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受験勉強最終回です。私としては、やり遂げたという達成感はあります。受験受験の毎日のために、あまり楽しい高校生活とは言えず、女の子と付き合う同年代らしき人たちを見て、うらやましかった記憶があります。しかし、スポーツに打ち込んでいる人でも同じことです。何かをやり遂げるためには、何かをあきらめなければなりません。有名大学合格=高収入と言えるかどうかは疑問です。東大生が入社し始めた会社は、その時点が、その会社のピークであり、その後は下がる一方だという話があります。松下電器産業が産声をあげた時、東大生は繊維産業に入社していました。東大生が松下電器産業に入社し始めた時、ビル・ゲイツはWindowsを作っていました。企業では、受験勉強ができるだけの「よい子」では通用しません。卒業した大学でのみ判断されて入社した社員と、実際の仕事のアンマッチングは大変不幸です。一流大学に入ることが、その子の人生の目標になって、燃え尽きてしまわないようにしてあげてください。人生には何度も何度もチャレンジしなければならないことがあり、そのひとつとして受験勉強にチャレンジしているに過ぎません。達成感は大事ですが、大学合格は人生の終わりではありません。受験勉強している皆さん、がんばってください。合格・不合格に関わらず、あなたには何らかの財産が必ず残ります。だから、自分の可能性を信じてがんばってください。そして、もし不合格だったとしても、人生の終わりまでチャレンジする場所はいくらでもあります。だから、心配せずにがんばってください。おわり【私の購入予定】コマーシャルに出てくる傘ですよね。雨の日でも傘を広げると一面に青い空MoMA (モマ)折りたたみ式 スカイアンブレラ
2009年07月10日
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受験勉強7に引き続き、受験勉強8次回で最終回にします。我々が高校に入学した時点で、中学から入った連中と、教科書で半年分くらいの進度の差がありました。中高一貫校は、中学3年生の1学期程度で中学校の勉強を終え、もはや高校の教科書へ入っています。高校から入った我々は、それに1年半程度で追いつかなければなりません。半年の差を1年半程度で追いつけるのかと言う疑問があるのでしょうが、我々から見ると、中学から入った連中は、中学3年間にも走り続けており、また高校入試がなかったためか、結構モチベーションが下がっています。そのため、入学したてで、まだまだモチベーションの高い高校入学組は、かなりの勢いで中学入学組に追いついていきます。中学入学組は、高校入学組が背後に迫ってくるのを意識し始めて、ようやくモチベーションが上がってきます。これは学校が狙った「刺激」になっているのです。私の高校は、中間試験・期末試験の成績は、1位~最下位まで全員すべての成績が氏名入りで張り出されました。私は、さほど下のほうの順位とはならなかったのですが、下位の者は、結構、酷だったと思います。大学受験までのカリキュラムについては、自分で考えることはなく、学校が敷いたレールをマジメに歩いていけば、受験のための準備ができていました。中学・高校入試と違って、周囲の環境が私をグイグイ引っ張っていてくれたので、一度その環境においてしまえば、あまり強い意志は必要なかった気がします。我々は共通一次試験世代でしたが、マークシート方式の試験は、出題傾向も、解答するための思考方法も、時間配分も、通常の試験とはだいぶ異なります。このような点は、やはり練習して慣れるしかないのです。結局、私の大学受験は、大成功とは行かず、共通一次試験で失敗し、希望する学部を変更して、なんとか二次試験で盛り返して、合格しました。親のスネにも限界がありますので、現役合格でき、とてもよかったと思います。受験勉強最終章に続く
2009年07月10日
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受験勉強6に引き続き、受験勉強7塾長=目指す学校の学園長ならば、その塾に通っているだけで、容易に高校入試に合格させてもらえそうに思われるかもしれません。しかし、先に述べたように、とにかくスパルタだったので、私の後にも、次々とその塾へ入塾してくる生徒がいたのですが、次々と脱落していきました。うろ覚えですが、月謝も数千円程度で、誰にでも門戸は開いていた塾だったと思います。私としては、1年という短期間で高校入試のための総仕上げができたと言うことで、大変有意義な1年間でした。結果、思い通りの高校に入学できました。受験勉強を長期間続けることは不可能です。このように言うと、自分の子供は何年間もの間、毎日何時間も勉強していると言うお母さんもいらっしゃいますが、高いモチベーションを持たない勉強時間など、極端に言えば、無駄な時間かもしれません。勉強時間が長ければ良いということは決してないのです。モチベーションをどのようにあげるかが重要なのです。中学入試では、受験生とはいえ、所詮小学生です。自分でモチベーションをあげていくことは大変難しいと思います。私はそのため中学入試に失敗しました。中学入試では、やはり同じような目的を持つ仲間に揉まれ、よい先生に引っ張って言ってもらうことでモチベーションを上げることが重要です。私の親は、あまり子供の進学に関心がありませんでした。しかし、私は、中学3年生になって偶然に出会った塾によって、ようやく、自分をそのような状況に置くことができました。結局それが幸運だったと思います。入学した高校は、塾と同じ学園長が経営しているわけですから、塾生活の延長でした。だから、私は高校3年間は、塾へ行きませんでした。というか、学校の授業について行くだけで時間が足りず、塾へ行く暇などありませんでした。高校3年間の生活は、次に書きたいと思います。受験勉強8へ続く
2009年07月09日
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受験勉強5に引き続き、受験勉強6私が、通い始めた塾は、日曜日の朝から夕方まで、数学と英語を習いました。この塾に通う生徒は皆、口コミで集まり、宣伝もせずに集まった者ばかりという特殊な塾でした。英語の授業では、中学~高校生レベルがトータルに網羅された1冊の英単語集を使って、毎授業で、英単語の試験がありました。最初のうちは、狭いページ範囲での英単語試験なのですが、一通り試験が終わると、次からは試験ページ範囲が倍になり、その次は5倍と言う風に、高校受験まで英単語試験が続きました。それだけならば、普通の塾でもありえますが、我々の塾では、それで1問間違えることに、先生に板切れでオシリを叩かれるのです。4~5発叩かれると、結構ジンジンと効いており、少しの時間イスに座ることができないくらいでした。今なら訴えられるような罰ですが、今となっては懐かしい思い出です。また、学校の夏休み期間中には、お盆の3日間くらい以外、すべて朝から夕方まで塾の授業がありました。そのために、塾より帰宅してからも、英単語の試験勉強と翌日の授業の準備に忙しく、学校の夏休みの宿題を、わずかな休みの日と夏休みがあけた2~3日で友人のノートを写して提出したほどです。生まれて初めて、サザエさんちのカツオの気分を味わうことができました。これも、今となっては無茶苦茶な塾だと思いますが、あの集中的な授業で一気にレベルアップできたことは間違いありません。実は、この塾を主催する塾長は、私が目指していた高校の学園長でもあったのです。受験勉強7 へ続く
2009年07月09日
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受験勉強4に引き続き、受験勉強5中学入試に失敗して、当然、私は公立中学へと進みました。中学入試に不合格だったとは言え、公立の中学校では、労せず成績上位に食い込めたため、油断に油断を重ね、一通り、色恋の経験もし、気づくと中学2年生も後半となっていました。この間、結局は性懲りもなく、小学校より行っていた塾へそのまま居座って通っていました。この塾では、中学生クラスは、小学生クラスより、さらにレベルが低くなり、行く価値も見出せませんでしたが、塾の授業料が免除されていただけの理由で継続していただけでした。さすがに、塾へも休み休みの私の態度を見て、その塾の塾長が、もう一度、中高一貫校の高校へ編入する気があるならば、よい塾を紹介する、という申し出をしてくれたのです。私の受験した中学は、中高一貫校で、高校からの編入を受け付けませんが、同じ中高一貫校でも、1~2クラス分を追加で高校から受け入れる学校もあります。中学入試より狭き門ですが、挑戦するか気があるかという問いでした。ちなみに、あの天下の開成学園でも、中学は300名、高校は100名募集します。中高一貫の教育はメリットもありますが、やはり6年と言う長期にわたって、同じ環境で勉強をしていると、どこかで集中力が途切れてきます。また、仲間の間での序列も固定化してきて、モチベーションが落ちてくるのです。そこで、学校は、高校からの編入者と言う異邦人を投入して、中学からの生え抜きと競わせるわけです。私は、実は少々迷ったのですが、結局その新しい塾を紹介してもらい、中学3年生になる春休みより通い始めました。その塾は、大変なスパルタだったのです。受験勉強6 へ続く【私の購入予定】単身赴任ゆえ、会社ではついついペットボトルのお茶を購入してますが、お金も馬鹿にならないもの。とはいえ、単身赴任先に浄水器を設置するのも、ちょっと大げさ。そこで、このような手軽な浄水がよいかもと思ってます。ポット型浄水器 ブリタジャパン株式会社 ブリタ(Brita)Navelia(ナヴェリア)1,3L
2009年07月05日
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受験勉強3に引き続き、受験勉強4大学入試の場合、東大工学部と京大工学部では、入試は、単に偏差値の違いなどという単純な図式ではありません。もし同時に両校の入学試験を受験できたとしても、試験形態の違いから、東大に合格できた人は、必ず京大にも合格できるわけではありません。東大式で勉強した人で東大入学のレベルに達した人が東大に合格でき、京大式に勉強した人が京大入学レベルに達した場合に京大に合格できるのです。話を中学受験に戻しますが、私は、最初にも言いましたとおり、中学受験に失敗しました。あんな勉強してたら、何年勉強しても合格しないだろうなあ、と今だから言えます。家に近いというだけで塾を選んで、その塾で付け足しのようにあった進学コースを選んで中学受験し、結局は失敗しました。断っておきますが、その塾のみが私の不合格の原因ではありません。最大の原因は私の実力不足です。私が通った塾からでも、私と同じように受験し、合格した仲間もいます。だから、実力があれば合格はできます。これまで私が言っているのは、私のように合格ラインすれすれの場合のお話を申し上げています。天才は、塾や勉強法など気にせず、自分の好きなように勉強してもらえばよいのです。今となっては、この中学受験の失敗が私を変えた気がします。だから、よい経験だったのではないかと今では思っています。もし偶然のように中学受験で合格していたら、もしかしたら、結果としては堕落した人生になっていたかも知れません。中学受験の失敗後、当然公立中学へ行くわけですが、高校受験に向けてどのように舵取りをしたかを引き続いて書きます。受験勉強5 へ続く
2009年07月04日
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受験勉強2に引き続き、受験勉強3どのような塾がよいのかを判断するためには、本当は、実際にある程度の期間、その塾に入塾して経験する必要があります。しかし、実際には、そんな塾を渡り歩くわけにも行きませんので、失敗のない塾選びのための情報を入手しなければなりません。そのようにお話しすると、塾選びが大変に難しいと思われるかもしれませんが、実は、私が「塾」という単語を使った時から、皆さんの頭の中には、一つ二つの塾の名前が浮かんでいるはずです。その地域において、目指す学校へ受験する子供が行く塾は、必ず有名であり、誰もがその塾の名前を簡単に挙げるはずなのです。ですから、その塾へ行けばよいのです。逆の言い方をすれば、その塾へ入れてもらえない、又は、入れても、ついて行けないということは、目指す学校のレベルが高すぎるということであるといってもよいでしょう。自分の子供の可能性を信じたいという気持ちは大事ですが、一歩引いて冷静な判断も、結局は子供のためです。ただし、「有名な塾」=「大きい規模の塾」ではありません。規模が大きすぎて、大学の授業形態のような講義が行われている場合も多く見受けられます。このような大学講義形態でも講義内容を吸収できる能力の子供ならば、問題ありませんが、大半の子供は、そこまでの自主性が育っておらず、漫然と講義を眺めて、時間を無駄に過ぎさせてしまいます。