業しました。28歳の時にモメサン社のシルヴァン・ピティオ氏にヘッドハントされて、モメサンのクリュ・ボジョレの醸造責任者を任される。既にフランスでNo.1の食の雑誌でフルーリーのトップとして取り上げられるなど非常に高い評価を得ている。畑は3ha。花崗岩土壌で、樹齢は45~60年で古木のみ。ワイン造りは畑での仕事が一番重要であると考え、畑に情熱を注ぐ。全てビオディナミ。また、友人のマルセル・ラピエールなどと畑の仕事を共有したりもしている。年産1万5千本で、輸出は日本、アメリカ、イギリスで、フランス国内ではマレル、ジョルジュ・ブランなどの星付きレストランが既に目をつけている。しっかりした濃厚なルビー。赤い果実にスミレ、スパイス、ミント、それに下草系のニュアンスも。味わいは良い意味で自然派らしい、なめらかでスルッとしたテクスチャーとみずみずしい果実味が特徴的で、それでいて適度なグリップもあり各要素がバランスよくまとまっています。目立たないながらもボジョレの良さが良く出た佳品といえましょう。ただ、3Kを超えるプライスはやや割高かなぁ。2.5Kぐらいなら自信をもってお薦めしたいところですが。★★★☆翌々日:小瓶に移したものを飲みましたが、心地よい香りとクサイ臭いとの微妙な境界線のような香りです。味わいはガメイっぽさがより前面に出てきました。近所の酒屋で同じ銘柄の08年をみつけて購入しました。遠からず飲んでみようと思います。
2013年09月21日
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二つ前のエントリーで飲んだワインの感想です。ディエボル・ヴァロア トラディション ブリュット初めて飲むシャンパーニュです。コートデブラン地区のクラマンにある家族経営のRM。シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエそれぞれ三分の一ずつを樽発酵で醸造。細かく豊かな気泡。トースティな感じはそれほど強くありませんが、なめらかでふくらみもあり、クリーミーな酒質。バランスに秀でた味わいがすばらしい。アンドロー・リースリング2010(マルク・クライデンヴァイス)果実味に厚みがあり、辛口仕立ての中にも果実由来の甘さを感じます。それをしっかりしたこれまた豊かな酸が支えて、メリハリの効いた味わいになっています。やや繊細さには乏しいものの陽性で外向的な味わい。クロヴージョ05(フランソワ・ジェルベ)スワリングすると黒い果実やスパイス類、それにスーボワの入り混じった心地よい香りが出てきます。飲んでみるとマッシブで目鼻立ちがくっきりした味わい。この05年はまだ少し早かったようですが、ポテンシャルの高さは十分感じられました。フランソワ・ジェルベは好みの生産者ですが、人気がないみたいですね。★楽天でフランソワ・ジェルベ(ゲルベ)を検索。★帰り際にお隣から75ムートンのおすそ分けをいただきました。複雑で深遠な芳香とやや酸が強めの酸がひっぱる味わい。75ムートンを飲んだのは10年ぶりぐらいでしょうか。ありがとうございました。
2013年09月20日
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最近書籍をKindleなどの電子書籍で購入することが多くなってきました。ワイン関係でも思いがけないものが電子書籍化されていて重宝します。先日ダウンロードしたのは、Hugh Johnson's Pocket Wine Book 2014。http://www.amazon.co.jp/Hugh-Johnsons-Pocket-Wine-ebook/dp/B00EORAD8E/ref=kinw_dp_keまあ書籍版に比べれば使い勝手は劣りますが、値段も千円強と安いし、手元のアイフォンやタブレットでいつでも読むことができるのはかなり便利です。勢いで新型のKindle Paperwhiteも注文してしまいました。(^^;
2013年09月19日
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昨晩は仕事系の飲みで銀座のオーディンさんにワインを持ち込んだのですが、またもや「寝落ち」してしまいました。これでオーディンさんでは4回連続途中沈没。いい加減店の方からも呆れられていそうです。先日の会で生まれ年の63ポートを開けて以来、ポートが面白いなと思い始めています。ワインスクールなどで単発の講座があればぜひ参加したいのですが、直近ではなさそうですね。もしその手の講座があれば、お知らせいただければ幸いです。
2013年09月18日
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秋葉原の昭和通り口を出てすぐ。いい店です。料理美味しいです。混んでいるので予約必須かもしれませんね。飲んだワインは最近気に入っているグリュナーフェルトリナーとバルベラ。バルベラが想像以上に鈍重でイマイチしたが、グリュナーはさっぱりスッキリしていて好印象でした。会社帰りにブラッと立ち寄りたい店ですが、予約をしないと危険かな…。
