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狭山丘陵では何ヶ所かでカタクリの花を見ることができます。私は毎年同じ場所に見に行くことにしています。数は多くないんですが、人があまり来ない場所なので落ち着いて眺められるのが気に入っています。カタクリの花も今年は開花が遅くて、昨年の記録では3月中に撮っていたのに今年は4月10日にようやく撮りました。この日は曇りがちだったせいか、花の開き方が中途半端です。シャキッと反り返って咲いているのを見たかったんですけどね~。【写真】カタクリ(片栗) ユリ科代表的なスプリングエフェメラルですね。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/04/10 14:22:25Tv 1/125Av 4.5ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMこの場所は数が少ないですが花に近寄れるチャンスが大きいです。ほかの場所では望遠レンズでもないと撮れないような場所もあります。初めて狭山丘陵にカタクリが咲くと聞いたときは、こんな身近な場所に咲いているとは思いもよらず驚きました。もちろん、咲いている場所は保護されているんですけど。今日は写真多めの3枚ということで。明日は平日休みになりましたが、風が強くて気温が低そうです。時間があったら日曜日に撮りきれなかった花を狙ってみましょう。
2011年04月11日
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今年は春の訪れが遅いと思っていたら、ここに来て一気に春が押し寄せてきた感じです。今日は昼から狭山丘陵南側を巡ってみましたが、とても全部は撮りきれませんでした。ようやく本格的な春の花のシーズンに突入して、ネタ切れの心配はなくなったようです。(笑)ただし、思ったように活動できればの話ですが・・限られた時間の中で、いくつか気になる花があったのでピンポイントでたずねてみました。最初はこのエイザンスミレです。毎年同じ場所で定点観察を行っています。昨年は数株を確認していた場所で、今年は昨年の倍くらいの個体を見つけました。どうやら数は増えているようで一安心です。ちょうど花の時期で、どの株も花を咲かせていました。【写真】エイザンスミレ(叡山菫) スミレ科細く切れ込む葉が特徴です。このスミレに関しては、葉の様子だけで見分けることができます。狭山丘陵においてはかなり希少な種類です。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/04/10 13:52:28Tv 1/80Av 5.6ISO感度 200レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM狭山丘陵に咲くスミレのなかで一番大きい部類の花で、淡いピンクがとても美しいです。気品漂うというか風格があるというか、このくらい立派な株だと存在感たっぷりです。盗掘者に狙われるのも分かる気がしますね。天気予報は晴れマークでしたが、残念ながら一日中ほぼ曇りでした。花を撮るには直射日光が当たっているよりよかったかもしれませんが・・離れた場所にある気になる花を渡り歩いたせいで、歩いた距離とかかった時間の割には取った枚数も種類も多くはありませんでした。でも、今週はどれを載せようか迷ってしまうくらいです。春って、いいですねぇ。
2011年04月10日
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純白の花弁が美しいスミレです。先週末はほとんど見かけませんでしたが今日は一面に咲いている群落を見つけました。少し暖かくなって、一気に咲き始めたようです。4月4日に載せたオトメスミレ(乙女菫)に似ています。見分けのポイントはめしべの先端の形が、こちらは逆三角形なのに対してオトメスミレは棒状です。また、ケマルバスミレは無茎なのもポイントの一つでしょう。狭山丘陵で咲いている白いスミレはこれが一番多いと思います。【写真】ケマルバスミレ(毛丸葉菫) スミレ科雨が降ったりやんだりの生憎のお天気で、暗くて弱りました。もう少し明るいと一層きれいなんですが。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/04/09 14:06:54Tv 1/60Av 6.3ISO感度 1250レンズ EF70-200mm f/4L IS USM焦点距離 200.0 mm葉などに細かい毛があるのがケマルバスミレ、無毛なのがマルバスミレだそうです。狭山丘陵で見られるのはケマルバスミレばかりのようです。さらに側弁の付け根に毛があるとヒゲケマルバスミレだそうな。スミレの花に春を感じるのは、落ち葉を押しのけるように顔を出して咲くせいでしょうか。どのスミレもみんな落ち葉を掻き分けて咲いています。今日はこの花を撮っていたら雨が降ってきて万事休すとなりました。明日の日曜日は穏やかに晴れる予報なので、時間の許す限り狭山丘陵を巡ってみようと思います。うかうかしていると季節は足早に通り過ぎてしまいますからね。
2011年04月09日
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春の早い時期に濁りのない純白の花を咲かせます。まっすぐ伸びた枝に大き目の花を並べているので、すごくよく目立ちます。ほかの期はまだ芽吹いたばかりという時期なのでなおさらです。毎年3月中には咲くモミジイチゴも、今年は4月になってようやく咲いてきました。これからしばらくはあちこちで白い花を見かけるでしょう。【写真】モミジイチゴ(紅葉苺) バラ科いかにもバラ科らしい花です。五弁花ですが、この写真に写っているのはどれも花弁が余計についているみたいです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/04/03 14:59:56Tv 1/250Av 4.5ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM鋭い棘がいかにもバラ一族って感じですね。本当は青空をバックにするときれいなんですが、生憎の空模様でした。あえて載せたのはネタが少ないから・・まぁ墨絵みたいなのもまた楽しからずやと日記には書いておきましょう。
2011年04月08日
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ヒカゲスミレの変種だそうで、花の時期に葉の表面がこげ茶色になるのが特徴だそうです。この花も毎年同じ場所で定点観察を行っている状態です。やはり今年は生育が遅めのようです。・・が、数のほうは結構たくさん確認できました。一番大きな群落があったところは林道工事で砂利を敷かれて壊滅してしまいましたが、周囲はまだ残っています。狭山丘陵では限られた場所でしか見たことがないので、消えてしまわないように祈るのみです。【写真】タカオスミレ(高尾菫) スミレ科ようやく一輪咲いていました。いつもの年だと4月上旬に花盛りなので、いくらか遅いようです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/04/03 14:06:00Tv 1/320Av 4.0ISO感度 200レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
2011年04月07日
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ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)昨年は3月26日に大群落を確認していたナガバノスミレサイシン、今年はようやく咲き始めたくらいです。昨年と比べて、これほど時期が遅くなっている花もないかもしれません。毎年、割と早い時期に咲いているんですが・・このスミレはきれいに整った形の花です。折り目正しいというか、端正というか。きれいな花です。特に珍しいものでもないのでしょうけど、狭山丘陵では咲く場所が偏っているようです。どこにでも咲いているというのでもありません。これは白花ですが、少し紫色の入った花も見かけます。【写真】ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛) スミレ科花の後ろの「距」が太く、上を向いているのが独特です。葉の様子も分かりやすいかも。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/04/03 13:50:57Tv 1/125Av 5.6ISO感度 200レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMようやく春らしい暖かさになってきました。明日の木曜日はさらに暖かいようで、今度の週末はいろんな花が咲いているでしょう。かなり期待が持てそうです。・・気がつけば、今年も狭山丘陵のスミレシリーズになってました。
2011年04月06日
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去年は3月20日ころにはずいぶん咲いていたので、今年は10日ほども遅い開花みたいです。毎年見に行く小さな群落があって、今年も訪れてみました。この花もほぼ定点観測になっています。すぐ近くに毎年顔を出すシュンランも気になっていました。昨年は草刈りに遭って葉をバッサリとやられたので心配していましたが、こちらも無事に花を咲かせていました。これを撮った日はあいにく肌寒い曇り空で、多くのスミレは開花していませんでした。でもここのコスミレは場所がいいのかしっかり開花しているのが多かったです。春らしい淡い紫がきれいです。【写真】コスミレ(小菫) スミレ科名前は「小」ですけど、どっちかというと大きめの花を咲かせます。狭山丘陵では多く見られる種類です。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/04/03 15:02:39Tv 1/125Av 5.6ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM タチツボスミレに似ていますが、コスミレは葉がやや細長いのですぐに見分けがつくと思います。花びらもコスミレのほうがちょっと細長いように思います。
2011年04月05日
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清楚な純白の花はその名にふさわしいですね。命名は牧野富太郎博士が箱根の乙女峠で発見したことに由来するそうで、特に見た目の印象とかではないようです。狭山丘陵ではごく限られた場所でしか見たことがありません。昨年確認したのはわずかに3株だけでしたが、今日のは昨年咲いていた場所とは数m離れています。少しでも増えているといいんですが、今年はどうでしょう。よく似た大きさの(ケ)マルバスミレというのがあります。マルバスミレはめしべの先端(花柱)がカマキリの頭のような形をしています。また、オトメスミレは有茎ですがマルバスミレは無茎と、ポイントを押さえると見分けは難しくないかと思います。もっとも、狭山丘陵に咲いている白いスミレはほとんどマルバですけど。【写真】オトメスミレ(乙女菫) スミレ科上の写真で茎があるのが分かると思います。花の後ろに伸びる「距」という部分が淡い紫色です。タチツボスミレの変種だそうで、この部分は名残の紫でしょうか。狭山丘陵ではかなり希少な種類だと思います。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/04/03 12:54:08Tv 1/200Av 5.6ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMこのスミレの咲くあたりは、このところ盛んに林道工事がありました。右側の黒っぽい金網はこの冬の間に設置されたものです。この金網のあたりにはアオイスミレやケマルバスミレが咲いていたんですが、少なくとも今年はもうだめでしょう。新しい砂利も入れたようで、元に戻るのは難しそうです。昨年見つけたオトメスミレ2株はこの金網工事で潰された可能性が大きいです。残念なことです。金網の向こう側は水源地(東京都の水道)なんですが、ここまでしないといけないものなんでしょうかね。ここを通るときは、まるで溝の底を歩いているような気がします。
2011年04月04日
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昨日の天気予報ではお日様マークも出ていたように思いますが、朝から雲に覆われて肌寒い日曜日になりました。日が出ないと開かない花も多いので、今日はどうかなと思いつつ昼から狭山丘陵に行ってみました。期待していた何種類かの花は予想どおりで、ちゃんと開いていません。そんななかでしっかり咲いていたのがヤマルリソウでした。ワスレナグサに似た小さな花は淡いブルーがきれいで、離れたところからでもそれと分かります。前回載せたのが2007年4月なので、ずいぶん久しぶりの登場になりました。狭山丘陵ではかなり珍しい花で、見る機会が少ないです。【写真】ヤマルリソウ(山瑠璃草) ムラサキ科この花は4年ぶりの再会です。足場が悪くて三脚が使えず、手持ちで撮りました。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/04/03 13:22:41Tv 1/200Av 5.6ISO感度 500レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM花は青だけでなく、やや赤みがかったものもあります。上の写真のはちょっと赤っぽく見えました。カントウミヤマカタバミやエイザンスミレも期待していたんですが、天候のせいか蕾だけで開花しているのはありませんでした。ここにきてモミジイチゴが咲き始めて、いよいよ華やいできそうです。狭山丘陵の花は全般的に1週間から10日ほど遅れているように感じました。明日は寒いそうですが火曜日から春本番の陽気になるようなので、次の週末に期待しましょう。
2011年04月03日
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漢字で書いたら読めませんね。ショカッサイ(諸葛菜)とかハナダイコン(花大根)と呼ばれるのが一般的でしょうか。私はハナダイコンで覚えました。早い年だと2月のうちに咲き始めます。今年は3月5日に見つけたので、それほど遅いというほどでもないように思います。少しずつ暖かくなってだいぶ咲いてきましたが、一面が紫色に染まるほど咲きそろうのはもう一息です。【写真】オオアラセイトウ(大紫羅欄花) アブラナ科正式名称はこれでしょうか。ほかにもムラサキハナナ(紫花菜)、シキンサイ(紫金菜)など多くの呼び名があります。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/24 14:20:35Tv 1/160Av 7.1ISO感度 200レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM先日泊まった職場近くのホテルの一室。仕事で遅くなって家に帰りつけそうになかったので泊まりました。1泊いくらするのか知りませんが、ベッドはセミダブルだしユニットバスも十分広くてなかなか快適でした。とはいえ通勤に少し時間がかかっても自宅のほうが落ち着くし休まる気がします。さて、明日は狭山丘陵に出撃するぞ~!!
2011年04月02日
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花の登場が遅めの春ながら、ノジスミレも咲き始めていました。ノジスミレを探す場所は毎年決まっていて、狭山丘陵南側の田んぼ付近です。ほかの場所でも、人里近くで見かけることが多いようで、そういう環境を好むんでしょうか。側弁(両脇の花びら)が無毛なこと、よれよれの花びら、柄のある細長い葉は立ち上がらない・・と、それなりに特徴があるので分かりやすいかも。一昨年は一面に咲いている場所を見つけましたが、同じ場所で昨年は皆無でした。さて今年はどうかな・・この日は他に姿を見かけませんでしたが。【写真】ノジスミレ(野路菫) スミレ科アイロンのかかっていない洗濯物みたい!?に、花びらがよれよれです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/27 14:32:15Tv 1/100Av 7.1ISO感度 200レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM年度末の忙しさにどっぷり浸かっています。昨日は職場近くのホテルに缶詰で待機状態でした。なかなか快適なホテルでしたがやっぱり自宅に帰りたいもんです。ようやく電車も平常どおりに動くようになったので、来週からは少しだけ通勤が楽になりそうです。
2011年04月01日
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春の狭山丘陵を代表する花といっても過言ではないでしょう。いたるところで薄紫色の花を咲かせます。春到来を一番強く感じる花です。タチツボスミレも今年は開花がだいぶ遅いようです。例年ならこの時期にはあちこちで咲いているんですが、今年はやっと咲き始めたばかりでした。まずは、咲いているのを見つけましたという記録として載せておきます。【写真】タチツボスミレ(立坪菫) スミレ科狭山丘陵、というより日本を代表するスミレだと思います。アオイスミレに次いで咲き始め、花の期間が長いです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/27 14:16:52Tv 1/100Av 5.6ISO感度 200レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM本日は義務的に更新のみで・・
2011年03月30日
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27日の日曜日に狭山丘陵を歩いた際に、ウグイスカグラとともにあちこちで見かけました。この花は芳香が強くて、姿が見えなくても咲いているのが分かります。芳香というより匂いと言った方がいいかもしれません。昨年も書きましたが、山のかなでガス漏れでもしているのかと思ってしまうような匂いです。あるいは煮豚を作っている中華料理屋の勝手口の匂いとでも表現しましょうか。見た目はかわいらしい花ですが、なかなかパンチが効いています。【写真】ヒサカキ(姫榊) モッコク科従来の体系ではツバキ科モッコク亜科となっていましたが、APG植物分類体系ではモッコク科が独立した科になっています。もっとも、後日体系が改められるかもしれませんが。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/27 13:16:07Tv 1/125Av 5.6ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM上の写真が雄花で、下が雌花です。雄花のほうがずっと大きく、数も多いです。大きいといっても5ミリほどですけど。一般的には雌雄異株といわれています。でも、雄花雌花以外に両性花もあるそうで、この植物の性の仕組みについてはよく分かっていないそうです。ごく当たり前に生育している樹木なのに、ミステリアスな生態なんですね。わが家の庭にも小さなヒサカキの木があります。植えた覚えはないので、狭山丘陵から鳥が種を運んできたんでしょう。見たところ雄花ばかり咲かせているようです。
2011年03月29日
