たこたこのまったりライフ

たこたこのまったりライフ

ICO 霧の城



角の生えた子供は生け贄として霧の城に行かなくてはならない。
そんな掟のある村に生まれたイコには2本の角があった。
少年になったイコは霧の城に連れて行かれ、そこで出会った少女と城を脱出しようとする。
だがそこには真っ黒な霧の怪物や複雑な城に行く手を阻まれ、なかなか抜け出せない。
イコは城に少女が存在する理由や生け贄が必要とされるわけを知り、愕然とするのだった。

プレイステーション2のゲームソフト「ICO」を宮部みゆきがノベライズ化した作品。
既存の設定があるせいか、どことなく話に縛られたものを感じる。
城の風景の描写も私の想像力不足なのかぴんと来ない。
いつも宮部みゆきの作品によく見られる少年の輝きもいまひとつ。
同じファンタジーを読むなら「ブレイブストーリー」や「ドリームバスター」のほうがいいかも。
とは言え、534ページの冒険はジェットコースターのように起伏の激しく
イコと少女がどうなるのか目が離せない作品だった。

「PlayStation2 the Best」として1800円でソフトが出ていて、結構売れたゲームのようだ。
だからゲームをやってから「ICO 霧の城」を読んだ人も多くて、
熱烈なICOファンにはノベライズ化された世界に失望した人もいる。
映画が先か、原作が先かで悩むことがあるが、
最初に触れたもので物の見方は変わってしまう場合も多々ある。
私の場合は小説が先だったから、ゲームは逆に物足りないんじゃないかと思ってしまう。
どっちにしろアクションゲームは苦手なのでやらないけどね。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: