全36件 (36件中 1-36件目)
1
ジェス・ホーン LHL フォールディングナイフの中でジェス・ホーンは最高峰の一人とされるカスタムナイフメーカー。この方のナイフは素晴らしいの一言。開閉時その蜂蜜をかき混ぜるような絶妙としか言いようのない抵抗感は筆舌に尽くしがたいほど。ジェス・ホーンはフォールディングナイフのカスタムメーカーとして多くの歴史を作ったが、彼とてはじめはだれも見向きもしないナイフを作っていた。ナイフのスタイルについてシースナイフの神様と言われた人から助言され、形が一変し人気が急激に出てナイフショーではいつも完売の連続だった。なお、現在健康を害し既にリタイヤしてご家族やお孫さんと余生を静かに送っておられるとのこと。もともと聞くところによると、ホーンは大変まじめな性格でナイフの造りにもそのまじめさがよく出ていると言います。そのまじめさの造りで当方も好きなナイフメーカーです。よくホーンタイプと称して、国内外のカスタムナイフメーカーが作っているが、形こそ似てはいるがアクションが全く違う物ばかりと感じます。ホーンのナイフの秘密をどうしても知りたく所持している一本を分解することとした。内部構造は簡素 ジェス・ホーン作 Model : LHL 中 スタッグ収納時 :105mm開時 :183mm重量 : 90g有名な日本フォールディングナイフのカスタムメーカーに協力依頼。この方もその秘密を知りたいとご協力を快諾され、その場で研究開始。(^^)当方もその秘密から、少しでも自分で作るナイフが近づけたらと考えたら止まらない。このナイフは「いけにえ」か?(笑)ロック形式は通常だがロックバーの方が0.1mm厚いそっと分解する。(笑)千枚通しのような先の細いもので少しずつピンを奥に押していきロックピン(ハンドルの上にあり、内部のばねを固定・支柱となっているピン)をはずす。次はブレードを固定している「ブレードピン」。これが外れない。いくら奥にずらそうと力をトントンと力を加えてもずれない。 協力いただいたプロの方も考えこんでしまった。最終手段としてピン中心に半分の径のドリルで穴をあけた。しかし外れない。内部のピンこれは横からではだめだと試行錯誤。他のソングホールなどのピンを先に分解をすることとしハンドルをはずす。するとブレードがはずれ「ブレードピン」がついたまま出てくる。なんとブレードに付いていたピンは「あとからピンを入れてかしめる」タイプではなかった。中心がブレードリカッソ部分に開けられた穴と同じ径だが、ボルスター(ハンドル側の金属でブレードを固定している部分)に通す部分は細くなっていたのだ。これではピンは緩まない。作成時の作業工程は先にブレードへピンをつけてから、ハンドル部分両側から挟み固定したのだ。普通このピンは組み立てた後から通して外側からかしめるもの。この構造にこのナイフのアクションの秘密があった。分解高級なカスタムナイフの場合、ハンドル側の金属内側を収納時ブレード部分とあたらないように削る。またリカッソの元の部分を円形に残してその部分だけでブレードを支え「外側から見た時」円形の擦れが見えないようにする。などがある。当方の作るナイフも、ミーリングマシンを多用しブレードを固定する台を作り、ブレードをたたんだ時にブレードが擦れないようにえぐる作業している。今回のジェス・ホーンのナイフは、これらの作業を簡略するためもありブレードピンに工夫があった。ホーンの特徴は、ブレードピンがステンレスでありボルスターの部分で金属の色が違っている。(ボルスターの材質は通常、ニッケルシルバーと言われる合金)なぜわざわざステンレスにしたかの理由がここにある。かしめる程度が違うこともあり「ブレードピン」だけをステンレスとし強度を増したのだ。中心の太い部分がブレード厚より0.1mm長いブレード厚より0.1mmほど、ピン中心部分の径が上下に長く作られている。またロックバーの厚みも0.1mm厚い。つまりブレードを挟むボルスター周りは0.1mm余裕持って挟んでいるのだ。だからピンに固定されていながら、(ピンが両脇よりかしめられても)ボルスターの内側とある程度の距離を保っていられるため回転する。普通はピンをかしめるとボルスターの内側がブレードのリカッソの根元を圧迫し回転を妨害する。単純だがピンの太さ等を途中で変えブレード厚より少し厚くする方法は聞いたことがない。これなら、かしめる時うすい金属をかませておいてかしめた後にこの冶具を外す工程もいらない。何が良いのかというと、かしめながらテンションを確認できることにある。蜂蜜を混ぜる時のような絶妙なテンションはここにあった。この分解したナイフをもとに全部同じ「ホーンもどき」を何本か作りたい。
2007年06月23日
コメント(32)
以前お話した『影浦工房』 の作品。美しい波状のダマスカス模様が浮き出た「剣鉈」(けんなた)です。 作者、影浦賢さんは28代目野鍛冶として名人影浦冨吉(父)の後を引き継ぎ、40年の経験を積んでいます。「影浦工房」は、九州・四国にファンが多くいます。 四国の山奥にある梼原に工房があり、直接の注文以外受けない方。私は、物によって2年待たされました。一般の鍛冶と違い鉄の切れ味を科学的に追及し、影浦氏が特に研究したと言う『ダマスカスに似た製法と鉄の分子構造を鍛造時電磁による操作』は有名です。切れ味は、他の鍛造物と比較できない凄味を感じます。 大きな特徴は、ブレードからハンドルへの途中で炭素鋼からステンレス鋼に変わっている。これは、ハンドル部分は、錆びを嫌うための苦心作。 この一体構造は、一般のインテグラルでは真似ができない鍛造ならではの物。 全長320mm(180mm)ブレード:美しい波状のダマスカス模様で、日本刀の波紋を思わせます。ハンドル:途中からステンレスの一体構造とスタッグ。 写真の通りスタッグで、 はさんでいる部分とクラウンスタッグでエンドをとめています。 シース:厚手牛皮 全体的には、影浦工房の技の冴えが出ています。独自の考えからの切れ味は、使ってみると理論を裏打ちしています。このくらい大きくなると、やはり、山にもって行くには難しく観賞用とならざるを得ないことがつらいです。小学生に入ったばかりの時、肥後守を始めて手にした。その子供心の感動は今でも忘れない。ロビンソン・クルーソーのような境遇に立ってもこの肥後守さえあれば、生きていけるような気がした。自分だけのナイフ「肥後守」はそれほど大きな衝撃と夢を与えた。大切に大切に扱った。それでいて、いろいろな場面で活躍させた。その切れ味には畏敬の念さえこめた。今考えてもチープではあるが想像力をかきたてるすばらい道具だったと思う。この影浦工房の作品は、子供心に衝撃を与えた肥後守の同様に大人の自分へ「大きな衝撃」を与えたもの。和風ボウイナイフ・・和風というには惜しい、独自の世界観を持つ西洋風の剣なたです。
2006年12月03日
コメント(20)
佐々木弘司 海援< 鍛造・漆刃 >大 ナイフ「ミスターササキ。ヒーズ ジャパニーズトラディッショナル スタイルズナイフメーカー。ヒズアイデンティテイー アー ジャパニーズソー アンドゥ ・・ えーと・・・」(笑)と当方のつたない英語で解説中に、隣の英語の出来る人が『パシ!!、違うだろう!!』と、その後正確に解説をしていた。だいぶ前のナイフショーの出来事だった。佐々木弘司氏のナイフの出品作は、特に外人の方には眼を引くようだ。そしてその丁寧なつくりと、温かみのあるナイフはランドールナイフに共通する『使ってみたい、人間味のあるナイフ』と見えるようだ。佐々木弘司氏は、海外で通用する数少ない日本のカスタムナイフメーカー。 D2ヘアライン仕上げ両刃(佐々木式 7対3 片刃)が特徴。 ナイフマガジン2006年10月号に佐々木弘司氏の特集があった。今回敬意を評して、氏の代表作の一つをお見せしたい。ナイフマガジンを読むと、まだまだお元気のようだ。長い間、海外航路の船に乗られていた。そのせいか日本人離れした視野の広い感性の持ち主。船での仕事(機関長)時代には、いろいろな技術が必要で、エンジンの整備から始まり、壊れた物を再生する高等技術まで持つ。その時から高度な物作りの発想と、正確な技術が開花していた様子。鋼の焼入れなどは、仕事上あたり前にこなしていた。部下の指導も、仕事の内容がきつい時ほど氏の素晴らしい笑顔で、部下の士気を挙げた。その多くの経験・優しさがナイフに現れていると感じる。このナイフの名前は、海援(かいえん)。同シリーズの中で、切れ味を追求した珍しい「D2の鍛造鋼」です。鍛造でできる 槌目部分を磨き、黒皮となる部分を漆で何度も塗り固めたもの。写真でのブレードの黒茶部分が漆塗りとなっています。また使用に際して、漆が剥がれない構造になっています。籐巻き/漆塗りのハンドルもさすがで、日本的なムードが強く感じられる。・定評のあるヘアーライン(ブレードの加工方法)・鎬(しのぎ:ブレードの刃の削りだしの元部分)が非常に際立った フラットグラインドのフォルム・佐々木式片刃(切れ味の追求からでた,両刃と片刃のよい特徴を併せ持つ。)・すばらしい皮と縫製のシース。等が特徴です。・ 籐巻、漆をかけた豪華なハンドル。(和漆を何層にも塗ってあります) 佐々木氏の籐の巻きつけは、隙間のない貼り付けで有名です。全長305mmブレード180mm(大型) ブレード鋼材 D2(炭素鋼)鍛造 ヒルト ブラス(真鍮)シース 上質の牛皮製ここまでくると、実用品レベルではなく見て楽しめるナイフと思います。いいナイフは、所有していて時間がたっても『飽きない』『荘厳』『楽しめる』ことがあります。このナイフは、やはり一生物と言われるのにふさわしい愛蔵品。
2006年11月04日
コメント(18)
