【椿荘訪問記】-お邪魔しました珍客が-3

[X.【椿荘訪問記】 -お邪魔しました 変な 珍客が- ]

まあ 予想されていた向きも多かろう と思います が、 やっぱり 1日枠内に 収まりません でした (涙) のでページにしました。
明けて 2003/01/04、おまけ編 です。

あちこちの BBSで盛んに言い訳しておりました 通り、 今回は無謀にも、かの 「先生」 について
なんとかそのお人柄を表さんと 努力 しておりました関係で、 時間がかかりました。
決して相棒と 遊び呆けてた 出かけてばかりいたからではありません
ので、念のため。
密かにおいでと思われる 「先生」ファンの皆様 (かく言う自分も勿論...) 、御期待に添えますかどうか、
あまり 過剰な期待はされずに お読み戴ければ 光栄 です。

一応あの... マリさん、先生 先に、謝っておきます、 ごめんなさい。m(__)m (謎苦笑)
[註:↓まずは本編を御覧になりたいという方、以下をクリック♪]
椿荘到着前の 訪問者の右往左往 をお読みになる という 奇特 な方
到着迄の 右往左往なんぞどうでもいい 、当夜の様子で充分と仰る方



(※ただし、 椿荘の素晴らしい造作・インテリア・各種絵画等の御感想を御期待の方
大変申し訳ありませんが訪問者の知性・教養上の問題も大きくあり、それらには今回 一切触れられておりません。
 次回以降の訪問 (あれば。訪問者はあるつもりですが(笑)) で、その辺りの報告がなされる 可能性はなくはない ですが、
 今回のレポートを御覧戴く場合はその点ご了承の上、御覧くださいm(__)m )




明けて4日。am5:10。 前夜の酒が少し残ったか
ちょっと 咽になにかが絡まったような感じ がして 眼がさめると、 布団がかかっている
そうだ、 かの椿荘にて、 こともあろうに そのまま宴の後 (というより 終わりかけてたとは言え、最中 か(笑))
寝てしまった
のである。
確か 最後まで起きてらしたのは先生 だったろうか、 既にマリさんはお休みになっていたから、
あのとき 確かまだ起きていた息子さんと協力してか、 布団をかけてくださった のだろう。
その 御本人は、炬燵の斜向かいでお休みになっている ようだ(苦笑)。

起きてしまうと、 先程の咽の違和感 はなくなってしまった♪。
自分の通常の酒量から考えると、昨晩は 師匠とその卓越した御弟子さんに付き添われた
心強い道行き
(笑)、 結構呑んだ方 には入るはず だが、
頭痛やむかつき といった所謂 宿酔を示す徴候 なにもない♪
そらもう 質は 自分じゃ絶対飲めない ぐらいの(涙) いいお酒 だったしなあ。
しかも、 楽しい酒だった から、 宿酔いになる要素はあるとすれば 量ぐらい だ(笑)

さて、自分前にも書いたが、目を醒ましてしまうと、 二度寝とかいうのは 具合でも悪くない限り やらない
とはいえ、7時ちょっと前に日の出となる昨今では、 まだ 室内は暗い
電気をつけるのも先生を起こしてしまいそう
なので、
とにかく 起きて音を立てないよう かけて戴いていた布団を畳むと、
携帯でリンクしてる広場の皆さんのサイトをチェック(笑)
昨晩更新された日記をいくつか拝読していると、 先生がお起きになった ようだ。
気をつけてはいたつもりだが、何か音を立ててしまったかも知れない。 ちょっと眠そう
声を掛けたものかと黙って御様子を伺っていると、起き抜けの 先生の側からお声をかけてくださった。
先「お起きになりましたか」
た「ええ、すみません、一度起きると二度寝をあまりしないもので(苦笑)」


考えてみれば、 一番遅く迄起きていらしたのが先生なら酒量も一番多い はず だが..(苦笑)
この 上達 ぶり に関しては、確かに 名師匠の教え もさぞやと思われるが、
御本人の研鑽 にも拠る所が大きい
と思われる(笑)

ある程度呑んだ翌日、 まあ 酒呑みならどういう状態か解る筈 だ(苦笑)
そのまま少し お互い黙ったまま、各々の暖気運転 (笑)

やがて、 先生が静かに口を開かれた

先「あれだけ騒がしかったのに、よくお休みになってましたね」
た「ははは(笑)まあ、どこでも寝られるのが唯一の取り柄みたいなもんで
  ましてやこんなところなら、自分の家より寝易いぐらいで(笑)」
(←本当です(涙))
先「(微笑)この家に集まる人は、みんなそうらしいですよ(微笑)」
た「ええ?まさかぁ(笑)」
先「だいたい、家主からが客が来てるのもお構いなしに先にお休みになってるじゃないですか(微笑)」
た「あ..(笑)た、確かに(苦笑)」