2013年09月17日
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このところ飲み会続きで胃腸が疲れ気味。この3連休は休肝日に充てようと思っていましたが、日中ジョギングをしたらどうにも泡モノが飲みたくなって開けてしまいました。RWG誌で高得点だった安泡です。普通のプロセッコより標高の高い畑の葡萄のみ使って造られるキュベだとか。アルコール11%と控えめ。豊かで細かい泡、柑橘、グレープフルーツ、白い花など複雑ではないが爽やかな香り。味わいはクリーミーな泡、エクストラドライといいつつ果実由来の甘みが感じられます。後半はやや苦味が加わり、フィニッシュを引き締めています。2千円台半ばなので安泡とは言いずらいですが、イタリアらしく外向的で素直に美味しい泡でした。★★★
2013年09月14日
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どうもいけません。8月から仕事やワイン会が続いて、胃腸がひどく疲れています。このところあまりワインを飲もうという気分にもなりません。こういう時に限って、この先しばらく仕事の会食が続くんですよね~。今日もこれから取引先との会です。思い返せば、去年もまさにこの時期に暴飲暴食を続けた結果、腸管出血で1週間の入院を余儀なくされたのでした。体は回復しましたが、以来すっかり酒に弱くなって、ワイン会でも寝落ち続きです。季節の変わり目で体調を崩している人も周囲に少なくないようです。みなさんもご自愛ください。
2013年09月13日
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Ch.ピションラランド2000このラランドも平野弥さんで購入したもの。たしか2000年はWA誌で高得点だったはず。カシスやブラックベリー、杉の木、スパイス類、それにうっすらとスーボアや皮革系が入り始めています。味わいはやや硬めながら、厚みのある果実をしっかりした酸と緻密なタンニンが支える堅牢なもの。スケールの大きいワインです。お持ちの方はもう少し寝かせたほうが色気が出てきそうです。シャンボールミュジニー・レクラ05(ユドロ・バイエ)飲み足りなかったので予備で持参したボトルをあけました。05年のユドロバイエもこれで最後です。フーリエほどの密度感はありませんが、こちらの方が熟成感が入っていて今飲み頃になっています。厚みのある果実、しなやかな酸。透明感を失ってないのがイイ。タンニンはなめらかで、あまりワインを飲みつけていない人でも素直に美味しいと言ってくれそうな香味。
2013年09月09日
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高校時代の同級生たちとワインを飲もうということになり、最近よくお邪魔する銀座のオーディンさんでワイン会を催しました。ワインはすべて私が用意しました。参加したのはマニアというほどではありませんが、ワインが好きな人たち。なるべくさまざまな品種をというのと、状態のよさそうなボトルということでチョイスしたのですが、結果的にはピノが多くなってしまいました。リシャール・シュルラン・キュベ・ジェンヌ05PN100%とのことですが、味わいはかなりすっきり系です。白い花や柑橘、ライチなどの爽やかな香り。味わいはやや甘めながら酸はクリアでしなやか。泡も心地よくクリーミーでスルスル飲める。ラシーヌさん扱いで状態良好。このあとアルザスを用意していたのですが、急遽一人欠席になったので、一本飛ばしてブル白にしました。ムルソー・シャルム05(ファビヨン・コシュ・ブイヨ)平野弥さんで購入。アラン・コシュ・ビズアールのネゴシアンブランドですが、中身はドメーヌものとのことです。このボトルも状態イイです。やや大人めの香りながら、時間とともに白桃、洋ナシ、アカシア、バニラ、ミネラルなどが漂ってきます。飲んでみると、リッチな果実とほどよく自己主張のある酸とで、中庸を得た味わい。ムルソーとはいえコッテリ感はなく、テクスチャーがなめらかでバランス良好です。もっと寝かせてよかったですね。ジュブレシャンベルタン・シェルボード07(フーリエ)リリース時に購入した07フーリエですが、少しばかり開けるのが早かったようです。赤い果実や紅茶、スパイス、それにシャンピニオン系の香りは相変わらず素晴らしいのですが、熟成香はまだあまり出ておらず、全般に閉じ気味。味わいはグリップはやや緩めながら液体に密度感があり、以前飲んだ村名のスケールをそのまま一回り大きくしたような印象。たまに遭遇する神がかり的なボトルの域には達していませんでしたが、普通に美味しいフーリエでした。
2013年09月09日
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07年というチョイ熟系ビンテージ、フィネスさん輸入ということで期待して開けました。赤い果実やスミレなどのフローラルなニュアンスを残しつつ、土っぽい熟成香が出ています。といっても華やかな芳香というよりはしんみりとした香り。味わいはそこそこの果実感と適度な酸。ツルリとしたテクスチャーでよくいえばなめらか、悪くいえばややグリップに乏しい。けなす部分はそれほどないけれども褒めるところもあまりない、そんな微妙な立ち位置ですね。寝かせたことによる良さがあまり出ていないのが残念といえば残念。★★★
2013年09月07日
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いやあ、これは…。最初香りを嗅いで絶句しました。時折り私は馬小屋とか厩臭という言葉を使いますが、このワインはそんな生易しいものではありません。そのものズバリの糞尿臭。スカ○ロです。これを飲むんですか…、と絶望感に浸りつつ試しにデキャンティングしてみたらかなりマトモになりました。味わいは少しばかり汗っぽいような饐えたニュアンスがあるものの、果実味はやさしく、スルスルと喉を通っていく酒質には肯定的な評価を与えられます。小瓶に残した翌日は、糞尿臭はほぼ消えましたが、饐えたニュアンスは初日よりやや強まりました。ボジョレー云々というより、いわゆる自然派のよろしくない面の出たボトル。最近減ってきたと聞いていたのですが、まだあるんですね、こういうワイン。★☆
2013年09月05日
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デュモル・アイダン・ピノノワール10濃厚なルビーのー色合い。最初還元的な赤身肉、時間と共に赤と黒の中間果実、ヨード、スミレ、スパイス。充実した果実味、枯葉、紅茶系。ミルキーなニュアンスも。ブラインドで飲んだらブルゴーニュのオーソドックスな作り手の上級クラスととか間違えそうだな>私ロアー・ピノノワール11濃いめのルビー。還元的な赤身肉やスパイス、枯葉、紅茶。こちらも味わいはまだ硬いが、各要素のバランス良好。熟成させると面白そう。ボンド・ヴェッシーナ09酔った勢いでこんなのまで頼んでしまいました。黒系果実のコンポートやゆでた小豆、乾物屋系のスパイス。全般にドライな香り。味わいは濃厚でパワフル。タンニン豊富でゴツイ印象あり、まだ表情も硬い。熟成させてどうなるかでしょうね。
2013年09月04日
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写真 1 posted by (C)shuzオーガストウエスト・ロゼラズヴィンヤード・シャルドネ11輝きのある綺麗なイエロー。柑橘、ミネラル、金木犀、ハーブ。味わいはスリムでミネラル感がすごい。香味とも樽がでしゃばらないのがいい。後半からフィニッシュにやや苦味。もう少し寝かせるとバランスがさらに整いそう。デュモル・イソベル・シャルドネ09桃のコンポート、パッションフルーツ、バニラなどの外向的な香り。甘く密度感があって、クリーミーでトロリとした果実。それでいて酸に張りがあって両要素が高い次元で両立している。表情豊かでフィニッシュも長く、いいワイン。タルボット ダイヤモンドビンヤード・シャルドネ11濃厚で黄金色がかったイエロー。黄桃のコンポート、杏、オレンジ色の花。果実の熟度が高い一方で酸もしっかりしており、充実した味わい。今はテクスチャーに少しぎごちなさを感じるが、時間が解決しそう。フィニッシュは甘苦く酸っぱく複雑。
2013年09月03日
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先日、たまたまこの作り手の下位ランクのボトルを近所の酒屋で見つけて飲んだらなかなか良かったので、楽天で探して購入してみました。購入先はタカムラさん。ヴィンテージは07年とやや古めです。グラスに注ぐと、ややくすんだガーネットの色調。注ぎたては土っぽい熟成香と樽香が入り混じった心地よい香りがします。飲んでみると、味わいは悪くはないのですが、もう少し早く飲んだほうがよかったかなというようなやや腰砕けの印象。それに加えて香りも、だんだんと当初の芳香が影を潜めて、馬小屋とは言わないまでも黒く土っぽく鈍重な蒸れたようなニュアンスが前面に出てきてしまいました。ということで、このボトル、失敗だったなぁと思っていたのですが…。ワインというのはつくづく不思議なものです。いや、というか私のテイスティング能力がまだまだというべきでしょうか。初日は飲み頃をやや後ろにはずしたかとばかり思っていたのですが、小瓶に分けた残り半分を翌日飲んでみると、嫌な香りのニュアンスはなくなり、味わいもグリップこそ衰えたものの、バランス自体は初日より良好になっていました。2.5Kのワインでこれだけ楽しませてくれるのであれば十分です。この作り手のワインは別の畑をもう一本買ったので、近々また開けてみようと思います★★★☆★楽天でドメーヌ・ド・ラ・マドンヌを検索。ヌーボーもあります。★
2013年09月02日
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