ナイフは、使用の目的により大きさや機構が大きく異なる。目的やTPOを考えずに使うことは周囲が認めない。またそのくらいの気遣いが無ければ、持つ資格も無いと思う。日本の法律では、目的無しに持ち歩くことは禁止されているが、ナイフはその場で多目的に使えるところに価値がある。つまり日ごろは目的の無い所持となることが、本来の使い方だ。ヨーロッパなどは、ポケットナイフという総称で日ごろから持ち歩く。小さく粋なナイフを、必要に応じてポケットから出す。使い慣れた手つきで、封筒をナイフで開ける、りんごの皮をむく、羽ペンの先を尖らす(今は無い風景)、ハムを切り分けるなどとてもきりが無い目的の種類がある。ポケットナイフ。このナイフ分野は大好きだ。中でもシェフィールドという昔ながらの歴史あるメーカーが好きだ。同社の製品は、落ち着きのある作りで時間の流れがゆったりする感がある。シェフィールド オールドナイフ2刀 象牙ハンドル。昔のナイフだが、TALLY HO C.T.BINGHAM 1852年創業した会社。 英国・シェフィールドの会社でマニファクチャー制度の中、手作業での加工技術が有名な会社です。目の揃った象牙ハンドルでクラックなど無い一品です。ブレードには、錆びなどもほとんど浮いていなくとても良い状態で当時の雰囲気を維持している。ピンなどもスムースで,勧奨用・紳士のたしなみとして、携帯にふさわしいように感じる。ハンドル長: 82mm(ブレードを閉まった状態) メインブレード長 : 50mm サブブレード長 : 39mm重量 :25gハンドル材 :象牙ブレードのグラインド種類 : フラットグラインド日本のカスタムナイフメーカーもそのよさを真似ている。浜田智成 鯨歯ハンドル 1ブレードナイフ*********昨日飲みなおすぞと、粋なバーに友人3人でくりだした。スコッチウイスキーをロックでいただき、生ハムが肴。ハモンイベリコのハムだ。ベジョータ(最高のイベリコハムの種類)かと思う。?とても美味しく幸せ感が漂よった。(ただ酔った?)切れ味のよいナイフで、薄く切り分けサーブしてもらうハム。ヨーロッパのバル(居酒屋)では、生ハムを自分のポケットナイフで切り分けて食べる風習はいまだ続いているのか?酔いながら、とても高揚した。そして気が付くと、気持ちはスペインへ飛んでいました。m(_ _)m
2006年10月14日
コメント(30)
最近は、心無い若者などがナイフを使った死傷事件などがありちょっと心が痛む日があります。ナイフがいけないのではなく、持つ人の問題があるにせよいやなニュースです。それでも刃物関連の紹介をする当方は、「持つ人」の問題は解決している?(笑)この山刀は、形に憧れて購入したもの。実際山で使う場面もないけれど嬉しくて、『料理用の包丁』化けながら台所で使っているもの。この名前は叉鬼山刀(フクロナガサ) 4.5寸。マタギが携行した山刀です。故西根稔氏の製作したもの。秋田県阿仁はマタギのふるさとです。マタギ発祥の地で故西根稔氏もマタギであり、鍛冶師としても知られ、従来のマタギが使うナガサを改良して造り上げた逸品。裏すきと和式木のシース(マタギとは秋田県やその近隣する、東北地方中心に狩猟生活を営む人たちのことです。)赤く熱した、鉄と鋼を叩いてはのばし・叩いてはのばしと、繰り返し鍛錬していく鍛造刃物。日本人ならではの製法です。古来よりの伝統を今に伝え、魂を込めて鍛え上げた和式ナイフの世界が広がっていく。刃物のもつ素晴らしさと奥深さを伝えてくれるこの技を味わいたいと思い購入しました。現在も「ナガサ」は、弟弟子の「西根登」氏が引き継いで鍛造されています。ナガサの独特の形は、鉈代わりにもなり、山へ入って藪を払う、切る、裂く、突き刺す等あらゆる働きが出来る万能刀です。飾りではなく、あくまでマタギの道具として使い続けてきた万能刀、それがナガサです。いくら研いでも波紋が残りました.(嬉!)この「ナガサ」の中で、『フクロナガサ』は、ハンドル(柄)の部分をブレードと一体型にし、緊急事態時(銃などが壊れるなど)ハンドルの後方から木の枝などを差込み 槍にするものです。 この設計は、強度的にも優れた設計となっています.。全長 : 260mm 刃長 : 148mm ブレード鋼材:炭素鋼(安来鋼 青紙と中軟鉄の鍛造 波紋あり)重量 :167g刃 :片刃フラットグラインド(裏すきあり)この形ではこれでも一番小さいものです。大きい物はまた凄い迫力です。西根正剛作(西根登) フクロナガサ 9寸5分使い続けて、何度も自分で研いでいます。研ぐほどに波紋が出るのも好ましいものです。柄にも「籐」を巻き人工漆で固めたものです。木の柄を差し込んで止める穴は、使わずとも残してあります。(ロマンが捨て切れません(笑))強度があるのに、刺身などを切ると抜群の「切れ味」と「旨い味」の刺身が出来ます。こんな物を使っての晩酌は、、、とても優雅なものとなり自己満足の瞬間です。嬉しい!(^^)
2006年10月07日
コメント(29)
カスタムナイフの世界は楽しい。なにせ自分の好きな形、工夫を実現してくれる。それも、高度な技での作りに想像以上のものを作ってもらえる。このナイフは、日本の各地の漁業、農業関連の道具販売店で売っている『マキリ』の形を元に同じ大きさで、作っていただいたもの。刃の形は、もともと片刃だが、両刃で頼んだ。また鋼のため、日本刀のように分解できるようにしていただいた。そして鍔の錆付けで本来の黒皮部分も再現してもらった。切れる。とても切れる。そして日本で昔から実用として使われている刃の形なのだから、使い勝手の悪いわけがない。古い籐で巻いてもらった。ハンドルから鞘までの籐が黒光りしているところがまた良い。滑り止めにもなり、どこまでも飽きさせない。今回のオーダーは、『マキリ』と同じ刃の形ロックつき鍛造・白紙割り込み 波紋付き日本刀のように分解し手入れができる籐巻きの一体シース籐は色乱れの古いものこんなうるさいオーダーも全部想像以上に作ってもらった。(^^)このナイフを分解手入れをする時、ふと感じる・・・日本刀の手入れをしている時によくある「あの」緊張感。同じ感覚を覚える不思議なナイフ。重量 :223g (鞘含)軽く、山にもっていくのに最適。使い込みたいナイフと思う。
2006年08月05日
コメント(19)
シースナイフは、多くのものを物色した。「最高のもの」「オールマイティーのもの」を求めて購入。購入した夜・昼 何時も「のた打ち回る。」惣菜をきっている時チーズを切っている時薪を割っている時『これがオールマイティーになれるか?・・・違う!!』と独り言の繰り返し。お酒を飲んでいる時は、怒りの鉄拳さえある。(笑)分かったのは、一本のナイフでは万能はないこと。では二本ざしではと考えた。確かにアメリカでもカンガルーシースと言ってひとつのシースに2本のナイフを入れることがある。ガーバーなどでも昔売られていたが、カンガルーシースのナイフはとても高額。この日本風が欲しい。^^;なんと和風カンガルーシース日本のカスタムナイフメーカーはたくさんいるが「腕」が外国(アメリカなど)に通じる方は少ない。日本では、話法で売れても外国では、物の<でき>いかんで売れないものは、一本も売れない。この中で、当方が一番信用している佐々木弘司師匠に形から機能まで依頼し、製作工程も見せてもらうこととなったナイフ。とても幸せな時間をすごした。依頼内容:(^^)1.軍用剣のように、ロックがかかる事。(肩に逆さにつるしても抜けない。)このロックは、全部手作りなのにしっかりしている2.籐巻き、籐の砥石研磨、漆塗り(籐を巻いて、上から研磨し平らにしている)3.ベルト通しつき鞘の厚みを変えず堅牢なベルト通しを3日間師匠と考えた4.バットキャップ・鞘の端などは、黒水牛ただ付けたのではなく四角の切り出しの凹凸を作りパチッとはめ込んでいる5.ハンドル中心は凹型(持つところが内側に湾曲)6.ヒルトは楕円の5mm外出しの真鍮真鍮に飾りまで入れてもらった7.剣の形は、全国で販売されているマキリ型(違法性がない)8.材質は、D2のヘアーライン。大きい方は、5mm厚。9.木の鞘ぎりぎりの鞘の作り方で腕が分かる10.大小2本のナイフ・カンガルーシース型全長 :290mm重量 :312gこの製作時間は、6ヶ月に及んだ。休日ごとに、製作の工程を見に行き14日間見させてもらった。製作の7割ぐらいは見れた??さすがにプロで、通常このような依頼内容では、鞘が太くなるはずが、ぎりぎりの設計をうまくしていただいた。しかしここまでくると、使う気がしなくなり「いつか使おうと思っているナイフ」となった。師匠曰く、「『ターボー』が定年後作るナイフの目標にしたら」と当方の人生にまで、影響を与えかねないものとなってしまった。師匠、ここまで作ってくれてありがとうございました。今回は、当方のトップクラスのナイフの自慢話でした。
2006年07月24日
コメント(25)
折りたたみ式ナイフのロック機構は、数多くの種類があります。使いやすいロックの中には、片手で使用することを前提にブレードの方(前)へロックボタンを付ける「フロントロック」があります。フロントロックでも横にロックボタンの付いたフロントサイドロック ポールナイフがあります。写真は、ファースト1996プロダクションランFIRST PRODUCTION RUN 1996 ガーバー・ポールナイフです。ポールナイフの種類は長い歴史があり、これは復刻版です。ポールナイフは、ガーバー社のナイフの中で、根強い人気のため何度か復刻版が出ているナイフです。 この品は,現在の復刻版と違い大きさが一回り小さい(ブレード長59mm)。GERBER PAUL KNIFE【ガーバー】ポールナイフ スタッグポールナイフは,1978年から1987年ごろまで制作。 宇宙工学エンジニア ポール・ポーマンにより設計されました。ワンハンドオープン可能な,確実・強固なポールのロック機構を持ったナイフです。全長 : 159mm刃長 : 59mmブレード鋼材: 440cハンドル材 : ザイテル重量 : 89g10年ほど前に、羽田空港で間違って、預け入れのバックにナイフを入れ忘れたことを気が付き<機長預かり>にしてもらうように頼んだことがあります。「ではお預かりします。」と笑顔で女性地上勤務員が奥に持っていったまではよいのですが、奥でどうやって開けるのか騒いでいました。なんと力ずくで開けようとしているのです。「やめてくれー」と思いながら係員を呼ぶのですが、私の目の前でも女性係員が腰を入れてブレードを開こうとしているのです。「やめてください。横にロックボタンがある。」とやっと理解してもらった。ガタがきていないか冷汗の出る事件でした。まあ私が預け忘れたのがいけないのですがスリップジョイント(バネで開閉のテンションがあるもの)と間違って力づくで、男子2名・女性1名にこじ開けられたかいわいそうな経歴のあるナイフです。
2006年06月15日
コメント(20)
スリップジョイント肥後守・カスタムスリップジョイントとは、ナイフの開閉時背中のバネが効いて、簡単に開閉ができない仕組み。いまだに、ナイフの世界では根強い人気のある機構です。今回肥後守に、この機構を取り入れた品のご紹介。(購入品ですよ)(笑)以前一度「肥後守」の郷愁に関して、 肥後守 定駒 (私的 3丁目の夕日)という題でこのブログに書いた。前回は、「昔のよき時代の」話だった。今回は現代版の話。(^^)肥後守は、現在でも一箇所(一軒)(<かね駒>こと 永尾元祐氏)昔ながらの製法で作られていると聞く。肥後守「特別鍛造青紙本割込」ナイフ愛好家の中には、ノスタルジーはあるが、使いずらいと話す者も少なくない。その理由は、ロックが無いことにある。チキリと呼ばれる尾を、親指の腹で押さえながら使う。この方式を考えた人も偉いが、西洋風のロックにはかなわない。ロックには、歴史がある。その昔は折りたためるが、「ぶらぶら」しかねない危険?なナイフの時代から、スリップジョイントの考案で、広く折りたたみナイフが広まった。スプリングが利いていて、安易にたたまれないことが人気だった。また、たたむ時は、ジーンズなどに当てて片手で閉める。今でもある意味、ナイフに慣れた人はロックがあるものより、好んで使っている。スリップジョイントが考案された後、長い時間を経て、ロックバックの考案がなされた。一気に折りたたみナイフへの人気が出た。その後各社から、数多くのロックシステムが考案されていった。形・大きさは標準肥後守と瓜二つ肥後守は、旧方式といわれても仕方が無い仕組み。しかし、日本では廉価すぎる価格が理由であっという間に、当時の子供たちまで広まった。当方も、「刀狩」前を経験している。小学生の時は筆箱やポケットに入れていても、それを、とがめる人はいなかった。鉛筆削りはもちろん、木の加工によく肥後守を使った。自分で輪ゴムピストルから船まで作った。現代版では、形・雰囲気をそのままに作られたものは少ない。しかしそのような中でも、このナイフは、「肥後守」でありながら「スリップジョイント」「単一鋼材のステン系鋼」使いやすい。そして楽しみも大きい。苦労の後が見られるチキリとスリップジョイント肥後守カスタム・スリップジョイントハンドル長95mm 幅17mmブレード70mm61g鍛造ではないが、しっかりしたチキリが付いている。ずいぶん苦労した形跡がある。実は構造上このチキリがあるがためにスリップジョイントの仕組みが入れずらい。高級なステンレス鋼で、切れ味もよい。思わず、皮の専門家に頼んでケースを作ってもらった。当方の「お気に入り」のナイフ。
2006年06月04日
コメント(24)
山にぐらいはもって行きたい。 ポケットナイフ。『 刃物は危ない 危険 』という人が多い。女性ばかりでなく 男性にも 同じようなことを 言う人が多くなった。イギリス人を 見て欲しい。紳士ほど 上着の中に 小さなポケットナイフを持っている。これが 「粋」(いき)なのに。紳士用背広のポケットの中に 小さな内ポケットが付いている。あれは ポケットナイフを入れる名残であって ライター・小銭入れではない。このナイフは、ヨーロッパの有名なメーカー「ピューマ」の特別製。ナイフにシリアルナンバーの入っているもの。ジッポのように「ギャランティー」(保証書)が付いている。7cmほどのナイフだが、この形はとても使いやすい。スタッグハンドルもある。PUMA(GERMANY)ピューマナイフプーマ4スターカスタム ドッグ/ダッグまたハンドルに、粋な楽しみがあるのも嫌いではない。多くのアメリカ製の硬いイメージとは対極をなす。まったく違う、歴史と文化まで感じてしまう。ナイフ=殺人の武器? は イメージが悪すぎる。もっとすごい武器は、 屋内外 どこにでもあるのに。ビール瓶の先を割った物も怖い。傘の先も怖い。いや 車なども怖い。いや待て 家の中 バットだって怖い。 金槌・のこぎりも怖い。いや もっと待て奥様が、30cmの牛刀を持って 笑っている。お後がよろしいようで・・・(笑)
2006年04月29日
コメント(22)
わたしは安物も好きです。このナイフも とてもチープなのですがアクションに引かれて 数千円で購入したもの。ワンハンドでの開閉が可能な、パンタグラフナイフです。1934年から 第2次大戦終了までドイツ軍に採用されたイナーシャナイフ(慣性で開閉ができるナイフ)の有能さに各国で同様の物が生産されました。通称パンダグラフナイフ。 開閉方法は2種類あり、アイスピッググリップで開くには、ガードを下に向け ハンドルの一方の ヒンジピンのすぐ下を 親指と人差し指ではさむ斜め前方下へ強くふっってブレードが出たら握りこむ。フォイルグリップで開くには、ガードのすぐ下を親指と人差し指ではさむ。ブレードを振り出す気持ちで手首を勢いよく返す。手首を戻しながら握りこむ。(書いていてもなんだか分らなくなってしまう)(笑)閉じるには、ガードの中央下を親指と人差し指で軽くはさみ、残りの指3本でハンドルを押し開く。同時に真下に強く 振り落とせばブレードは中に引っ込む。開閉時のアクションは、特有な便利さと面白さがあります。 全長 : 243mm(開いた状態)全長 :174mm(ブレードを閉まった状態) 刃長 : 140mm ブレード鋼材:ステンレス鋼重量 :189gしかし 機構的に ブレードのエッジ(刃)に開閉の度に すれるため刺すのが専門のナイフの 形状となっています。おお怖い!このブレードの形状から お外に持ち歩くのは疑問のナイフ。
2006年04月01日
コメント(30)
コールドスチール VOYAGER これは ソロでも持って行きたくなる堅牢でありながら 多くのパフォーマンスを秘めたナイフ。愛着が出るナイフとは 対極のナイフ。コールドスチール VOYAGER ワンハンドで開閉が出来ます。 特大の大きさであり 軽量で堅牢。実用性、強度と使いやすさ、耐久性を最重点にして 人気を博しているコールドスチール社。この会社はシースナイフはもとより、フォールディングナイフでも、他のメーカーとは異なり強度を重視した設計をしています。この VOYAGERの特大はショップではあまり見ません。ザイテルハンドルを使用し、クリップスタイルのハンドルを持っているため、ケースなしでの 内ポケットにまで 携行を可能にしています。 またこの大きさでワンハンドの操作が出来ます。 このVOYAGERシリーズ中で 一番大きいもので ブレード128mmに比較し 非常に軽いことから(137g)人気があります。 また堅牢さと切れ味から、山やキャンプなどには最高に一品です。全長 : 279mm(開いた状態)ブレード長 : 128mmハンドル長:151mm(ブレードを閉まった状態) 刃厚 : 3.5mm重量 : 137gハンドル材:ザイテル 機能・特徴 : ワンハンド・クリップスタイルハンドルブレードのグラインド種類 : フォローグラインドロック :バックロック スムースなアクション・ロック付きと 言う事なし。軽量さや切れ味 使い勝手では 右に出るものなしの逸品。その他 同社では トリプルアクション等の面白いものも取り扱っている。やはり観賞用とは別に 実用のお気に入りもいいと思う。
2006年03月25日
コメント(26)
今回 めずらしいナイフ<剣鉈>(けんなた)のご紹介。ちょっと見た目では 何が違うか分らない?しかし プロでなくては 作れない逸品。よくよく見ると美しい波状の ダマスカス模様が 浮き出たもので 薬などを使わず 自然にでた 「ダマスカス」模様は凄いの一言。オールマイティーなナイフです。しかも グリップは一体型で、皮巻。(皮は自分で巻き直しました。) 製作者、影浦賢さんは 28代目野鍛冶として名人影浦冨吉(父) の後を引き継ぎ、50年の経験 を積んでいます。「影浦工房」は、九州・四国にファンが多くいます。四国の山奥にある <梼原>に工房があり、直接の 注文以外受けない方。 始め 車で行った時は こんな山奥に 本当にあるのか? と思うぐらいの場所。私は、一時入れ込んで 8本のナイフを購入し続けました。(笑)物によって 2年 待たされた 覚えがあります。いろいろあって気難しい 「取り巻き」がいるのでした。・・・・・・(苦笑)一般の鍛冶と違い 鉄の切れ味を科学的に追及し、影浦氏が特に研究したと言う ダマスカスに似た製法と「鉄の分子構造を鍛造時電磁」による操作は 有名です。切れ味は、他の鍛造物と 比較できない 凄味を感じます。 大きな特徴は、ブレードからハンドルへの途中でなんと 炭素鋼からステンレス鋼に変わっています。これは、ハンドル部分は、錆びを嫌うための苦心作。 この一体構造は、一般のインテグラルでのナイフ作りでは真似ができない 鍛造ならではの 刃物。 全長 : 285mm 刃長 : 172mm 重量 : 286g刃厚 : 6mm・・・・・・・・・あまりにも気に入り 鍛造刃物で有名な 本成寺修司氏の『曲がり手さばき』も参考にして 自分なりの物(インテグラル)を作った。しかし 似て(似てない?) 非なる物となってしまった。そりゃ プロには勝てないですね。似て非なるもの 自作ナイフいやはや影浦氏のナイフは 当方 満点を付けたいナイフ。その哲学と 実践。 実用と信頼。見た目にこだわらず お客の目も気にしない。わかってくれる人だけ 使えばいいという 業物。当方の手の大きさに合わせた まさに オーダーメイドナイフ。研いで 使い続けたい ナイフです。木を切ることから お刺身の『造り』 まで 使えます。これは一生物?
2006年03月12日
コメント(37)
よく 巷には サバイバル・防災用品が売られている。しかしその 評価などは あまり見ない。有事の際は どれが信じられるのか・・ビクトリノックスのスイスチャンプとのフルセット がある。ビクトリノックスの 工作精度は定評がある。しかし 目的に対して 選び方を間違えると 「ちょっと」と 疑問が出てくる。 ブランド名のビクトリノックスは、創業者カール・エルズナーの母のクリスチャンネーム「VICTORIA(ビクトリア)」とステンレススチール(国際的な名称)「INOX(イノックス)」からつけられたもの。同社の歴史は古く、1880年代後半、スイス軍の個人装備用ナイフを納入しています。このサバイバルセットも 人によって 使えない?意外と重く?(全重量300g)この万能さから 書斎に置いておくのはいいが 山には やはり重すぎるか?原則 ブログで 自分勝手な思い込みから品物のけちはつけない。 それが礼儀か? と信じている。以前買い物の 「失敗談」が聞きたいと コメントがあった。ちょっと 「ケチ」はつけられない。(笑)このセットは 多徳ナイフと ケースに 各種サバイバル品が入っている。全長 : 90mm(本体) 111mm×55mm×41mm(サバイバルキット)刃長 : 63mm(メインブレード) 機能 : 33機能重量 : 300g (ケース・キットなど全部含む)キットは ケースのサイド に袋が付いていて 収納されています。1. サバイバルキット 内容: ○ベルトケース コンパス 地図用スケール ○砥石 シャープペンシル 筆記用紙 ○バンドエイド 糸(白・黒) 針2本 ○マッチ 安全ピン ○ナイロン糸 シグナルミラー2. ビクトリノックス・ナイフ(チャンプ)内容 : ○大刃 小刃 ○コルク栓抜き 缶きり ○ドライバー小 栓抜き ドライバー大 ○ワイヤーストッパー 穴あけ ○はさみ ドライバー ルーペ ○のこぎり うろこ落とし 針はずし ○スケール 爪やすり 金属やすり ○爪掃除 金のこ 精密ドライバー ○キイリング 毛抜 爪楊枝 のみ プライヤー ○ワイヤーカッター めがね用ドライバー ボールペン このような てんこ盛り。 何かと便利な書斎、工具箱といった感じです。 しかし どうして山にもっていけないか・・何度持って 行っても使わないところが 多すぎるのです。そして 300gは 重さを感じる 重量。結果このセットは 書斎などで 工具箱 または 地震の際の 「保険」の一つというところかな。m(_ _)m
2006年03月04日
コメント(20)
東京ナイフ とは 初めて お聞きの方も多いと思います。日本のナイフは 関ナイフが有名ですが。関ナイフが 工場ごと 分業制で作る工程に対し 東京ナイフは一職人もしくは 一工場で作る ナイフ。この工程で作られたナイフは、 作り手の信頼と 温かみを覚える ものとなります。大正末期から 東京にナイフを作る職人がいました。東京ナイフは、フォ-ルディングタイプ(折れるナイフ)の多徳ナイフが主流。当時から 日本製は、ヨーロッパナイフのコピーが多かった。 この様な中 独自のつくりをしていた 東京ナイフ。山田卯三郎、加藤昇二、藤本保廣、鹿山利明 と続く東京ナイフ職人。この中で 鹿山利明のナイフだけが 現代生き残っているナイフ職人。(味とぬくもりがあり この方のナイフは大好きです)東京ナイフは もちろん東京で作っていた ナイフの総称です。石目は 金属のハンドルに たがねなどで 横に凹凸をつけ独自の風合いと 滑り止めを 工夫したものです。当時は 主にヨーロッパへの輸出で大好評だった多徳ナイフです。石目ハンドル 缶きり・栓抜き 二枚ブレード もヒット作。ハンドル長 : 81mmブレード長 : 57mm ハンドル材 : 石目重量 : 48g ブレードのグラインド種類: メインブレード・フラットグラインド。 ハンドル: ステンレス洗練されたナイフで,携帯にも便利。 缶きり・栓抜きは、工夫で日頃いろいろな物に応用できる。とても愛着の出る 多徳ナイフです。
2006年02月23日
コメント(16)
ヨーロッパでは 小型多徳ナイフが 紳士用の定番だった。現代のビクトリノックスなどの 小型のものとは 全く違った女性にも似合う 優雅なもの。 大きさは、とても小さく ほぼ使い捨てライター並 と小さい。現在 大人は ポケットナイフの所持は 目的なしの場合法律は原則 刃の長さが 6cmまではよい。(見せびらかしの所持は論外ですが)全体像:パールがとてもよい状態で綺麗です。これは ドイツ エバール社の 100年ほど 前のナイフ。 エルバール社(ERBER)は,1890年に創業したドイツ名門のナイフメーカー。 紳士用の多徳ナイフを得意としていましたが、その制作精度の高さで好評でした。このナイフは,正確な製造年は不明ですが,1900年代前半の その作りはヨーロッパの紳士の 使っていたナイフとして納得が行くもの。メインブレード全長が、63mmの中 に多くの機能を有し 気品があります。 現在のカスタムナイフメーカーでもこのようなナイフは とても難しいと思われます。やすりは<鋭く>生きています。全長 : 63mmブレード長 : 42mm ブレード鋼材: 炭素鋼ハンドル材 : パール(とても綺麗です。)重量 : 35gブレードのグラインド種類: フラットグラインド。ハンドル: パールその他の機能 : メインサブブレード はさみ (状態がよいので嬉しい) やすり(あまかわ剥きつき、やすりの状態もよい) ツースピック ピンセットケース アンティークナイフに興味のある方は とても大好き。 今の時代にない手作りの味のある品。 テゥースピック ピンセットアンティークは カメラ ジッポ などをはじめ どのような物も存在する。 そして 現代まで残ったものの多くが現在の技法では出来ない 存在価値のある物が多い。あまりにも 出来がいいので購入したものの山で使うものとは パールなので似合わない。割れてしまいそうだし。でも鋼などの 錆具合も 迫力が出ているし よいもの。これだけ旧いのに 保存状態が良い。サブブレードしかし このような味のあるものが アンティークに多い。 それゆえ 偽物も多く出回る。(これは本物)偽物まで作る 人がいるなんて!「なにからなにまで 真っ暗闇よ♪」と、鶴田浩二の歌
2006年02月14日
コメント(28)
ウィリアムヘンリーWilliam Henry の、カスタムナイフは 諸手(もろて)をあげてすばらしい と思う。 その機能 アクションなどは 精密さと ワイルドさが混在する。 ウィリアムヘンリーは、1990年代後半よりナイフ製作を開始。扱いやすく安全性の高いライナーロック,極めてスムーズなブレードアクション,懐かしさを感じさせるノスタルジックなシルエットが特徴。個性豊かな素材で仕上げられたウィリアムヘンリーのナイフは,毎年アメリカで開催されるブレードショーで,2年連続(1999年,2000年)「ナイフ・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した。このナイフは、現在生産のファクトリー製(日本製・フォローグラインド)ではない。マシュー・ウィリアム・コナブルとマイクル・ヘンリー・ホナックの2人共同制作で、ミドルネームをとってウィリアム・ヘンリー と呼ぶようになった。全長 : 180mm刃長 : 78mm ハンドル : 102mm重量 : 63g鋼材 :ATS34ブレードのヘアーラインは 綺麗でしょ? (使うと 段々 縦のラインが入るので 自分で入れ直すのも楽しみ)ブレードのグラインドはフラットグラインド。ライナーはチタン製。オープン・クローズの時(ワンハンド)のスムースな流れ、感触は 他のカスタムナイフにはないすばらしいものです。また、この軽さで堅牢な作りはとても驚くものがあります。 めずらしく アメリカの品では 感触の良いナイフ。使っていて ホッとする使いやすいナイフです。
2006年02月07日
コメント(24)
山にもって行く物は 軽薄短小 と頭に思い聞かせていろいろナイフを探した。このカードナイフは 一つの軽薄短小ナイフ? と思う。テクナ社が開発したのこのナイフ。スイッチで解除して ナイフをスライドさせる。機構的には 簡単に思えるが そのスイッチの部分の強度が心配だった。機構が分ら無かったので 板に投げ刺して 強度の実験をした。→折れた。 やはり ピンが吹っ飛んだ。もう一つのナイフ(2個買いだった)に ピンの強度を増す工夫 (補強) をした。 その後は 何回 投げ刺しても 壊れなかった。そして 携帯しやすい 逸品となった。しかしこのナイフ カード程度の大きさなのにブレードが頑丈。そして厚い。デクナ社は, 米海兵隊SWATにまで 納入している, 実践的なナイフメーカー。多種のブレード鋼材を使用し、そのデザインは, 他のメーカーと一線を画す 斬新さを持っている。 このためファンの多い ナイフメーカー。ハンドルの 硬質プラスチックは,強い衝撃 にも耐えるように設計され また ブレードも衝撃に優れた形状と厚さ(2mm)を持っている。大きさを見ていただければ わかるように、カードの大きさで 携帯に優れ ハンドルの 滑り止めもしっかりしている。ボタンロックが, 開閉時それぞれ掛かる 設計のため安心して釣りや,山に持っていくことが出来るようになった。(違法な飛び出しナイフではありませんヨ。)サイズ : 84mm×52mm×6mmブレード長 : 60mm重量 :63gブレードのグラインド種類 : フォローグラインド胸ポケットに入れ、 海や山での使用が 面白くなるナイフかと思った。形状が 「隠し武器」に感じるので 町では使わない。(持ち歩かない)使えば使うほど 汎用ナイフではなく 護身用のナイフの気がする。魚を開くのは やり易いが この形状のため 皮むきなどには難儀する。軽薄短小ではあるが 使用範囲も軽薄短小の 問題作。(笑)
2006年02月03日
コメント(26)
刀匠 加藤清志 氏の鍛造カスタム スタッグ です。これは 日本の刀の思想と 西洋ナイフの融合といって過言ではない。日本刀の作り。「玉鋼」に似た白紙鋼。高度の一本一本の焼入れ。ヒルトなど西洋ナイフの良い部分を取り入れた ナイフ形式のナイフ。国際的にも 有名な加藤清志氏の作品。文化庁認定の刀匠で、多くの名刀も鍛えてきており、日本刀の伝統的鍛造技術が活かされている。バットキャップ はスタッグに合わせた外輪形凹凸のニッケルシルバー。ランドールを元に向上させたデザインで 加藤さんの自信作。(ランドール型は、ナイフメーカーがあこがれる形の一つ。) 加藤氏のナイフは、手作り感あるもので 信頼がおける。 もちろん 刀は 「現代刀で作ってもらうなら加藤氏」という人も多い。今回ナイフでも 刃付けも はまぐり刃から 西洋ナイフのフラットグラインド+小刃まで いろいろ注文に応じてくれた。 本来 カスタムナイフは 自分合わせ 特注するのが よい。全長 : 281mm 刃長 : 160mm ブレード鋼材:安来鋼 白紙鋼ブレード厚さ : 5mm重量:294gシースは、ブレードを仕舞う時傷つかないようオープン時の止めがあります。これは当方もまねをしてシースを作っている。 洋風の形式をしているものの、はやり 鍛造で鍛え上げた白紙鋼は ただおなじかたちに「削ったものとは」違ったものになる。 日本古来の刀匠の作りはすばらしい。空中で産毛がそれる 当方初体験の 匠の一品。 (日本刀の伝説には その切れ味に いろいろな伝説があるが このナイフを試した時 思わず信じた。)(笑)全体の雰囲気など申し分ないもの。実用でありながら 出来の良すぎる一生ものの ナイフ。
2006年01月31日
コメント(18)
フライなどでの 優雅な釣りなどの お伴の話。ゆっくりした釣り。 時間が有り余るなどの遊びでの 道具選びもまた楽しい。釣った時や ゆったりした食事の時間川べりに 座り 友人と でかいサンドイッチなどを頬張る。チーズやソーセージの類を 多徳ナイフで起用に 切り分けるのもよい。多徳ナイフは どうしても ビクトリノックスなどの実用品のイメージが強い。しかし 手作り感ある ナイフもまれにある。このようなナイフを使う時 至高の時間がやってくる。誰にもせかされず ゆっくり時間を楽しむときの良い相棒は大切な一生物でありたい。 このナイフは 14歳でナイフ制作に目覚めて以来、50年以上もの 長い経験を持つジャックモンジャン氏の作。代表作としてジャックモンジャン #25004 などがある。多徳ナイフ・一枚ブレード それぞれ雰囲気 心意気が繋がる。 見るほどに 格調の高さなど 他のナイフと一線を隔している。上質の水牛の角を 1本そのままハンドルに使うというジャック・モンジャン独特の高級感のある 制作方法。この八徳ナイフ と シングルブレードタイプは 使うほど ナイフへの考え方を 根本から変える。1965年に職人の最高栄誉である「メイヤー・オヴィエ・ド・フランス勲章」を受賞した。当時のドゴール大統領にも贈呈された ジャック・モンジャン ナイフ。なんと優雅なナイフ と思う。このナイフは、8徳 モリブデン鋼 ハニーホーン 180mm (80mm) ハニーホーンもとてもきれいな模様。 ビクトリノックスなどの多徳ナイフとは、全く別格の大人のナイフ。ヨーロッパでのデザイン(フランス製)は、非常に優雅。アメリカのナイフとは違った使い方・楽しみ方ができるお気に入り。
2006年01月27日
コメント(18)
このナイフも 掟破りのスタッグハンドル探しで 購入 手に入れたもの。コールドスチール社は、ファクトリーにもかかわらずその製品の質の高さで有名です。特に そのブレード材は特有で 人気がある物。ブレード材:カーボンV(ファイブ) 炭素鋼クレイトン・ハンドル付きの トレイルマスター カーボンV がある。このクレイトンハンドルも只者ではない。 実用には こちら。滑らなく 手にしっくり来る。また水に強い。 大型のナイフで これ以上の 物を探す方が大変。切れは想像を絶するもの。当方も予備を買ったほどの まれに見る 逸品。全長:360mm 刃長:235mmハンドル材:スタッグ(最近は、スタッグはない)コールドスチール社が作っている特殊鋼。非常に靭性が高く、すさまじい切れ味を誇っている。私が 好きなところは、「三枚」(SANMAI)と外人が言っている鋼を 3枚あわせた硬軟の材質で、日本刀のような作りをしている。機械で 90度ぐらい 横に曲げるまで 折れない。(普通の 他の西洋は物は、炭素工 炭素鋼でも すぐ折れる。)抜群の刃持ちの良さを誇り過酷な条件下でこそ本領を発揮する本格派のナイフ。好きなんです。 このような 強いのに 柔軟性がある日本刀のようなもの。そして切れ味が 炭素工 炭素鋼に非常に近い。(↑ いえ 炭素鋼ですが 凄く厚いコーティングで 錆びづらい)しかし最近 メイドインジャパンの 同社の製品も多く(サンマイとは書いてあるが)カーボンV を狙った方がよい。ファンも多く 根強い人気 の 一押しのもの。使えば使うほどこれは 使う人にとっては頼りがいのあるもの。
2006年01月17日
コメント(18)
多徳ナイフは 釣りに最適な おしゃれ感覚のナイフ。ゾーリンゲンのナイフは、 現在でもその地位は不動?すが その頂点は やはり一昔前のものです。私は、 この「ゾーリンゲン」というブランドに弱い。OEMであろうが やはり憧れのようなものがある。今と違い 機械化が完全でなかった時代の手作りは より 温かみを覚える。この品は、高度な 手作り部分が多い、ヨーロッパ紳士用の 高級ゾーリンゲンのナイフ。 スリップジョイント(バネはあるがロック がない)ではなくロックバックとなっています。狩猟用で多くの作品を作る <ROBT KLAAS> の製品で主にヨーロッパ方面のみの輸出。狩猟やキャンプのために 精巧な作りと厳選された素材 を使うことで有名です。メインブレードは、テンションがとても やわらかいもので、この形には とてもめずらしい バックロック。安心感があり、またスタッグの質が高い愛着の一本。全長 : 184mm(開いた状態)ブレード長 : 80mmハンドル長:105mm(ブレードを閉まった状態) ハンドル材:スタッグ その他の機能 : メインブレード(ロック付き) 鋸(のこぎり) 鳥狩猟用フック ワインオープナーブレードのグラインド種類 : フラットグラインド昔のものですが、全体の状態は非常によいもの。スムースなアクション・ロック付きでとても愛着のわく 時代の出ているナイフ。時に 山用の品を見ると 「それが使いたくて」 山に行く時が有る。山の魅力と 自分を守る道具 の確認か?。一人孤独の中 その「物」に 話しかけるように 使って 信頼のおける 相棒となっていく 気がする。 このナイフ持って 山や 長い外国の旅に出て 何故か美味しいワインがありこのナイフで ワインを開け つまみを切り分け、、、星空を見ながら 心行くまで 飲んで 夜明けまで待つのが一つの夢。
2005年12月20日
コメント(28)
