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さすがに丸1日はしんどいので、午前中、そうじと食料品の買出しをすませ、午後から職場に向かった。昨日の続き。荷重の時刻歴を出力するときに、断面力を出力すると振動がのらないことがわかった。何とか、目処が立ちそうだ。にほんブログ村
2013年02月03日
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なってしまいました。。。ポリカーボネートの引張試験データを整理し、解析用の材料パラメータを決める仕事です。どうにも、計測データの荷重-変位曲線に合う解析パラメータが見つからず四苦八苦。低ひずみ側の山はうまく合ってくれているけれど、高ひずみ側の再硬化のところがうまく合わない。ある程度、合ってきそうなところまできたけれど、解析データの方に振動が乗ってしまっている。。計算をしている合間に報告書を書き、計算が終わると結果を確認する。まずは、報告書の枠組みを固めてしまって、図や表を差し替えるだけの状態にしてしまい、解析に専念したいと思うのだけど、結果を確認して、次の解析はどのように解析パラメータを変えようかと考えると、報告書の方が進まなくなる。解析パラメータの中の、応力-ひずみ曲線は、1階の微分が滑らかに連続でないと解析がエラーになる。計測データを元に応力-ひずみ曲線を決めるのだけれど、自分で何かしら数式を持ち出さなければこの条件を満たせない。これに結構時間がとられる。エクセルの近似曲線や、前後の微分係数を参照させる関数を使って滑らかな応力-ひずみ曲線を作ったけれども、まだ振動がのってくる。今日も、思うところまでは進められなかった。。。にほんブログ村
2013年02月02日
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職場の万能試験機でポリカーボネートの引張試験をしました。ひずみ速度3水準で、N3ずつの試験です。安定したデータが取れました。これから、解析ソフトの入力データ用にしていきます。にほんブログ村
2013年01月16日
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久しぶりに会う友達と赤坂で新年会。正月休みは北海道に帰省して、ゆっくり過ごしたということだった。http://www.e-map.ne.jp/pc/index.htm?cid=onyasai&kid=20335602129同じCAE業界で働いているので、大体、仕事の話が多くなる。CAEもだんだんパッケージソフトの販売だけでは成り立たなくなってきて、それに付随するコンサルティング、サポートにシフトしてきているように思う。CAEの仕事には4つの段階があるように思う。1.数学的に妥当な(verificationが保証された)ソフトを開発し、販売する。2.ユーザーそれぞれの問題に対応するための設定がされたサンプルファイルを提供する。3.サンプルファイルをさらにユーザーの実問題に近づけるようにカスタマイズする。4.実問題の解析結果が実験結果に合うように検討する。(validationの追求)これまでは、1.2.の比重が大きかったように思うが、これからは、3.4.の比重が大きくなるようにシフトしていくように思う。より、ユーザー個別の問題に深く関わっていく必要がある。元気そうで何よりだった。また会って、情報交換をしたい。にほんブログ村
2013年01月11日
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溶融樹脂の動的粘弾性試験データから、ブロー成形シミュレーションに使う材料モデルの定数を算出するフィッティングソフトの確認をした。貯蔵弾性率G'と損失弾性率G''の測定データから、緩和弾性率gと緩和時間tを算出する。http://www.t-sim.com/Refbsim/kbkz.htmおよそ、妥当なフィッティングをすることが確認できた。にほんブログ村
2013年01月08日
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押し出しブロー成形では、パリソンを形成する押し出し工程が重要である。押し出し工程時のダイ形状、ダイ開口率、流量、押し出し時間などでパリソンの厚さと長さが決まる。これらを設計変数として、狙ったパリソンの厚さと長さ、製品の肉厚にする最適化機能がブロー成形シミュレーションソフトにあり、調査している。コンサルティングや営業で使えるようにしたい。↓押し出しブロー成形の動画http://youtu.be/ChZy-PR20nQにほんブログ村
2013年01月08日
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2012年の勤務も今日で終わりです。今年は、販売支援の仕事が多い年でした。営業と連携して見込み客のニーズに合った解析を行い、解析ソフトを導入してもらう仕事です。ぼくが担当するソフトは、プレス成形やブロー成形といった生産技術のシミュレーションが多く、顧客の解析精度への要求は非常に高く、なかなか大変です。例えば、板厚が1mm前後の製品で、製品形状の解析結果と実物との誤差を0.2mm以内としたいというのが普通です。現状の解析ソフトでは、この精度を実現するのは難しく(できる場合もありますが)、まあ精一杯やって、できたところはここまでです、できない原因はこういうところにあります、という説明をするのが現状です。今年のうちに終わらせておきたかった仕事は、ひととおり終わったので、気分良くよい年を迎えられそうです。にほんブログ村
2012年12月28日