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ようやくシュンランが咲き始めました。毎年同じ場所に咲くのを観察していて、ほとんど定点観測になっています。昨年は3月21日にふたつ咲いていたので、今年は少々遅れているようです。この日(27日)はようやく最初の花が咲いたところのようでした。あとふたつくらい蕾が持ち上がってきていたので、次の週末あたりは見頃かもしれません。今年も盗掘に遭わず、花を咲かせてくれたのでほっとしました。【写真】シュンラン(春蘭) ラン科合計3ヶ所でシュンランを確認しました。個体数が増えているのか、単に見つけられるようになったのか・・カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/27 13:47:37Tv 1/60Av 5.6ISO感度 200レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMもうひとつ、気になっていたのがこれです。水の中に沈んでいるドーナツ状のゼリーみたいなものがトウキョウサンショウウオの卵です。産卵地に行ってみたら、これが4個ありました。1匹の雌が2個産むそうなので、2匹分ということになります。昨年まではもっとたくさんあったような・・このところ林道工事があったり、金網が新しくできたりということもあったので、トウキョウサンショウウオも住み辛くなったんでしょうか。東京都の天然記念物なんだし、工事やってる主体も東京都なんだから、もうちょっと気を遣って工事してくれればいいのに。一昨年の林道工事で産卵地の小さな池は半分埋められてしまいました。
2011年03月28日
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樹木の中では、春先に最も早く開花するもののひとつだと思います。今年も先々週の週末にちらほら咲いているのを見かけました。さすがに写真撮るには心許なく、本日撮り直しです。細い枝を疎らに広げて、その先端あたりにピンクのラッパ型の花を咲かせます。この写真のように2個ずつくらい並んでいるのが多いようです。4月も近づいて、ようやくウグイスカグラが花盛りになりました。今年の春は、10日くらい遅れているように思いますがどうでしょうか。例年この時期に咲き始めるモミジイチゴはやっと目が出始めたところで、昨年今頃大きな群落を作って咲いていたナガバノスミレサイシンはまだ芽も出ていませんでした。【写真】ウグイスカグラ(鶯神楽) スイカズラ科ウグイスが実をついばむ姿が神楽を舞うようだというのが名前の由来というのが通説のようです。ウグイスは雑食だそうですが、ウグイスカグラの熟すころは虫を食べる時期かな・・カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/27 13:27:14Tv 1/160Av 7.1ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM「ウグイスカズラ」と呼んでいる方がたまにいらっしゃるようですが、「カズラ」でなくて「カグラ」です。スイカズラ科なので余計紛らわしいです。ウグイスカグラは花弁が五裂して咲いているのがほとんどですが、6弁に開いているのがふたつ並んでいました。今日は午後から狭山丘陵南側に行ってみました。春の花があれこれ登場してきていますが、数が少ないです。このところ低温傾向が続いているせいでしょうか。おかげで今日はウグイスカグラばっかり撮りました。週明けの火曜日くらいからようやく春めいてくるようですので、期待して待ちましょう。
2011年03月27日
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昨年は載せそびれシリーズに回ってしまい、11月1日に載せました。ついこの間載せたばかりと思っていたら、もう5ヶ月近くも経っているんですね。冬来たりなば春遠からじというとおりです。とはいえ、春らしくない寒い日が続いていますが・・タンポポは、気温が低いうちは花茎が短く、地面に近いところで咲いています。花茎なんてほとんどなく、地面に張り付くように咲いているタンポポも見かけます。タンポポが盛大に花茎を伸ばしてたくさん咲くようになると春爛漫ですね。【写真】ウスジロカントウタンポポ(薄白関東蒲公英) キク科この写真では微妙な色が分かりにくいかもしれません。普通のカントウタンポポに比べるとかなり色が薄いです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/24 14:37:05Tv 1/320Av 7.1ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM狭山丘陵では希少な種類だと思います。毎年同じ場所にまとまって咲くので、今年も咲いているか見に行ってきました。どうやら大丈夫そうです。今日は正月以来で東京下町の家内の実家に行ってきました。ガソリンスタンドはどこも営業していて、特に行列ができているところもありませんでした。レギュラー完売、軽油売り切れ、ハイオク売り切れ、というところをたまに見かけましたが、この分だともうじき平常に戻るでしょうね。走っている車の数は明らかに少なくて走りやすかったです。ただ、首都高の照明灯がジャンクション以外はほとんど消えていたり、一般道も看板の照明や該当が消えていて、えらく暗い印象でした。しばらくはこんな状態が続くんでしょうね。
2011年03月26日
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早春の林道脇に点々と小さな白い花を咲かせています。あまりにも小さいので形もよくわかりませんが、写真に撮ってみるといかにもセリ科らしい姿をしています。花の少ない時期に咲くので、春先のレギュラーメンバーです。この花も例年に比べて開花が少々遅れているようです。今年は春の訪れがちょっと遅めかな・・・【写真】セントウソウ(仙洞草) セリ科小さな花がたくさん咲いて、いかにもセリ科らしいです。セリ科の中でも特に小さい花だと思います。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/24 13:10:37Tv 1/400Av 3.5ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMさて、この週末にはどんな花が姿を見せるでしょうか。
2011年03月25日
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狭山丘陵のアオイスミレが見頃を迎えました。3月13日に偵察に行ったときはいくつか蕾が持ち上がってきていたので数日中に咲くだろうと思っていました。その後今日まで出かける機会がなく、すでに盛りのようです。アオイスミレは狭山丘陵のスミレでは先頭を切って開花します。次はタチツボスミレ、コスミレと続くでしょう。今年もいよいよ本格的な春が来ました。【写真】アオイスミレ(葵菫) スミレ科小さな花ながらグラデーションのかかった花弁が美しいです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/24 14:08:43Tv 1/160Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMとはいえ気温の低い日が続いています。昨年、アオイスミレの開花を確認したのが3月13日で、今年は同じ場所で13日には咲いていませんでした。昨年、この時期にはカントウミヤマカタバミやシュンラン、ナガバノスミレサイシンなども咲いていたので、今年は春の訪れが少し遅いようです。次回は日曜日に場所を変えて探索してみようと思います。今日は11日ぶりにお休みです。さすがにちょっと疲れました。忙しいのに加えて、地震の影響で電車の本数が少なく、混雑を避けるために早い時間に通勤しています。もうちょっと睡眠時間がほしいな~、というのが正直なところ。夏の暑い時期には今よりはるかにたくさんの電力が要りますから、いったいどうなっちゃうんでしょうね。さて、今日は朝からコストコに買い物に行ってきました。水道から放射性物質が出たという報道のせいか、朝一番ですでに水は売り切れでした。皆さん素直に反応するようです。でも、米もパンも山積みでした。わが家はいつも買うものをいつもと同じだけ・・といっても野菜ジュース18リットルとか結構な量ですが・・買ってきました。ガソリンスタンドも行列は解消していたので、東京周辺の品不足騒動はもう収まるでしょう。
2011年03月24日
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花びらが微妙にねじれているようで、私には船のスクリューのような形に見えます。APG植物分類体系ではアオイ科の分類になるそうで、この花びらのねじれ方はアオイ科といわれたらそうかもしれないなと思ってしまいます。大きくしたらハイビスカスみたいな形になる・・かな!?狭山丘陵ではあちこちで疎らに見かけます。珍しい花ではないですが、あまり多くもありません。2010年はようやく咲いているのを見つけたという感じでした。【写真】カラスノゴマ(烏の胡麻) アオイ科従来はシナノキ科に分類されていましたがAPG植物分類体系ではシナノキ科はアオイ科に含めるそうです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/10/03 14:49:30Tv 1/50Av 5.6ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM連休中も仕事だったので、さすがに今朝は目覚まし時計がなっても起きられませんでした。気がついたら30分も寝過ごしていて、あわてて出勤しました。単に電車が混むから早く出ているだけのことで、遅刻どころか始業の1時間半くらい前に着いてしまいます。新宿に着いてからいつものコーヒー屋さんのサンドイッチで朝食にしました。たまにはこういうのも悪くないかも。
2011年03月22日
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毎年同じ場所に咲くので探しやすい花です。でも2010年はタイミングが合わなかったのか、花はわずかでした。草のように見えて落葉低木なんですね。ナス科の木本も珍しいなと思いつつ調べてみるとさにあらず。フユサンゴやツルハナナスなど、案外あるようです。独特の実をつけるフォックスフェイスもナス科の木本だとか。【写真】クコ(枸杞) ナス科花は毎年見かけますが、実ができているのを見た覚えがありません。鳥が食べちゃうんでしょうか。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/10/03 14:54:48Tv 1/50Av 5.6ISO感度 800レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM毎日忙しく働いています。地震もへちまもありません。連休もありません。休日のオフィス街はすいています。お昼も、いつも混んでいるお店に待つことなくはいれます。スーパーに行くと物不足なんていわれますが、食べ物屋さんに行っても普通に営業しています。ちょっと物流が滞っているだけなんでしょうね。普段めったにから揚げなんて食べないんですが、揚げたてのから揚げはおいしかったです。野菜もいっぱいで800円なら悪くないかな。
2011年03月20日
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春の陽気の、暖かい一日でした。今日は(というか3連休ずっと)仕事なので、青空が恨めしいほどでした。暖かい日差しが降り注ぐ高層ビル街は連休のせいか人も少なく、平和で穏やかです。つい一週間前に大地震が起こったというのが信じられないくらいです。電車もだいぶ動くようになって、少しずつ落ち着いてきたように思います。相変わらずスーパーは品薄のようですが、新宿の某スーパーにはお米もカップ麺も売り場に並んでいました。操業がとまっていた製油所が再開するそうなので、ガソリンも物流ももうじき回復するでしょう。しかし疲れた一週間でした。【写真】タネツケバナ(種漬け花) アブラナ科早くも狭山丘陵に小さな田んぼにタネツケバナが咲いていました。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/13 14:01:56Tv 1/500Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMそろそろアオイスミレが開花しているはずなんですが、まだ数日は休めそうにないのでお預けです。先週末に蕾が首をもたげているのを見つけたので、きっと咲いています。今年も春が来ました。でもあんまり明るい気分じゃないな・・
2011年03月19日
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東北地方太平洋沖地震のあと徹夜仕事になり、ようやく動き出した電車で帰宅し、くたくたになっているところで凄まじいばかりのニュースに接して、正直かなり滅入ってしまいました。一日休んでしっかり睡眠をとって、やっと少し落ち着いたので今日はブログを更新しておきます。どうやら今日は電力の供給も大丈夫とのことなので、電力需要が少ないと思われる明るいうちに・・今日は午前中に買い物に行ってきました。いつも行くスーパーでは、カップ麺とペットボトルの水、パック入りのご飯がほぼ売り切れ状態でした。缶詰売り場も棚がすっかりきれいに片付いてしまっています。皆さん今から非常食の備えをしているんでしょうか。ペットボトルの水は、たまたま特売になっていたので1箱だけ買っておきました。スーパーから帰って、今度は灯油を買いに行きました。地震だからではなくて買い置きが切れたからです。いつも買いに行くガソリンスタンドは、驚いたことにガソリンはレギュラーもハイオクも売り切れでした。店員さんは地震の影響と言ってましたが、どうなんでしょう。正確な情報が分からないので何とも言えませんが・・道路もガソリンスタンドが数軒並んでいるあたりは渋滞していました。出所の確かでないチェーンメールや掲示板の書き込みが多いそうです。不確かな情報に惑わされて狼狽しないよう、まずは落ち着くことが必要かと思います。【写真】コオニタビラコ(小鬼田平子) キク科別名:タビラコ、春の七草の「仏の座」天気もいいし、気分転換に外に出てみました。被災地も早く暖かくなってくれるといいのですが。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/13 13:48:05Tv 1/160Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM地震直後の新宿・中央公園の様子。周囲のビルから避難してきた人でごった返していました。自分の職場の人たちがどこにいるのかもよく分かりません。旗や幟のような、目印になるものを用意しておいたほうがいいと思いました。明日から輪番停電が始まるそうです。自宅や職場がいつからいつまで停電になるのか、しっかり把握しておかないといけませんね。
2011年03月13日
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ヨモギというと独特の香りの新芽を思い浮かべます。春の香りですよね。でも花は秋に咲きます。キク科の例に漏れず、小さな頭花はさらに小さな花の集まりです。よく見ると紫色なんですよね。春の姿からは想像できないくらい大きく育ち、これってヨモギなの!?と思うこともあります。【写真】ヨモギ(蓬) キク科草餅や草団子に、また乾燥してお灸のもぐさにも。沖縄に行くとフーチバージューシーなんていうご飯もありますね。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/10/03 13:59:06Tv 1/160Av 7.1ISO感度 640レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM載せそびれシリーズも10月に突入しました。いよいよネタ枯渇の危機が迫っています。そろそろ春の花に登場していただかないと困るな~・・
2011年03月10日
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春先の道端でごく普通に生えている雑草で、乾燥をものともせず咲いています。ヨーロッパから東アジア原産の帰化植物だそうで、これも相当タフなようです。寒さにも強く、ほかの草に先駆けて咲いています。過去、この花を最初に撮った日を挙げてみました。2007年 3月 4日2008年 2月23日2009年 2月 8日2010年 2月21日2009年は暖冬でずば抜けて早い時期に見つけてました。ちなみに2011年はそもそも撮りに行かなかったので比較対象としては不適切かも。まぁ、2008年や2010年並といったところでしょう。【写真】ミチタネツケバナ(路種浸け花、道種漬け花) アブラナ科細長い種が茎とほぼ並行に伸びる、雄しべが4本、花がきれいに開かないといったあたりが特徴かと。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/05 13:05:06Tv 1/250Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM昨日載せたナズナにちょっと似ています。同じアブラナ科ですからね・・このところ仕事が忙しくて帰りが遅くなってきました。勤務地が変わって少し通勤時間が短くなったものの、それ以上に残業が増えています。なかなかお越しいただいている皆さんのところへのご訪問もままなりませんが、ご容赦の程を・・
2011年03月08日
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ご存知ぺんぺん草というやつです。アブラナ科らしい花に、ハート型の種が特徴ですね。子どものころ、振り回すと種がペンペン鳴る・・なんていわれて振り回したけどそんな音が聞こえたことありません。これも寒さに強い植物ですね。昨年は2月のはじめに撮ってましたから、今年は満を持しての登場というところです。3月になるとだいぶ大きくなってきています。【写真】ナズナ(薺) アブラナ科どこにでもある雑草ながら、花の少ない時期には貴重な「ネタ」です。(笑)カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/05 13:00:52Tv 1/250Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM3月に入ったものの、春とはまだ名ばかりです。東京都心でも昼前にすごい勢いで雪が降りました。あっという間に積もって、あっという間に溶けてしまいました。この辺がいかにも春の雪ですね。自宅に帰るころにはみぞれになっていました。明日の朝、凍結しなければいいんですが。
2011年03月07日
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埼玉あたりで三寒四温とはまさに今頃の気候のことだと思います。少し暖かい日があるかと思えば霜が降りたり、寒暖入り混じりながら本格的な春がやってきます。先週は寒かったですが、今日は暖かい日曜日です。まだ春本番には少しありますが、さすがにもう待ちきれません。昨日の土曜日は針先の雑草を求めて、狭山丘陵を歩いてきました。とはいえ登場している花はこの時期おなじみのものばかりですが・・まずは早春のレギュラーメンバー筆頭のホトケノザから。この時期の花としてはオオイヌノフグリと双璧といっておきましょう。ありきたりの雑草ながらほかの花に先駆けて咲くので、当ブログでは春先の常連です。もっと寒い時期でも咲いていますからたくましいです。霜で真っ白になっても花を咲かせてますから、寒さには強いんですね。【写真】ホトケノザ(仏の座) シソ科春の七草の「仏の座」はこれではありませんので食べないように。苦くてまずいらしいです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/03/05 12:58:34Tv 1/160Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM寒さに強いといっても、日当たりのいい場所でところどころに咲いているくらいで、盛りのころの一面ピンクに見えるほどの勢いには程遠いです。載せそびれシリーズも残りが心もとなくなってきたし、春到来はネタ切れに間に合うかどうか・・といいつつも載せそびれシリーズを全部載せ切ってしまいたいという思いもあり、調整が難しいです。
2011年03月06日
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1cmに満たない小さな花ながら、中心部の筒状花と周囲の舌状花がいかにもキク科という姿です。最初はタカサブロウかと思いましたが、2009年に種を顕微鏡で観察して帰化植物のアメリカタカサブロウと確認しました。田んぼの周囲にたくさん咲いていました。小さい花ですが筒状花のしべの黄色と花の白がどちらも鮮やかで美しいです。もう少し大きくて、もう少したくさん咲いたら観賞用に改良されたかもしれません。【写真】アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎) キク科種を自宅のプランターに蒔いてみましたが発芽しなかったようです。田んぼのあぜに多いのは湿気を好むせいでしょう。プランターが乾きすぎていたのか・・カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/09/20 14:16:21Tv 1/160Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM種の姿以外でタカサブロウとアメリカタカサブロウを見分けるのはなかなか難しいようです。枝分かれしている部分から下の茎が急に太くなっているとアメリカタカサブロウだそうで、これもそういわれるとそうかなと・・昨日の大繭を東京都庁付近から眺めるとこんな感じです。いかにもデザインやファッションの学校らしい建物ですね。しかし新宿駅前の一等地にこんなビルを建てるとは、授業料高いんでしょうか。私の娘もデザイン系の専門学校に行きたがっているので、知りたいような、知ったら怖いような。
2011年03月04日
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狭山丘陵ではところどころで見かけます。花の後にできる実が独特で、ものすごくたくさんできます。それでも林がイタドリで埋め尽くされてしまわないのは発芽率が低いからでしょうか。子孫を残すのは大変なようです。春の若芽は食用になるそうで、せっかく芽吹いても食べられてしまってはね。食感がジュンサイに似ているなんていう方もいるようですが、私は食べたことがありません。3年前に訪れた函館の五稜郭がイタドリの花だらけだったことを思い出します。函館本線には虎杖浜なんていう駅もあって、もともとイタドリが多い地域なんでしょうか。【写真】イタドリ(虎杖、痛取) タデ科若葉を揉んで擦り傷などに当てると痛みが和らぐというので「痛取」だそうです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/09/20 12:42:48Tv 1/160Av 5.6ISO感度 200レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM新宿の大繭。新宿には高層ビルがいっぱいありますが、ひときわ目を引くスタイルです。ビルの隙間に繭ができているような・・大きなビルが多い場所なのでさほど高く見えませんが、203mあるそうです。
2011年03月03日
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ご存知通称「あかまんま」というやつです。道端に普通に生えています。前回は2009年10月に載せていて、意外なことに載せそびれではありませんでした。大体、この手のどこにでもある植物は毎年載せそびれシリーズでの登場になることが多いです。ハルタデやサナエタデといったよく似た仲間もいます。見分けのポイントは托葉鞘~たくようしょう~という部分で、毛があったりなかったり、同じタデ科でも種類によって違います。もしご興味ありましたら「イヌタデ」「托葉鞘」でググッてみて下さい。・・しかしIMEは頭悪いな・・「托葉」が変換できないし、「萼」という字も出てこないし。やはりATOKは優れているなと思う今日この頃。【写真】イヌタデ(犬蓼) タデ科「犬」の字が当てられていますが、本来は「否」蓼ですね。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/09/19 13:48:17Tv 1/50Av 4.5ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM都庁の展望台からの風景。細々したビルが地平線まで広がっています。東京に住んでいたら当たり前の風景かもしれませんが、冷静に見たらかなり異様です。大きな地震がきたら甚大な被害が出るだろうということは想像に難くないですね。明日も平和な一日でありますように。
2011年03月02日
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早春を代表する野の花(というか雑草)のひとつでしょう。まだほとんど花のない寒い時期でも咲いています。昨年は2月1日に見つけたのですが花を見るにはちょっと早すぎたようです。今年は2月末まで「待って」撮りました。まだ花の盛りには程遠いものの、陽だまりではだいぶ咲いてきています。少し強まってきた太陽のパワーを敏感に感じ取って花を咲かせ始めているようです。それこそどこにでも生える雑草ですが、花の少ない時期に咲くおかげで毎年レギュラーシーズンに載せていて、「載せそびれ」にまわることはありません。【写真】ヒメオドリコソウ(姫踊子草) シソ科草全体が柔らかそうで毛深くて、ちょっと湿った匂いがしそうに思えます。実のところ、あまりいい印象を持ってないのですが・・カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/02/26 13:02:30Tv 1/250Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM寒い一日でした。今日は埼玉では昼間に雨が雪に変わって、牡丹雪が降ったそうです。幸い積もるほどの量ではなかったですが。花はホトケノザにそっくりです。昨日、東京都庁の展望台で撮った1枚。ま~しかし、どれだけの人がこの写真の範囲で働いたり暮らしたりしているんでしょうね。若いころ、どこかのユースホステルで会ったボストンから来たというアメリカ人が東京もニューヨークもクレイジーだといってましたが、この光景を見ると分かる気がします。
2011年02月28日
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この花も載せそびれシリーズの常連になりつつあります。ごく小さな花は真っ白で、よく見るとかわいらしいです。肉眼では形もよく分からないくらい小さいというのが残念ですが。狭山丘陵ではあちこちに生えています。この仲間にオオハシカグサやハシカグサモドキというのもあるそうです。さて、こいつらも狭山丘陵に咲くんでしょうか。【写真】ハシカグサ(麻疹草) アカネ科葉が乾燥してくると、麻疹の発疹のような斑点が現れるのでこの名がある、というのが通説です。実際のところは名前の由来ははっきりしないらしい・・私は発疹状態になっている葉を見たことはありません。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/09/19 14:10:56Tv 1/80Av 5.6ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM今日は新宿まで行く用事があったので、LUMIXを持って行ってきました。都庁のあたりは朝のうちは東京マラソンのスタートでかなりごった返していたと思いますが、昼過ぎにはもう何事もなかったかのようでした。そらそうですよね、私が家を出るときには猫ひろしもゴールしてましたから。都議会議事堂前の都民広場ものどかなものです。東京マラソンのスタート地点である都庁正面では後片付けが行われていました。私が大学を出て、初めて勤務したオフィスがあったのが左に写っている住友ビルでした。もう四半世紀以上も経つと思うと、懐かしいというより愕然とします。都庁前の植え込みにはハート型の紙吹雪の残骸がいっぱい残っていて、これだけがお祭りの余熱を伝えているようでした。いったいいつ以来か覚えていませんが、このあと都庁の展望台にも登ってみました。都庁の展望台は無料ですからね。少し写真を撮ったので、改めて載せようと思います。
2011年02月27日
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この春になって初めて狭山丘陵にカメラを持って出かけてきました。野草狙いはいったいいつ以来のことか、もう思い出せないくらい久しぶりです。昨年11月にリュウノウギクとリンドウを撮りに行って以来です。昨日は春本番の陽気でしたが夜になってごうごうと風が吹き、今日は少し気温が下がりました。でも日中は日差しがたっぷりで太陽のパワーを感じます。丘陵散策には十分暖かでした。まだ2月とあって花盛りには程遠く、まずは春の到来具合の偵察といったところで済ませました。それでも十指に少し欠けるくらいの花が咲いていました。そのなかでもこの時期に一番目立っているのがオオイヌノフグリです。ほかはまだ咲きはじめですが、ひとり元気です。ということで、今日撮ったのは2種類だけ。ほかの花はもう少し待って、たくさん咲いたら撮ることにしましょう。【写真】オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) オオバコ科従来の体系ではゴマノハグサ科でしたが、APF植物分類体系ではクワガタソウ属はオオバコ科に移行しているのでオオバコ科としておきます。名前のとおり、そんな形の実ができます。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2011/02/26 13:04:44Tv 1/500Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMさすがにまだ「星の瞬くごとくなり」とまではいきませんが・・花の寿命は1日だそうなので、ずいぶんたくさん蕾が付くんですね。もう少しすると原っぱが青く染まるほど咲きます。1月20日ころから、これを読んでました。東京大阪間2往復の新幹線と、通勤電車(帰りだけ)の中で全8巻読み終わりました。あまりにも有名な小説なので説明の必要もありませんね。多くの人がイメージする坂本竜馬は、この小説に登場する竜馬でしょう。このところ幕末ものの歴史小説を読んでいて、これは最後に取っておきました。仕上げにこれを読んで、幕末の全体のストーリーが全部つながった感じがします。きっと「竜馬がゆく」だけを読んでいたら、面白味半減だったと思います。私は通勤時間が長くて、昨日までは1時間以上も1本の電車に乗っていました。この時間は朝は睡眠、夜は読書ととても貴重な時間です。今にして思えば、通勤時間が長いのもそれほど悪いものでもないかなと・・でも来週からオフィスの場所が変わるので、どうなることやら。通勤コースは何種類かあって、これから数ヶ月は月ごとにコースを変えて試してみようと思います。「本が読めるコース」というのも、通勤経路を選択する際の基準になるかもしれません。