これでは、塾代の無駄です。また、地域1番のA中学校に合格者を多く出しているA塾と、地域2番のB中学校に合格者を多く出しているB塾があった場合、大は小を兼ねません。B中学校を狙うならば、B塾へ行くべきです。以前にも話したとおり、学校によって入学試験には傾向があります。その傾向をもっともよく知り尽くしているのは、その学校に多く合格者を輩出している塾なのです。だから、A中学校にはA中学校用の、B中学校にはB中学校用の勉強の仕方があるのです。大は小を兼ねると考えていると、あわよくばA中学校に合格するどころか、B中学校さえも不合格となります。このことは、中学入試程度では当てはまらない場合も多々ありますが、大学受験となると当たり前の話となります。受験勉強4 に続く
2009年07月04日
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受験勉強1に引き続き、受験勉強2受験戦争とは、情報戦争だと言えます。世の中には天才がいます。我々の及びつかない思考回路で学問を理解してしまう人がいます。そんな人は、情報など必要ないでしょう。自分の道で勉強していれば、東大法学部だって合格できるでしょう。しかし、世の中の大半の凡才は、努力と情報で、他を抜きん出て、受験戦争に勝つしかありません。そのために情報は必要です。それでは、情報を集めるためにはどうすればよいのでしょうか。入学試験に関する情報といえば、インターネット、本・雑誌などでも集められますが、情報の質に関しては保証の限りではありません。質が確保された情報を提供してくれる所、それは「塾」です。それも、目指す学校へ数多くの合格者を出している有名な塾でないと意味がありません。その学校へ多くの合格者を輩出する塾は、入学試験問題に関する分析を十分に進めており、その塾で授業を受ける子供は、知らないうちに入学試験に関する情報を、塾の講義の中でインプットされています。大学受験の場合が、その際たるものですが、各学校によって入学試験の問題に傾向があり、特色があります。それを的確に捉えて、それ用の入試対策を実施することが合格の早道です。再度言いますが、天才はこのような努力を必要としません。私が言っているのは、合格ラインギリギリの子供の場合のお話です。では、どのような塾がよいのでしょうか。受験勉強3 へつづく
2009年07月03日
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今まで、文章を明快にするために、紋切り型の文章で書いてきましたが、どうも自分のスタンスには合わない気がしてきましたので、ですます調の文章に変更します。本日のテーマは、受験勉強。「受験勉強」については、おそらく、別の体験記並みの、大スペクタクル長編作("スペクタクル"はない)になると思われるため、何章かに分けて書きたいと思います。実は、私は、関西地方の某有名国立大学を卒業しました。出身高校も私立中高一貫校としては全国トップ20位くらいには入る進学校でした。さらに、中学受験も経験しましたが、こちらは不合格でした。しかし、今現在大学を卒業してから、はや20年近く経過しましたが、左うちわの人生というわけでもなく、35年の住宅ローンに苦しみ、100年に一度の不況に、肩たたきに怯える姿は、皆さんと特には変わりません。プロ野球選手で一軍選手は28名×12球団=336人しかいません。プロゴルファーは多いようですが、トーナメントに出場できるのは300名程度だそうです。このように、色々な業界でトップレベルになるのは並大抵のことではありません。受験勉強も同じで、本当の意味でトップと言えるのは、ほんの一握りの人間だけなのです。だから、私の場合、受験勉強の合格が、直接的に大金を運んでくれませんでしたが、苦しくてもやり遂げたと言う体験は、人生経験として大きかったと思います。トップレベルになるために努力する事は悪いことではありません。高校野球で、がんばる姿は美しく、受験勉強に、がんばる姿は、「ガリ勉」と言われることは腑に落ちません。一通りの受験戦争には参加してきた身としては、皆さんに何らかの情報を提供できるかもしれないと思っています。受験勉強2 に続く試験にでる英単語
2009年07月01日
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