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自動車のクラッチのギアは厚板をプレス成形して作られる。結構な成形圧がかかるため、金型のたわみが製品形状に影響する。ところが、従来、プレス成形シミュレーションソフトは金型を剛体シェルとして解析するため、製品形状が解析結果と実物とで異なる場合がある。そこで、金型が製品から受ける成形圧を変形体のソリッド金型にマッピングして金型のたわみを計算し、このたわみ量を再度、剛体シェルの金型にマッピングして成形解析を実施した。ソリッド金型形状を図面から寸法を拾いながら作成するのが大変だったが、それさえできてしまえば、接触力マッピングと変位マッピングは、プレス成形シミュレーションソフトにあるので、スムーズに進められた。解析結果は、やはり、金型のたわみを考慮するのとしないのとでは製品形状が結構ちがった。ただ、これは弱連成の解析であり、成形途中で金型と製品との荷重のやりとりを計算していない。本当であれば、最初から金型を変形体のソリッドで作成し、強連成として解析するほうが実際の現象に近いのだが、計算コストがかかる。それでも、強連成として解析する機能もこのプレス成形シミュレーションソフトに入れた方がいいと思った。にほんブログ村
2012年12月27日
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自分の勉強のために、LU分解をするプログラムを作成中。ピボット選択をしないものについては、できた。有限要素法の計算において、全体剛性マトリクスを解く過程には以下のようにいろいろな方法がある。この中の、スカイライン法の解法としてLU分解がある。Lは下三角行列、Uは上三角行列であり、逆行列を求めようとするマトリクスをこれらに分解することにより、ガウスの消去法に対して、計算回数が減らせるメリットがある。nをマトリクスの次数とすると、ガウスの消去法では、n^3/3回程度の乗除算が必要であるのに対し、LU分解では、n(n+1)回程度の乗除算で済む。にほんブログ村
2012年10月27日
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前に十進BASICで作っていたものを、エクセルに移植しました。AB列に時間と振幅の関係を入れておいて、FFTボタンをクリックすると、DEF列に周波数、スペクトルの実部、虚部、GH列に振幅と位相が出力されます。ソースをここに置いておきました。変数は全部Variant型にしています。http://plaza.rakuten.co.jp/takupin/13000/ご利用は自己責任でお願いします。にほんブログ村
2012年10月22日
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矢野総合研究所のサマリーソフトウェアやPC といった「モノ」の提供から、ITによって実現したい「コト」の提供が主たるビジネスになるということが書かれている。http://www.yanoict.com/yzreport/245にほんブログ村
2012年10月10日
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バグ修正した逆行列ソルバーを使って、118節点、182要素の三角形平面ひずみ1次要素の問題を十進BASICで作ったプログラムで解いてみた。穴のまわりを完全拘束し、左端に下向きの荷重をかける。118節点が、X方向並進とY方向並進の2つの自由度を持つので、全体剛性マトリクスは236×236の正方行列になる。拘束節点は穴の周りの9点なので、これらの節点の自由度18がなくなり、解くべきマトリクスは218×218の正方行列である。正常に、動作したようだった。にほんブログ村
2012年09月30日
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十進BASICで作った逆行列ソルバーをデバッグした。掃き出し法を使っているのだけれど、ピボット(対角項)がゼロのときに、単純に次の行と入れ替えるようにしていたので、ピボットとその下の項が続けてゼロのときに、うまくいかなくなっていた。ピボットの下のすべての項からゼロでない項を探すようにすると、うまくいった。にほんブログ村
2012年09月12日
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昨日にひきつづき、要素と節点を増やしてやってみた。最初、9節点以上になると不定(逆行列なし)となり、さんざん原因を探すと逆行列を求めるプログラムに原因があった。8節点までは、普通に計算できるのに、9節点になったとたん、ピボットがゼロとなり、不定になる。仕方がないので、以下のフリーのエクセルを使って求めた逆行列を使った。http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/business/se489886.htmlそれにしても、同じプログラムで、不定ではない行列に対して、逆行列が求められたり、求められなかったりするのはなぜだろう。これをやりだすと、まだしばらくかかりそうだ。にほんブログ村
2012年09月09日
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有限要素法(FEM)の復習をしたいと思い、三角形平面ひずみ要素のプログラムを十進BASICで作ってしまった。とりあえず、以下の4要素、6節点の問題を計算してみた。水平、垂直方向の要素長さは1mm、材料を鉄相当でヤング率210000MPa、ポアソン比0.3として計算すると、水平方向荷重点変位が8.7E-3mmとなった。一応、変形前(黒線)と変形後(赤線)の形状を描画して比較すると以下のようになる。変位を10倍に拡大して表示してある。たったこれだけでもずい分、苦労してしまった。CAEソフトを開発する人たちの苦労は大変なものだ。プリ、ソルバー、ポストとも大変だと思う。でも、できるとかなり楽しい。はまりそうだ。十進BASICは以下からダウンロードできる。http://hp.vector.co.jp/authors/VA008683/にほんブログ村
2012年09月08日
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していたら、バタフライ演算でどつぼにはまってしまいました。以下のサイトを見て、ようやく思い出すことができました。http://www-ailab.elcom.nitech.ac.jp/lecture/signal/fft2.html
2012年07月29日
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○流体・電磁気用マルチソルバー*ICFD→非圧縮性流体ソルバーのキーワード*CESE→圧縮性流体ソルバー*EM→電磁気ソルバー971R7から実装予定○樹脂複合材料の解析シミュレーション均質材料から複合材料へ→材料特性を設計する段階へフィラー混入樹脂における繊維量とゲート位置の影響についての調査結果CRRPの亀裂進展についての調査結果CFRPのプレス解析非常に人が多かった。樹脂や複合材料に対しては、すごく関心が高いことを実感した。○Recent Advances in LS-OPT Version5最適化ソフトLS-OPTの適用事例とVer5についての情報。吉田-上森モデルのヒステリシスのフィッティング多目的最適化Ver5はGUIが変わり、フローチャート上で要素をクリックするとユーザーインターフェースが立ち上がり、簡単にパラメーターを入力できるようになるようだ。○熱の影響を考慮した連成計算のご案内熱-構造連成解析についての注意点など電熱解析に必要な物理量→比熱、熱伝導率、潜熱、線膨張係数○LS-DYNAにおける解析手法の新領域EFG、SPH、Ispgeometric Analysisの解析事例についての紹介Ispgeometric Analysisはメッシュを作成せず、CADデータの丸みをそのまま生かしながら解析する手法。問題は、計算コストと対応するプリがないこと。でも、これが実用化されたら、メッシュから解放されるCAEの時代が来るかもしれない。↓ホテルの朝食↓ホテルからの景色にほんブログ村
2012年07月19日
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名古屋まで出張。○「LS-DYNAによる亀裂進展の計算方法の開発」亀裂進展の向きがシェル要素の流れの向きに依存するため、0度と45度のシェル要素をContact_Tiedでくっつけるとこの問題を避けられるという提案。ガラスと樹脂に適用した事例もあった。○「CAE の品質を高めるための方法論~V&V~」Verification & Validationの話。現象を微分方程式で記述される物理モデルに置き換えるときの近似の妥当性と微分方程式を有限要素法や差分法、有限体積法などの近時で解いたときの近似解が理論解と整合することを確認するのがVerification。Verificationがとれた解を実験結果と比較して妥当性を確認するのがValidation。去年の福島原発の事故についても取り上げ、日本ではシミュレーションが軽視されている現実があることを指摘。V&Vを推進し、シミュレーションの信頼を上げなくてはならないことを提案。○「プレス成形シミュレーション面ひずみ予測技術の開発」実際のパネルは、検査員がパネルに映りこんだラインの曲がりを見て面ひずみを検出する。この検出法を解析でもできるようにした。面ひずみの対策のひとつに「強あたり」があるが、これは板厚方向のσzを考慮しなくてはならないため、従来のシェル要素ではできない。そこで、σzを考慮できるシェル要素を開発した事例紹介。○「超ハイテン冷間成形における予測対策技術」スプリングバックリサーチ機能を使って、局所的に残留応力をゼロとし、どの部分の応力がスプリングバックに寄与しているかを特定して、見込み金型なしで、スプリングバックを2mm以内に抑えた事例紹介。↓お弁当○「JSTAMP の最新開発機能・事例トピックス」今後のJSTAMPの開発計画。将来的には、樹脂などにも適用できるようにするらしい。○「延性破壊条件式と異方性のひずみ依存モデルを用いた高強度鋼板の破断予測」スポット溶接破断を、C1連続が満たされる離散Kirchhoff三角形要素を設定することにより良好な再現性が得られた事例。○「自動車用鋼板の高速引張り試験方法」金属の高速引張り試験をやり、ひずみ速度依存性を確認することは、衝突を検証するときに必須であるが、高速引張り試験では降伏時の振動が大きく、降伏応力が特定しにくい。この問題を解消するためにさまざまな試験法があり、それらについての事例紹介。○「衝突解析における破断リスク評価用スポット溶接モデルの開発」スポットを従来のビーム要素から、ソリッド1個のモデルとし、妥当であった事例紹介。○「CAEのさらなる活用に向けて ~JSOLのご提供するソリューション~」JSOLによるCAEの動向観察。やはり、精度向上のためには、材料モデルの精度向上が必須であり、特に樹脂については需要が高い。○「John O. Hallquist博士による今後のLS-DYNAの開発計画」50年近く、LS-DYNAを開発してきたHallquist博士による開発計画。流体-構造練成解析、非圧縮性流体、電磁界解析、周波数応答解析、陰解法などに注力して1つのソルバーですべてのマルチフィジクスをシミュレーションできることを目指している。○懇親会Hallquist博士と名刺交換することができてうれしかった。LS-OPTの開発者Nielen Stander博士とも話をすることができた。何人かのお客様とも会うことができた。しかし、風邪が治らない。。(#´ο`#) http://ls-dyna.jsol.co.jp/event/uc2012/summary.html#01にほんブログ村
2012年07月18日