2011年02月26日
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鮮やかなコバルトブルーの実が目を引くイシミカワ、花は緑色で目立ちません。タデ科らしく開花しているものがなかなかなくて、だいぶ探しました。イシミカワ自体はたくさんあるんですけどね。実が青く色づいたら花と一緒に写真を載せようと思っていました。しかしどういうわけかイシミカワの実を撮り損ねて、花を載せそびれてしまいました。昨年は夏が異常に暑かったせいか、やたらとタイミングを逃した花が多いです。これは狭山丘陵北側の西久保湿地で撮りました。湿地の周辺に多く見られます。【写真】イシミカワ(石実皮、石見川、石膠) タデ科三角形の葉、とげのある蔓は同じタデ科のママコノシリヌグイに似ています。茎を取り巻く丸い托葉が妙にかわいらしいです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/09/19 14:04:45Tv 1/200Av 5.6ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM2月もあっという間に下旬になって、週が明けると3月ですね。1月行く、2月逃げる、3月去る・・なんていいますが、まったくそんな感じで正月が明けるとすぐ春がくるような・・この時期はうかうかしているとあっという間に過ぎ去ってしまうということでしょう。何はともあれ真冬の寒い時期を乗り切り、春がやってくるのはうれしいことです。さて4月以降は!?きっともう夏が来た、もう秋が来たなんて言っているんでしょう。私の場合、毎月ケツをたたかれつつ走っているような気がしますが。
2011年02月24日
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しょっちゅう訪れる湿地の脇に咲いていたのに、つい最近まで気付いていませんでした。花の数は多いんですが目立たない色で、見逃していたようです。きっとカナムグラに埋もれるように咲いていたからでしょう。アカネといっても花が赤いのではなくて、根っこで茜染めを作るので、さしずめ「赤根」ですね。狭山丘陵では何ヶ所かで咲くらしいですが、私は一ヶ所でしか見たことがありません。【写真】アカネ(茜) アカネ科五弁花ですけど、この写真のは花びらが6枚あります。花びらが1枚多かったり少なかったりは、ほかの花でも時々見られますね。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/09/19 13:28:45Tv 1/100Av 7.1ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM浴室のシャワーのホースが、シャワーヘッドの首根っこのところでちぎれる寸前になっています。ホームセンターに行くとシャワーホースもシャワーヘッドもいくらでも売っていますけど、わが家のメーカーの互換品は売っていません。「ほとんどのメーカーに適合」と謳っている製品も取り付けられませんでした。知られたメーカーなんですかどねぇ・・アダプターも売ってないし、ネットで検索しても該当なし。仕方がないのでメーカーに電話したらシャワーホースを代引きで送ってくれるとのこと。少々高かったけどやむなしで注文しました。しかしシャワーホースのねじくらいみんな合わせておけばいいのに。補修部品が手に入りにくいメーカーの製品は、買い替え時に敬遠してしまいますよね。いまどきダメになったら丸ごと買い換えるというご時勢でもないし。メーカーの対応はとても丁寧で満足ではありましたが、シャワーホース1本で4千円(送料込み)はちょっと・・・
2011年02月23日
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ちょっと前に載せたセンニンソウにそっくりの花です。こちらのほうがひとまわり小さいですけど、写真だけでは見分けがつきません。さらにコボタンヅルなんていうのもあって、なかなかややこしいです。それぞれ葉の様子が違っているので、たぶん見分けは大丈夫かと思います。センニンソウは鋸歯(葉の周囲のぎざぎざ)なしで羽状複葉なのに対し、ボタンヅルは鋸歯のある葉で一回三出複葉(3枚一組)です。葉がボタンに似ているところからこの名があるそうです。【写真】ボタンヅル(牡丹蔓) キンポウゲ科毎年同じ場所で咲いています。花はセンニンソウのほうが大きくてきれいに感じます。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/09/04 14:26:01Tv 1/500Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMなお、コボタンヅルは二回三出複葉(9枚一組)で、私にはそれ以外にボタンヅルとの違いが分かりません。2009年はコボタンヅルも見つけたんですが、どこで撮ったか忘れてしまいました。
2011年02月22日
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この花はいかにもナス科らしいいでたちです。花弁の付け根にある黄緑色の斑点がネックレスみたいで洒落てますね。夏の終わりころに狭山丘陵のあちこちで咲きはじめ、秋が深まるとミニトマトをさらに小さくしたような実が赤く熟します。2010年は載せそびれにまわってしまったので実の写真もと思ったんですが、どうやら撮っていなかったようです。ちょっと残念・・ヒヨドリジョウゴは蔓性の草本です。ナス科の植物はたくさんありますが、蔓性の植物は少数派でしょう。もっとも、ナス科の蔓植物にはトマトなんていう大物もいますが。【写真】ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) ナス科この株はにぎやかに花を咲かせていました。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/29 10:07:40Tv 1/400Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMヒヨドリが好んで食べるのでこの名があるといいます。しかし全草にソラニンという物質があって、毒草なのです。それでも食べるんでしょうか、ヒヨドリ君は。いつまでも赤い実が残っているのを目にしますけど。さて、載せそびれシリーズも8月の花はこれでおしまい。次回から9月にはいります。
2011年02月21日
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昨シーズンはものの見事に花の時期をはずしてしまいました。この花は毎年同じところで見られるので必ず撮れると油断していました。猛暑のせいか天候の巡り会わせがよくなかったのか、いつもの場所はすっかり終わってる状態でがっくりです。狭山丘陵のところどころで咲く花なので、ほかの場所で探してみると何とか数輪が咲いていました。どうにか撮れそうなのを選んで、見つけた記録ということで・・あまり行かない場所で群落を見つけたのは収穫でした。従来の体系ではユリ科に分類されていましたが、APG植物分類体系ではリュウゼツラン科になっています。葉の様子なんかはユリとはちょっと違うかなと思うんですけどどうでしょう。これは池のほとりで見つけました。湿地に自生するということで、いつもの場所といういのも湿地の一角です。【写真】コバギボウシ(小葉擬宝珠) リュウゼツラン科(ユリ科)オオバギボウシに比べると色も模様も鮮やかです。咲く時期も違うし、生育場所もオオバの方は尾根道でも見かけるので、生態は見た目以上に違っているみたいです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/29 9:43:26Tv 1/50Av 4.0ISO感度 1000レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM新しいメガネを拵えました。ここ半年で2本目です。今回作ったのは仕事用で、矯正視力0.4にあわせて作りました。これで、矯正視力「1.0」と「0.7」と「0.4」、それに読書用の4本体制になりました。普段の生活は「0.7」でほぼ事足ります。「0.4」だとちょうどPCのモニターが見やすいので、これは思惑通りでした。年齢とともに目の調整能力が衰えてきて、ひとつのメガネで遠くも近くも見えるというのは無理になりました。必要に応じてメガネを取っかえ引っかえしています。体力的にはさほど衰えを感じないんですが、こういうところで否応なく歳食ったなと思い知らされます。無精者なのでメガネを作りに行くのも面倒なんですが、実際のところはあっという間に検査も終わってしまいます。最近は高屈折率のレンズも安くなっているし、車の運転用とか読書用とか用途に応じてたくさん用意しておくと目の疲れも少ないかもしれません。本当はひとつで全部まかなえるといいんですけどね。そういえばもう一本、老眼鏡がありました。写真撮るとき、自転車に乗るときはコンタクトレンズを使っていて、これは遠くがすごくよく見えます。その代わり近くはボケボケなので、老眼鏡は必需品です。これをかけるときが一番年齢を感じるかな・・「老眼鏡」って言う呼び名がよくないんじゃないですかね!?
