知能販のプロになれ!

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帰らざる季節



日本人ではじめてのF1フル参戦した中嶋悟の最後のシーズンを
密着したルポです。

著者は朝日新聞の記者で、気楽な気分でシルバーストーンにF1を
見に行った。その時中嶋が4位に入賞し、毛むくじゃらの大の男たちが
涙を流して喜んでいる、日常生活ならとても気持ち悪いものだが、
F1の世界ではそれを美しく映し出していた。
それまでの価値観をひっくりかえした。

著者は朝日を退職し、フリーとして、中嶋最後のシーズン全戦、観戦することとなる。
というところからはじまります。

以下は印象的な言葉とエピソード

著者は中嶋の個別の取材に関してコメントが微妙に異なっていた。
このことを中嶋に聞くと、「彼らはみんなプロだから、個別のインタ-ビューの各紙の記事が同じだったら、書いた人のプライドが傷つくでしょ」

「あなたもね、組織に属している人間だから、甘いところがあるよ。
僕は自分で自分の身を守らなければいけないから、どうしても社会の変化に敏感になるよ」

著者の先輩の言葉
「他人に関する記事を書くときは、面と向かって言えないようなことは、書いてはいけない」

中嶋は五感が人並み外れて鋭く、エンジンの微妙な音を聞き分け、分解してみると、エンジンが壊れる寸前のこともあったし、普通のひとには聞こえない、空調の音が気になって眠られないことがしばしばあった。


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