銀が好きで 外側が銀のカッターを作ってもらいました。狼男は 銀の弾で死んでしまいますが、私は、銀のカッターで 生気がよみがえる?これは山より 机の上のステーショナリー・グッツに向いているかな。もともと 古い人間なので物も「古式ゆかしく」 の傾向が好きだ。 心が落ち着く。机の上は いまだに 万年筆やそのインク ジッポライター 竹の物差し 飾りのろうそく 等等「現代物」と共に転がっている。銀製品は その中間を行くように 現代物でも 心が落ち着く。「カッター」は ステーショナリーの中で いまや「定番」になっている。しかし 外側が 黄色いプラスチックや ステンレスでは味気ない。銀の物が欲しい と ふつふつ 物欲がでた。外側と飾りが 銀で出来ており 使うほど 良い色合いとなってくる。作り手は 「守屋 正」この方は、ビクトリノックスのハンドルを自由自在に代えてしまう カスタムナイフメーカー。カメラ型 タツノオトシゴ型 など 楽しいナイフを ビクトリノックスを改造して作る。「ビクトリノックス」は、安いのに その精度は 他の物がまねできないほどすばらしい。しかし外側の チープさに 人気が出ない。このように 外側を 自由に変えれば 全く別物の 品となる。 ソルジャーAL守屋氏は、元 プロボクサーで 背は高くないが 現役時代の 面影が残っている。性格は 朴訥・真面目・人情派 話していて安心感の出る方。こんな人のナイフならまず間違いなく 良心的な作り。そして 安い。 オーダーで何でも言うことを聞いてくれる。また 多徳ナイフなら この人に ビクトリノックスの(普通の大きさ)改造を頼む事が 一番実用的で コストフォーマンスに優れる。 キャンパーPD私は、日頃 ナイフは持たないが、その「粋」にあこがれる。気に入ったナイフで 「なにか」必要な時 粋に使いたい。よくナイフを 何に・いつ使うのかと 聞かれる時がある。そのような質問をする人は、「ナイフは 固定された目的に使う」という固定概念が あるように思う。ナイフは、何でも使えるようになっているのに。でもカッターは その薄さ 折って刃を出す『現代物』机の上に 文房具として置きたいために 考えた結果がこれだった。総銀製のカッター 守屋氏に 作っていただいた時机の上に また一つ 愛着の品が出来た。
2005年12月15日
コメント(26)
左久作<<池上喬庸(いけがみ たかのぶ)>>の「岩魚小刀」は、秩父宮殿下を会長とする渓流釣行会の要請を受けて製作したもの。 コレクション・山・キャンプ・釣りに最上級の品か?。織本篤資 著 「和式ナイフの世界」に 『 秩父宮殿下の 釣りメンバーが 和式ナイフの 製作依頼をすることとなった。鍛冶の選定は慎重をきわめたが、池上の卓抜な技量が 高く評価され 認められ。「岩魚小刀」が生まれた。このナイフ渓流釣りマニアには、垂涎の一本である。トロフィー級の釣果をあげた記念に、自分にプレゼントしたい一本 』 と紹介されています。今回 オーダー時、当方の手にあわせ また 使いやすくするため、全体を少し縮め、刃長を長めにした物。さすがに 出来がよく コレクションとしても よいと感じます。切れ味は、産毛等の細い毛まで すっと切れる物。(← おお怖い) 他のナイフには全くない 日本刀に似た ゾクッとさえするものを感じます。イギリス製 アーサーバルファー鋼と地金は、 230年前の三原地金。 非常に高価ですが綺麗です。(刃の長さに比例するように価格が上がります。)刀の刀身の 鍛錬の技法で 折り返してあり、積層となっています。247種の刃物を受け継いで造ってきた江戸鍛冶、「左久作」 日本のこのような技術は、 しっかり 受け継がれていって欲しい。■全長・刃長 等 実測値■全長 : 200mm刃長 : 98mm 刃厚 : 3.5mm重量 : 78g鋼材 :イギリス製 アーサーバルファー鋼使用(純炭素鋼) 230年前の三原地金使用 3.5mmの刃厚は、頼りがいのある実践的なもの。波紋が古刀のように何層にも 不揃いになっていて様式ダマスカスとは 違ったすごみがあります。左久作の作品の中でも 出来のよい小刀。これはあまりにも 上級で その方面の<収集家用>と思われるほどの「見るだけで、使ってはいけない」 ナイフの部類 となってしまった。使えてなんぼの ナイフしか買わない当方がフラフラっと キャッシュカードを出した いわく付きの物。しかし 他のナイフとちがい いつ見ても 飽きの来ない 逸品。
2005年12月14日
コメント(22)
世界的に有名な日本の刃物産地、岐阜県関市は有名。関刃物 といわれる程 信頼と 性能は いまだ 維持。この地の生まれの 増井紘昭氏は有名な カスタムナイフメーカー。このナイフメーカーのブランドとして立ち上げられた『ヒロナイブズ』ファクトリーとしても 優れた技術 の品。このラインナップの中での このシリーズは、増井紘昭氏の代表作 と思われる。 ヒロ・ワイルド ビーバーカスタムナイフ並みの精度。鋼材はATS-34。 サンバースタッグ(形・質など とても良い) シースもしっかりしており、実際に使用する方には愛着の一本。安物だが ナイフを集めだした時の はじめて気に入った 思い出の品。全長 :185ブレード :70mm 作業場などでも 全くいやみを感じないスマートさが売り。小さく 愛着の枠 可愛い物。軽く 何かにつけて 使いたくなる一品。
2005年12月12日
コメント(18)
<ひぐれなた> 山でこれを使っていると その切れ味の凄さから時間の経つのも忘れて仕事をしてしまうほどの 技物。 日暮れ(ひぐれ)になって「ほー もうこんな時間か」 と 気づくことから日暮れ鉈(ひぐれなた)と伝わっている。 製作者 浅井 丸勝(あさいまるかつ)さんは、1948年生まれ。700年の伝統を誇る越前武生を代表する、包丁鍛冶5代目。鋭い感性は、1988年オールニッポンナイフショーで最優秀賞を受賞。浅井さんの打つ和式ナイフは 本当に美しい仕上がりと、抜群の切れ味があります。普段、毎日実用品 として評価の厳しい薄刃(両刃包丁)を作り続けているだけに その切れ味は素晴らしく、丁寧な仕上げは 見る者をうならせます。この品は、墨流しという製法。幾重にも折り返す丸勝の多重鋼。ダマスカスを思わせる美しい文様があります。全長 : 375mm刃長 : 237mm刃厚 :5mm重量 :330グラム柄 :樫鞘 :牛皮(別注) この切れ味は、すさまじい。日暮れ鉈 の異名は嘘ではない。また 軽量でありながら 強靭な作りはある意味では 山に最適。その他黒打剣鉈8寸割込」は日暮れ鉈の流れを汲む最も使いやすいもの。 いろいろなバージョンがある。刈ることを目的とした プロの方は、最適か?。 これくらい 自分の名前を たがねで彫りたいな(独り言)操作した感じは、大きさに比較して、振りやすく使いやすい。あまりの 使いやすさに シースを別注したぐらい。(なぜか、浅井さんの樫の鞘は材質が薄く すぐ割れてしまうので、別注しました。)この時 山師の刃物シースも作っている方だったので 教えてもらったことは いろいろある。その一つに 写真の鞘のように 1箇所 針金を 巻いておく。山での生活に 何かと便利だそうです。(物を引っ掛けるもの程度 にしか使ったことないけど)もしかして 罠に使ったか? 何かにつけ 使うのだろう。オートキャンプでの車の中に入れてもよい いい物。家の守神にどうぞ。 m(__)m
2005年12月01日
コメント(14)
ナイフの世界ではあまりにも高名なラブレスデザインのナイフ。ラブレス (R.W.LOVELESS)は日本に カスタムナイフの組織を作った方でも知られる。また 多くのナイフの新しい 制作方法などを 新案した人でも有名。しかし このラブレス氏は、 シースナイフ(折りたたみの出来ないナイフ)しか作っていない。(試作品が数本ある程度)ガーバーという ファクトリーメーカー(大量生産品メーカー)がある。 この会社は 作りとセンスに定評のある ナイフメーカーで 一時 この会社の デザインの担当責任者として ラブレスは 所属していた。この時にデザインしたのが ラブレス・フォールディイグナイフ当時は ハンドル材は、スタッグ・木 などが主流だったが軽い金属で設計 された意欲作。金属のため ライナー無しで 作れる。 鋼材は 切れ味と錆びない鋼材として定評のある440ステンレスで、ハンドルには 説明書によると ニッケルシルバー・ラバーインレイ です。滑り止めに ラバーを組み込みしている。全体的なデザインは絶妙。ブレードが短いように 見えるが 使ってみると 実用本位での 使い勝手のよさが伺える。現在は販売されてい無い一品です。 アウトドアーで有名な 新宿 A&F店長 赤津氏もこのナイフを一生物のナイフとして 各雑誌・本に紹介しています。全長 : 168mm (ハンドル98mm)刃長 : 70mm ブレード鋼材:440C重量:150g全体は ファオールディングナイフでは考えられない 重厚がある。また ブレードも ファクトリーには 中々見ることの出来ないやわかかい 曲線が出ており 好ましい。本当は、ハンドルを チタンで作れば より軽く操作性がよくなっただろうと思う。この時代 チタンはなかったので 致し方ないか。インナーとヒルトなどが一体となっておりヒルト部分が 「横」に少し広がっているため滑り止めとなっている。この設計はめずらしい。特に操作性のよいナイフで、切れ味もすばらしく実用の一本ラブレスの名前が書いてあので ちょっと自慢できる? もの。オートキャンプなどには 持って行きたい 一品。このナイフ 当時高くは無かったが、他のものと違ったよく計算しつくされたナイフで 金属性ながら 頼りになる愛着品となっている。
2005年11月30日
コメント(18)
掟破りの スタッグハンドル選びでこのナイフを手に入れたランドールナイフ M25-5インチ 。しかしスタッグというものは、いくら見ていても飽きないものがある。このランドールのナイフは、手作りで 世界的に有名な物。 W・D・ランドールが、ハンティングナイフを作り始め,そのスタイルと作りのよさは世界的に有名となりました。特に世界中のプロのアウトドアマンからの信頼に守られ70年の歴史とナイフ界の頂点となっています。その製作工程は職人が1本1本手作りであるため 温かみのあるナイフとしても有名です。このM25タイプは,実際に使用されるナイフとして汎用性の広いもので ハンティングをはじめ山での使用など使い勝手もよく 長さも132mmと丁度よいサイズです。 またハンドルは厳選されたスタッグで、黄色の色が出ている上質のものです。写真でも分かる通り、前後をワッシャー(皮の積層)を何枚ものスペーサで豪華な作りとなっています。全長 : 245mmブレード長 : 132mmシースに砥石のポケットと 砥石が入っており長期の使用にも 対応が考えられている 本格的な一品。このSの文字がステンレスの表示となっている。ランドールのナイフのブレードは,通常は鍛造の鋼。昔から鍛造の切れ味には、定評がありました。しかし 錆に対して 不安や不満がある人も 少なくなかったのでステンレス鋼もラインナップされました。ステンレスでありながら鍛造で出来ています。これにより他のステンレス鋼の削り出しナイフとは全く違った粘りと切れ味をしています。 このナイフ お譲りしてしまった。どうしても欲しい クラッシックカメラがあり 致しかたなし。 カメラ熱に侵されたとはいえ、M25君 ごめんね。(≧▽≦)
2005年11月27日
コメント(14)
スミス&ウェッソン社での製作された フォールディングナイフ(折りたたみナイフ)『フォールディングハンター』です。銃作りで有名な<スミス アンド ウェッソン>は、150年祭の時 357マグナム銃とナイフのセットを販売したところ好評で その後5種類のハンッティングナイフを販売。この中で最も注目を浴びたナイフが、他のシースナイフと違い 唯一のフォールディングナイフだった、「スミス&ウェッソン フォールディング・ハンター」でした。腐食に強いジャーマンシルバーのボルスターとウエッジウッド(スミス&ウェッソン社で開発した、自然の木を真空状態で水分を取り除き、フェノール樹脂を染み込ませた物で美しく、絶対的な強度を持っている)ブレードをとじる時、早く強く操作しても、デルリン製のブレードクッションが、ブレードを保護するという念のいった細工がなされています。センターピンは、特別に大きなステンレスピンが使用され、摩擦と強い力に対し、充分な耐久性を持つ。美しく、実用の高いナイフで、スミス&ウェッソン社では、フォールディングナイフではなく、<折りたためるハンティングナイフ>だと称していることは有名。シース(ケース)は、この時代の雰囲気がきれいに色濃く残っています。なぜかこの時代、ホックが鉄でできており、現在残っているほとんどは、裏のベルト通しのホックが錆びて抜けている物が多い。丁寧に探すと 腐食無しの物が出てくる。ハンドル長 : 114mmブレード長 : 88mm ブレード鋼材 : 440cハンドル材 : ウエッジウッド重量 : 174gブレードのグラインド種類 : フラットグラインド。ハンドル: 重厚さがあり綺麗です。操作感: 当時の状態で現代のナイフと比較すると開閉のテンションは, 若干固めですがスムースに作動します。 開時・閉時の状態に がたなくいい状態。 バックのベルト通しのスナップも使い勝手がいい。洗練されたナイフで,一生使えるナイフ。バランスがよく携帯にも便利です。遊びの ハイキング・山登りには 友人に自慢のできる一品。S&Wの高品質さもあり、とても愛着の出るナイフです。
2005年11月25日
コメント(18)
味のあるナイフ A&F ラブレスデザインナイフ アクションフィールドたまに 美味しそう!不埒?不純? と ヘンな考えに陥る ナイフがある。このナイフも その一つ。 残念ながら お譲りしたもの。R.W.ラブレスがデザイン・制作指揮をしたフォールデイングナイフで製作はモキナイフが担当した。R.W.ラブレスは、ナイフの神様と言われた,ナイフ界の最高峰の人。まず、デザインの発想がすばらしく、多くの近代ナイフの貢献者。モキナイフは,その作りのすばらしさで 「ハンドメイド」として 一般のカスタムムナイフをしのぐ 作りで有名。ラブレス・A&F社・モキナイフのコラボレーション でこの品ができた。 R.W.ラブレス制作・デザインのラムユーティリティをフォールディングナイフにした物です。全長 : 189mmブレード長 : 77mm ブレード鋼材: ATS34ハンドル材 : スタッグ(茶色味がかり,すばらしい物)重量 : 139gファクトリーの中にも 今は少ない希少な スタッグのよいものがある。値段は同じだから よいスタッグを選びたいですよね。ナイフの店に行って 「よいスタッグのナイフはありますか」と聞く。普通は 「どれも よいナイフです」と答えられるがたまに「これと これはいいですね」等と親身に 見せてくれる時もある。昔 ある店で 5本のカスタムやファクトリー のナイフを同じような質問で 見せてもらった。とてもよいものだった。「全部ください」そういうと 店長の顔が変わった。後に またその店に行って話すと 「あの時は買うと思わず 選りすぐりを出してしまった。」「いいスタッグのナイフは 店の顔」「良いものが先に売れると 残ったスタッグナイフが売れない」等 本心を話された。さもありなん。その5本のうちの一本。あめ色になった このスタッグは ナイフを一段と輝かせていた。当時の写真が出てきて 今日見ていたら 思わず ため息をついた。やはり 簡単に 譲るべきでなかったと 後悔 しきり。
2005年11月16日
コメント(18)
肥後守は、ご存知 昔からあった 懐かしい子供用ナイフ。写真は 唯一 「肥後守」の名前で残っている メーカー<定「駒>と カスタムナイフメーカー作の 「肥後守」(スリップジョイント)シース(ケース)は別注品。当方 小学生の時は、肥後守を持っていた。(昭和30年代後半)それも子供たちは 皆 ポケットに入れていた。最近の映画 まだ見ていない <オールウェーズ 3丁目の夕日> を想像する。白黒テレビが始めて家に来た時。父親は 力道山が好きだった。 チャンネルは ガチャガチャの回転式。「あんまり回すと 壊れる」といつも怒られた。12時に NHKの 「はとの羽を広げる」 漫画で 放映時間は終了。氷で冷やす冷蔵庫だった時 電気冷蔵庫が欲しいとねだった。「たーぼー 写真のような 冷蔵庫の中身は付いてこないんだよ!」(当時のパンフレットの 写真は冷蔵庫に たくさん果物が入っていた。)「隣の家では 冷蔵庫でアイスクリームを作ってる。 うちも これから毎日食べられるんだね」等と 話していた。スバル360に乗っていた 同級生の母親「こんな遅くまで遊んでいたの 車で家まで送ってあげる」なんと嬉しかったことか。夏は皆ランニング 短パンで 遊んでいた。青っパナの子供が多かった。 めんこ ビーダマ ベーゴマ ・・何でもうまいやつが 偉いと思っていた。暇を見つけると 友達と よく行く 駄菓子屋。おもちゃから お菓子、くじ・・そして安かった。ポケットの小銭を 友人と見せ合いながら組み立て 飛行機を買って 飛ばした。ねずみ花火 ロケット・パラシュート花火風船に入ったアイスキャンデー口が真っ赤になる 試験管に入った液体お菓子。何でもあった。母親の割烹着(かっぽうぎ)なぜか 今は誰も着ていない 母親の仕事着。泣いた時も 笑った時も 怒る時も 割烹着姿だった。月刊 「少年サンデー・マガジン」当時の本は ほとんど月刊誌だった。クリスマスプレゼントでもらった時は兄と 先を争って ケンカしながら 読みふけった。 そしてボーイズライフ 毎月探検隊の記録無人島実験漂流記阿蘇火口に潜る木の上の家作りチベット ラマ僧のたこ乗り男… ラマ僧は何でも出来た?今考えると 決死の覚悟か 何処まで本当か・・木の板を見つけると 「肥後守」で舟を作って 川に浮かばせた。鉛筆削りは あたり前の作業だった。(うまいやつは自慢する) 小さくなった鉛筆は 最後に 「今までのお礼」の念を込め?鉛筆のお尻に こけしに彫る。女の子も 小さい肥後守持って 鉛筆を削っていた。(お金持ちは、片刃の「切り出し」を持っていた)肥後守は、ロックやバネが無いため 勝手に開かないように みんな自分で開閉の調整をしていた。(回転部分を横から 金槌で軽くたたくと 少しづつ 抵抗が出てくる。)こうして 自分だけが状態を理解できる ナイフとなる。子供心の 愛着が生まれる。子供は 使っているうちに何度かは、指を切る。 そして使い方に慣れる。危険性を知る。ケンカなどには 絶対使わなくなる。そして 何でも 器用にできるようになる。 めずらしい 肥後守もある。「肥後の守」という名前は、製作地域の呼称だが、全国各地で昔生産された。大きさは、現在一般的に8cm前後で3種類ほどだが、 昔は、 熊、猪 等の猟のため特大サイズの「肥後の守」が作られた。 この品は、特大サイズで300mm(ブレード135mm)。作りは、他の肥後の守と同じ「ざつ」だが、青紙の鍛造品で切れ味は抜群。この大きさで、魚・肉の料理。薪割りなど多用途に使用が可能。全長 : 300mm刃長 : 135mm鋼材 : 青紙(炭素鋼) 鍛造割り込み ハンドル材 : ステンレス重量 :167g刃厚 :4mmそうだ 近いうちに 「3丁目の夕日」の映画を見に行こう。今は忘れた いろいろな物を思い出すかもしれない。いろいろな物 楽しい思い出と郷愁・・・・・・肥後守 郷愁を感じる一品だが 今は 誰も見向きをしない。
2005年11月12日
コメント(35)
円空という 歴史人物は 名前の響きがとても いい。円空の生涯はなぞが多い。寛永9年(1632)に生まれ、元禄8年に 岐阜県関市で入定するまで その諸国行脚の 生涯は苛酷な封建社会 に苦しむ民衆を救うために 費やされました。全国津々浦々を くまなく歩いた 円空は 山籠修業を重ねながら、それぞれの地 で仏像を彫り 旅先の祠や社等に 残してきました。これは円空没後300年記念の望泉作円空刀です。 和風でありながら、ブレードをシースにストラップで固定できベルト通しがついています。雰囲気を壊さず、円空の世界に浸れる一本です。 望泉作円空刀柄材質 :ぶな ブレード鋼材 :ハイス鋼 波紋があります。 全長 :295mm ブレード長 :165mm 重量 :210g ブレード厚 :6.0mm ヒルト材質 :真鍮 木の鞘が重厚で 山にもって行く時は 6mmの厚さのブレードで巻き割りも可能。その割りに 210gと 普通のナイフと変わらない 重量。真鍮のヒルトとあいまって ザックに入れたりオートキャンプでの 使用は 楽しい。円空の歴史を知っている人は、元禄時代へタイムスリップし全国津々浦々を くまなく歩いた 円空の姿を このナイフに 見ることが出来るのでは と想像してしまう。
2005年11月07日
コメント(16)
現在多くのツールナイフが発売されている。中には、腰に下げると電気工事の人を彷彿させるひどい物もある。プライアーを付けた物で有名なブランドは、やはり レザーマン だろう。このメーカーも試行錯誤で いろいろ出している。ハンドルが金属のため 愛着は今ひとつだが、ずっと使うと 自分にあった 稼動をする。プライアーを開くときバタフライナイフのような すばやい開閉の動きが 出来るようになる。機能性があるので 好きなツール。この中で レザーマンの進化の最終段階と言ってもよい レザーマン ウェーブ。以前は、大きくなりすぎたきらいもあるがやっとまともな物がでた。(この後は、だんだん小さくなって 頼りない物になっている)この レザーマンウェーブハンドルのエッジが丸くなり手にもやさしく使い勝手がよくなった。また 従来と違いハンドルを閉めたまま, 4種類のロックつきのブレードが開閉できます。 <こんなに 付いていると 何処にいったか無くしそう。>ニードルノーズ・プライヤー レギュラー・プライヤー ワイヤー・カッター ハードワイヤーカッター クリップポイント・ナイフ セレーション・ナイフ(波刃ナイフ) ダイヤモンド砥石付きヤスリ ノコギリ ハサミ マイナスドライバー(特小) マイナスドライバー(小) マイナスドライバー(中) マイナスドライバー(大) プラスドライバー 栓抜き/缶切り リード線被膜取り ヒモ取付けカン 230g程度(現在 ニューウェーブが出ている)それぞれの 機能は、あってよかった位だが意外と 車の中 会社などで 工具代わりに置いておくと 重宝したりする。便利な道具箱オートキャンプには 必需品の 愛用 ツールナイフ。
2005年11月02日
コメント(12)
鹿山利明氏制作の 8丁出ナイフ(参考) カスタムナイフ 8丁出しで 呼び名は、 大八丁出 と言われる物。 鹿山利明氏は,藤本ナイフ製作所(故藤本保廣氏を師に仰ぎ)でナイフ造りをはじめ、昭和62年カスタムナイフメ-カ-として独立。フォ-ルディナグナイフの完成度は世界的に有名です。東京ナイフ最後の伝承者です。東京ナイフと聞いただけでも こちらを振り向くあなた昭和20年代 ずいぶん遊んだ人ですね。(え 誰も知らない?)この品は,氏の代表作である大八丁の特注品です。元は,ブレードが大小2枚あるものを、登山用に小ブレードをのこぎりにしてあります。これにより,木はもちろん 濡れたロープなどにも対応できるように していただきました。各ブレードは,ATS34で錆びに強く切れ味にも定評があります。大きさは,ビクトリノックスより一回り小さく 携帯性の良い 大きさとなっています。使いやすさも 日本人にとって 抜群です。鹿山氏の製作ナイフは,ファクトリー物(大量生産物)とは違い、すばらしい 手作りによるもので 温かみが感じられる数少ないフォールダーです。とても愛着の湧く,日頃より使用したいナイフです。 参考鹿山利明 8丁出ナイフ(参考)ブレード長 : 53mm(大ブレード)ハンドル長 :83mm (折りたたみ時)ブレード鋼材:ATS34ハンドル材 : ブライアー系機能 : メインブレイド のこぎり 缶切り 栓抜き はさみ プラスドライバー マイナスドライバー リーマー(錐)重量 : 93gハンドルは、 ブライアー系 (やわらかく趣があり、パイプ等にも一番人気で使われている木)で、愛着の湧く木です。これ以外に ページでご紹介した 象牙 ホワイトパールなどのハンドルの すばらしいものがある。とても温かみのあるナイフで,一生使えるナイフです。ビクトリノックス等と比べ、安っぽさなど無く、小型・軽量で使いまわしがよく携帯にも便利です。 気軽な携行性でありながら 山のプロも持つもの。多機能タイプは 通常 愛着が出ないものが多い中このナイフだけは 例外の物。
2005年10月31日
コメント(16)
この山刀は、意外と小さく軽い。145mm× 20mm× 5mm (刃の部分) 138g (鞘込み) はばき(収める時に刃を固定する物)が付いている。実は、江戸時代の日本刀(小刀)が中に入っている。そこらへんの 山刀 ナイフとでは 全く比較にならない強さ。まきの縦割りまで出来る強さと すさまじい切れ味。(産毛など あっという間)自宅では、料理から 木の細工(彫り)などしている。研ぎも自分でしているが 万能という感がある。 (日本刀の研ぎ士に習って 6ヶ月前 観賞用の研ぎ方を習ったが 日頃使う目的のために 一途研ぎの 研ぎ方にしている)持ち出しができるように (銃刀法の嫌疑がかからないように)はばきを外し、本身の形を変えようと思っていたが あまりの本身の出来のよさに そのまま 鞘に収めた。そのままの形のままだから、ナイフや包丁と同じようには 家から持ち出さない。・・事とした。 (長さ 形で 所持許可証は要らない形だが 「匕首」(アイクチ) に勘違いされる形なので)そして この山刀(日本刀)は 山に持って行ってもらえない 不遇の物となった。軽薄短小でいながら すさまじいポテンシャルの刃物。
2005年10月20日
コメント(20)
カスタムナイフは、多くの日本人も作っているが、その中でも佐々木弘司氏は、海外でも有名な 数少ない日本のカスタムナイフメーカー。佐々木氏の作るナイフは,古来の日本の刃物文化を基本に そのラインの美しさと,アメリカなどにはない繊細さを持ち合わせたもの。 極力機械を使わない制作方法で、氏のナイフを所有する事に、 温かみと愛着を与える名品です。 購入して、10年 20年経っても 愛着が湧き、よさが増す数少ないナイフと思う。(ファクトリー製では、ランドールあたりも、古くなるとフルさではなく、凄味が出る)購入して一晩で飽きるナイフが多い。(私が 飽きっぽい?)佐々木氏のナイフは、あまりのできのよさに、「使うのがもったいない」事となる。 何しろ 手で掛けるやすりの正確さ がすごい。ぬくもりがある。あまり機械を使わないところに理由があるのか。使う目的で購入するのだが、 飾りたくなる数少ないカスタムナイフと思う。こののナイフは、鍛造白紙で 日本刀にもまれな <ギリギリ適切な焼入れ時> にできる「うつり」がブレードに出ている。これは使えない。 勧奨用で何年も持っている。(氏は、今は鍛造は 作っていないと思う)現在製作可能のものは、佐々木氏 一番の「海援シリーズ」の中型。この鋼材D2品は、間違いない。 陶酔の一品となる事、間違いなし。やはり カスタムナイフは、店にあるものを買うのではなく自分の欲しいイメージを メーカーに話 「オーダー」がよい。 服で言うと、吊り下げ、 イージーオーダーとオーダーの違いが出てくる。難点は 価格が高いこと。高いと、乱暴に扱えなくなる。 私はわざと始めに乱暴に扱い 「あきらめて」 普通に使えるようにする。 無茶な話だが。すみません。 自慢話となった。
2005年05月31日
コメント(0)
全36件 (36件中 1-36件目)
1