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6/28、29とアルテアエンジニアリング株式会社主催のHTC2012に参加した。HyperWorksユーザーの適用事例や、最新バージョンの改善点などが報告された。今年は、去年に比べて参加者が増えたようだ。ぼくが聴いたのは以下。○6/281.BatcnMesherの新機能 ・ボルト穴のサイズコントロールができるようになった。 ・メッシュの流れの直線性を改善 ・ビードメッシュの改善 ・品質レポート ・VIPファイルへの対応 2.衝撃解析セットアップツールHyperCrashの新機能紹介 ・600万要素のスムーズハンドリング ・ダミー、材料データベース ・ダミーポジショニング ・データベース管理 ・モデルブラウザの強化 ・モデルチェッカーの強化3.ソルバーRADIOSSの新機能と事例紹介 ・X-FEMを用いた破壊挙動シミュレーションの改善 要素内の値の不連続を扱える新しいFEMであり、要素内で分岐する複数のき裂を扱える。 ・Advanced Mass Scalingによる衝撃解析の高速化 ・複合材の衝撃解析 4.HyperViewの高速アニメーション機能 ・d3plotをh3dに変換することにより、インポート、アニメーションを高速化する。○6/291.OptiStructを用いたシリンダブロック最適化シミュレーション ・排ガス、車外加速騒音、燃費の規制によりトラックのエンジンも性能向上を要求されてい る。 振動速度和を制約条件とし、重量を目的関数としたトポロジー最適化を実施し、重量4%減 の結果を得た。2.積層仕様最適化解析を用いた軽量CFRP製構造品の開発「自動車フレームを例として」 ・CFRP製の自転車のフレームについて積層材の最適化を行った事例フックの設計を題材にしたCAE技術普及の取り組み~材料力学からトポロジー最適化まで~ ・フックという簡単な構造物について、設計→強度解析→トポロジー最適化→製作→実験ま でを実習として実施した報告。この企画は、名古屋市工業研究所ならではと思った。 この実習の受講者は、CAEの有用性と怖さ、実験・実測の大切さを実感できたと思う。・懇親会 今年は、懇親会にも参加し、会社のお客様と会うことができた。 普段、サポートメールなどのやりとりで、実際にお会いする機会がなかなかないので、貴重な経験となった。 やはり、お客様に実際に会うと、しっかり仕事をしなくては、と思う。にほんブログ村
2012年06月30日
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キーワードとして・設計者向けの簡便なCAE・生産技術向けのCAEというのがあるように思う。(主観)これまで、NASTRAN、ANSYS、ABAQUS、LS-DYNAをはじめとする汎用CAEソルバーは、解析の対象が広く、自動車、航空宇宙、電気・精密、材料・化学、土木・建築などあらゆる産業分野に適用されてきた。しかし、メーカー各社にとっては、自社向けの解析には不要な機能も多く、そのための設定が難しいという問題があった。そこで、CAEソフトのベンダーはメーカー各社向けの解析ができるようにカスタマイズしたり、コンサルティングしたり、サポートをするのが重要な仕事となっている。それでも、各メーカーの設計者が自分の設計についてCAEソフトを使って解析をするとなるとハードルが高く、CAEが利用しにくい現実がある。CAEソフトの利用を難しくしている要因として、設定パラメータの数が多いことがある。通常、構造解析をするための主に必要な設定条件は以下になる。・節点、要素の形状情報・材料特性(弾性体、弾塑性体、剛体、ゴム、フォーム材、コンクリートなど)・要素特性(ビーム断面、シェル板厚、ソリッド特性など)・境界条件(荷重、拘束、接触など)これらを定義するパラメータの数が多く、また、解析独特のパラメータ、例えば、接触バネのバネ定数や、アワーグラスコントロールのためのパラメータなどがあり、いったい値をいくつにすればいいのかわからないものも多い。そこで最近耳にすることが多いのが、SolidWorks、CATIA、IDEASなどのCADソフトに付いている簡便なCAEソフトである。これらのCAEソフトは入力するパラメータが少なく解析を実行するまでの設定が簡単にできるようだ。(直接操作していないので詳細はわからない)これまでの汎用CAEソルバーは現象をなるべく忠実に再現しようとして、さまざまなパラメータを導入していた。それでも実現象の再現は難しい。だったらいっそのこと、設定を簡便にして、解析実行までの時間を短縮し、とにかく早くざっくりと解析結果を見られた方がありがたい。これが設計者向けCAEの背景だと思う。もう一つ、生産技術向けCAEは、プレス成形や樹脂の射出成形、ブロー成形などをシミュレーションする。背景は設計者向けCAEと同じで、生産現場ですぐに現象を再現し、金型の試作数を減らすことを目的とする。生産現場の人が解析独特のパラメータを設定しなくてもいいように、プリ、ポストをカスタマイズした製品が出ている。いずれにしても、これまで多機能だった汎用CAEソルバーの機能を絞って、それぞれの現場向けにカスタマイズして提供するのがトレンドになってきている。しかし、設定の簡便さ⇔解析精度の高さ(実現象の再現度合い)、はトレードオフの関係があるので、ここのところが各CAEベンダーの争点になると思う。にほんブログ村
2012年05月26日
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株式会社オプコの動画。ダイレクトブロー、多層ブローの解説をしていて参考になる。多層ブローは、場所によって、軟質材と硬質材の比率を変えている。
2012年05月25日
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初歩プラシリーズやさしいブロー成形価格:2,345円(税込、送料別)ブロー成形について勉強中。ブロー成形には、ホットパリソン法とコールドパリソン法がある。○ブロー成形による製品設計に考え方1)要求される特定に対応する材料の選択2)洗濯した材料によって可能な、その時点における大きさや伸びの限界の把握(ブロー特性の把握)3)成形法の選択4)製品の大きさ、形状とせい景気、ダイ、パリソンの形状選択○考慮すべき材料特性1)機械的特性強度、剛性、柔軟性、弾性、表面硬度、耐衝撃性、耐疲労性2)熱的性質いろいろな意味での耐熱性、耐熱劣化性3)化学的性質耐薬品性、耐溶剤性、耐候性、通気性、ブリードアウトしてくる物質と製品としての機能との関係-----ブロー成形のプロセスで、考慮すべき項目を把握しなければならない。型(モールド)形状、温度、吹き込むときの圧力変化、パリソンの材料特性などにほんブログ村
2012年05月24日
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ペットボトルや化粧品容器など、さまざまなプラスチック容器がブロー成形という方法で製造されます。条件によって、板厚が薄くなりすぎたりして製品にならない場合があるため、ブロー成形をシミュレーションするソフトがあります。最近、ぼくもこのソフトの販売支援担当になりました。まずは、例題をこのソフトで解析して使い方を勉強しています。にほんブログ村
2012年05月22日
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午前中、解析ソフトの概要説明を担当した。今の職場に戻って、3年になろうとしている。もうずい分、この解析ソフトを使っているし、セミナー講師も何度も担当したので、落ち着いて進めることができた。40年近くも開発が積み上げられているソフトなので、使っていない機能も多い。非線形解析は、まだまだ、安定した解を得られないことも多く、「この設定でOK!」というような決定打がない。だからこそ、ぼくらの仕事が当分はなくなりそうもない。にほんブログ村
2012年02月09日
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同僚に教えてもらった情報。SPH法で、再現しているとのこと。土砂、布、水などが本物にしか見えないような表示だ。http://doope.jp/2010/0715583.html3Dゲーム開発への応用が期待されているようだが、CAEの結果表示でこれだけリアルにできたらすごいことになりそうだ。あとは、どれだけ実現象を再現できているかがキーポイントになりそうだ。にほんブログ村
2012年02月07日
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受験者は45人くらいだった。問題は、ぼくにとっては結構難しかった。試験時間120分で問題数50問(選択43問、記述7問)は去年と同じ。1.単層流-非圧縮、2.単層流-圧縮、3.混相流、4.燃焼流から選択。去年と同様、1.単層流-非圧縮を選んだ。問題集とほぼ同じ問題もいくつかあった(1-7,1-8,1-13,2-6,6-4,8-7,9-5,9-9)。()内の数字は関連する標準問題集の問題番号。格子の取り扱いの問題が多いように感じた。記述もあると時間が厳しい。誰も途中退出はしなかった。以下に、ぼくの記憶の範囲で、出題された問題を示す。・ベルヌーイの式と連続の式、損失(1-1,1-2,1-3,1-4)・渦度輸送方程式(1-5)・翼列の旋回失速(1-7)・サージング(1-8)・境界層とはく離(1-13)・ブジネスク近似(1-14)・精度次数(2-3)→記述問題で4次の精度次数で差分の式を書く問題が出て、できなかった。・有限差分法、有限体積法、有限要素法についての記述(2-4)・風上差分(2-5)・スペクトル法(2-6)・Adams-Bashforth法とCrank-Nicolson法(2-7)・マルチブロック法とオーバーセット法(5-3)・代数的格子生成(5-5)・ボクセル格子(5-7)・デローニ分割法(5-8)・非構造格子(5-10)・低レイノルズ数型k-εモデル(6-3)・標準k-εモデルを回転する流れに適用する時の問題点(6-4)・音の直接計算と分離計算(6-9)・設計応用(7-7,7-8)・アムダールの法則(8-1) →現場の事例をあげて、ハードを変えることなく計算を早くする方法の記述問題・プログラミング、MPI(8-2,8-3)・レンダリング処理(8-4)・ラグランジュ補間(8-5)・ボリュームレンダリング(8-6)・立体視表示(8-7)・実験との比較(9-3,9-5,9-6,9-8,9-9,9-10)にほんブログ村
2011年12月10日
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いよいよ明日。去年と同様、「単層流、非圧縮」で受験するつもり。格子生成、乱流モデルのところが、つめきれなかった。寝過ごさないようにしなくては。にほんブログ村
2011年12月09日
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ここ数日、鉄筋コンクリートの材料モデルに取り組んでいる。コンクリート表面から鉄筋までの距離、鉄筋の平均板厚、異方性、コンクリートの圧縮、引張り特性などを考慮し、積層シェルでモデル化する。鉄筋コンクリートの非線形な特性も考慮するのが、この解析の目的でもある。どんどんリアルな現象の再現に対する要求が高まっている。↓いつもながら、一方的な措置ですよね。http://plaza.rakuten.co.jp/hirobastaff/diary/201112080001/にほんブログ村
2011年12月08日
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これまでCAEを使いたければ、計算用のハイスペックなPC、結果ファイル保存用の大容量のハードディスク、高価なCAEソフトを購入し、運用していく必要があった。それらがフルセットで定額で提供されるようになった。↓http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20111205_495928.html「価格は、基本サービスが月額38万円(税別)から、プレポスト環境利用サービスが月額16万5000円(税別)から、データ配送サービスが1回あたり4万2000円(税別)」ということから、仮に月額50万円として、同等のCAE環境を一式そろえるのに1000万円かかるとすると、20ヶ月分も使わないのであれば、このサービスを利用した方が得だが、それ以上使うのであれば、買ったほうが得になる。カーシェアリングのサービスが出てきているように、高額な初期投資がかかり、使用量が変動するものには、このような定額のサービスが出てくるようになるのだろう。にほんブログ村
2011年12月06日
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試験はほぼ2週間後の12/10(土)。この時期に来て、まだわからない用語や問題があり、苦戦している。わからないことがストレスになり、ついつい現実逃避をしてしまう。流体関連の本もいくつか見てみたが、格子生成と乱流モデルについての詳細な情報がなかなか見つからない。とにかく集中しなくては。にほんブログ村
