日々、是、ざつぶん

日々、是、ざつぶん

December 30, 2021
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カテゴリ: ざつぶん
​​(はやせ注:今回の文章。本当は、先に書き始めていた「 テレビ番組とweb動画に対する考察 」文の続きとして用意していたハズなんですが……先に完成しちゃったんで()、多少文章を手直ししつつUPしてしまうことにしました。……本命の文章は一体いつ完成するのか……(遠い目))


​自分の恥を書くようでなんですが、今年いっぱいこんなにも料理と料理人の話題で(勝手に)盛り上がっているはやせは、普段ほっとんど、 料理をしません ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ やって、正味 5分 でできるような、大変お粗末な、「 飢え死に しなけりゃなんでもいいや​ 」レベルです

逆に言うと、自分の調理レベルが トホホ だからこそ、腕のいい料理人の皆さんを 尊敬​している という側面が、バリバリに含まさっている(ビミョーに 北海道弁 的表現​ )と言っても、過言ではありません。

それはなぜか。

はやせの母親が、大変 特殊な経歴 の持ち主​ だからです(謎)。

なんと言いますか、うちの母親の子育ては、どっか世間サマとヅレておりまして……。

まず、我が母。父親(つまり、はやせの母方の祖父)が軍人さんだったのですが、母が僅か 1歳の時 に遠い 東南アジア の地で 戦病死 をしています。いわゆる 戦争 ​遺族 ​​ 、というヤツです(たぶん、 ​靖国神社​ にも合祀されているんじゃないかな……知らんけど)​


それだけなら、当時の世の中では全く珍しくもなんともなかった生まれだと思います。

が、その後の母に訪れたのが……実の母親(つまり、はやせの母方の祖母)が、他に男を作って、母を置き去りにして 逃げた 、という話(この時の母の年齢がどうもはっきりしないのだが、遅くとも中一までには起きた出来事だった……ようだ←あまりにあんまりなエピソードなんで、未だに根掘り葉掘り聞くことができていない)。

身内として、母の父方の祖母(つまり、はやせの曾祖母)という人が残っていたので、うちの母は基本的にその祖母の元で育つわけですが、さすが、軍人さんのご家庭は 感覚 結婚させた んです。

そして、その二人の間に生まれた従妹と、きょうだいのように育った……というもの。

もうね。この時点で、ドラマ化してても全くおかしくないぐらい 特殊 です(何度、 ファミリーヒストリー で調べて欲しいと思ったかw)。「 普通の家庭 」というモデルが母の中にはないんですから、子育てが特殊になるのも無理ないです

それでも、我々はやせのきょうだいが(一応)それなりに育ったのは、ひとえに、父が(戦中では) まともな家庭 で育った人だったからです(苦笑)。

ここで、はやせが 声を大 にして言いたいことがあります!

戦前・戦中の一般的なご家庭では、子どもの教育はむしろ、 ​父親が責任をもってやるもの​ 手が回らなかった のです。そのため、はやせの父方の祖母、という人は、僅か 10歳 で裕福な家庭の子守りのため、 奉公 に出されるという経験もしている) 戦中以前の母親は、家長である 父親(夫)の意思(教育方針)に従う だけで、そこに ​主体性なんてなかった​​ んです。

家庭での居場所を失った のです(だって、 子どもが懐かない んだもんw)。そんな戦中の 非常事態体制 が、今の世の中にまでも 続いているだけ なんです。

教育勅語
を未だに後生大事にするような、タイムスリップした価値観の持ち主が未だに存在しているのだとしたら、そんな人が自分の妻に 教育の責任 ​だけ​ を押し付けるのは ​矛盾​ していますので、大いに 自覚 なさってください(……さすがに、そんな人は 絶滅危惧種 になったと思いたい

はやせの父方の祖父は、国内内勤型の人で、 戦地には一度も行かずに 無事終戦を迎えることができました。
そんな祖父に育てられたはやせの父親がどういう人に育ったのかというと……。

入学式・卒業式・参観日などの、戦後昭和の一般的ご家庭ではたいてい母親が出てくるという行事のことごとくに、たった一人、 ​男親が参加する​ 、という状況が生まれましたw

当然ですが、まー、目立つこと目立つこと!

ただ、それが嫌なことだと思ったことは 全くない んですよ。
あまりにもうちの父が堂々と、「 さも当然 」という顔で、参観日でも 最前列ど真ん中 に立っているものですから……もうね。 ​尊敬せざるをえません​ (苦笑)。だって、当時は誰にも 真似できないこと でしたからw(「あなたのお父さんは偉いね~!」と、知らないおばちゃんから声をかけられたこともあったが、それはそれで 複雑な気持ち だった←うちではこれが普通だったし、じゃあ母親は偉くないのか?という穿った見方もできてしまうし)

それでも、そんな我が母も、ね。
はやせが小2の時くらいまでは、がんばって参観日にも来ていた……ようです(←父とは真逆で、全くの引っ込み思案なので、恐らく一番後ろの一番端っこにいたと思う)。

が、はやせが小4の時に我が母は 1年の3/4を入院する という大病を患いまして、一時期 父子家庭状態 になったんですよ。それ以来、母は退院してからもすっかり 半引きこもり のような状態になって、対外交渉的な役割は全て、父が担うことになりました(それができるほどの社交性が我が父にあった、という理由もありますが)。たぶん、我が母は、 妹の授業参観をしたことは一度もない はずです(


おかげで、はやせは 世の中の常識 と言われている家庭環境意識からは、全くの 自由 になりました。
(今の若者たちの「 ​​子育ては(母親の ワンオペ に任せるのではなく)両親二人で 協力して やりたい!​​ 」という意思を、はやせは心の底から、激しく応援します!)

……若干、話がはやせ自身の 特殊な成育歴 にズレましたが ​​​​​​​
話は、我が母がそんな特殊な家庭環境から飛び出して、一人で生きてきた時代のものに戻ります。

その後も、母の前半生については、はやせの父とお見合いで出会うまでに、「洋裁学校へ行っていた」「キャディーをしていた」「大阪に住んでいたことがある(←これはたぶん、 大阪万博 の頃)」と、時系列がバラッバラのまま 断片的に 聞いてはいるんですけど、中でも最も数多く聞いて、強烈なインパクトを残しているエピソードが……「 ​​ タイ 日本人料理店で働いていた ​​ 」というお話(たぶん、3年間ぐらい)。

いつ頃、どういう経緯でそんなことになったのかが全くわからないんですけど(とにかく、うちの母、おしゃべりとは真逆の人物なので……)たぶん、外国に行くだけで大変な時代だったと思うんですが……。

そんな経緯もあって、うちの母は結構な頻度で ​料理番組を見る人​ なのです(今でも)。
そして、一所懸命アナログでそのレシピをメモっては、何かの機会におうちの食卓にそれが並ぶ家でした(今でいう ママ友 とのお付き合い​ なんてものとは全くの無縁な人なので、作ろうと思えば調理時間は作れた)。

​ただ。
料理好き と、 ​料理が上手い​ 、とは、ちょっと違うんですよ
特に、調味料の分量の計り方が(メモを取っているとは思えないぐらい) 大雑把 なので、同じ料理のはずなのに、作る時々で味が 全く違う  唯一、 酢豚 を作る時だけはレシピどおりにきっちり調味料を計ってくれるので、対外的には、母の得意料理は酢豚である、と、親戚一同には認識されていますけれども

​それでも、家ではしょっちゅう料理番組が流れているし、リビングの本棚にはレシピ本がびっしりと並んでいるし……という環境で育っていれば。
当然、こんなはやせにも「 料理に興味を持つ時期 」というものが(遅ればせながら)訪れたわけです。​​​​​​
(たぶん、母が退院してきた後の小5くらいの頃)

しかし……こんな大事な時期に、一般的な普通のご家庭とは無縁だった(不幸な)我が母は……「 ​(夕飯の支度で)邪魔だから、台所に入ってくるな!!​ 」……と、(精神的に)幼いはやせを追い返しちゃたんですよ……(涙)。​

ま、今なら、その頃は時期的にも 更年期症状 とかが出て、母も辛かったんだろうなぁ、と理解できるのですけど、当時の女の子としては トラウマ級 の出来事​ ですよ​
​結果、はやせは 料理を ​作ること​ に関してはそれ以来ほとんど見向きもせず、(元々それなりに好きだった) エンタメ の世界​ に、ますますどっぷりとのめり込むようになっていきました(一応、必要に迫られて高校時代は自分用のお弁当のために卵焼きくらいは作りましたけど)。

……世の幼いお子さまをお持ちのご家庭におかれましては、くれぐれも、はやせのような人間にならないよう、お子さまが料理に興味を持ったら、なるべく ​温かく接してあげて欲しい​ な、と、思いますデス

それでも…… ​テレビっ子​ はやせは、 ​料理系番組​ を見たり、美味しいごはんを食べたりすることにだけは、しっかりと、母親の血を受け継いでいます!(あと、 ​クイズ番組​ も好きなので、無駄に 雑学知識 だけは豊富なのです……

両親もさすがに、すっかり 後期高齢者 ですから、少しずつですが、もうちょっとだけ料理の作れる人間になりたいなぁと、(今さらながら)思っています……。​​​





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Last updated  December 31, 2021 12:20:09 AM
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