昨晩、 御主人・マリさんの順に戦場(笑)から姿を消された ことを仰っているらしい。
いや、 考えようによっては、 家人が休んでるのに我が物顔で居座る客というのもどうか 、と思う のだが (←特に 今回がお初のお前 だ 苦笑)
件の息子さん は、先に休まれた御両親の代役を勤めんとなのか、 最後まで先生とお話されていたらしい。

先「一旦御主人が起きて来られて、流石にもう遅いからと○○君を諌めたので (既に 0時は回っていた )
  一旦は部屋に戻ったんですがね、そのあと、○○○ (某アニメ) をどうしても見たい、
  とまたこっそり起きてきたんですよ(微笑)」
(どうやら am3時頃の話 らしい (苦笑))
た「ははは。流石に○○○はお年頃っぽいですが...それにしても、 末恐ろしい ですよね(笑)、○○君」
先「いや、全くです、 本当によくできた息子さん ですよね。ある意味 両親をよく映している という..」
た「あ~、同感です、全くですね(笑)」


そんな感じで、 息子さんの話 から、御両親である マリさん御夫妻とのおつき合い、某「女王様のカフェ」のこと など、
御自身のお仕事にはあまり触れられなかったが、ぽつりぽつりと お話しくださった
(こちらも 基本、相手が自分から仰らないことはあまり突っ込んで聞かない主義 なので。 ...なんですその意外そうな顔は。>誰か )

あとでマリさんからも伺ったが、 基本 人見知りされる方 なのだろう。決して所謂...
自分が時々興が乗ったり、酒が進んだりするとやらかす、 マシンガントークではない (←当たり前だ 笑)
充分に 言葉を選ばれ、時に言外に含むユーモア をこちらが理解しているかを 確認するように伺われながら、
ゆっくり、静かに話をされる。

時折、 辛辣な寸評や、上品だがやや際どいジョーク を交え、 聞いているこちらを退屈させない
決して人のお相手が得意とは見えない
のだが、
自分が これでも初めての御宅でやや緊張している ことを 見抜いておられる のだろう。
寛がせようとしてくださっている心遣い を暖かく感じる。

マリさんが 敬愛される訳 である。

こんな 「丁寧な」先生のお持て成し を受け、ややすると、 マリさん
まあ、 酒呑みなら多分解る、 ほどほどに呑んだ翌日の 独特の表情 を浮かべて(謎笑)御登場(笑)
それでも、皆さん御想像の通り、 美貌には些かの陰りもない んですが ね(笑)

先生が「勝手知ったる」と出してくださっていた お茶 を、 今度は3人で飲みながら 引き続き談笑

別に、 酒がなくてもできるんですよ(笑)>談笑
あった方がより美味しく、ある意味滑らかに進むというだけ
で(笑)
勿論、 節度ある酒のみの場合 ですけどね。いえ、 誰に言ってる訳でもないんですが (笑)

きっかけはどうしてだったか忘れたが...たぶん マリさんの英国生活のお話からだったろう か、
車やバイクの話 になり、そこで マリさんが、実は秘めた闘志のDriver である ことを知る。

先生が微笑みながら時折相槌を入れつつ黙って聞いていらした 所を見ると、
マリさんが時折やや憤慨しながら、または少々自嘲気味に話されることは、
どうやら 時折助手席や後部座席に 先生を伴った、実話
らしい(笑)

ある時は大いに納得 しながら、ある時は やはり単車乗りとは異なった視点 を持つ マリさんのお話を
大変興味深く拝聴 する。


もちろん、 自分は決して黙って聞いている訳でもなく 、まあ 大胆なこと に、
例によって 浅薄な意見や思い付きを平気で口にする 訳だが(笑)
その辺は 自分遠慮なく、先日のOFFでも、それに昨晩も 充分すぎる程開陳してる 訳で、
マリさんも先生も 眉を顰め られることなく、 にこやかに聞いてくださる。 (←これぞ大人!)

確かにマリさん 、御自身でも仰ったが、 ある意味非常に男性的 だと思う。
勿論、容貌などではない。立ち居振る舞いでもない。
しかし、なんというか...マリさんが、 英国におられた時に 御自身を知人から批評された言葉 として、
うまい台詞 を言われた
と思うので、それにしておきたい。

マリさんは、「大変QuicklyなDriver」 だそうである。
なるほど と思った。

今更ですが、実に 楽しそうでしょ?だって ホントに楽しいんです から♪


さて、 話は 全く尽きない のだが、じつは自分、 この日 泳ぎ初め をしようと思っていた。
年末無事泳ぎ納めをした ことでもあるので、 折角だから年の始め、泳ぎ初めもしておきたい。
始めと終わりを締めておけば 、ということに、 若干期待 してもいる(笑)

時間は既に7時 になんなんとしていた。自分が ジムを使えるのは、
7時~11時。
今からなら、移動時間も含めて、なんとか慌ただしいが、 1Hは泳げないこともなかろう。

で、 名残り惜しみつつ、辞去することに した。
家の中に点在する、 先生の御筆になる絵 や、それ以前にマリさんが師事しておられたという
洋画の先生が描かれたというマリさんの肖像 など、 全くちゃんと見る暇がなかった し、
お庭 も折角 (マリさん御不在の折のお話で) 先生にもお勧め戴いた のだが、 全く見られていない
件の息子さんのお蔭で、 「女王様のカフェ」への来訪も、 未遂 である(笑)

まあ、 それはだから、次回 ということに、 密かに期待 しつつ。

昨晩 意識は殆ど途切れたように寝てしまった のだが、
なんとか 所謂酒飲みの粗相 しなかった 、と本人は一応思っている。
まあそれは.. .いずれにせよ、こんな 公開でお邪魔 している のだ。
何か 問題があれば、2度と呼ばれないだろう し、 その方がこちらも気が楽 というものである。
済んでしまった今、気に病んでも仕方のないことだ。

マリさん 一応 「また是非いらしてくださいね」と仰って下さる。
先生から 、タイミングは異なったのだが (やはりマリさんご不在の折りの静かな会話の中で)
「一つ屋根の下で寝た仲ですから、もう遠慮は要りませんよ(微笑)」
という 有り難いお言葉を賜った。

ふふふ。 これはもう一度ぐらい は、なんとか チャンスがありそう である♪

次回 は、もっと 邸内の御様子なども、レポートできるかな?
密かな期待 をこめつつ、やや 慌ただしく辞去

明けた空は、 快晴。
この日、 殆ど 三月上旬と思わせるような陽気 となった ようだ。
本編で、お住いを小高い丘の中腹辺りと書いたが、
雨の昨晩 からは想像もつかぬ、 素晴らしい眺め が、駅に向かう自分の眼前に展開。
( 富士山がくっきりと見え ことぐらいは、 書いても大丈夫 ですね?>マリさん)

ははぁ。 これは 素晴らしい 。相棒を 置いて来たことが悔やまれる。
次回は、なんとか 相棒とともに、お伺いしたい
ものだと思う。

実は、まああちこちでちらちら書いていたのだが(苦笑)
例の 慣れぬ靴のお蔭で、両の踵のマメが潰れ 、まあ 靴の中はとんでもないことに なっていた。
殆ど 歩くコト自体が困難 な状態 (涙)
それも勿論、 次回は相棒と 、という思いを新たに させられるよすがだったが(笑)


痛む足をひきずりつつ、 なんとか ぎりぎり、9時過ぎにジムへ到着。
足には勿論絆創膏 。やむを得ず 水の滲みてくる足が 痛い(涙)
ゆっくりといつものメニューで、 1.5Hジムに滞在。 11時までに着替えをして、出なければ。
顔なじみの 先輩会員や、インストラクターに 初泳ぎができたと大威張り (笑)
良く考えろ、 今日来ている人は全員同じ なんだぞ。 普段は怪しい癖に(苦笑)>自分
ま、 少なくとも 泳ぎ初めはできた から、あとは今年、 また継続できるように頑張るだけ だ。

慌ただしかったので、残念ながら 年末約束した件の かっこいいミドルな先輩会員 には
御会いできなかった
のだが、まあ.... 彼はそれこそ、 殆ど毎日来られている
自分が ある程度定期的に通っていれば、いずれお会いできる に違いない。

(実は、こられていたかどうかは不明だが、後お会いして、 ちょうど この時インフルエンザにやられていた と知った
後日 お会いしてお話できてはいる のだが、 その日の日記が書けるかどうかは神のみぞ知る (苦笑) )


無事予定をこなして、 まあある意味 ホントならちょっと肩身の狭い思いを感じるべき だが、
少し 空いて来た都内の電車を乗り継ぎ、
意気揚々 (← おめでたい (笑)) と自宅に戻る。


勿論 足はすげー痛い のだが(苦笑)

ま、 こんな 痛み こんな 嬉しい既知を得るためなら、なんぼのもの か(笑)

もっとも、 それから たっぷり2日、なかなか外に行く気にならなかった のは、
まあ 末筆ながら程度なら、書いてもよかろう (苦笑)


これにて、 椿荘訪問記、第1回 (謎笑) 全編終了。
長拙文 におつき合い戴いた皆様、 お疲れ様 でした。

またの機会があることは、 誰より自分が望む所 であります(笑)

今回触れられなかった 邸内の御様子など御希望の方
こんな素敵な御宅ですから、 御自身が御招待されることを願うは勿論 ですが
折角ですから 自分の2度目の訪問も、 さり気なく 応援してくださると嬉しい です (笑)
あ、 手土産を託してくださる方、とくに募集 (爆)
こんな 素敵な御宅にお伺いする というのに 自前で用意できるもの、 極めて限られております ので (自爆)


(全編の了)




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