2011年02月19日
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ずいぶん派手な名前ですが、花自体は至って地味です。荒れたところによく生える雑草で、北米原産の帰化植物だそうです。よく似たコニシキソウというのがあって、それより大きいからオオニシキソウというみたいです。花は雌雄異花で、雌花は雌しべ1個、雄花は雄しべ1個で構成されています。白っぽい花弁のように見えるのは総苞の一部で、花弁はありません。この辺はいかにもトウダイグサ科らしいです。そういえば実の形もトウダイグサに似ています。茎を切ると乳液みたいな汁が出るのもトウダイグサと同じ。ということは有毒なんでしょうね、きっと。【写真】オオニシキソウ(大錦草) トウダイグサ科トウダイグサ科特有の杯状花序はひとつの雌花と4つの雄花でできているそうです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/28 14:09:25Tv 1/160Av 4.0ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMそこらへんに生えている雑草なんですけどね。こういう姿になぜか惹かれます。
2011年02月18日
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見分けの難しい植物は数あれど、イヌホオズキの仲間は最難関クラスでしょう。春のタンポポ、秋のノギクも難問ですけど、目下一番悩ましいのがイヌホオズキです。これは花が総状に付く(一点から広がる)、花弁が根元まで切れ込む、花弁が水平に広がる、花の数が多い、実が小さいといった状況から、テリミノイヌホオズキではないかと思います。少なくともイヌホオズキとアメリカイヌホオズキではないと思います。消去法で考えてみましたがどうでしょうか。きちんと見分けるには熟した実をほぐして中身を調べると違いがはっきりするようです。しかし花を撮った固体を覚えておいて、実が熟したら取りに行くというのも難題です。そもそもどの花を撮ったか、目印でもつけておかないと分からなくなるでしょうね。もっとも、あえて見分けなくても「イヌホオズキ」と一絡げにしてしまってもよさそうな気もしますが・・【写真】テリミノイヌホオズキ(照実の犬酸漿) ナス科暫定でテリミノイヌホオズキとしておきます。いずれイヌホオズキ一族の見分けも決着をつけてやりましょう。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/28 15:15:28Tv 1/25Av 5.6ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMまだ青い実ができていました。つやのある黒い実になって、大きさは7mmくらいとイヌホオズキの仲間では小ぶりです。熟したところは見ていないんですけど・・
2011年02月15日
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狭山丘陵ではおなじみの花で、夏の終わりごろにあちこちで見かけます。きれいな花なんですが、あまりにも見慣れているせいか載せそびれてしまいました。しきりに蔓を伸ばして真っ白な花をたくさん咲かせていました。よく似たボタンヅルやコボタンヅルもありますが数か少なくてめったに見かけません。そういえば2010年はボタンヅルもコボタンヅルも載せていませんでした。写真、あるかな・・プロペラみたいに十文字になっている部分は萼片です。キンポウゲ科の花は花弁がなくて萼だけというのが結構ありますね。狭山丘陵にも多いニリンソウなんかもそうです。【写真】センニンソウ(仙人草) キンポウゲ科花後にできる種に仙人のひげのような毛が付いているのが名前の由来です。ひげの様子はこちら。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/29 10:01:46Tv 1/640Av 4.5ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM仕事を終えて外に出ると雨が雪に変わっていました。都心は雪が舞って道路がぬれるくらいでしたが、地元の駅を降りて面食らいました。なにこれ、すっかり雪国じゃん。電車の中では本を読んでいたので、まったく気付きませんでした。道路も完全に圧雪路で、ゴムチェーンを巻いて走っている車もいます。わが家のあたりはすでに10cmほどの積雪で、国道もバイパスも完全に冠雪していました。狭山丘陵は日当たりの悪いところも多いので一度積もるとなかなか解けないんだよなぁ。しばらく自転車で山に行くのはお預けになるかも。今夜は降るという予報でしたが、これほどとは思いませんでした。連休の雪は積もらなくてやれやれと思ったら、今日は降り始めて数時間で白銀の世界です。さて、明日の朝は駅まで行けるのか、電車は走っているのか・・今から心配しても仕方がないんですけどね。
2011年02月14日
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アマチャヅルは頼りなげな花弁のごく小さな花を咲かせます。ヒトデのような形で、大きさは1センチどころかミリ単位の大きさです。時々林道脇の金網に絡みついて咲いていますが、いつも薄暗いところで咲いているので撮りにくいです。ウリ科というと夏の暑い時期に猛烈な勢いで蔓を伸ばして生い茂るイメージですが、アマチャヅルはそういう面でいうとウリ科っぽくありません。おとなしく伸ばした蔓に控えめな葉を付けています。花もご覧のとおり奥ゆかしいというか・・開花は夏の終わりから秋口にかけて。咲いていてもなかなか気付きません。雌雄異株だそうですが、さてこの花は雌雄どちら!?これを撮ったのが8月末で、載せそびれにまわった花がこの時期から急に増えます。秋の花のピークが始まるのがこのくらいの時期ということでしょう。【写真】アマチャヅル(甘茶蔓) ウリ科ウリ科というのは意外です。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/28 15:06:25Tv 1/15Av 7.1ISO感度 1250レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM2日ほど雪が降ったりやんだりの埼玉に、青空が戻ってきました。雪が降ったとはいえ勢いがなかったのでほとんど積もりませんでした。お昼には凍っていた道路もほぼ乾いて、自転車で鉄塔追跡に・・青空の色も少し春っぽくなってきたような気がします。
2011年02月13日
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2009年は拡幅工事のあった林道沿いでたくさん咲きました。ここはボランティアの方が駆除したようで、2010年はオオケタデやオオイヌタデは姿を消しました。ちょっと寂しい気もしますが、在来の植物に影響があるのであればやむを得ません。林道工事は丘陵外部の土は持ち込まなかったそうです。しかし砂利は丘陵外部のものだったということなので、種子が砂利に混じって入り込んだんでしょう。華やかな姿をしていますが、これもかなりの猛者のようです。熱帯アジア原産の帰化植物だそうなので、今後温暖化が進むとこういう植物が増えてくるのか!?この写真は西部所沢球場近くの菩提樹池で撮りました。すぐ脇に霊園があったり民家が近かったりするので、園芸用のものが脱走したのかもしれません。オオベニタデ(大紅蓼)という呼び名のほうがぴったりかな・・【写真】オオケタデ(大毛蓼) タデ科鮮やかな色の花をたくさん咲かせます。タデ科にしてはちゃんと開花している花が多いし、それがよく分かります。観賞用にも用いられるのが分かる気がします。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/29 9:52:42Tv 1/400Av 5.6ISO感度 100レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM埼玉は今日も午前中を中心に雪が降りました。畑や森はすっかり雪国の景色になりましたが、道路は夏タイヤで問題ないくらいです。日曜日は天気が回復するようなので、すっかり溶けてしまうでしょう。来週は周期的に天気が変わる予報です。これは春近しのサインと捉えておきましょう。そろそろ狭山丘陵歩きを復活してもよさそうです。早春の花が登場してくる時期はもうすぐです。
2011年02月12日
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この花も地味なせいか毎年載せそびれシリーズ行きになってしまいます。アップで見ると結構かわいいんですけどね。枝先に咲く花は、なるほどキセルの雁首のようです。よく似たヤブタバコなんていう植物もあって、こちらは同じような花を葉腋にずらりと並べて咲かせます。両方ともキク科ヤブタバコ属で、いずれもタバコに関係する名前が付いているのも面白いです。狭山丘陵では林道脇などでよく目にします。【写真】ガンクビソウ(雁首草) キク科頭花だけ見たらヤブタバコと見分けができません。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/08 15:12:43Tv 1/20Av 5.6ISO感度 640レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM寒い一日でした。朝から粉のような雪が降り続いています。それほど勢いがないせいか、夕方まではほとんど積もっていませんでした。これから明日の朝にかけて降ったら少し積もりそうです。すでに庭や畑は真っ白になっています。明日は朝から出かけようと思っているので道路が凍ってなければいいんですが。昨日載せた只見幹線457号鉄塔を足もとから見上げてみました。
2011年02月11日
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昨年に続いて今年も載せそびれシリーズでの登場となりました。見慣れた花はどうしても載せるのが後まわしになってしまいます。といっても、5年も狭い丘陵ばかり歩いていると、大方の花は見慣れたものになってしまうんですけど・・載せそびれにまわるのは思ったように写ってないというのもあります。キンミズヒキも何度か撮ったように記憶してましたが、ほかには1カットのみでした。記憶なんてかなりいい加減なものです。狭山丘陵では夏の初めから秋口まで、長い間どこかで咲いています。【写真】キンミズヒキ(金水引) バラ科花のあとにはひっつき虫ができます。形は、アポロチョコレートに似ています。分かりますかね・・カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/07 14:20:31Tv 1/80Av 5.6ISO感度 200レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMアップで見るといかにもバラ科らしいですね。今日の東京は昼前まで雪が舞っていました。積もるほどの勢いはなくて、ただ寒いだけです。天気予報では週末に積雪があるかもとのこと。埼玉は低気圧が南岸を通る春先に雪が降ることが多いです。これから本格的な春が来るまでに何度か雪が降るでしょう。子供のころは雪が降ったらうれしかったですけど、さすがに今は・・どうか積もりませんように。
2011年02月09日
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そこらへんに生えている雑草と言ってしまうと身もふたもありませんが・・まぁそういう草です。これやオオアレチノギクが生い茂っていると、いかにも荒廃した雰囲気になります。つい最近まで、この手合いはどれもこれもオオアレチノギクだと思っていました。しかし花をよく見ると微妙に違います。ヒメムカシヨモギの花には白い舌状花があるのに、オオアレチノギクには見られません。【写真】ヒメムカシヨモギ(姫昔蓬) キク科明治時代に北米から入ってきたそうです。「御維新草」なんていう別名から、わが国に入り込んだ時期が推察できます。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/14 10:53:08Tv 1/200Av 5.6ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM遠目にはこんな感じです。大きいのは2mくらいになるそうで、大きさもオオアレチノギクと似ています。小さな花を見てチーズ竹輪のようならオオアレチノギク、白い舌状花があればヒメムカシヨモギ・・でしょうかね。少し暖かくなったと喜んだものつかの間、また寒い一日に戻りました。今夜は雪が降るかもという予報が出ていましたが、降らなくて助かりました。まだまだ三寒四温というわけにはいかないようですね。
2011年02月08日
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小さな花ながら、いかにもマメ科らしい姿です。地面に張り付くように伸びた枝のところどころに花をつけています。これによく似たマルバヤハズソウというのもあるそうな。調べてみると、茎に生える毛が下向きならヤハズソウ、上向きならマルバヤハズソウという記載を見つけました。これは下向きに生えているのが見えるのでヤハズソウということになりますね。タグ検索で確かめてみると、2007年に載せて以来でした。珍しい花でもないんですが、縁がなかったみたいです。小さくて撮りにくいので、載せられるようなのがなかったのか・・【写真】ヤハズソウ(矢筈草) マメ科しゃがんでみないと花が咲いているのを見つけられないくらいです。気付かずに踏んづけていることも多いと思います。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/28 13:59:03Tv 1/25Av 7.1ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMこの週末は土曜日は自転車で鉄塔探索、日曜日はディズニーシーに行って肉体的には相当疲れました。今日はひざが痛くてちょっと弱りました。疲れは一晩寝たらほとんど残ってないんですけどね・・かなり歩いたし、突っ立って待っている時間も長いので、ひざにはかなりの負担になったようです。ディズニーシーの一角。ゴンドラが行き交っています。シーはもう5回目くらいですが、このゴンドラに初めて乗りました。若いお兄さんが自慢の喉でサンタルチアを披露してくれました。情感たっぷりというよりはちょっとオーバーアクションだったかな。
2011年02月07日
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夏に咲く五弁花はバラ科らしいシンプルな花です。ひょろっと伸びた茎の先に咲くので、疎らにぱらぱらと咲いている感じがします。野の花としては小さくもないんですが、咲き方のせいかあまり見栄えがしません。いくらかまとまって咲いてくれると華やかな絵になりそうなんですけどね。名前はダイコンと付きますが大根とは関係ありません。根生葉が大根の葉に似るところからの命名だそうです。高山植物のチングルマがダイコンソウ属だそうですが、さすがに狭山丘陵では見ることができません。【写真】ダイコンソウ(大根草) バラ科狭山丘陵ではあちこちに咲きます。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/07 14:37:18Tv 1/50Av 5.6ISO感度 800レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM今日は早起きしてディズニーシーに行ってきました。埼玉の自宅を7時過ぎに出て、9時の開園をだいぶ待ったので、案外近いものです。幸い暖かい一日で、外にいても寒さを感じることはありませんでした。そのせいか結構な混みようで、いくつかのアトラクションは乗り損ないました。ずっと一番すいている時期ばかりに行っていたせいで、混んでいるように感じたのかもしれませんけど。わが家では参勤交代よろしく年に一度ディズニーランドかシーに行くことになっています。が、子どもたちも大きくなっていつまで一緒に行けるのか・・来年は息子が高校受験なので、家族4人で行くのは今回が最後になりそうな気がします。写真はマーメイドラグーン。(LUMIX LX3にて)リトルマーメイドのショーは娘のリクエストで2回観ました。しかし1日でいったいどれだけ歩き回ったか。万歩計を持って行こうと思いつつ、毎年忘れてしまいます。
2011年02月06日
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よもやこの花が載せそびれにまわるとは思いませんでした。昨シーズンは縁がなくて、咲いていたのはこの写真の一輪、たったそれだけしか見ることができなかったのです。少しくたびれた感じで、載せそびれてしまいました。ここ数年同じ時期に花を見ることができていたので撮り直すチャンスがあるかと思ったら、これっきりでした。これも昨年の猛暑の影響かもしれません。でもゴマノハグサ科はどっちかというと南方系のはずで、ハグロソウも関東以西に分布だそうなので、暑さには強そうなんですが・・昨年の暑さが尋常ではなかったということでしょうかね。狭山丘陵では珍しい花で、群生地を一ヶ所しか知りません。【写真】ハグロソウ(葉黒草) キツネノマゴ科花弁はたったの2枚しかありません。人の唇のような花です。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/08/01 13:51:33Tv 1/13Av 5.6ISO感度 800レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM埼玉県レッドデータブック2005:準絶滅危惧7月の載せそびれシリーズはあっという間に終わってしまい、今日から8月分です。8月の載せそびれも少なくて、ネタの枯渇は思ったより早そうな気配がしてきました。
2011年02月04日
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去年ようやく名前を知った植物です。林道の道端にたくさん生えていて、すごく地味に花を咲かせています。雌花と雄花が集まって咲いているそうで、白い五角形に見えるのが雌花でしょうね。葉は確かにミツバに似ていると思います。間違って摘む人もいるらしいです。でもおいしくないのでこの名前があるとか。馬には味が分からないということでしょうかね。【写真】ウマノミツバ(馬の三つ葉) セリ科狭山丘陵にはたくさん生えています。毒はないので、間違って食べても不味いだけです。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/07/18 13:13:15Tv 1/50Av 4.5ISO感度 800レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM全体の姿はこんな感じです。結構大きく育ちます。夜遅く帰宅すると、自宅のあたりから声が聞こえます。なんだろうと思ったら、玄関から節分豆の一斉掃射を喰らいました。どうやらいいタイミングでの「鬼」の登場に、ここぞとばかり豆をまいたようです。そうか、節分だったんですね。もう立春、そういえば今夜は都心のオフィスを出たら春の夜みたいな空気でした。これから少しずつ春めいてくるんでしょう。しかし、年々食べる豆の数が増えるのには閉口します。今日は途中で何個食べたか分からなくなり、喉が詰まりそうになって降参しました。
2011年02月03日
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そろそろ梅雨が明けるかなというくらいの時期に、林道脇などで咲き始めます。キク科らしく、小さな花が複数集まって小さな頭花を形成しています。写真を見ると5個ずつくらいの花が集まっているようですが、数は決まっているんでしょうか。ちょっと検索してみましたが、フジバカマやヨツバヒヨドリとの見分け方ばかり見つかって、頭花の構造までは見つかりませんでした。フジバカマに似ていますが、芳香はありません。狭山丘陵ではフジバカマやヨツバヒヨドリは見たことありませんが、あるんでしょうか。半日陰に咲くヒヨドリバナは花序が立体的で撮りにくく、なかなかの難敵です。【写真】ヒヨドリバナ(鵯花) キク科大きいものは1mくらいに育ちます。花のあとは、これもキク科らしく綿毛ができます。カメラ機種名 Canon EOS 40D撮影日時 2010/07/25 13:23:43Tv 1/160Av 3.5ISO感度 400レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USMぜんぜん気がついていませんでしたが、いつの間にかブログ開設から2000日を越えていました。もうそんなに続いているのかと我ながらびっくりです。最初はまさかこんなに長続きするとは思いませんでした。これはひとえに身近に「ネタ」があるからにほかなりません。狭山丘陵なかりせば、きっとあっという間に話題がなくなって終わっていたでしょう。いやいや、もしかしたら鉄塔専門になっていた!?それはあり得るかもしれません。
2011年02月02日
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