ミステリアスなセラピストの夢ワード

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精油の基礎知識1

2005-09-03 20:06:59

精油について 1

ここでは、ラベンダー、サンダルウッド、ティトリー、ユーカリ、ジュニパー、フランキンセンス、ローズマリーの各精油について解説します。

ラベンダー

LAVENDER


1.学名=Lavandula angustifolia

2.科目=シソ科

3.原産地=ユーゴスラビア・ブルガリア・フランス・スペイン

オーストラリア・タスマニア

4.抽出=水蒸気蒸留法(花のついた先端部分)

5.香り=トップノート

感情に対する働き

不安感、緊張といった様々な感情のアンバランスを整える。
活動過多によるストレスを軽減させ、リラックスさせたり、逆にストレスによるエネルギーの低下は元気づける。全てにおいて、バランスをとる作用に特に秀でている。

身体に対する働き

頭痛や偏頭痛に対する鎮痛作用。心理的なストレスが身体の不調となって表れているような時などにも良い。不眠症。生理痛の痛みを和らげたり、筋肉の痛みも。血圧を下げる働きもします。
肌に対しては、切り傷や火傷、吹き出物、虫刺され等に直接用いることができる。



サンダルウッド

SANDALWOOD

1.学名=Santalum album

2.科目=ビャクダン科

3.原産地=インド

4.抽出=水蒸気蒸留法(木芯)

5.香り=ベースノート

感情に対する働き

安心感を与えると同時に、気持ちを緩和させながら高揚させる。感情的な苦悩が原因の不安感や不眠症に良い。元気づけたり「足を地につける」作用がある。

身体に対する働き

呼吸器や泌尿器の粘膜の炎症を鎮める。空咳、のどの痛み、気管支炎などに良い。「胸が締め付けられるような」症状を和らげる。

乾燥した肌、ひび割れた肌にも良い。年輩の「薄い」肌の人に対して、肌を保護し、滋養を与える。



ティートリー

TEA TREE

1.学名=Melaleuca alternifolia

2.科目=フトモモ科

3.原産地=オーストラリア

4. 抽出=水蒸気蒸留法(葉と小枝)

5. 香り=ミドルノート

感情に対する働き

気持ちがくたくたで、疲労がピークに達している時など、気分をリフレッシュさせます。

身体に対する働き

風邪やインフルエンザ等の呼吸器のトラブルに働きかけます。免疫力を高めてもくれるので、抵抗力が落ちている時なども使用すると良い。ニキビや火傷、かすり傷、虫刺され等にも良い。



ユーカリ

EUCALYPTUS

1.学 名=Eucalyptus Globulus

2.科 目=フトモモ科

3.原産地=オーストラリア、中国、スペイン、ポルトガル、ブラジル

4. 抽 出=水蒸気蒸留法

5. 香 り=トップノート

感情に対する働き

憂うつな気分を一掃し、精神を生き生きと蘇らせる。息苦しいと思う感覚を内側から開放し、変容させる働きがある。



身体に対する働き

筋肉痛、痛みや筋違い、リウマチ性関節炎に対して冷却作用がある。気管支炎、インフルエンザ、咽頭炎、副鼻腔炎、気管支喘息を含む、肺や呼吸器の感染症に優れている。粘膜溶解特性により、鼻の通りをすっきりさせる。ディフューザーを用いれば、感染性の病気がまん延するのを防ぐ効果がある。



ジュニパーベリー

JYUNIPERBERRY

   1 学 名=Juniperus communis

      2 科 目=ヒノキ科

   3原産地=ユーゴスラビア、イタリア、オーストラリア、カナダ

     スペイン

   4抽 出=水蒸気蒸留法(果実)

   5香 り=トップノート

感情に対する働き

一日の緊張や精神面の疲れを解き、気持ちをリフレッシュさせ、エネルギーと気力を与えます。自分に対しても、他人に対しても、ネガティブな感情を浄化する。

身体に対する働き

腎臓に働きかけ、代謝を良くして老廃物や毒素、余分な水分の排泄を促す。関節に蓄積した尿酸の排泄を促す為に、リウマチや関節炎、痛風に効果がある。様々なタイプの体液のうっ滞に用いられる。
膀胱炎、月経前症候群、更年期障害等。
気管支炎、風邪、インフルエンザ等にも良い。
筋肉の酷使による、筋肉痛にも良い。
殺菌作用と皮脂の分泌過多を抑える働きにより、ニキビを防ぐ。

禁忌/予防

妊婦の使用はさける。腎臓疾患のある人、子供たちも使用は避ける




フランキンセンス(乳香)

FRANKINCENSE

1.学名=Boswellia carteri

2. 科目=カンラン科

3. 原産地=ソマリア

4. 抽出=水蒸気蒸留法(樹脂)

5. 香り=ミドルノート


感情に対する働き

気持ちを変化・変容させて、不安感や気持ちの落ち込みなどを軽減し、神経の高ぶりや緊張を解きほぐし、感情的に安定させる働きがある。呼吸をゆっくりとさせる。

身体に対する働き

呼吸器系の疾患に非常に有益。特に呼吸を深くゆっくりさせる作用や、痰を切る作用、気管支喘息や気管支炎などの症状を和らげる。免疫力を高めてくれるので、風邪やインフルエンザへの感染の予防にも。肌に対しては、優れた強壮剤で、皺の予防や乾燥肌に効果をもたらす。切り傷の治りも早める。




ローズマリー

ROSEMARY

1.学 名=Rosmarinus Officinalis

2.科 目=シソ科

3.原産地=チュニジア、スペイン、フランス、モロッコ、ロシア

4.抽 出=水蒸気蒸留法(花のついた先端部分)

5.香 り=トップノート


感情に対する働き

精神を高揚させ、活力を回復させる。頭をすっきりさせ、考えを明晰にする働きがある。頭痛、記憶喪失、混乱している思考や無気力に有効。


身体に対する働き

筋肉痛やこむら返り等に良い。心臓への強壮作用を持つ為、血液の循環を促し、発刊や尿を出すことにより老廃物を排出させる。脂性肌やゆるんだ肌に効果的でもある。

禁忌/予防
乳幼児、妊娠中の女性、肝臓過敏症や癲癇になりやすい人、高血圧の人に対する使用は適さない。









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