たぬきうどんの雑記帳

たぬきうどんの雑記帳

時の中の自由 -序-


時計は回る
何も邪魔されずに
私は生きる
時の中で
不変の世界は
唯一の生ける星

遥か遠くに魂の叫び
鳥の羽ばたきにも似た
悲しい響
弱いけれど綺麗
死んだ魂は不浄で
生きた魂もまた

どうしたらいい
何もない壊れた世界
苦しみ、悲しみ
全てを飲み込んで
内に秘める痛み
大きく膨らむ

誰もいない不思議な世界
鏡に映るものは透明な私
喜び、狂う
全てを排除して
辺りは暗闇
歩くたび深くなる

私は待つ
星の輝きを
いつ光るか分からないけれど
どこかで瞬くはず

私は星になる
誰にも気付かれずに
導く軌跡は不透明で
私にしか見えない


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