2011年11月27日
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静岡県の掛川のプレス業者でデモをしてきた。製品は、自動車の足回り部品、シート部品で、板厚が最大4.5mm、通常1.2~3.2mmということだった。シミュレーションソフトの導入を検討中でほかにも2社に声をかけているようだ。今のところは特にソフトを使っていないということなので、当社の製品で成形中の”われ”、”しわ”、”スプリングバック”が予測でき、形状評価機能、スプリングバック見込み機能があることを紹介した。ブランク展開とスプリングバック見込みに興味があるようだった。手ごたえは悪くなく、ブランク展開のベンチマークをすることになりそうだ。
2011年11月02日
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お客様は1人。 自動車のシートのメーカーの方だった。 遠く、広島から受講に来てくれた。 シートベルト巻き取り機のトポロジー+トポグラフィー最適化に興味があるということだった。セミナーの内容・会社案内・最適化ソフト概要説明・演習1 モーフィングを使った形状最適化・演習2 トポロジー最適化による軽量化・演習3 トポグラフィー最適化による固有値の最大化にほんブログ村
2011年10月28日
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今日は、幕張メッセで開催されている国際プラスチックフェアの説明員として丸一日行ってきた。樹脂流動解析ソフトを中心に紹介するために出展している。樹脂の押し出しについて問い合わせが多かった。せっかくなので、ほかのブースも見てみると、ペットボトルのブロー成型を実演しているところがあり、面白かった。今日は3日目で、前の2日に比べると入場者数が多く、アンケート獲得枚数も目標達成することができた。にほんブログ村
2011年10月27日
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自動車部品と金型を作っているメーカー様向けのプレス成形シミュレーションソフトのベンチマークをやっている。 0.3mm以内に98%、0.5mm以内に100%という、ほぼ満額の結果を出すことができた。 この結果を、今日、広島まで行って報告してきた。 ところが、最終金型形状と解析から出た金型形状が若干合わず、結局、客先としては、この解析結果から出てきた金型形状で狙い通りの製品形状が作れなければ確信が持てず、ソフト導入にはいたらないとのことだった。 今後、似たような形状でブランク材の材質を変えたプロジェクトがあるため、そちらでも本当にこの解析ソフトでいい結果が得られるか見たいということだった。 ここまでかなりの工数がかかっているにも関わらず、ソフトを導入してもらえないとなると、かなり痛い。 しかし、今日の結論からだと、導入してもらうには、まだまだかなり時間がかかりそうだ。にほんブログ村
2011年10月26日
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今年も受けることにした。去年の問題集を使って、勉強中。業務では、流体の解析をほとんどやっていないため、なかなかピンとこないところが多い。しかし、とにかく、問題集の問題については、しっかりと解答が書けるように準備することが合格のための必要条件だ。試験まであと2ヶ月くらい。毎日、少しずつ進めなくては。にほんブログ村
2011年10月15日
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矢野経済研究所のマーケットレポート。この予測のように、回復してくれればいいのだけれど。。今年は、震災と円高で職場としても売上が上がらず苦しい年だ。http://www.yano.co.jp/press/pdf/850.pdf以下、サマリー-----◆ 2011年度 CAD/CAM/CAEシステム市場規模は前年度比7.4%増と回復する見込み 2010年度のCAD/CAM/CAEシステム市場規模(事業者売上高ベース)は、約2,712億円(前年度比1.1%増)となった。2011年度は、約2,912億円(前年度比7.4%増)となる見込みである。 2010年度は、中国をはじめとするアジア諸国向けの輸出が拡大したことで、日本の製造業は急速に持ち直した。しかしながら、3月11日の東日本大震災によりシステム更新の凍結・延期などが影響し、2010年度は1.1%増と微増にとどまった。 2011年度は震災後の迅速な対応によるサプライチェーンの早期の復旧と、アジア経済の成長に支えられ、円高や欧州・米国経済の減速懸念はあるものの、CAD/CAM/CAE市場は前年度比7.4%増になるものと見込む。◆ CAD/CAM/CAE のSaaSによるサービス開始が相次ぐ 大手CAD/CAM/CAEメーカー各社が、相次いでCAD/CAM/CAEおよびPDM(Product Data Management)のSaaSによるサービスを開始している。クラウドコンピューティングへの対応は急速にすすんでおり、今後のCAD/CAM/CAEにおけるビジネスモデルに大きな影響を与えるだろう。◆ 組み込みソフト、EDAを含めた開発の連携を実現するソリューションに注目 機械系CAD/CAM/CAE、EDA、組み込みソフト、この3つが連携した開発をすすめることは、現在、日本の製造業において、大きな課題となっており、これを解決するソリューションが注目されている。
2011年10月14日
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自動車部品と金型を作っているメーカー様向けのプレス成形シミュレーションソフトのベンチマークをやっている。 客先としては、現在、使用しているプレス成型ソフトがあり、それから鞍替えするには解析結果と設計した形状の誤差が0.3mm以内にほぼ100%合うような結果が欲しいということだ。 先週の報告から、同僚とともにさらに検討を続けた結果、0.3mm以内に98%、0.5mm以内に100%という結果を出すことができた。 ポイントは、しっかりと塑性が進むような金型にすることで、縦壁が若干内側に入る結果となった。 客先で稟議を通すタイミングが間近であるため、急いで資料をまとめて報告しなくては。にほんブログ村
2011年10月12日
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自動車部品と金型を作っているメーカー様向けのプレス成形シミュレーションソフトのベンチマークをやっている。 スプリングバック見込みをすることにより、製品形状と設計した形状の誤差が0.5mm以内の面積が98%、1mm以内の面積が99%を目標にしてきたが、1mm以内が97.5%という結果に留まってしまった。 この結果で、はるばる広島まで報告に行ってきたが、返事は芳しくなかった。 客先としては、現在、使用しているプレス成型ソフトがあり、それから鞍替えするには0.3mm以内にほぼ100%合うような結果が欲しいということだった。 結局、ソフトの開発元にも協力してもらい、2週間でさらなる精度向上を目指すということになった。 ぼくの年収の2倍くらいの金額が動くだけに、なかなか簡単には終わらない。 あと2週間、もうひとがんばりだ。にほんブログ村
2011年10月03日
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自動車部品と金型を作っているメーカー様向けのプレス成形シミュレーションソフトのベンチマークをやっている。 プレス成型では、われ、しわ、スプリングバックが問題になる。 これらのうち、スプリングバックは設計した形状からずれてしまうため、それを見込んだ金型形状が望まれる。 このスプリングバック見込みをすることにより、製品形状と設計した形状の誤差が0.5mm以内の面積が98%、1mm以内の面積が99%を目標にしてきたが、1mm以内が97.5%という結果に留まってしまった。 また、ドロー工程でブランク材にしわができかかる箇所があるので、ドロービードをつけた。ビードの深さによって引っ張り力が変わるため、ビード深さを設計変数とし、しわがよらないような最適化の検討をした。これについては妥当な結果が得られた。 とにかく報告書をまとめて、来週、報告に行く予定。 今日は、解析データを見直していた。 にほんブログ村
2011年09月28日
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某化粧品メーカーで、容器を開発しているお客様向けに、CAEソフトのトレーニングコースを実施している。最適化ソフトの開発元が実施したボトル容器の形状最適化を再現するようなトレーニングを実施した。また、樹脂材料のダンベル引張り試験から材料定数を決める演習もした。座屈解析の設定方法と、モーフィングによる形状変化パターンの設定がメインの演習だった。今回の演習内容を役立ててもらえればありがたい。にほんブログ村
2011年09月27日
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某化粧品メーカーで、容器を開発しているお客様向けに、CAEソフトのトレーニングコースを実施している。最適化ソフトの開発元が実施したボトル容器の材料定数を同定するためのテキストを作っている。ボトル容器の樹脂材でダンベル試験片を作り、引張り試験をして、応力-ひずみ線図の実験データを作成する。この実験データに解析データが合うように、ヤング率、降伏後の応力ひずみ関係を設計変数として最適化する。実験データと解析データのポイント数を合わせるように、下準備する必要がある。にほんブログ村
2011年09月12日
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某化粧品メーカーで、容器を開発しているお客様向けに、CAEソフトのトレーニングコースを実施している。最適化ソフトの開発元が実施したボトル容器の形状最適化を再現するようなテキストを作成している。本当は、CADデータからメッシュ作成するところから始めたいところだが、1日のトレーニングでやるのは時間が足りないので、メッシュデータから始めて、材料特性の設定、要素特性の設定、拘束条件、荷重条件、接触条件、データ出力設定、初期計算、最適化設定(設計変数、応答、制約条件、目的関数)という内容にする予定である。ボトル容器の形状変化パターンを設計変数とするのだが、これがなかなかわかりにくく、開発元の担当者に確認しながら進めている。ひとまず、設定はできたのだが、最近、最適化ソフトのバージョンが変わったため、最適化計算が再現するか不安だ。にほんブログ村
2011年09月06日
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車体骨格に数千箇所あるスポット溶接を、スポットの座標とどのパネルを溶接するかの情報があれば、2分程度でモデル化できる。
2011年09月04日
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炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の材料モデルのパラメータについて問い合わせが来た。 職場の解析ソフトで使っている材料モデルだが、ぼくはあまり使ったことがないので、ほぼ丸1日マニュアルなどを調べまくったが、今日中には回答することができなかった。 CFRPはプラスチックを母材(マトリクス)とし、炭素繊維で補強した複合材である。プラスチックは軽いがやわらかいため、構造部材として使いにくい。そこで、炭素繊維で補強している。自動車部品や航空機部材などに使われる。 解析ソフトのこの材料モデルのパラメータに、破壊してからの強度低下を表現するものがあるのだが、これを設定する前と後でどのように変わるのかがよくわからなかった。 来週早いうちに回答しなくては。 スカイラインクーペ V35 エアロ3点セット 塗装済 EXCLUSIVE ケンスタイル価格:364,750円(税込、送料別)【フェンダー】Magical Racing マジカルレーシング フロントフェンダー価格:28,518円(税込、送料別) GruppeM ポルシェ 993 GT2 & RSR用 フロントバンパースポイラーバージョン1 _価格:236,250円(税込、送料別)にほんブログ村
2011年09月02日
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1次代理店の人から回答がきた。 設定を直して無事に計算投入することができた。 ビードのタイプだけを離散設計変数とすると、問題設定として最適化ソフトのよさをアピールできないため、ホルダー圧も設計変数として計算投入をしている。 この最適化ソフトは目的関数が複数の最適化もできるため、われ、しわ両方を減らすような目的関数としている。 無事にいい結果が出てくることを願うばかりだ。にほんブログ村
2011年09月01日
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自動車部品と金型を作っているメーカー様向けのプレス成形シミュレーションソフトのベンチマークをやっている。 ドロー工程でブランク材にしわができかかる箇所があるので、ドロービードをつけようとしている。ビードの深さによって引っ張り力が変わるため、ビード深さを設計変数とし、しわがよらないような最適化の検討をしている。 この最適化ソフトはあまり使ったことがないため、非常に苦戦している。 とりあえず、設計変数、制約条件、目的関数を設定して計算投入したが、エラー。 1次代理店の人に問い合わせ中。 何とか今週中には、最適化計算が流れるようにしたい。日産 エクストレイル T30 /リアクロスメンバーセンター【YDKG-kj】【中古】...価格:7,560円(税込、送料別)ジムニー フロントバンパーフロントストレートバンパー 50φ 100mmUP SJ30/...価格:16,800円(税込、送料込)ロアアーム取り付け点を接続し、アライメント変化を抑えます。Beatr...価格:16,800円(税込、送料込)にほんブログ村
2011年08月31日
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お客様は1人。 駐車場や駐輪場の管理システムを扱っている会社からだった。 駐車場にはゲートや料金箱などさまざまな機械があり、これらは部品点数も多く、最適化のみならず、CAEを業務に生かしたいということで、情報収集をしているということだった。 料金箱などが風や振動などの荷重を受けた時の挙動を知りたいということだった。 気にしていたのは、CAEを実施する工数。 モデル作成から計算、結果処理までどの程度の時間がかかるのかを気にしていた。 モデル規模によってかかる時間はかなりちがうが、ざっくりと言えば、1ヶ月くらいがひとつの目安になる。セミナーの内容・会社案内・最適化ソフト概要説明・演習1 モーフィングを使った形状最適化・演習2 トポロジー最適化による軽量化・演習3 トポグラフィー最適化による固有値の最大化にほんブログ村
2011年08月30日
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各部分の反力の時刻歴が表示されている。チェーン、クランクシャフト、カム、バルブなどの変位、速度、加速度、反力を出すことができる。
2011年08月29日
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某化粧品メーカーで、容器を開発しているお客様向けに、CAEソフトのトレーニングコースを実施している。演習内容1.DOE(実験計画法)2.最適化3.確率統計解析適当に数多くの設計変数と応答を設定して、やみくもに最適化しても、ローカルミニマムに陥ってしまうことがある。また、目的関数に対して寄与の低い設計変数を入れてしまい、計算コストがかかってしまう。そこで、DOEを使って、まずはざっくりと各設計変数を2水準あるいは3水準で振った組み合わせを直交表でつくり、応答のサンプリングをする。サンプリングされた応答を多項式最小2乗近似やクリギング法で応答曲面をつくる。応答曲面を見ることにより、どのあたりが最適かあたりをつけることができる。また、要因効果図を見ることにより、どの設計変数が寄与が高いかを確認できる。DOEの結果を使うと、初期値を最適値の近くにしておいて最適化をしたり、寄与の高い設計変数に絞った最適化ができる。確率統計解析では、設計変数にばらつきがあるときの応答のばらつきを確認する。ロバストな設計とは、設計変数がばらついても応答が安定していることをいう。応答が安定しているとは、応答の分散(標準偏差)が小さいことをいう。また、信頼性が高い設計とは、応答の分布の大部分が、必要な性能を満たしていることをいう。以上が、おおよその内容だった。制御因子(設計変数)のほかに、非制御因子(温度、湿度、誤差など設計できない因子)も考慮すると、さらに実際的な内容になる。にほんブログ村
2011年08月26日
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某化粧品メーカーで、容器を開発しているお客様向けに、CAEソフトのトレーニングコースを実施している。今回は、ぼくが主に担当しているソフトなのでやりやすかった。演習内容1.トラスの断面半径寸法最適化2.ブラケットの板厚寸法最適化3.レールジョイントのパラメトリック形状最適化4.応力集中部のノンパラメトリック形状最適化5.トポグラフィー最適化4.の演習では、着目箇所以外を縮退マトリクスにする内容が含まれている。実は、この演習の準備をするまで、実際に縮退マトリクスに触れたことがなかったので、ひとつスキルを増やすことができた。着目箇所との境界条件を設定し、残りの部分からの力、変位を考慮する。もともと数多くの自由度(節点数)があった部分を縮退マトリクスにすることにより、大幅に計算コストを節約できる。明日もまた、ぼくの担当で最適化のトレーニングだ。にほんブログ村
2011年08月25日
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