たーちゃんファンド

たーちゃんファンド

2014.04.07
XML
カテゴリ: 政治・経済
ツイッターにハマって

結構な頻度でつぶやいてしまっている

今日この頃ですが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか。



世間では相変わらず不景気だとか、

消費増税に伴う消費の落ち込みで

デフレに逆戻りだとか囁かれていますが、

それとは全く別の形でと言いますか

インフレがもう怒涛の如く迫って来ていますね。





中止に追い込まれたのは記憶に新しいですが、

土木・建築では既に人手不足で納期に間に合わない

事態が常態化していますし、

とにかく首都圏を中心にあらゆる業界で

人手不足が深刻化しています。


最近では時給1500円の飲食バイトが出始め、

土木は若くて健康というだけでサクっと採用され、

警備なんかの労働単価も

信じられないほどハネ上がってます。



26歳フリーター、正社員経験なし、みたいな

こないだまでゴミ以下の扱いだった労働者が



の状態になってると言っても過言ではないです。


最近の消費増税に伴う便乗値上げも

大抵の場合は上昇する人件費に対する

価格転嫁の意味合いも大きいと感じます。

これは景気が良くなって来たのと同時に



いよいよ労働力不足が深刻化してきていせいかと。



今までは老人と現役世代の割合が

持続可能なレベルにありましたが、

これからはそうはいかない。


需給バランスで言うと、

老人は消費するだけですが

供給サイドの現役世代の数そのものが

足りなくなってきてます。


こうなると、

低賃金労働というものが存在しにくくなり

今まで低賃金によって支えられてきた業種が

淘汰される日が来るかも。

すき家やワタミの店舗閉鎖ラッシュは

偶然の産物ではなく

寧ろ必然なのかも知れない。




歴史を振り返ると、これと似たような状況が

中世ヨーロッパでも存在しました。

当時のキリスト教は入浴を堕落した習慣として

禁止していてかなり不潔だったため

14世紀にペストが大流行し、

黒死病と呼ばれて人口の3割が死亡しました。


貴族は安全な家屋に避難していたために

死亡率は低かったのですが、

荘園に縛り付けられた

農奴(コロヌス)が大量に死亡し

荘園経営が立ち行かなくなったのです。

人手不足によって労働力の価値が跳ね上がって

貴族階級は没落し、農奴の生活は向上したとか。





こうやって、賃金上昇に追い込まれる形で

インフレはもうここまでやって来ています。

円という通貨の価値が目減りする事は

もう間違いないのですが、

現代の貴族階級といえば間違いなく老人です。

金の無い老人には

かなり厳しい世の中になりそうです。

いや、むしろ今まで老人が優遇され過ぎていたのが

限界に来ただけなのかも知れませんが。

インフレとは老人から現役世代への富の移転であり

デフレとは現役世代に対する

老人の搾取なのですから。



そしてこれは少子化に対する

分岐点でもあると私は考えます。

1970年台くらいまでの多産の時代は、

   教育・養育費<<子供を産む利益

その後の少子化の時代は、

   教育・養育費>>子供を産む利益

そしてこれからは、こうなるのかも

   教育・養育費≦子供を産む利益



少子化と言っても結局は

経済の需給関係も大きく関係していたのですが、

それが労働力の価値の向上によって

転換期を迎えるのではないかと思います。


もしここで外国人労働者によって

解決を図ろうとすると

老人優位の社会が固定化されてしまい、

もう少子化は行きつく所まで

行くしか無いと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.04.09 01:26:32
コメント(11) | コメントを書く
[政治・経済] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:インフレは止まらない(04/07)  
はじめまして、
コストが高かった団塊世代のリタイアにより若者の賃上げが可能になったのかもしれませんね。
年功序列で上がる賃金制度がなくなればスタートが高くてもその後上がらないのでトータルコストは抑えられそうです。

富の移転は必要ですよね。




(2014.04.07 23:44:03)

Re:インフレは止まらない(04/07)  
kuriha さん
いつも楽しくブログ拝見させて頂いております。

インフレ到来+金の無い老人に厳しい時代到来という予測は自分も同感です。円安に動いてくのかなぁとも思います。

そこで、自分の親の資産を目減りしないように保全しようと考えた時に何が良いか考えてはいるのですが、「これだ!」というほどの物も浮かびません。


株で下落リスクの低い銘柄や円安を歓迎する銘柄をを購入しておく方法や、FXで一部外貨運用するなどの方法が現実的かとは思います。

たーちゃんファンドの読者の皆様にも伺いたいのですが、他に何か良い方法があれば、仮説を示唆頂けると嬉しい限りです。
(2014.04.08 00:37:40)

Re:インフレは止まらない(04/07)  
さはみ さん
子ども一人当たりの教育、養育費は
2000万円くらいだと言われています。
フリーターの生涯賃金でも8000万円程あるので教育・養育費>>子供の収入は違うのでは?
教育・養育費>>親の収入の余裕度が正しいのではないのかと (2014.04.08 13:03:09)

Re:インフレは止まらない(04/07)  
ニートレーダー さん
最近の転職ブームはすごいですね。
あの人もいいかげん転職した方がいいのでは? (2014.04.08 19:55:57)

Re:インフレは止まらない(04/07)  
mk4274  さん
いつも勉強をさせていただいてます
賃金上昇からのインフレ
なるほど納得です
政府には本当に容易に外人労働者の受け入れなどをして日本人の職場を奪うことはしないで
欲しいですね (2014.04.08 22:17:42)

Re:インフレは止まらない(04/07)  
スナイプK さん
師匠、ストンと入ってくる内容でした。慧眼に感服です。
引き続き記事を楽しみにしております。 (2014.04.12 01:01:36)

Re:インフレは止まらない(04/07)  
9000万 さん
いつも視野の広い分析、勉強になります。
老人から若者へ富の移転が起きると。
情弱老人しか聞かないような高額のセミナー業者などは淘汰されるのかもしれませんね。
(2014.04.20 12:35:38)

Re:インフレは止まらない(04/07)  
種300 さん
突然すいません
お得意のアイフルどうでしょうか?
今日高値の369円で捕まってしまいました。
何も考えずサラ金セクターならアイフルだと思い買ってみたものの
調べていくうちにいろいろと懸念が出てまいりました
7/14ぐらいにADRへ支払い1620億円を払わないといけないらしいです
今後の株価の見通しをアイフルの専門家のたーちゃんに意見を聞きたいです。よろしくお願いします。
(2014.04.21 23:33:26)

Re:インフレは止まらない  
ハゲ さん
どう考えてもニュース出た後のど天井で買うのは俺らのカモ、養分でしょ (2014.04.24 02:17:19)

はじめまして  
消費しないピノキオ さん
私もまったく同じ印象を持っています
もうインフレにするしか増え続ける社会保障費を
補うことは出来ないと思っています

また訪問させていただきます (2014.04.24 05:54:19)

Re:インフレは止まらない(04/07)  
偏屈たぬき  さん
はじめまして。
偏屈たぬきと申します。

「インフレとは老人から現役世代への富の移転であり、デフレとは現役世代に対する老人の搾取」
まったく同感です。

インフレは、過去の蓄積がキャンセルされ、まさに今価値を生み出している人に富が回る効果があると思っています。なかなか、そういう見方をする人にお目にかかれなかったので、同じ考えの方がおられうれしいです。

勝手ながら、お気に入りのブログに入れさせていただきました。
(2014.06.01 22:30:13)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

カレンダー

お気に入りブログ

観戦態度 slowlysheepさん

運用成績・ポートフ… lodestar2006さん

2026年4月のまとめ。 みきまるファンドさん

2026年4月次 GoldmanSacheeさん

水ブロ アトムカンフーさん

コメント新着

はぁー@ Re:2018年度総決算(12/31) 自民党から出馬して当選したって大ボラふ…
山岡Tくん (三重) @ たーちゃんファンドについて 連絡先 09076737942 山岡俊之より
山岡Tくん (三重) @ たーちゃんファンドについて お世話になっております 三重自民党へ連絡…
池田制義@ 投資のお願い 初めて、連絡させて戴きます。池田ともう…
しょう4120@ Re:2018年度総決算(12/31) 2019/12/31も更新宜しく!

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: