Tarsha's Trace

Tarsha's Trace

2008.08.10
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なぜか、「紅の豚」に出てくるジーナの歌が聴きたいターシャ。


あるのかな?  ・・・・・ありました。


"Porco Rosso."


What would lift the spell on you? ―どうやったらあなたにかけられた魔法が解けるのかしらね・・・


素敵な声です。



今聴いているのは、魔女の宅急便「ルージュの伝言」。


これ、よく聴いたら、浮気した彼のママに会いに行って、ママに彼を叱ってもらうという歌詞なんですね・・・これ、万が一ターシャの場合だったら、そんなまわりクドイことしないな。女性にそんな哀しい気を利かせる時点で、もうアウトだろ。 

でも、ママの存在はやっぱり大きいのですねえ。






現在、夏目漱石の『こころ』に入っています。

漱石とその作品に対して否定的な、韓国人研究者の論文を読んだところ。

最初に目を通したときは、「おぉ、すごい!」と思ったのだが、丁寧に読んでいくと若干、論展開にいい加減なところがあり、「むむむっ・・・」と思うところも少なからずあった。

答えはすでに決まっているのだ。理論で整備されたレールの上を通れば、そこに行き着くのだ。でもその途中で踏みにじられたり、視野に入れられていない土地がある。

そこに気づくと、作家と作品がひどくかわいそうになる。



「帝国主義批判」を目的とする論文。それはそれなりに面白いし、刺激的だ。大事なことだと思う。


でも、ターシャが思うに、そこには2つの限界がある。

1つは、「批判」で終わっていること。

彼らが指摘した、作品にひそむ帝国主義や、政治的共犯関係。それらをいかに乗り越えるか、どうしたら乗り越えられるのかという次の展望までは、開けていない。

2つ目に、大体どれも同じアプローチになり、出る結論も似てくる。そこからの発展が出にくい。そして類似した方法による論文が続くと、内心、「またか・・・」と辟易する。




今まで地盤の下に隠れて見えなかった岩をあえて露出させたのなら、その岩をどう処理したらいいのかまで見せないと、むき出しの岩が地表にあげられるばかりで、次の具体的な創造にはつながらない。



はあ・・・今日は本当に暑かった・・・そうめんのスープにカレー粉を使い、トマトを入れて食しました。「トマトカレーそうめん」? おいしかった







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最終更新日  2008.08.11 01:11:05
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