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10月に入ったかと思えば、もう今週の頭で終わりになりますね。
日曜日の朝は、いつもより少し遅めに起きているのですが、今朝は何回も目が醒めて・・・
最後には、BUCK-TICKのライブチケットが届いた夢を見て、飛び起きてしまっていました。
そして、先週はBUCK~TICKのボーカル、櫻井敦司さんがすでに亡くなっていたことに気付き、どうしようもない寂寥感が胸を覆い尽くしました。
8月のISSAYさん急逝に続き、櫻井さんまで・・・
早すぎる死が続き、もう何がどうなっているのかという心境です。
前回のブログで、タイムマシンがあっても余り未来は見たくない、といった内容を書いたと思ったら、櫻井敦司の居ない未来に、容赦なく放り出された、というところでしょう。
櫻井さんは、ルックスが良くて歌の上手いボーカリストというだけではなくて、稀有な作詞家でもあり、大変惜しい方を亡くしました。
若い時は、露骨な性表現にドン引きしたりもしましたが・・・
それもまた、思春期の少年少女を惹きつけるに十分な要素でした。
作詞で扱う内容は幅広く、愛と性の他にも、逃れられない心の傷、性癖、ジェンダー、反戦など、とつねに弱者に寄り添っていました。
10月19日のファンクラブ限定のライブ中に緊急搬送され、その日のうちにお亡くなりになったという事で・・・
BUCK-TICKメンバーの皆様やご家族、その他親交のあった皆様の心情は察するに余りあります。
大変な悲しみの中におられると思います。
その悲しみの中、今井寿さんがインスタでバンドの継続宣言をしてくださったのは、とても心強く感じています。
こういった時期にこんな話をするのも顰蹙ものだというのは承知の上ですが、
BUCK-TICKは、櫻井敦司という大黒柱を失った状態で、今後の活動がまだ未定の状態。
こんな時には下心を持ったインチキスピ連中が群がりやすいと思うので、ぜひご自身と周りの方にも、気をつけていただきたいものです。
BUCK-TICKメンバーの皆様は、いい意味で身勝手な方ばかりなので、変なスピに引っかかりそうもないとは思いますが、
X JAPANのTOSHIさんの洗脳騒動の時も、カルトは交通事故に遭うようなもの、と言われていました。つまり誰がハマってもおかしくないという事なんでしょう。
確かに、カルトにハマりやすい人、ハマりにくい人というのはあるとは思うのですが、時期が時期なのでちょっと心配になり、大変余計なこととは思いながら記しました。
また、ファンの方にも櫻井敦司さんの声が聞きたいと思って青森県の霊場に来る方もいるかもしれませんが、そこに櫻井さんはいません。
霊場の方はお仕事で、お客さんが望んでる言葉を、お話しして差し上げるだけのことですので・・・
営業妨害をする気はもちろん無いですよ。
最後に櫻井さんを観たのは、群馬音楽センターでのライブ配信でした。
その時の櫻井さんは、歌う人形のようで、ほとんど生気を欠いていました。
ISSAYさんの急逝や、2回目のコロナ罹患からの病み上がりということもあり、このライブやって大丈夫だったのかな?と今でも思います。
ただ何を言っても、もう後の祭り。
あとのまつりといえば、音楽ライターの市川さんの記事も読みました。
ISSAYさんに続いての事ですので、いつもは軽快で、ちょっと楽しい毒を含んだ市川さんの文章からも、ひどい憔悴を感じました。
こう立て続けに、ISSAYさん櫻井さんとこの世を去ると、デカダンスでゴスなV系の終焉というのも感じざるを得ません。
堅実な時代の空気といのもありますしね・・・
若いV系バンドが、やれ舞踏会だ、酒だ背徳だと言い出したら怒られるんでしょうしね。
書きたい事はまだ山ほどあるけど、彼らの音楽にまみれて過ごせたことを幸せに思います。
櫻井敦司さん、今までありがとうございました。
どうぞ新しい旅路でまた、美しい詩を書いて、そして歌ってください。
相変わらずへそ曲がりなので、悲しい別れの曲は手向けません。
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