虹色

虹色

オリジナル小説5


男の声が聞こえる。黒い髪。そして制服。中学二年生・・ぐらいであろう。
「また~?摂って(せつ)不器用だわねー」 
また声・・。今度は女の方である。茶色と黒が混ざった髪にポニーテール。やはり制服。
中二。
「いーんじゃない?先生【も】摂のこと好きなんだしいーんじゃない?美穂」
さっきの声の人は「みほ」というらしい。そして今の声はこの物語の主人公のさくや。
中二。髪は金髪。ショートでしっかりしている。
「私も結構好きなんだけどなー摂のこ・と」
美穂がにこにこしながら言っている。
「じゃ、行ってらっしゃい」
美穂が摂をみて言っているさくやが目をつぶってハッキリキッパリ言った。
「うん」
元気よく返事をした美穂は摂の方へ走って行った。そんなとき・・。
「あんたまだエプロン作ってないんでしょ?早く作れよ。授業今日で終わりだよ。
終わってないのは摂と美穂だけだよ。私は一番に終わったけど」
その言葉聞いた美穂はピタリと止まって方向転換をしてさくやの方を向いて泣き出した。
「ぅえーん!ぅえーん!さくやのだかぁー」
「あっそ。んじゃかえる」 
そういうとさくやは立ち上がった。ガシッそれにきずいたさくやは振り向くとそこには
うるうるしている目。泣きながらせがむ美穂の姿があった。
「ごめんなさい。まってちょんまげー・・」
――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・―
「かえる!!」
さくやが立ち上がった。当たり前であろう。
「ああ~。私がわるーございましたぁー。待ってくださーい」
その言葉を聞いたさくやため息をついてくるっっと美穂の方をむいた。
「早くしてよね!」
といって美穂の所へ帰っていく。まだエプロンを作っていない人は美穂。摂の二人。
先生は女の先生。当たり前・・か・・。有菜先生。有菜先生はずっとつきっきりで
摂の所にいる。有菜先生は学校一きれいで優しい先生なのだ。そんな有菜はまだ結婚もしないで彼氏もつくらないで摂のことを本気で好きになってしまったのはなぞなのだ。
しかし摂は鈍感なのでそんなこと、思ってもいない。しかしさくや以外そんなことはしらない。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: